eBay

提供: miniwiki
2018/9/4/ (火) 18:23時点におけるja>LS2018による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先:案内検索


eBay Inc.(イーベイ)は、インターネットオークションeBayを展開するアメリカ合衆国会社である。世界中で1.6億人、Sellerは2,500万人(個人・法人含む)とインターネットオークションでは世界最多の利用者を持つ。

歴史

1995年9月、カリフォルニア州サンノゼピエール・オミダイアによりAuctionWebの名称で設立され、1997年9月に現社名へ変更されている。社名はオミダイアのコンサルティング会社Echo Bay Technology Groupに由来し、echobay.comがすでに登録済みであったため縮めてeBay.comとした[1]。1997年半ばには1日当り約80万のオークションを処理し、1998年までには100万人以上の利用者を獲得するまでに成長[2]。1998年9月にはNASDAQ株式を公開した。

1999年10月に日本法人「イーベイジャパン」設立、日本電気(NEC)と組んで2000年日本市場をカバーすべく日本に進出したが[3]、先行していたYahoo! JAPANのYahoo!オークション(ヤフオク!)に太刀打ちできず、会員が集まらなかったこともあって2002年3月31日に撤退した[4]。この直後、ヤフオクは出品料、落札システム利用料を導入した。

2003年ウェビー賞を受賞[5]

2007年12月、ヤフオクとの提携を発表。購買代行サイトセカイモンを立ち上げた[6] [7]

2007年6月時点、eBayは世界28ヶ国に拠点を広げ、正規登録者数2億3,000万人、出品点数10数億点の地球規模のインターネットオークションサイトに拡大。2007年eBayの日本語ポータルサイトが登場した[8]。 2009年よりイーベイ・ジャパン株式会社はセラー支援(米国、英国、オーストラリア市場向けのeBayマーケットプレイスへの出店企業の拡大)を行っている。

2009年には年間取引額が5兆2000億円になる。月額費用を支払うことでeBayサイト内に「ストア」を構えて、商品ページの加工を許可するなど、販売支援に力を入れはじめた。なお、2002年にインターネット決済サービスを行うPayPalを買収し子会社としていたが、同社は2015年7月に分離独立している。

Gmarketとの提携

米eBayと、Gmarketの創業者であるグ・ヨウンベは、2010年5月、2000万ドルを49対51の比率で合弁会社を設立した[9]。新規法人、Giosis Gmarketは当面、日本・シンガポールで電子商取引を展開、将来的には他のアジア地域への展開も展望に入れている。

出典

  1. Mullen, Amy (2005年). “The history of ebay” (英語). HappyNews.com. . 2007年9月8日閲覧.
  2. Pierre Omidyar Biography”. Academy of Achievement (2005年11月9日). . 2007年9月8日閲覧.
  3. イーベイジャパンとBIGLOBEがインターネットオークションビジネスで協業 日本電気プレスリリース(2000年2月17日)
  4. “イーベイジャパン、3月末をもって日本での営業活動を終了”. INTERNET Watch. (2002年2月27日). オリジナル2012年12月19日時点によるアーカイブ。. http://archive.fo/E6Di#selection-41.0-41.27 
  5. eBay | 2003 People's Voice / Webby Award Winner”. The Webby Awards. . 2017閲覧.
  6. ヤフーとeBayが業務提携、オークション市場創出目指す INTERNET Watch 2007年12月4日
  7. ヤフオクで「eBayの商品がいきなり揃う」井上社長が提携の魅力を説明 INTERNET Watch 2007年12月4日
  8. eBayの日本語のポータルサイト開設 CNET Japan 2007年7月18日
  9. 米eBay、日本版「Gmarket」強化のためジョイントベンチャー設立 INTERNET Watch、2010年5月7日(2010-8-17閲覧)

関連項目

外部リンク