「J2・J3入れ替え戦」の版間の差分

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{{国際サッカー大会
 
|大会名 =
 
|画像 =
 
|開始年 = 2012
 
|終了年 = 2016
 
|主催 = [[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]
 
|地域 =
 
|参加チーム数 = 2
 
|国 =
 
|最多優勝 =
 
|サイト =
 
|備考 = 2012年・2013年の名称は「J2・JFL入れ替え戦」
 
}}
 
'''J2・J3入れ替え戦'''<ref name="j2j3-playoff-2014">{{Cite press release|url=http://www.jleague.jp/release/article-00005558/|title=2014 J2・J3入れ替え戦 大会方式および試合方式について|publisher=[[日本プロサッカーリーグ (法人)|日本プロサッカーリーグ]]|date=2013-12-17|accessdate=2014-01-05}}</ref>(ジェイツー・ジェイスリーいれかえせん)は、[[日本プロサッカーリーグ]](Jリーグ)における[[J2リーグ]](J2)と[[J3リーグ]] (J3)との間で行われた[[入れ替え戦]]。[[2014年]]から[[2016年]]まで行われた。
 
  
本項では、2012年から2013年に制度化されていた'''J2・JFL入れ替え戦'''(ジェイツー・ジェイエフエルいれかえせん、J2と[[日本フットボールリーグ]] (JFL) の間の入れ替え戦)、ならびに2012年以降のJ2・J3(JFL) 間の入れ替え制度全般についても記す。
 
 
== 概要 ==
 
Jリーグ ディビジョン2 (J2) のリーグ形態については、2008年7月に行われたJリーグ理事会において「J2リーグのクラブ数を、22まで増やす」「J2リーグが22クラブになったシーズンから、J2とJFLの入れ替え制度を導入する」ことが決定されており<ref>{{Cite pressrelease|url=http://www.jleague.jp/release/article-00002513/|title=J2リーグの将来像を決定|publisher=[[日本プロサッカーリーグ (法人)|日本プロサッカーリーグ]]|date=2008-07-22|accessdate=2012-01-17}}</ref>、これに沿う形で[[エクスパンション]]が続けられてきたが、2011年シーズン終了後に[[FC町田ゼルビア]]と[[松本山雅FC]]のJ2昇格が認められたことで、J2クラブが22クラブとなった。これを受ける形で、JリーグにおいてJFLとの入れ替え制度について具体的な検討が行われ、2012年1月17日に「J2・JFL入れ替え戦」を含めた入れ替え制度の詳細がJリーグから公式発表された<ref name="release20120117">{{Cite pressrelease|url=http://www.jleague.jp/release/article-00004296/|title=2012シーズンよりJ2・JFL入れ替え制度導入および「J2・JFL入れ替え戦(仮称)」大会方式について|publisher=[[日本プロサッカーリーグ (法人)|日本プロサッカーリーグ]]|date=2012-01-17|accessdate=2012-01-17}}</ref>。
 
 
なお、2008年時点では入れ替えクラブ数は最大3クラブ、入れ替え戦は行わないとされていたが、詳細検討の段階で入れ替え戦が実施されることになった。「J2・JFL入れ替え戦」の名称は当初仮称とされていた<ref name="release20120117"/> が、試合実施要項策定の時点で正式名称となった。
 
 
2014年より、J2の下に[[J3リーグ]](J3)が創設されることを受け、J2のクラブとの入れ替えの対象がJFLからJ3のクラブに変更となり、入れ替え戦の名称も「J2・J3入れ替え戦」<ref name="j2j3-playoff-2014" /> となった。またその前年の2013年は、入れ替えはJ2とJFLのクラブを対象に行うものの、この結果J2から降格したあるいはJ2への昇格を逃したクラブは、翌年はJFLではなくJ3に所属するものとされた([[#2013年|後述]])。
 
 
[[2017年のJリーグ|2017年シーズン]]はJ2とJ3の入れ替えについては「J2の下位2クラブが自動降格、J3の上位2クラブが自動昇格」とされ、入れ替え戦は行われないことになった<ref>{{Cite press release|url=http://www.jleague.jp/release/post-47368/|title=2017明治安田生命J3リーグ 大会方式および試合方式について|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2016-12-13|accessdate=2016-12-13}}</ref>。ただし、J3上位クラブがJ2ライセンスを取得していなかった場合の扱いについては、入れ替え戦実施時の扱い(後述)に準ずるものとされた。
 
 
== レギュレーション ==
 
以下は、Jリーグが2012年1月17日に発表した2012年のJ2・JFL入れ替え戦のレギュレーション<ref name="release20120117"/>、ならびに2013年12月17日に発表した2014年のJ2・J3入れ替え戦のレギュレーション<ref name="j2j3-playoff-2014" /> に基づく。
 
 
=== 入れ替えの条件 ===
 
入れ替えの条件についてはJリーグ規約第17条に定めがある。J3(2013年まではJFL)所属のクラブのうち、以下の条件を満たしたクラブが入れ替え(J2昇格)の対象となり、J2所属クラブのうち年間成績下位2クラブ(22位および21位)が入れ替え(2012年はJFLへ、2013年以降はJ3へ降格)の対象となる。
 
* [[Jリーグ準加盟制度|Jリーグ準加盟クラブ]]であること。(J2への昇格元がJFLであった2013年までのみ存在した規定)
 
* [[Jリーグクラブライセンス制度]]に基づき、クラブライセンス審査を受け、J1またはJ2ライセンスが付与されていること。
 
* 当該年度のJ3(2013年まではJFL)において年間成績が2位以内であること。
 
** 2014年・2015年のJ3に参戦した[[Jリーグ・アンダー22選抜]] (J-22)、および2016年のJ3に参戦する[[FC東京]]・[[ガンバ大阪|G大阪]]・[[セレッソ大阪|C大阪]]のU-23チームが年間成績2位以内となった場合は、これらを除外して判断する<ref>{{Cite pressrelease|url=http://www.jleague.jp/release/article-00005559/|title=2014 J3リーグ 大会方式および試合方式について|publisher=[[日本プロサッカーリーグ (法人)|日本プロサッカーリーグ]]|date=2013-12-17|accessdate=2014-01-05}}</ref><ref>{{Cite press release|url=http://www.jleague.jp/release/post-40975/|title=2016明治安田生命J3リーグへ参加するU-23チームが決定!|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2015-12-15|accessdate=2015-12-16}}</ref>。
 
* 以下のいずれにも該当しないこと。
 
** 入れ替えの資格を有するか否かを決定する理事会の前日時点で、翌シーズンの広告料収入確定額が1億円未満(税抜)
 
** 当該年度のJ3における平均観客動員数が3000人未満
 
 
JFLないしJ3所属クラブが上記の条件を満たした場合、当該クラブが所属リーグにおいて年間成績1位の場合は自動昇格、年間成績2位の場合は入れ替え戦出場となる。この場合、年間成績1位のクラブが昇格条件を満たさない場合でも年間成績2位のクラブが自動昇格になることはなく、また(J-22あるいはU-23チームを除外した)年間成績3位以下のクラブが自動昇格ないし入れ替え戦に繰り上げられることはない。
 
 
一方、J2所属クラブについては、基本的にJ2年間最下位(22位)が自動降格、J2年間21位が入れ替え戦出場となるが、JFL・J3からの自動昇格クラブがいない場合は年間最下位が入れ替え戦に出場する。また、JFL・J3において上位2クラブが入れ替え条件を満たしていない場合はJ2からの降格は行われない。またJ2からの降格先がJFLであった2012年については、J2から降格したクラブはJリーグ正会員の資格を失い、[[Jリーグ準加盟制度|Jリーグ準会員]]の処遇となるものとされた。
 
 
{| class="wikitable" style="text-align: center; "
 
|+ J2下位とJ3上位の入れ替え方法
 
! colspan="2" | J3上位の<br />昇格要件
 
! J2・22位 !! J2・21位
 
|-
 
| rowspan="2" | 1位○
 
| 2位○
 
| rowspan="2" | 自動降格<br />(J3年間1位が自動昇格)
 
| style="background-color:#dfd" | J3年間2位との入れ替え戦
 
|-
 
| 2位×
 
| rowspan="3" | J2残留
 
|-
 
| rowspan="2" | 1位×
 
| 2位○
 
| style="background-color:#dfd" | J3年間2位との入れ替え戦
 
|-
 
| 2位×
 
| J2残留
 
|}
 
* J-22(2014年・2015年)およびU-23チーム(2016年)がJ3の上位2位以内となった場合は、これを除いて繰り上げた順位に読み替える。
 
* 2013年までは「J3」を「JFL」と読み替える。
 
 
=== 入れ替え戦 ===
 
前述の通り、JFL・J3の年間成績2位クラブがJ2参入資格を有する場合は、入れ替え戦が行われる。
 
 
入れ替え戦の試合形式および勝敗決定方法は2004年から2008年まで行われた[[J1・J2入れ替え戦]]に準じている。ホーム・アンド・アウェーでの2回戦制(第1戦はJFL・J3所属クラブ、第2戦はJ2所属クラブのホームでの開催)で行われ、勝利数の多い方が勝者となり、次年度J2所属となる。2試合とも90分終了時点で同点の場合は引き分けとなり、延長戦は下記の通り、必要な場合にのみ第2戦の90分終了後に行う。なお、J2とJ3では2015年までベンチ入りできる人数・交代できる人数・外国人枠のレギュレーションが異なっていた([[J3リーグ#レギュレーション]]を参照)ため、入れ替え戦ではホームクラブが所属するリーグのレギュレーション(第1戦がJ3の、第2戦がJ2のレギュレーション)が採用されていたが、この点が問題視されたことから2016年からはJ3のレギュレーションをJ2にそろえる形に変更された<ref>{{Cite web|url=http://www.jleague.jp/news/article/4246|title=【2016Jリーグ】大会方式が一部変更 昇格プレーオフ決勝はリーグ戦上位のホームで開催|work=J.LEAGUE.jp|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2015-12-15|accessdate=2015-12-16}}</ref>。
 
 
2試合における勝利数が同数となった場合は下記の順に勝敗を決定する。
 
# 2試合における得失点差(=合計得点数)
 
# アウェーでの得点数([[アウェーゴール]]ルール)
 
# 第2戦の後半終了後、引き続き15分ハーフの延長戦(アウェーゴールルールは採用せず)
 
# [[PK戦]](双方5人ずつ。決着しない場合は6人目以降[[サドンデス]]方式)
 
 
== 各年の入れ替え状況 ==
 
=== 2012年 ===
 
{{see also|2012年のJリーグ ディビジョン2|第14回日本フットボールリーグ}}
 
入れ替え戦を実施する場合の開催日は、第1戦が11月25日、第2戦が12月2日とされた<ref>{{Cite press release|url=http://www.jleague.jp/release/article-00004317/|title=J2・JFL入れ替え戦大会概要|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2012年2月1日|accessdate=2013年1月19日}}</ref><ref>{{Cite press release|url=http://www.jleague.jp/release/article-00004602/|title=2012Jリーグ J1昇格プレーオフ決勝およびJ2/JFL入れ替え戦第1戦の日程変更のお知らせ|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2012年2月1日|accessdate=2013年1月19日}}</ref>。
 
 
この年は入れ替え(J2昇格)の対象となる条件の一つである[[Jリーグクラブライセンス制度|クラブライセンス]]審査に合格したのが[[V・ファーレン長崎]]{{Refnest|group="備考"|長崎のクラブライセンス発給は「J2入会審査への合格」の条件付きだった<ref>{{Cite press release|title=クラブライセンス交付第一審査機関 (FIB) による 2013シーズン Jリーグクラブライセンスの交付について|url=http://www.jleague.jp/release/article-00004701/|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2012年9月28日|accessdate=2012年11月12日}}</ref> が、2012年11月12日の臨時理事会でJ2入会が承認された<ref>{{Cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2012/11/12/kiji/K20121112004539870.html|title=長崎のJ2参入決定 町田はJFL降格|newspaper=スポーツニッポン|date=2012-11-12|accessdate=2015-06-13}}</ref> ことにより正式発給となった。}}のみで、その長崎が[[第14回日本フットボールリーグ|同年のJFL]]で優勝した{{Refnest|group="備考"|2位もJリーグ準加盟の[[AC長野パルセイロ]](長野)だったが、長野は準加盟決定が2012年7月23日で<ref>{{Cite press release|url=http://www.jleague.jp/release/article-00004604/|title=Jリーグ準加盟審査結果について|work=Jリーグ公式サイト|date=2012-07-23|accessdate=2013-04-13}}</ref>、クラブライセンス申請期限である2012年6月30日の後だったこともあってクラブライセンスを申請していなかった。}}ため、長崎の自動昇格と[[2012年のJリーグ|同年のJ2]]で最下位の[[FC町田ゼルビア]]の自動降格のみが行われ、入れ替え戦は実施されなかった。長崎は初のJ2参戦、町田は1年でのJ2からの降格。
 
 
=== 2013年 ===
 
{{see also|2013年のJリーグ ディビジョン2|第15回日本フットボールリーグ}}
 
入れ替え戦を実施する場合の開催日は、第1戦が12月1日、第2戦が12月8日とされた<ref>{{Cite press release|url=http://www.jleague.jp/release/article-00004845/|title=2013J2・JFL入れ替え戦 大会方式および試合方式について|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2012-12-18|accessdate=2013-01-19}}</ref>。2014年度からJ2の下部リーグとしてJ3(当時は「Jリーグ ディビジョン3」と呼称)が設立される予定であったことから、J2からの自動降格クラブ及び入れ替え戦に敗北したクラブはJFLに降格(残留)ではなく、J3に降格(移行)するものとした<ref>{{PDFlink|[http://www.jfa.or.jp/jfa/rijikai/2013/20130314/PDF/h20130314_02.pdf Jリーグディビジョン3(J3)への、参加に向けた各種資格要件について]}} - 公益財団法人日本サッカー協会平成24年度第12回理事会(2013年3月14日開催)配付資料、p.6、2013年3月16日閲覧。</ref>。
 
 
[[第15回日本フットボールリーグ|同年のJFL]]において、クラブライセンス(J2ライセンス)を取得した3クラブのうち[[カマタマーレ讃岐]]が2位となり(優勝はJ2ライセンス未申請の[[AC長野パルセイロ]]<ref>{{Cite news|url=http://www.asahi.com/articles/JJT201311100005/|title=JFL、長野が初優勝 讃岐は2位確定|newspaper=[[朝日新聞]]|date=2013-11-10|accessdate=2013-11-11}}</ref>)、2013年11月19日のJリーグ理事会で讃岐がJ2への入会審査に条件付き<ref group="備考">讃岐のホームゲームでの観客動員数を3000人以上とすること。JFLの最終節が残っており確定状態ではなかった。</ref> で合格したことから、[[2013年のJリーグ|同年のJ2]]最下位の[[ガイナーレ鳥取]]との入れ替え戦が行われることとなった<ref>{{Cite press release|url=http://www.jleague.jp/release/article-00005480/|title=2013J2・JFL入れ替え戦 開催決定のお知らせ|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2013-11-19|accessdate=2013-11-20}}</ref>。
 
----
 
{{Footballbox
 
| date        = [[2013年]][[12月1日]]
 
| time        = 13:03
 
| team1        = [[カマタマーレ讃岐]]<br />(JFL 2位)
 
| score        = 1 - 1
 
| report      = [https://data.j-league.or.jp/SFMS02/?match_card_id=15624 公式記録]
 
| team2        = [[ガイナーレ鳥取]]<br />(J2 22位)
 
| goals1      = [[高橋泰]] {{goal|47}}
 
| goals2      = [[森英次郎]] {{goal|50}}
 
| stadium      = [[香川県立丸亀競技場]]
 
| attendance  = 5,793人
 
| referee      = [[窪田陽輔]]
 
}}
 
----
 
{{Footballbox
 
| date        = 2013年[[12月8日]]
 
| time        = 13:04
 
| team1        = ガイナーレ鳥取
 
| score        = 0 - 1
 
| report      = [https://data.j-league.or.jp/SFMS02/?match_card_id=15625 公式記録]
 
| team2        = カマタマーレ讃岐
 
| goals1      =
 
| goals2      = [[高橋泰]] {{goal|20}}
 
| stadium      = [[鳥取市営サッカー場|とりぎんバードスタジアム]]
 
| attendance  = 6,313人
 
| referee      = [[福島孝一郎]]
 
}}
 
----
 
* 2試合で1勝1分となった讃岐がJ2昇格(初のJ2参戦)。敗れた鳥取は3年間在籍したJ2からJ3に降格。
 
 
=== 2014年 ===
 
{{see also|2014年のJリーグ ディビジョン2|2014年のJ3リーグ}}
 
この年からJ3が設立され、名称も上記の通り「J2・J3入れ替え戦」と変更された。入れ替え戦を実施する場合の開催日は、第1戦が11月30日、第2戦が12月7日とされた<ref name="j2j3-playoff-2014" />。
 
 
J2は11月15日に行われた第41節で[[カマタマーレ讃岐]]の21位が確定し、2年連続で入れ替え戦に回る事が確定した<ref>{{Cite news|url=http://www.shikoku-np.co.jp/sports/kamatamare/20141116000119|title=カマタマ21位確定、入れ替え戦へ/J2リーグ|newspaper=[[四国新聞]]|date=2014-11-16|accessdate=2014-11-16}}</ref>。一方、J3は、[[FC町田ゼルビア]]・[[AC長野パルセイロ]]・[[ツエーゲン金沢]]・[[ガイナーレ鳥取]]の4チームが昇格に必要な[[Jリーグクラブライセンス制度|J2ライセンス]]を取得し、11月1日に行われた第30節終了の時点で2位以内の可能性がJ2ライセンスを持つ金沢・長野・町田の3チームに絞られた<ref>{{Cite news|url=http://web.gekisaka.jp/news/detail/?150812-150812-fl|title=J3第30節…金沢がJ3優勝王手!! 鳥取は1年でのJ2復帰ならず|newspaper=[[ゲキサカ]]|date=2014-11-03|accessdate=2014-11-16}}</ref> ため、入れ替え戦が行われることが確定、11月19日のJリーグ理事会でJ3優勝の金沢の自動昇格と入れ替え戦の勝者のJ2昇格が承認され<ref>{{Cite press release|url=http://www.jleague.jp/release/article-00006185/|title=湘南ベルマーレ、松本山雅FCのJ1昇格および ツエーゲン金沢のJ2昇格審査結果について|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2014-11-19|accessdate=2014-11-22}}</ref>、入れ替え戦開催が正式決定した。最終的に11月23日の最終節で2位を確定させた長野が入れ替え戦に回ることが決まった。
 
 
----
 
{{Footballbox
 
| date        = 2014年11月30日
 
| time        = 12:33
 
| team1        = [[AC長野パルセイロ]]<br />(J3 2位)
 
| score        = 0 - 0
 
| report      = [https://data.j-league.or.jp/SFMS02/?match_card_id=16749 公式記録]
 
| team2        = [[カマタマーレ讃岐]]<br />(J2 21位)
 
| goals1      =
 
| goals2      =
 
| stadium      = [[長野市営陸上競技場|長野運動公園総合運動場陸上競技場]]
 
| attendance  = 8,944人
 
| referee      = [[廣瀬格]]
 
}}
 
----
 
{{Footballbox
 
| date        = 2014年[[12月7日]]
 
| time        = 12:33
 
| team1        = カマタマーレ讃岐
 
| score        = 1 - 0
 
| report      = [https://data.j-league.or.jp/SFMS02/?match_card_id=16750 公式記録]
 
| team2        = AC長野パルセイロ
 
| goals1      = [[木島良輔]] {{goal|71}}
 
| goals2      =
 
| stadium      = [[香川県立丸亀競技場]]
 
| attendance  = 6,170人
 
| referee      = [[扇谷健司]]
 
}}
 
----
 
* 2試合で1勝1分となった讃岐がJ2残留。敗れた長野はJ3残留。
 
 
=== 2015年 ===
 
{{see also|2015年のJ2リーグ|2015年のJ3リーグ}}
 
入れ替え戦を実施する場合の開催日は、第1戦が11月29日、第2戦が12月6日とされた<ref>{{Cite press release|url=http://www.jleague.jp/release/article-00006253/|title=【2015J2・J3入れ替え戦】大会方式および試合方式について|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2014-12-16|accessdate=2014-12-16}}</ref>。
 
 
J2は11月23日に行われた第42節(最終節)の結果により[[大分トリニータ]]の21位・[[栃木SC]]の22位(最下位)が確定し、栃木のJ3自動降格と大分が入れ替え戦に回る事が確定した。一方、J3は、2位以内の可能性がJ2ライセンスを持つ[[レノファ山口FC]]と[[FC町田ゼルビア]]の2チームに絞られた11月17日のJリーグ理事会で、優勝チームのJ2自動昇格と2位チームの入れ替え戦参加を承認<ref>{{Cite press release|url=http://www.renofa.com/archives/6098/|title=J2への自動昇格および入れ替え戦の対象クラブ承認について|publisher=レノファ山口FC|date=2015-11-17|accessdate=2015-11-29}}</ref>、最終的に11月23日の第39節(最終節)で山口の優勝が確定、2位の町田が入れ替え戦に回ることが決まった。
 
 
----
 
{{Footballbox
 
| date        = 2015年11月29日
 
| time        = 12:33
 
| team1        = [[FC町田ゼルビア]]<br />(J3 2位)
 
| score        = 2 - 1
 
| report      = [https://data.j-league.or.jp/SFMS02/?match_card_id=17886 公式記録]
 
| team2        = [[大分トリニータ]]<br />(J2 21位)
 
| goals1      = [[鈴木孝司]] {{goal|45+2||72}}
 
| goals2      = [[ダニエル・シルバ・ドス・サントス|ダニエル]] {{goal|22}}
 
| stadium      = [[町田市立陸上競技場]]
 
| attendance  = 8,629人
 
| referee      = [[木村博之]]
 
}}
 
----
 
{{Footballbox
 
| date        = 2015年12月6日
 
| time        = 12:34
 
| team1        = 大分トリニータ
 
| score        = 0 - 1
 
| report      = [https://data.j-league.or.jp/SFMS02/?match_card_id=17888 公式記録]
 
| team2        = FC町田ゼルビア
 
| goals1      =
 
| goals2      = 鈴木孝司 {{goal|58|PK}}
 
| stadium      = [[大分スポーツ公園総合競技場|大分銀行ドーム]]
 
| attendance  = 14,217人
 
| referee      = [[山本雄大]]
 
}}
 
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* 2試合で2勝となった町田が4年ぶりにJ2復帰。敗れた大分は過去にJ1に在籍したクラブ、国内三大タイトル獲得経験のあるクラブとしては初となるJ3降格<ref>{{Cite news|url=http://mainichi.jp/articles/20151207/ddl/k44/050/175000c|title=スタンド沈痛、トリニータJ3降格 崖っぷちもゴール奪えず /大分|newspaper=毎日新聞|date=2015-12-07|accessdate=2015-12-19}}</ref>。
 
 
=== 2016年 ===
 
{{see also|2016年のJ2リーグ|2016年J2第41節・最終節|2016年のJ3リーグ}}
 
入れ替え戦を実施する場合の開催日は、第1戦が11月27日、第2戦が12月4日とされた<ref>{{Cite press release|url=http://www.jleague.jp/release/post-41035/|title=2016 J2・J3入れ替え戦 大会方式および試合方式について|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2015-12-15|accessdate=2015-12-15}}</ref>。
 
 
J2は11月20日に行われた第42節(最終節)の結果により[[ツエーゲン金沢]]の21位・[[ギラヴァンツ北九州]]の22位(最下位)が確定し、北九州のJ3自動降格と金沢が入れ替え戦に回る事が確定した。一方、J3は、2位以内の可能性がJ1ライセンスを持つ[[大分トリニータ]]と[[栃木SC]]の2チームに絞られた11月16日のJリーグ理事会で優勝チームのJ2自動昇格と2位チームの入れ替え戦参加を承認<ref name="release20161120-trinita">{{Cite press release|url=http://www.jleague.jp/release/post-46842/|title=北九州が痛恨の黒星でJ3降格…望み繋いだ金沢は入れ替え戦で栃木と対戦|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2016-11-20|accessdate=2016-11-20}}</ref>。最終的に11月20日に行われた第30節(最終節)の結果により大分の優勝(J2自動昇格)が確定、2位の栃木が入れ替え戦に回ることが決まった<ref name="release20161120-trinita"/><ref name="release20161120-promotionJ2">{{Cite press release|url=http://www.jleague.jp/release/post-46853/|title=2016 J2・J3入れ替え戦 開催および出場チーム決定のお知らせ|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2016-11-16|accessdate=2016-11-20}}</ref>。
 
 
なお金沢はホームスタジアムとしている[[石川県西部緑地公園陸上競技場]]において、2015年度より計画されていた芝の改修工事が2016年シーズンのホームゲーム終了後(11月8日)から既に着工されており、当日スタジアムが使用出来ないため、ホームゲームは隣県の[[富山県]]にある[[富山県総合運動公園陸上競技場]](J3・[[カターレ富山]]のホームスタジアム)で開催する<ref name="release20161120-promotionJ2"/>。
 
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{{Footballbox
 
| date        = 2016年11月27日
 
| time        = 12:33
 
| team1        = {{fb team Tochigi SC}}<br />(J3 2位)
 
| score        = 0 - 1
 
| report      = [https://data.j-league.or.jp/SFMS02/?match_card_id=19052 公式記録]
 
| team2        = {{fb team Zweigen}}<br />(J2 21位)
 
| goals1      =
 
| goals2      = [[小柳達司]] {{goal|89}}
 
| stadium      = [[栃木県グリーンスタジアム]]
 
| attendance  = 5,369人
 
| referee      = [[廣瀬格]]
 
}}
 
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{{Footballbox
 
| date        = 2016年12月4日
 
| time        = 12:34
 
| team1        = {{fb team Zweigen}}
 
| score        = 2 - 0
 
| report      = [https://data.j-league.or.jp/SFMS02/?match_card_id=19053 公式記録]
 
| team2        = {{fb team Tochigi SC}}
 
| goals1      = [[中美慶哉]] {{goal|34|PK|69}}
 
| goals2      =
 
| stadium      = [[富山県総合運動公園陸上競技場]]
 
| attendance  = 7,130人
 
| referee      = [[山本雄大]]
 
}}
 
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*2勝した{{fb team Zweigen}}がJ2残留。敗れた{{fb team Tochigi SC}}はJ3残留。
 
 
== 脚注 ==
 
=== 備考 ===
 
{{脚注ヘルプ}}
 
{{Reflist|group="備考"}}
 
 
=== 出典 ===
 
{{Reflist}}
 
 
== 関連項目 ==
 
* [[Jリーグ準加盟制度]]
 
* [[J1昇格プレーオフ]](入れ替え戦ではなくJ2上位によるトーナメント戦、2012年から)
 
* [[J1・J2入れ替え戦]](2004年 - 2008年)
 
* [[J1参入決定戦]](1998年)
 
 
== 外部リンク ==
 
* {{Official|http://www.jleague.jp/aboutj/construction/irekaesen2-3/}}
 
 
{{日本プロサッカーリーグ}}
 
 
{{デフォルトソート:J2J3いれかえせん}}
 
[[Category:Jリーグ]]
 
[[Category:現存しない日本のサッカー大会]]
 

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