「阿蘇山」の版間の差分
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2018/9/7/ (金) 20:22時点における最新版
阿蘇山 | |
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所在地 | 熊本県 |
位置 | |
最高峰 | 高岳 (1,592m) |
種類 | 成層火山 (活火山ランクA) |
阿蘇山(あそさん)
九州地方中部,熊本県北東部にある典型的な複式火山。活火山で,常時観測火山。最高点は高岳の標高 1592m。阿蘇くじゅう国立公園の中心。過去にはきわめて大規模な噴火活動があり,噴出溶岩は,直径約 200kmの範囲,北は山口県宇部市,東は大分県臼杵市,西は天草諸島の下島,長崎県佐世保市,南は人吉市にまで達した。東西約 18km,南北約 25kmの世界最大級のカルデラを擁し,標高約 900mの外輪山とカルデラ内に噴出した中央火口丘からなる。外輪山の外側斜面は緩傾斜で森林,畑,放牧地に利用されている。中央火口丘には,高岳,中岳(1506m),根子岳(1433m),烏帽子岳(1337m),杵島岳(1326m)の阿蘇五岳のほか,米塚,蛇ノ尾などの岩滓丘がある。中岳は 553年以来きわめて多くの爆発を記録し,今日も噴煙を上げている。高岳の鷲ヶ峰を中心とする北尾根は急峻な岩峰で,根子岳の天狗岩とともにロッククライミングに好適な岩場が多い。火口原は中央火口丘により北の阿蘇谷と南の南郷谷に二分され,それぞれ黒川と白川が流れる。両川は立野で合流し,白川本流となって,外輪山を破り熊本平野へ流出する。