菊地功

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タルチシオ 菊地功
Tarcisius Isao Kikuchi, S.V.D.
カトリック東京大司教
カトリック新潟教区管理者
教会 カトリック教会
大司教区 東京
着座 2017年12月16日
前任 岡田武夫
他の役職 カトリック新潟司教(2004年 - 2017年)
カリタスアジア総裁(2011年 - )
聖職
司祭叙階 1986年3月16日
司教叙階 2004年9月20日
個人情報
出生 (1958-11-01) 1958年11月1日
日本の旗 岩手県宮古市
出身校 南山大学文学部神学科

菊地 功(きくち いさお、1958年11月1日 - ) は、カトリック教会聖職者神言会士。カトリック東京大司教区の第9代・現任の大司教である。洗礼名は「タルチシオ」。

カリタスジャパン責任司教、カリタスアジア総裁、国際カリタス評議会メンバー、教皇庁福音宣教省委員、アジア司教協議会連盟(FABC)人間開発局委員を務める[1][2]

経歴

1958年11月1日、岩手県宮古市生まれ。南山高等学校男子部を経て南山大学文学部神学科卒業[3]1986年3月15日、南山教会(愛知県名古屋市)で司祭叙階された。同年から1994年まで西アフリカガーナに宣教師として派遣され[4]コフォリドゥア教区の小教区で主任司祭として司牧活動を行う[2]。 帰国後は神学生養成担当(名古屋教区)、1999年からは神言会日本管区長を務める。2004年5月14日、フランシスコ佐藤敬一司教の引退に伴い、教皇ヨハネ・パウロ2世より新潟司教に任命され、同年9月20日に司教に叙階された[5]2009年から2013年まで、新潟教区長兼任の札幌教区管理者[6]2014年にはローマ教皇庁福音宣教省の委員を務める。2017年10月25日、ペトロ岡田武夫大司教の引退に伴い、教皇フランシスコより9代目の東京大司教に任命され[7]、同年12月16日に就任[8]した。また同日付けで新潟教区の管理者も兼務することとなり、引き続き自身の後任が決まるまでの間は新潟教区の(最低限の)責任者を務める。

著書

  • 『二十一世紀を歩む教会共同体』(三本木国喜と共著、新世社、2001年)
  • 『カリタスジャパンと世界 武力なき国際ネットワーク構築のために』(サンパウロ、2005年)
  • 『開発・発展・MDGsと日本 2015年への約束』(サンパウロ、2012年)

脚注

外部リンク


先代:
岡田武夫
カトリック東京大司教区 教区長
2017年 -
次代: