「長波」の版間の差分

提供: miniwiki
移動先:案内検索
(1版 をインポートしました)
 
1行目: 1行目:
{{otheruses||日本の駆逐艦|長波 (駆逐艦)}}
 
'''長波'''(ちょうは、LF (Low Frequency) またはLW (Longwave, Long Wave))とは、30 - 300[[キロヘルツ|kHz]]の[[電波の周波数による分類|周波数]]の[[電波]]をいう<ref>{{Cite web|url=https://www.itu.int/dms_pubrec/itu-r/rec/v/R-REC-V.431-8-201508-I!!PDF-E.pdf |title=Nomenclature of the frequency and wavelengh bands used in telecommunications |author=国際電気通信連合 (ITU)  |date=2015-08 |work= |publisher= |accessdate= 2016-07-03}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h25/pdf/n4700000.pdf |title=平成25年情報通信白書>第2部 情報通信の現況・政策の動向>第7節 電波利用 |author= |date= |work= |publisher= |accessdate=2016-07-03 }}</ref>。
 
[[波長]]は1 - 10[[キロメートル|km]]、キロメートル波<ref>[[電波法]]施行規則 第四条の三(周波数の表示)</ref>とも呼ばれる。
 
  
== 概要 ==
+
'''長波'''(ちょうは、LF (Low Frequency) またはLW (Longwave, Long Wave)
伝播の特徴としては特に高[[緯度]]地域で地表波が安定して利用でき、また大[[空中線電力|電力]]の送信機が比較的簡単に製作できる。
 
 
 
対[[潜水艦]]通信・[[ラジオ放送]]・[[誘導無線]]・[[標準電波]]・[[LORAN]]-C無線航行・[[アマチュア無線]]などに用いられる。
 
 
 
== 長波放送 ==
 
[[国際電気通信連合]](ITU)は、[[無線通信規則]](RR)により第1地域([[アフリカ]]・[[ヨーロッパ]])に放送用として148.5 - 283.5kHz(155 - 283.5kHzは航空無線航行と共用)を分配<ref name="assign">[[総務省]][[告示]][[周波数割当計画]] 第2周波数割当表 第1表9kHz―27500kHz</ref>している。
 
地域内の[[ヨーロッパ|欧州]]・[[トルコ]]・[[アフリカ]]・[[ロシア]]・[[モンゴル]]が[[振幅変調]]('''AM''':Amplitude Modulation)により実施している。
 
[[日本]]では秋 - 春の夜間を中心にロシア[[沿海州]]、モンゴル、深夜には[[タジキスタン]]など遠距離の放送も受信可能である。
 
 
 
== アマチュア無線 ==
 
アマチュア業務にRRにより他の業務と共用するものを含めて分配された周波数を下表に示す。
 
各国でアマチュア無線にこの表の周波数がすべて割り当てられているという意味ではない。
 
{| class="wikitable" style="text-align:center;"
 
|-
 
!バンド
 
![[ITU地域|第1地域]]
 
![[ITU地域|第2地域]]
 
![[ITU地域|第3地域]]
 
|-
 
|[[135kHz帯|2200m]]
 
|colspan="3" |135.7kHz - 137.8kHz
 
|-
 
|}
 
[[電信]]と[[データ通信]](ただし占有帯域幅200Hz以下)専用の周波数である。
 
日本での割当ては[[アマチュア無線の周波数帯]]を参照。
 
 
 
== 長波を使用する施設 ==
 
日本での例を示す。
 
* [[JJY]] (40/60kHz)
 
* [[無指向性無線標識]] (190kHz - )
 
* [[グローバル・ポジショニング・システム#測位法|DGPS]]局 (288kHz - )
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{Reflist}}
 
 
 
{{電波の周波数による分類}}
 
{{電磁波}}
 
  
 +
波長1~10km,周波数 30~300kHzの範囲にあり LFと略記する。またキロメートル波ともいう。分類法によっては LF帯と VLF ([[超長波]] ) 帯を含んだ電波とするときもある。伝搬距離が長いので遠距離通信にも利用されるが,[[短波]]に比べて空電その他の雑音の妨害を受けやすく,船舶航行用無線や航空機航行用ビーコンなど近距離用として多く使われる。短波のように激しい[[フェージング]]がなく,[[磁気嵐]]などの影響も少い。
 +
 +
{{テンプレート:20180815sk}}
 
{{DEFAULTSORT:ちようは}}
 
{{DEFAULTSORT:ちようは}}
 
[[Category:周波数帯]]
 
[[Category:周波数帯]]

2018/12/24/ (月) 11:45時点における最新版

長波(ちょうは、LF (Low Frequency) またはLW (Longwave, Long Wave))

波長1~10km,周波数 30~300kHzの範囲にあり LFと略記する。またキロメートル波ともいう。分類法によっては LF帯と VLF (超長波 ) 帯を含んだ電波とするときもある。伝搬距離が長いので遠距離通信にも利用されるが,短波に比べて空電その他の雑音の妨害を受けやすく,船舶航行用無線や航空機航行用ビーコンなど近距離用として多く使われる。短波のように激しいフェージングがなく,磁気嵐などの影響も少い。



楽天市場検索: