長宗我部元親

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長宗我部元親『長曽我部元親画像 惟杏永哲賛』(部分),東京大学史料編纂所所蔵模写.jpg

長宗我部 元親(ちょうそかべ もとちか)

戦国時代の大名。国親の子,幼名,弥三郎。宮内少輔。永禄3 (1560) 年家督を継ぎ,本山氏をはじめ土佐の諸豪族を倒して勢力を得,国司家一条氏を追放して,天正3 (75) 年土佐を統一した。さらに阿波三好氏,讃岐香川氏,伊予河野氏などの土豪を次々と滅ぼし,同 11年四国全域を支配した。しかしその前年からたびたび織田信長に攻撃され,同 13年ついに豊臣秀吉四国征伐に屈服してその支配下に入り,土佐一国を安堵 (あんど) された。その後九州征伐,小田原征伐,文禄・慶長の役,朝鮮出兵に従軍して国力を疲弊させた。分国統治のための『長宗我部元親百箇条』は有名。



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