阪和自動車道

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阪和自動車道(はんわじどうしゃどう、HANWA EXPRESSWAY)

大阪府松原市松原ICを起点として、和歌山県田辺市南紀田辺ICに至る高速道路高速自動車国道)である。略称は阪和道(はんわどう、HANWA EXPWY)。

高速道路ナンバリングによる路線番号は、松原IC - 和歌山JCT間が近畿自動車道とともに「E26」、和歌山JCT - 南紀田辺IC間が紀勢自動車道(和歌山県区間)・すさみ串本道路那智勝浦新宮道路新宮紀宝道路熊野道路熊野尾鷲道路・紀勢自動車道(三重県区間)とともに「E42」と各区間割り振られている[1]

概要

大阪府近畿自動車道と直結)と和歌山県を結ぶ主要道路であり、阪神高速4号湾岸線などともに大阪府南部(堺市岸和田市など)を貫いている。(阪和自動車道は山沿いを、阪神高速道路は海沿いを通っている。)

また、京阪神から関西有数の観光地である南紀白浜へのアクセス道路及び国道42号バイパスとして、紀勢自動車道同様に紀伊半島の一周道路としての性格も併せ持っている。加えて、那智勝浦町などの海産物(マグロやカツオは全国有数)、みなべ町有田川町などの農産物(梅干しやミカン、柿も全国有数)を安定して早く輸送することが可能となった。こうしたこともあり、交通量や渋滞は年々増加傾向にあり、完成2車線の4車線化工事(後述)などが行われていた。(都市計画決定済みの区間もあり。)

和歌山県下においては、みなべIC - 南紀田辺IC間の開通によって、県内人口1位の和歌山市と2位の田辺市が結ばれた。

歴史的には、1974年に阪南IC - 海南IC間が4車線で開通(その名残で阪南ICの出入路は4車線で長くなっている。)しており、阪和自動車道の開通は全国的にも早い部類に入る。だが、その後は、1984年に当時の国道42号海南湯浅道路(海南IC - 有田IC間)が2車線で、1989年に松原IC - 美原北IC間が6車線で開通するなどしたが、建設は遅々として進まなかった。近畿自動車道から和歌山県へ直結されたのは1993年のことであり、それまでは全国の高速道路ネットワークとは独立した路線であった。

例年、春季と秋季の2回、概ね1週間から10日間は保守工事を行う関係で、暫定2車線となっている有田IC - 南紀田辺IC間が20時から翌日の6時まで夜間通行止となる。

なお、キロポスト及びIC番号は、近畿自動車道と連続している。

脚注

  1. 高速道路ナンバリング一覧”. 国土交通省. . 2017年2月26日閲覧.





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