豊田自動織機

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株式会社豊田自動織機(とよたじどうしょっき、: Toyota Industries Corporation)は、愛知県刈谷市豊田町2-1に本社を置く日本の機械メーカー。トヨタグループの本家にあたる。現在のトヨタ自動車愛知製鋼は、豊田自動織機の自動車部門や製鋼部門を分社化したもの。1926年大正15年)11月18日創業。

現在は、社名にある、原点である繊維機械(自動織機など)の製造だけでなく、ヴィッツRAV4などトヨタ自動車の一部車種の生産、およびディーゼルエンジン、カーエアコン用コンプレッサー、コンバータ、EV用充電スタンド等の自動車関連製品の開発生産、「トヨタL&Fブランドでのフォークリフトや自動倉庫、無人搬送車の開発から販売まで、多岐に亘る事業を展開している。
フォークリフトとカーエアコンコンプレッサー、エアジェット織機のシェアは世界トップである。 愛知県内では「織機」の通称で呼ばれることも多い。トヨタグループ内ではTICOと呼ばれる。

沿革

製品

部門別売上高構成比(2017年度、連結ベース)は以下の通り

  • 自動車事業 29.7%
    • 車両 3.6%
    • エンジン 4.9%
    • カーエアコン用コンプレッサー 17.5%
    • 電子機器・鋳造品他 3.6%
  • 産業車両事業 64.0%
  • 繊維機械事業 3.3%
  • その他 3.0%

主要製品は以下の通り

トヨタグループ内での立ち位置

現在もトヨタ自動車の株式の6.93%を保有する筆頭株主(信託銀行分を除く)で、トヨタグループ各社の株も多数保有している。しかし、時価総額が保有資産総額を下回っていることから、敵対的買収によりトヨタグループの支配権を握られることが危惧され、2005年平成17年)にトヨタグループ各社による自動織機の持株比率合計を過半数以上に引き上げるという防衛策が取られた。その為、トヨタ自動車が支配株主となっている。

また、トヨタグループの発展に大きな役割を果たしてきた誇りから、2001年(平成13年)の商号変更時に「自動織機」を外すことはなかった。

国内拠点

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豊田自動織機長草工場
  • 刈谷工場 - 愛知県刈谷市豊田町
  • 長草工場 - 愛知県大府市長草町
  • 共和工場 - 愛知県大府市共和町
  • 大府工場 - 愛知県大府市江端町
  • 高浜工場 - 愛知県高浜市豊田町
  • 碧南工場 - 愛知県碧南市浜町
  • 東知多工場 - 愛知県半田市日東町
  • 東浦工場 - 愛知県知多郡東浦町大字緒川
  • 安城工場 - 愛知県安城市根崎町
  • 森岡事業所 - 愛知県知多郡東浦町大字森岡
  • 東京支社
  • 市川カスタマーズセンター
  • 北陸営業所

関連会社

かつての関連会社

スポーツ活動

女子ソフトボール部(豊田自動織機女子ソフトボール部)は1952年創立。社内公募で決まった「Shining Vega」の愛称を持つ。日本女子ソフトボールリーグ1部所属。

ラグビー部(豊田自動織機シャトルズ)は1984年創部。2010年にはトップリーグに昇格するも1年で降格、2013年は入れ替え戦に勝利しトップリーグに復帰した。

女子陸上部は2001年設立。陸上指導者の小出義雄が設立したスポーツクラブ「佐倉アスリート倶楽部」と提携し、部員は佐倉アスリート倶楽部にて小出の指導を受けながら、日本実業団陸上競技連合加盟の実業団チーム選手として各種大会に参加するという形を取っており(他にユニバーサルACが同様の体制を取っている)、チームの本拠地を豊田自動織機の拠点の存在しない千葉県佐倉市としていた。2011年4月に本社のある愛知県刈谷市に活動拠点を移動し、元須磨学園中学校・高等学校陸上部監督の長谷川重夫の元での新体制となっている[8]小林祐梨子小島一恵らが所属する。

サッカー部(豊田自動織機サッカー部)は1946年に愛知県立刈谷高等学校サッカー部OBによって設立され、1965年の第1回日本サッカーリーグに参加した古豪クラブである。現在は愛知県社会人サッカーリーグ1部所属。

テンプレート:全日本実業団女子駅伝優勝チーム

ホンダとの関係

本田宗一郎1945年に自身が所有していたピストンリング製造会社「東海精機重工業」の全株式を豊田自動織機へ売却。1946年に売却資金を元手に本田技術研究所を設立、1948年には本田技研工業と改称し本格的にエンジン製造へ参入する。

テレビCM

  • 桐谷健太 - 企業テレビCM『創ろうの歌』篇(2016年10月1日 - )

提供番組

現在
過去

脚注

関連項目

外部リンク