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{{基礎情報 会社
 
|社名 = JR東日本メカトロニクス 株式会社
 
|英文社名 = JR EAST MECHATRONICS CO.,LTD.
 
|ロゴ = [[ファイル:JREM logo.svg|150px]]
 
|画像 = [[ファイル:Mayndstower.JPG|200px]]
 
|画像説明 = JREM本社が入居する[[新宿マインズタワー]]
 
|種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]]
 
|市場情報 = 非上場
 
|略称 = JREM
 
|国籍 = {{JPN}}
 
|本社郵便番号 = 151-0053
 
|本社所在地 = [[東京都]][[渋谷区]][[代々木]]2丁目1番1号<br />新宿マインズタワー14階
 
|設立 = [[1992年]]([[平成]]4年)[[4月1日]]<BR>[[2012年]]([[平成]]24年)[[4月1日]]現商号
 
|業種 = 3750
 
|統一金融機関コード =
 
|SWIFTコード =
 
|事業内容 = [[駅務機器]]製造・メンテナンス
 
|代表者 = 代表取締役社長 [[椎橋章夫]]
 
|資本金 = 1億円
 
|売上高 = 約366億円(2011年3月期)
 
|総資産 =
 
|従業員数 = 1280名(2012年4月現在)
 
|決算期 = 3月末日
 
|主要株主 = [[東日本旅客鉄道]] (100%)
 
|主要子会社 = [[ジェイアール東日本メカトロサービス]]
 
|関係する人物 =
 
|外部リンク = [http://www.jrem.co.jp/ www.jrem.co.jp]
 
|特記事項 = [[ISO 9000|ISO9001]]認証取得
 
}}
 
'''JR東日本メカトロニクス株式会社'''(ジェイアールひがしにほんメカトロニクス、JREM)は、[[東京都]][[渋谷区]]に本社を置く、[[システムインテグレータ]]および[[駅務機器]]製造メーカーで、メンテナンス会社である。
 
 
 
[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)の完全[[子会社]]([[連結子会社]])。
 
 
 
== 概要 ==
 
それまで[[首都圏 (日本)|首都圏]]のJR東日本および旧[[日本国有鉄道]]の機械区に属した出改札機の設置工事・保守部門を分社化する形で[[1992年]]([[平成]]4年)に設立され、その後の取扱エリア拡大に伴い[[東北地方]]・[[信越地方]]にも支店等の拠点を開設している。その後他社IC乗車券をサポートするため、[[札幌市|札幌]]、[[福岡市|福岡]]等、地方主要都市にも展開している。
 
 
 
初代[[社長]]は現在JR東日本相談役の[[松田昌士]]であり、当時JR東日本の取締役副社長と兼任した。また、JR東日本の[[東日本旅客鉄道秋田支社|秋田]]・(初代)[[東日本旅客鉄道横浜支社|横浜支社]]長などを歴任した植田哲也が[[1998年]](平成10年)から[[2006年]](平成18年)まで、[[東日本旅客鉄道千葉支社|千葉]]・[[東日本旅客鉄道仙台支社|仙台支社]]長を歴任した鈴木俊一が[[2013年]](平成25年)まで社長を務めた。現在の社長は、元JR東日本IT・Suica事業本部副本部長兼企画部長で、[[Suica]]の開発に関わった[[椎橋章夫]]である。
 
 
 
* なお、JREMと同じくJR東日本グループのシステムインテグレータである[[JR東日本情報システム]] (JEIS) は、広範囲にソフトウェアの開発や運用を全面的に担うが、JREMは出改札機器と[[Suica]]関係に特化して、主にハード面を担う企業である。
 
 
 
以前は、現在と同じ読みの「ジェイアール東日本メカトロニクス株式会社」という商号であったが、[[2012年]](平成24年)[[4月1日]]にJR東日本のグループ内での事業の再編成により[[東日本トランスポーテック|東日本トランスポーテック株式会社]]、[[東北交通機械|東北交通機械株式会社]]、[[東日本旅客鉄道新潟支社#新潟交通機械|新潟交通機械株式会社]]の3社の機械設備([[ホームドア]]、[[エレベーター|昇降機]]、[[消雪パイプ|消融雪装置]]等)部門に係わる事業がJREMに移管され、この再編に合わせ商号を'''JR東日本メカトロニクス株式会社'''に変更した<ref>{{PDFlink|[http://www.jreast.co.jp/press/2011/20120221.pdf JR東日本グループ事業の再編成について] - JR東日本 2012年2月28日}}</ref>。
 
 
 
== 沿革 ==
 
{{節スタブ}}
 
* [[1967年]][[4月]] - 東北交通機械 営業開始
 
* [[1968年]]4月 - 日本交通機械・新潟交通機械 営業開始
 
* [[1992年]]
 
** 4月 - ジェイアール東日本メカトロニクス 発足
 
** [[7月]] - 6営業所(東京・横浜・八王子・上野・大宮・千葉)体制で営業開始
 
* [[1994年]][[10月]] - オンコールセンター開設
 
* [[1995年]]
 
** 4月 - 高崎営業所、水戸営業所開設
 
** 7月 - 大宮事業所開設
 
* [[1996年]][[9月]] - ㈱ポム(現㈱ジェイアール東日本メカトロサービス)に出資、子会社化
 
* [[1999年]]4月 - JR東日本全社に維持管理エリア拡大、12支店開設(東京・横浜・八王子・大宮・高崎・水戸・千葉・仙台・盛岡・秋田・新潟・長野)
 
* [[2000年]]
 
** 9月 - 日本交通機械・商号変更により東日本トランスポーテック㈱となる
 
** 12月 - ICカード発行センター開設
 
* [[2001年]][[11月]] - JR東日本「Suica」本運用開始(東京近郊区間424駅)
 
* [[2003年]]
 
** [[6月]] - 英国ITセキュリティ (EAL4)評価認証取得
 
** 7月 - ISO9001(品質マネジメントシステム)認証取得
 
** 11月 - JR西日本「ICOCA」使用開始
 
* [[2004年]]
 
** [[3月]] - Suica電子マネーサービス開始
 
** [[5月]] - 世界情報サービス産業機構 (WISTAIT)賞受賞
 
** 10月 - 普通列車グリーン車Suicaシステム導入
 
* [[2005年]]
 
** [[1月]] - Suica電子マネーコールセンター開設
 
** 7月 - ISMS(情報セキュリティーマネージメントシステム)/BS7799認証取得
 
** 9月 - 独国ITセキュリティ (EAL4)評価認証取得
 
* [[2006年]]
 
** 1月 - モバイルSuicaサービス開始
 
** 4月 - 札幌支店、大阪支店及び福岡支店開設
 
** 9月 - 東京研修センター開設(東日本トランスポーテック㈱)
 
** 10月 - 広島営業所開設
 
* [[2007年]]3月 - 首都圏ICカード相互利用サービス開始、Suicaシステム管制室開設(JR東日本より業務委託)、タクシー用Suica決済端末リリース
 
* [[2008年]]
 
** 1月 - 広島エリア「[[PASPY]]」使用開始
 
** 3月 - モバイルSuica特急券システム運用開始、ISO14001(環境マネジメントシステム)認証取得
 
** 4月 - 名古屋支店開設、駅務機器監視センター(通称メカトロ駅)開設
 
** 5月 - 西鉄「[[nimoca]]」使用開始
 
** 10月 - JR北海道「[[Kitaca]]」使用開始
 
** 11月 - 北上消融雪装置研修センター開設(東北交通機械㈱)、新潟機械設備管制センター開設(新潟交通機械㈱)
 
* [[2009年]]
 
** 3月 - JR九州「[[SUGOCA]]」使用開始、福岡市交通局「はやかけん」使用開始
 
** 10月 - 個人認証カード発行管理システム稼働、Suica付社員証発行開始
 
** 11月 - [[プライバシーマーク|プライバシー(P)マーク]]取得
 
* [[2010年]]
 
** 2月 - 學志塾(安全学習館・研修センター)開設(新潟交通機械㈱)
 
** 6月 - 恵比寿駅ホームドア第1号使用開始(東日本トランスポーテック㈱)
 
* [[2011年]]
 
** 2月 - 名古屋エリア「[[manaca]]」使用開始
 
** 6月 - [[ISO9001]]・[[ISO14001|14001]]認証の統合運用開始 (GMS)
 
* [[2012年]]
 
** 4月 - 東日本トランスポーテック㈱、東北交通機械㈱及び新潟交通機械㈱の交通機械グループ3社の機械設備部門を吸収分割により事業再編、新生メカトロニクスとしてスタート。「JR東日本メカトロニクス㈱」に商号変更
 
** 7月 - クラウド型マルチ決済システム使用開始、J-Mupsとしてリリース
 
* [[2013年]]3月 - [[交通系ICカード]]による全国相互利用開始。(Kitaca/PASMO/Suica/manaca/[[TOICA]]/[[PiTaPa]]/ICOCA/[[はやかけん]]/nimoca/SUGOCA)
 
 
 
== 主な事業 ==
 
=== 出改札機器・Suica関連 ===
 
設立当初は出改札機器の保守・運用管理を行っていたが、[[1995年]]から[[大宮総合車両センター]]内の大宮事業所で、[[日本信号]]や[[オムロン]]などの機器メーカーからの[[OEM]]供給などによって出改札機器の自社開発・生産が開始された。
 
: JREMブランドの在来線改札機は制御部は[[東芝]]製、外装は日本信号製で搬送部はオムロン製。また、現行の券売機はオムロン製の制御・紙幣・カード部に日本信号製の発券部、[[高見沢サイバネティックス|高見沢]]製の硬貨部を搭載。先代は日本信号製の制御部にオムロン製の紙幣・カード部、神鋼電機(現:[[シンフォニア テクノロジー]])製の発券部、高見沢製の硬貨部を搭載したものである。
 
 
 
顧客は主にJR東日本と関連会社([[東京臨海高速鉄道]]・[[東京モノレール]]など)である。それ以外の事業者でもJREM製の機器の採用例はある([[関東鉄道]]は自動改札機に使用(自動券売機は日本信号製)。また、バスの運賃箱などのIC部分はICカードがSuicaやその互換・類似規格である場合運賃箱のメーカーにかかわらずJREM製のIC関連機器を搭載していることが多い)。
 
 
 
なお、駅に作業員を派遣して行う出改札機器の保守業務は直轄ではほとんど行わず、メーカー系、JR系のサービス会社に委託している。主なサービス会社を下に記す。
 
* [[ジェイアール東日本メカトロサービス]](JREMの100%子会社)
 
* [[高見沢サービス]](メーカー系)
 
* [[東芝自動機器システムサービス]](メーカー系)
 
* [[日信電子サービス]](メーカー系)
 
* [[オムロンフィールドエンジニアリング]](メーカー系)
 
* [[グローリー (企業)|グローリー]](メーカー系)
 
'''過去に保守を担当していた会社'''
 
* [[東北交通機械]](JR系)
 
** 2012年4月のグループ会社再編により出改札機器を含む駅設備等の保守業務を当社に統合。同社が担当していたエリアの出改札機器保守業務は直轄で実施している。
 
* [[東日本トランスポーテック]](旧:日本交通機械)
 
** JR東日本の東京・横浜支社管内において券売機関係のメンテナンスを受託。2002年3月をもってジェイアール東日本メカトロサービスおよび東芝ソシアルテクノス(現:東芝自動機器システムサービス)に業務移管し撤退。
 
** 2012年4月のグループ会社再編により駅設備等の保守業務を当社に統合。
 
: 上記2社は2012年4月以降、鉄道車両・車両基地設備専門の会社としてそれぞれ業務を行っていたが2015年4月に合併し、[[JR東日本テクノロジー]]となった。
 
* [[神電エンジニアリング]](メーカー系)
 
** 神鋼電機系列。現社名:シンフォニア エンジニアリング。
 
 
 
かねてから[[ICカード]]乗車券(現在の[[Suica]])システムの開発をJR東日本と共同で進め、[[2001年]]のSuicaサービス開始当初から[[JR東日本情報システム|ジェイアール東日本情報システム]]と協調してシステムの運用を担っているほか、Suica[[電子マネー]]全般の運用や端末機を取扱店へ[[リース]]する事業や、[[モバイルSuica]]の開発を行うなど、Suicaの発展を担ってきた企業である。
 
 
 
=== 出改札機器以外 ===
 
2012年3月30日からJR東日本山手線各駅で開始した公衆無線LANサービスのAP(WAN回線はWiMAX)の設置・運用・管理を実施している。(2013年1月2日現在docomo Wi-Fi/au Wi-Fi SPOT/ソフトバンクWi-Fiスポット/Wi2 300が利用できる)
 
 
 
2012年4月より交通機械グループ3社の機械設備部門が移管されたので、3社で担当していた機械設備([[ホームドア]]、[[エレベーター|昇降機]]、[[融雪機|消融雪装置]]等)部門に係わる事業も取扱うことになった。同社ではこれら設備の保守管理業務や設置・撤去等の工事業務をJRより受注している。今後は出改札機器同様、これらの設備もJREMブランドとして開発・製造から携わる方向としている。
 
 
 
== 製品 ==
 
* [[自動改札機]]・[[自動券売機]]・[[自動精算機]]・[[カード処理機]]・[[データ集計機]]などの[[駅務機器]]
 
* バスの[[運賃箱]]・整理券発行機用のIC設備
 
* Suica等交通系[[電子マネー]]の端末機
 
* グリーン車Suicaシステム
 
* モバイルSuica
 
* Suica等交通系ICのリーダライター、ICカード
 
*: ※[[マルス (システム)|マルス]]端末は[[鉄道情報システム]]、[[ビューカード]]の基幹システム・[[ビューアルッテ]]関係は[[JR東日本情報システム]]によるもので、JREMの製品には含まれない。
 
 
 
== 関連項目 ==
 
* [[システムインテグレーター]] - [[ユーザー系]]
 
** [[鉄道情報システム|JRシステム]] - [[JR東日本情報システム]] / '''JR東日本メカトロニクス'''([[東日本旅客鉄道|JR東日本]]) - [[ジェイアール東海情報システム|JR東海情報システム]]([[東海旅客鉄道|JR東海]]) - [[JR西日本ITソリューションズ]]([[西日本旅客鉄道|JR西日本]]) - [[JR九州システムソリューションズ]]([[九州旅客鉄道|JR九州]]) - [[JR四国情報システム]]([[四国旅客鉄道|JR四国]]) - [[北海道ジェイ・アール・システム開発|北海道JRシステム開発]]([[北海道旅客鉄道|JR北海道]]) - [[ジェイアール総研情報システム]]([[鉄道総合技術研究所|鉄道総研]])
 
* 共同開発パートナー
 
** [[レシップ]] - バス用ICカード車載機、電子マネー共用決済端末など
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
{{Reflist}}
 
 
 
== 外部リンク ==
 
* [http://www.jrem.co.jp/ JR東日本メカトロニクス]
 
 
 
{{JR東日本}}
 
{{DEFAULTSORT:しえいああるひかしにほんめかとろにくす}}
 
[[Category:JR東日本グループ|めかとろにくす]]
 
[[Category:日本の設備工事業]]
 
[[Category:日本のメンテナンスに関する企業]]
 
[[Category:日本のシステムインテグレータ]]
 
[[Category:渋谷区の企業]]
 
[[Category:1992年設立の企業]]
 

2018/9/26/ (水) 01:36時点における最新版



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