高知市

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高知市(こうちし)

高知県中部,土佐湾に面する中核市。県庁所在地。 1889年市制。 1942年長浜町と朝倉村,浦戸村など9村を編入して市域を拡張。 1972年,大津村と介良村を,2005年村と土佐山村を,2008年春野町をそれぞれ編入。中心市街地は浦戸湾奥に位置し,鏡川の三角州上に発達。慶長8 (1603) 年山内氏が築城して以後,城下町として発展。明治維新以来,県下の行政,経済,交通,文化の中心地となり,高知城 (国指定重要文化財) を中心に官庁街と学校区,播磨屋橋を中心に金融・商業区を形成する。セメント,製鋼,化学,製紙,パルプ,繊維などの工業が立地。和紙,かつお節,さんご細工は特産。耕地は国分川流域一帯に集中し,野菜の促成栽培が行なわれる。北部は山林が大半を占め,農林業がおもな産業。高知城跡,武市半平太 (武市瑞山 ) 旧宅および墓などの国指定史跡があるほか,朝倉神社本殿,土佐神社本殿など多くの国指定重要文化財を有する。桂浜五台山公園など景勝地も多く,北部は工石山陣ヶ森県立自然公園北山県立自然公園に,南西部は鷲尾山県立自然公園に属する。また,四国八十八ヵ所第 30番札所の善楽寺,第 31番札所竹林寺 (本堂は国指定重要文化財,庭園は国指定名勝) ,第 33番札所雪蹊寺,第 34番札所種間寺がある。筆山公園付近のミカドアゲハとその生息地は国の特別天然記念物に指定されている。

JR土讃線,土佐電鉄線が通るほか,国道 32号線,33号線,55号線,56号線,195号線などが集まる。


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