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'''貨物駅'''(かもつえき)とは、[[貨物列車]]に[[貨物]]を積み降ろしすることを目的とした[[鉄道駅]]である。
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'''貨物駅'''(かもつえき)
  
鉄道駅は線路の高さによって、[[地上駅]]、[[高架駅]]、[[地下駅]]と言った区別ができるが、貨物駅の場合は地上駅が多い。
+
旅客・手荷物・小荷物の取り扱いをしないで、貨物の運搬だけを取り扱う鉄道駅。
 
 
現在の取扱貨物は、大きさが統一された[[コンテナ]]を用いるコンテナ輸送が鉄道貨物の主流となっているが、[[木材]]、[[石材]]、[[石炭]]などの荒荷、[[ばら積み貨物]]、自走による[[自動車]]などの扱いも見られる。
 
 
 
日本では、[[有蓋車]]による[[車扱]]輸送は、[[2012年]]([[平成]]24年)に廃止された。
 
 
 
コンテナは[[直方体]]のものが一般的であるが、液体の[[化石燃料]]や[[化学薬品]]などを[[輸送]]する場合は[[タンク]]を有するコンテナとなり、丸みを帯びた形となっている。
 
[[標準軌]]以上の軸幅を持つ軌道を走る貨物列車は[[国際規格]]のコンテナが用いられることが多く、国際的に見ても大部分がこれに相当するが、[[狭軌]]の軌道や、カーブ区間の多い軌道では独自の大きさのコンテナが用いられることもある。
 
 
 
[[工場]]や燃料基地が駅となっており、そこへ[[専用鉄道|引き込み線]]を通じて直接乗り入れる列車では、貨車からコンテナを降ろさずに[[荷役]]を行う場合もある。そうでない場合は一般の貨物と同様に、[[フォークリフト]]や[[クレーン]]を用いてコンテナの荷役を行うための設備を有する。
 
 
 
また、[[船舶]]との連絡に重点を置いた貨物駅では、[[埠頭]]へ直接乗り入れることもあり、液体やばら積み貨物の場合は専用の荷役設備が見られる。
 
[[ファイル:NigatakamotsuSta02.JPG|right|thumb|貨物駅の例 - JR[[白新線]] [[新潟貨物ターミナル駅]])]]
 
 
 
== 着発線荷役方式 ==
 
'''着発線荷役方式'''(ちゃくはつせんにやくほうしき)とは、貨物列車が発着する[[本線路]](着発線)部分に[[プラットホーム|コンテナホーム]]を設けて[[コンテナ]]の[[荷役]]作業を行う方式である。'''E&S'''(イー アンド エス、「'''E'''ffective & '''S'''peedy Container Handling System」の略)方式ともいう。当初は[[鉄道の電化|電化]]区間の駅で採用されたことから、「架線下荷役」(かせんかにやく)とも呼ばれた。
 
 
 
=== 概要 ===
 
[[架線]]に接触する恐れのある着発線では[[フォークリフト]]・[[トップリフター]]などでの荷役ができないため、着発線に到着した貨車を[[ディーゼル機関車|ディーゼル]]などの[[入換機関車]]で架線のない荷役線まで移動させて荷役作業を行い、荷役完了後に再び着発線へ戻し、本線牽引の[[機関車]]に連結する必要があった。しかし、従来の方法では[[車扱貨物]]の場合と同様の入換作業を必要とし、貨車が到着してから荷役作業を行うまでの時間や荷役作業が終了してから貨車が出発するまでの時間が長くなってしまう。そこで入換作業の効率化による[[リードタイム]]短縮や[[コスト]]削減のため導入されたのがこの E&S 方式であり、中間駅においては荷役のための[[停車 (鉄道)|停車]]時間が最大約3時間短縮された。
 
 
 
着発線は操作により架線への[[送電]]を停止でき、非通電状態で架線を傷つけない E&S 方式対応のフォークリフトやトップリフターにより荷役を行う。架線の通電が停止すると架線柱などに取り付けられたランプが点滅し、荷役ができることを知らせるようになっている。
 
 
 
この方式は[[1986年]]([[昭和]]61年)[[11月1日]]改正より[[岐阜貨物ターミナル駅]]と[[新南陽駅]]の2駅で初めて採用され、[[2013年]](平成25年)[[3月16日]]改正時点では29の貨物駅が E&S 方式となっている<ref name="JRF release 20130313">{{PDFlink|[http://www.jrfreight.co.jp/common/pdf/news/20130313-02.pdf 吹田貨物ターミナル駅開業ならびに百済貨物ターミナル駅リニューアル開業について]}} - 日本貨物鉄道(2013年3月13日付、同月24日閲覧)</ref>。将来的には40駅程度に導入される見込みである<ref>JR貨物 [http://www.jrfreight.co.jp/news/newstrm2007.html 新中期経営計画「ニューストリーム2007」]による。</ref>。なお、既存の[[横浜羽沢駅]]や、計画中の[[米原貨物ターミナル駅]]、高架化に伴って移転予定の[[沼津駅]]での導入も予定されている<ref>JR貨物 [http://www.jrfreight.co.jp/news/newstrm2011.html 中期経営計画「ニューストリーム2011」]による。</ref>。
 
 
 
従来の貨物駅を改造した E&S 採用駅の多くは、[[停車場#側線|側線]]の荷役線で荷役作業を行う[[頭端式ホーム|行き止まり式]]のコンテナ[[プラットホーム|ホーム]]も併設している。
 
 
 
=== 日本の E&S 方式の駅 ===
 
[[画像:JR-shizuoka-fraight-station6.jpg|thumb|300px|静岡貨物駅着発荷役線での荷役作業]]
 
(採用順・2013年3月16日改正時点)
 
*[[岐阜貨物ターミナル駅]] ([[東海道本線]])
 
*[[新南陽駅]] ([[山陽本線]])
 
*[[新富士駅 (北海道)|新富士駅]] ([[根室本線]])
 
*[[八代駅]] ([[鹿児島本線]])
 
*[[郡山貨物ターミナル駅]] ([[東北本線]])
 
*[[新潟貨物ターミナル駅]] ([[白新線]])
 
*[[富山貨物駅]] ([[あいの風とやま鉄道線]])
 
*[[京都貨物駅]] (東海道本線)
 
*[[岡山貨物ターミナル駅]] (山陽本線)
 
*[[苫小牧貨物駅]] ([[室蘭本線]])
 
*[[静岡貨物駅]] (東海道本線)
 
*[[秋田貨物駅]] ([[奥羽本線]])
 
*[[姫路貨物駅]] (山陽本線)
 
*[[川崎貨物駅]] ([[東海道貨物線]]) - [[神奈川県]][[川崎市]]にある貨物駅。
 
*[[広島貨物ターミナル駅]] (山陽本線)
 
*[[南長岡駅]] ([[信越本線]])
 
*[[東室蘭駅]] (室蘭本線)
 
*[[高松貨物ターミナル駅]] ([[予讃線]])
 
*[[八戸貨物駅]] ([[青い森鉄道線]])
 
*[[安治川口駅]] ([[桜島線]])
 
*[[土浦駅]] ([[常磐線]])
 
*[[北九州貨物ターミナル駅]] (鹿児島本線)
 
*[[熊本駅]] (鹿児島本線)
 
*[[高岡貨物駅]] ([[新湊線]])
 
*[[金沢貨物ターミナル駅]] ([[IRいしかわ鉄道線]])
 
*[[神戸貨物ターミナル駅]] (山陽本線)
 
*[[鳥栖貨物ターミナル駅]] (鹿児島本線)
 
*[[百済貨物ターミナル駅]] ([[関西本線]])<ref name="JRF release 20130313" />
 
*[[吹田貨物ターミナル駅]] (東海道本線)<ref name="JRF release 20130313" />
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
<references />
 
 
 
== 関連項目 ==
 
* [[日本の貨物取扱駅]]
 
* [[オフレールステーション]]
 
* [[IT-FRENS&TRACEシステム]]
 
* [[駅種別]]
 
* [[日本の鉄道駅]]
 
* [[貨物線]]
 
* [[車扱貨物]]
 
* [[貨車]]
 
* [[鉄道利用運送事業]](通運)
 
* [[モーダルシフト]]
 
* [[貨物輸送]]
 
 
 
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[[Category:駅種別]]
 
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[[Category:鉄道貨物輸送]]
 
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[[Category:日本貨物鉄道の鉄道駅|*かもつえき]]
 
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貨物駅(かもつえき)

旅客・手荷物・小荷物の取り扱いをしないで、貨物の運搬だけを取り扱う鉄道駅。



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