香嵐渓

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香嵐渓(2007年)

香嵐渓(こうらんけい)は、愛知県豊田市足助町にある矢作川支流巴川がつくる渓谷。愛知高原国定公園の一角に当たる。

紅葉カタクリの花などが有名で、毎年県内だけでなく近県からも数多くの観光客が訪れる。

歴史

寛永11年(1634年)に足助にある香積寺の三栄和尚が、巴川から香積寺に至る参道にカエデスギの木を植えたのが始まりとされる。さらに、地元住民などの手によって数多くのカエデが植え足されたり、散策道がつくられるなどして現在のようになっている。また、香嵐渓のシンボルとも言える待月橋(たいげつきょう)が命名されたのは昭和28年(1953年)。その後3回の掛け替えを経た後、平成19年(2007年)に新たな橋となった。

名前の由来

昭和5年(1930年)に、当時の住職と町長が大阪毎日新聞社社長の来町の際に命名を求め、「飯盛山からの薫風は、香積寺参道の青楓を透して巴川を渡り、香ぐわしいまでの山気を運んでくる。山気とは、すなわち嵐気也」から“香嵐渓”という名が付いた。

交通

下記所要時間は、平成19年度までの交通渋滞が発生していない場合の所要時間である。特に日曜・祝日は足助中心部の国道153号で激しい渋滞が発生する(東海テレビの番組『スタイルプラス』によれば約10kmの渋滞)為、マイカールートでの所要時間はこの限りではないが、平成20年3月に足助バイパスの一部供用が始まり、通過車両は香嵐渓中心部の迂回が可能になった事から若干改善されるとみられる。

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