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{{ Infobox 航空機
 
| 名称=E-8 ジョイントスターズ
 
| 画像=File:Usaf.e8.750pix.jpg
 
| キャプション=
 
| 用途=[[早期警戒管制機]]
 
| 分類=
 
| 設計者=
 
| 製造者=[[ボーイング]] / [[ノースロップ・グラマン]]社
 
| 運用者={{USA}}([[アメリカ空軍]])
 
| 初飛行年月日=[[1988年]]
 
| 生産数=17機
 
| 生産開始年月日=
 
| 運用開始年月日=
 
| 退役年月日=
 
| 運用状況=
 
| ユニットコスト=2億4,440万[[アメリカ合衆国ドル|USドル]] (1998年)
 
}}
 
'''E-8 J-STARS'''(Joint Surveillance and Target Attack Radar System ジョイントスターズ)は、[[アメリカ空軍]]が保有する[[軍用機]]の一種。[[レーダー]]で敵地上部隊を探知、識別し、味方地上部隊を指揮・管制する。対地版[[早期警戒管制機]](AWACS機)とも呼べる機体である。J-STARSのSTARSは直訳すると「監視および目標攻撃レーダーシステム」となる。
 
 
 
本機は空から地上を監視・管制するという性格の機体であるため、空軍と[[アメリカ陸軍|陸軍]]の共同で計画された。J-STARSのJ (Joint)は、この共同計画を意味している。
 
 
 
== 概要 ==
 
E-8 J-STARSは、中古の[[ボーイング707|ボーイング707-320]]を買い上げたうえで、[[ノースロップ・グラマン]]が任務に必要な装備を追加するという方式で製造された。1985年より開発が開始され<ref name="nenkan">世界航空機年鑑2007-2008 酣燈社 2007年 P113 ISBN 978-4873572703</ref>、母機となる2機が取得された。初飛行は1988年12月22日で、実用的な改修を経た作戦能力獲得後、[[1999年]]には旧[[ユーゴスラビア]]解体に伴う諸紛争において[[北大西洋条約機構|NATO]]主導で実施された[[アライド・フォース作戦]]や、21世紀に入ってからの[[イラク戦争]]などで実戦において活躍している<ref name="nenkan"/>。
 
 
 
前部胴体の下に、細長いフェアリングを設け、ここに対地監視用の[[側方監視レーダー]]・AN/APY-3を装備している<ref name="nenkan"/>。これを使用することにより、地上にいる車輌の動きがリアルタイムで、機上のコンソール画面に表示される。このAN/APY-3は、地上の精密な観測を目的とした[[合成開口レーダー]]モードと、移動目標の追尾を優先させた[[ドップラー・レーダー]]モードを使い分けることができる。後者は高速な走査ができる反面精密な監視を苦手とするが、それでも車両速度などによって 装輪車と装軌車を区別 出来る場合もあるといわれる。かつてはレーダーの性能が不足しているため、地上にいる車輌のような小型目標を捕捉・追尾するのは難しかったが、精度の高い[[ビーム]]を発振できるレーダーが実現可能になり、さらに、得られた情報を処理する高性能コンピュータが実現したため、こうした機体が実戦投入できるようになった。
 
 
 
[[E-3 (航空機)|E-3]]や[[E-767 (航空機)|E-767]]が航空機の動きを探知するのに対し、E-8は地上の車輌に目を配る。また、車輌の移動パターンを基にして、相手が何者なのかを推測することができる。当然、敵にとっては重要目標になるため、この機体は厳重な護衛を必要とする。ただ、E-8が収集したデータは無線を通じて口頭で伝えられるため、聞き間違いをする可能性があり、また、地上の各戦闘員は頭の中で状況を組み立てなくてはいけない。この「人間の介在」が問題点である。陸上戦における新時代を切り拓いたE-8は、[[冷戦]]終結における西側諸国の勝利に貢献したが、本格的な非正規戦争に直面した[[2010年]]頃からは、[[無人偵察機]]との連携も含めた迅速かつ高度なデジタル化が可能となる後継機種が構想されている。
 
 
 
== 各型解説 ==
 
; E-8A
 
: 試作型の'''E-8A'''は[[1988年]][[12月22日]]に初飛行し、2機が試験を繰り返していたが、[[湾岸戦争]]直前の[[1991年]][[1月12日]]に[[サウジアラビア]]へ派兵され、停戦までの間[[イラク]]での監視飛行を続けた<ref name="nenkan"/>。
 
: 試作機でありながら高い実戦評価を得た本機は、その後量産型E-8Cへと発展した。E-8Aは2機とも改修されてE-8Cとなった。
 
; E-8B
 
: 中古機の改造であった試作型E-8Aに対し、機体ごと新造する量産計画に与えられた呼称。[[CFMインターナショナル CFM56|F-108]]エンジン搭載。開発中止<ref name="nenkan"/>。
 
; E-8C
 
: 量産型。E-8Aと同様にボーイング707を改造して製造されている<ref name="nenkan"/>。この中には[[ミネベア航空]]が売却した-300Cも含まれる。
 
 
 
== 後継機 ==
 
[[ボーイング767#767-400ER|ボーイング767-400ER]]を母体とした[[E-10 (航空機)|E-10]]の開発が進められていたが、結局実証試験のみで開発は中止され、試験結果を元に既存機の改修を行うこととなった。
 
 
 
[[2015年]]6月、[[ロッキード・マーティン]]は、アメリカ空軍のE-8(JSTARSリキャピタリゼーション・プログラム)を低リスク及び低予算で実現するために、 レイセオン及びボンバルディアと提携を結んだと発表し、ようやく具体化したE-8(JSTARS)の後継機のベースとなる機体には、[[ガルフストリーム]]社のビジネスジェットを元にした改造案が提案されている。
 
それと同時に、[[イギリス空軍]]([[RAF]])が既に導入している「[[ボンバルディア グローバル・エクスプレス|Sentinel R1]]」と似たコンセプトモデルが発表された。イギリス空軍所属の機体は英国の航空ショーなどで機動飛行を実施しており、E-8よりも高い機動性を見せている。
 
 
 
ボーイングでは[[P-8 (航空機)|P-8]]をベースとしたP-8 AGSも提案している。
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{Reflist}}
 
 
 
== 外部リンク ==
 
{{Commonscat|Boeing E-8}}
 
* [http://www.as.northropgrumman.com/products/e8cjointstars/index.html northropgrumman.com E-8C Joint STARS]
 
 
 
{{DEFAULTSORT:E008}}
 
 
 
{{アメリカ軍の電子戦機}}
 
{{367-80}}
 
{{Boeing support aircraft}}
 
 
 
[[Category:アメリカ合衆国の軍用機]]
 
[[Category:早期警戒機]]
 
[[Category:電子戦機]]
 
[[Category:ボーイング製軍用機]]
 
[[Category:ノースロップ・グラマンの航空機]]
 

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