「長崎くんち」の版間の差分
提供: miniwiki
細 (内容を「{{イベントインフォメーション | イベン ト名称 = 長崎くんち | 英文表記 = Nagasaki Kunchi | 画像 = | 種類 = 祭り | 通称 = | 正式名…」で置換) (タグ: Replaced) |
細 |
||
31行目: | 31行目: | ||
長崎県[[長崎市]]の[[諏訪神社]]の[[例祭]]で,毎年 10月7~9日に行なわれる。1874年までは旧暦 9月7~9日の祭りで,「くんち」は旧暦 9月9日の[[重陽]]に行なわれる[[秋祭り]]のことをいう。九州北部には「○○(地名)くんち」と呼ばれる祭りが多いが,そのなかで最も大規模で著名。10月7日に諏訪神社の[[神輿]] 3基が大波止(おおはと)の[[御旅所]]に渡御する「お下り」で始まり,8日の例祭神事を経て 9日の「お上り」(還御)で終わる。この間に神社境内と御旅所や市内各所で,踊町(おどりちょう)と呼ばれる[[氏子]]各町が龍踊(じゃおどり)などの踊りや,川船・唐人船などの曳物(ひきもの),太鼓山を担ぎ上げるコッコデショなどの担ぎ物,大名行列などの通り物の奉納踊を行なう。奉納踊は,寛永11(1634)年に 2人の遊女が神前で踊りを奉納したことに始まると伝わり,寛文12(1672)年以降,氏子 77ヵ町が七つの組に分かれて輪番で踊町を務め,例年 5~7ヵ町が演じる。踊町では,6月1日の小屋入りから準備が始まり,10月3日には通りに面した家が戸障子を開け放して踊り道具や衣装などを飾り,行き交う人々に見せる庭見世(にわみせ)が,4日は各町内で本番同様に踊りを披露する人数揃い(にぞろい)が行なわれる。また,踊町を務めて 4年後には,祭り全般をとりしきり神輿に供奉する年番町となる。1979年「長崎くんちの奉納踊」として国の重要無形民俗文化財に指定。 | 長崎県[[長崎市]]の[[諏訪神社]]の[[例祭]]で,毎年 10月7~9日に行なわれる。1874年までは旧暦 9月7~9日の祭りで,「くんち」は旧暦 9月9日の[[重陽]]に行なわれる[[秋祭り]]のことをいう。九州北部には「○○(地名)くんち」と呼ばれる祭りが多いが,そのなかで最も大規模で著名。10月7日に諏訪神社の[[神輿]] 3基が大波止(おおはと)の[[御旅所]]に渡御する「お下り」で始まり,8日の例祭神事を経て 9日の「お上り」(還御)で終わる。この間に神社境内と御旅所や市内各所で,踊町(おどりちょう)と呼ばれる[[氏子]]各町が龍踊(じゃおどり)などの踊りや,川船・唐人船などの曳物(ひきもの),太鼓山を担ぎ上げるコッコデショなどの担ぎ物,大名行列などの通り物の奉納踊を行なう。奉納踊は,寛永11(1634)年に 2人の遊女が神前で踊りを奉納したことに始まると伝わり,寛文12(1672)年以降,氏子 77ヵ町が七つの組に分かれて輪番で踊町を務め,例年 5~7ヵ町が演じる。踊町では,6月1日の小屋入りから準備が始まり,10月3日には通りに面した家が戸障子を開け放して踊り道具や衣装などを飾り,行き交う人々に見せる庭見世(にわみせ)が,4日は各町内で本番同様に踊りを披露する人数揃い(にぞろい)が行なわれる。また,踊町を務めて 4年後には,祭り全般をとりしきり神輿に供奉する年番町となる。1979年「長崎くんちの奉納踊」として国の重要無形民俗文化財に指定。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
== 関連項目 == | == 関連項目 == | ||
52行目: | 49行目: | ||
[[Category:重要無形民俗文化財]] | [[Category:重要無形民俗文化財]] | ||
[[Category:10月]] | [[Category:10月]] | ||
− |
2018/9/22/ (土) 10:20時点における版
イベントの種類 | 祭り |
---|---|
開催時期 | 10月 |
会場 | 長崎県長崎市 |
長崎くんち(ながさきくんち)、長崎おくんち
長崎県長崎市の諏訪神社の例祭で,毎年 10月7~9日に行なわれる。1874年までは旧暦 9月7~9日の祭りで,「くんち」は旧暦 9月9日の重陽に行なわれる秋祭りのことをいう。九州北部には「○○(地名)くんち」と呼ばれる祭りが多いが,そのなかで最も大規模で著名。10月7日に諏訪神社の神輿 3基が大波止(おおはと)の御旅所に渡御する「お下り」で始まり,8日の例祭神事を経て 9日の「お上り」(還御)で終わる。この間に神社境内と御旅所や市内各所で,踊町(おどりちょう)と呼ばれる氏子各町が龍踊(じゃおどり)などの踊りや,川船・唐人船などの曳物(ひきもの),太鼓山を担ぎ上げるコッコデショなどの担ぎ物,大名行列などの通り物の奉納踊を行なう。奉納踊は,寛永11(1634)年に 2人の遊女が神前で踊りを奉納したことに始まると伝わり,寛文12(1672)年以降,氏子 77ヵ町が七つの組に分かれて輪番で踊町を務め,例年 5~7ヵ町が演じる。踊町では,6月1日の小屋入りから準備が始まり,10月3日には通りに面した家が戸障子を開け放して踊り道具や衣装などを飾り,行き交う人々に見せる庭見世(にわみせ)が,4日は各町内で本番同様に踊りを披露する人数揃い(にぞろい)が行なわれる。また,踊町を務めて 4年後には,祭り全般をとりしきり神輿に供奉する年番町となる。1979年「長崎くんちの奉納踊」として国の重要無形民俗文化財に指定。
関連項目
外部リンク
座標: 東経129度52分55.6秒北緯32.754125度 東経129.882111度