20190105(S.Kamijo)

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その放棄とは、モーセのトーラに対する放棄ではなかった。しかしこの特定の(一般的にではない)場合には、その放棄は――こうした食卓を共にすることを典礼文書によって禁じている――ハラハーに対するものであった。ハラハーを、キリストを信ずる者は、文字によってではなく霊によって解釈すべきなのである。[1]

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  1. ハンス キュンク (著),片山 寛 (翻訳)『キリスト教思想の形成者たち: パウロからカール・バルトまで』新教出版社,2014,p.44