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(内容を「 『'''美味しんぼ'''』(おいしんぼ) 花咲アキラ作画、雁屋哲原作の漫画作品。新聞社の文化部員を主人公に、食をテーマとし...」で置換)
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{{出典の明記|date=2011年11月}}
 
{{雑多な内容の箇条書き|date=2011年11月}}
 
{{Infobox animanga/Header
 
|タイトル=美味しんぼ
 
|画像=
 
|サイズ=
 
|説明=
 
|ジャンル=[[料理・グルメ漫画|グルメ漫画]]
 
}}
 
{{Infobox animanga/Manga
 
|タイトル=
 
|作者=[[雁屋哲]]
 
|作画=[[花咲アキラ]]
 
|出版社=[[小学館]]
 
|他出版社=
 
|掲載誌=[[ビッグコミックスピリッツ]]
 
|レーベル=[[ビッグコミックス]]
 
|発売日=
 
|開始=1983年20号
 
|終了=連載中([[2014年]]5月19日25号以降長期休載中)
 
|巻数=111巻(2014年12月現在)
 
|話数=
 
|その他=
 
}}
 
{{Infobox animanga/TVAnime
 
|タイトル=
 
|原作=雁屋哲・花咲アキラ
 
|総監督=
 
|監督=[[竹内啓雄]]
 
|シリーズディレクター=
 
|シリーズ構成=
 
|脚本=中西隆三、[[田波靖男]]、[[山崎晴哉]]
 
|キャラクターデザイン=河南正昭
 
|メカニックデザイン=
 
|音楽=[[大谷和夫]]
 
|アニメーション制作=[[シンエイ動画]]、[[スタジオディーン]](アニメーション協力)
 
|製作=シンエイ動画
 
|放送局=[[日本テレビ放送網|日本テレビ]][[日本テレビネットワーク協議会|系列]]
 
|放送開始=[[1988年]][[10月17日]]
 
|放送終了=[[1992年]][[3月17日]]
 
|話数=全136話
 
|その他=
 
}}
 
{{Infobox animanga/Footer
 
|ウィキプロジェクト=[[プロジェクト:漫画|漫画]]・[[プロジェクト:アニメ|アニメ]]・[[プロジェクト:テレビドラマ|テレビドラマ]]
 
|ウィキポータル=[[Portal:漫画|漫画]]・[[Portal:アニメ|アニメ]]・[[Portal:ドラマ|ドラマ]]
 
}}
 
『'''美味しんぼ'''』(おいしんぼ)は、原作:[[雁屋哲]]、作画:[[花咲アキラ]]による[[日本]]の[[漫画]]。『[[ビッグコミックスピリッツ]]』([[小学館]])にて、[[1983年]]20号より連載。[[1987年]]、第32回[[小学館漫画賞]]青年一般部門受賞。[[2014年]]より事実上の休載状態にある。
 
  
== 概要 ==
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『'''美味しんぼ'''』(おいしんぼ)
東西新聞文化部社員、[[山岡士郎]]と[[栗田ゆう子]]を主人公に、食に関する騒動を描く。[[アニメ]]、[[テレビドラマ]]、[[映画]]など様々なメディアで扱われ、[[料理・グルメ漫画|グルメ漫画]]や日本の[[グルメ]]ブームの活性化に寄与した。
 
  
タイトルの『美味しんぼ』は雁屋の造語で、フランス語の「グルマン」に近い意味である<ref>{{Cite book|和書|author=雁屋哲|year=1992|month=5|title=美味しんぼ主義|chapter=美味しんぼ主義のすすめ|series=角川文庫|publisher=角川書店|isbn=4-04-178303-8|ref={{Harvid|雁屋|1992}}}}</ref>。「食べ物を題材にした漫画を描いて欲しい。」と依頼され、作品名を決めることが面倒で担当編集者に依頼したが、提案された「味で勝負」「味キング」「味一番」などに「腰を抜かして」自分で編み出した。[[日本料理]]、[[西洋料理]]、[[中華料理]]、[[精進料理]]、[[家庭料理]]など各種料理に加え、[[食材]]、[[食品添加物]]、[[食文化]]などを扱い、雁屋の独自論を主張する内容である。
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花咲アキラ作画、雁屋哲原作の漫画作品。新聞社の文化部員を主人公に、食をテーマとしたさまざまな物語が展開する。『ビッグコミックスピリッツ』1983年第20号から連載開始。小学館ビッグコミックス既刊110巻。第32回(1986年)小学館漫画賞 青年一般部門受賞。1988年~1992年日本テレビ系列でアニメが、1994年からはフジテレビ系列で断続的にドラマが放映され、1996年森崎東監督による実写映画が公開された。
  
取材のためとして[[2000年]]ころからは1年のうち大半を長期休載し、[[東北地方太平洋沖地震|東日本大震災]]など一つの主題を連続で描くときもたびたび途中休載し、休載せずに完結することは少ない。[[ビッグコミックス]]が刊行する単行本は[[2003年]]に累計1億冊を売り上げ、文庫版、愛蔵版、テーマ毎に再編集した総集編、のほかに「美味しんぼ塾」「美味しんぼの料理本」などの関連書籍も刊行されている。第1巻から第60巻までの収録分は有料で[[ネット配信]]されたが、配信サイト「[[ライコス]]ジャパン」が日本から撤退して終了した。[[台湾]]では小学館から正式認可を受けた東立出版社が、『美味大挑戦』を[[繁体字]]中国語版で刊行している。
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連載と長期休載が不定期に反復される状態を雁屋や関係者らが話し合い、『ビッグコミックスピリッツ』[[2008年]]24号で連載開始から25年間続いた山岡士郎と海原雄山父子の確執を和解させて[[ストーリー]]に区切りを付けて[[2009年]]13号から連載を再開したが、[[2014年]]5月19日25号以降、事実上休載状態にある。
 
 
== あらすじ ==
 
東西新聞文化部の記者である'''山岡士郎'''と'''栗田ゆう子'''は味覚のテストを合格し、同社創立100周年記念事業として「'''究極のメニュー'''」作りに取り組むことになった(第1巻)。文化部のお荷物記者だった士郎と新人記者ゆう子のコンビは不安視されたが、士郎の鋭敏な味覚と広範な知識、優れた調理技術により食べ物を通じて諸問題を解決し、二人は周囲の信頼を得ていく。
 
 
しかし美食倶楽部を主宰する美食家・'''海原雄山'''との出会いから、士郎が雄山の実の息子<!--士郎は母方の姓を名乗っている-->と判明する。父子は母親の死をめぐる確執から絶縁しており、偶然顔を合わせるたびに意地を張り合い料理対決することになる。
 
 
やがて「究極のメニュー」への対抗から、ライバル紙の帝都新聞が雄山の監修による「'''至高のメニュー'''」という企画を立ち上げ、週刊タイム誌上で定期的に「究極」と「至高」の一品が同時発表されることが決まる(第15巻)。企画は事実上、両者を比較する「究極」対「至高」の料理対決であり、料理を通じた父子対決の場であった。しかしゆう子は、雄山の態度や二人の過去を知る関係者の発言から、父子の確執の原因は士郎の誤解と気づき、父子関係の修復を図るようになる。
 
 
東西グラフ誌の企画「世界味めぐり」に士郎・ゆう子らも同行し始め(第21巻 - )、二人の活動範囲が国内外に広がる。この業務関係者のうちから、士郎・ゆう子それぞれに対し求婚者達が現れるが、同時に両者が惹かれ合っていることを自覚していく。しかし士郎は母の死のトラウマから、なかなか結婚に踏み切ることができなかった。
 
 
士郎とゆう子とが婚約。元求婚者達とは良き友人となる。披露宴は究極・至高のメニュー完成発表会(一度目)の場を兼ね、総括的なメッセージを込めた前菜・主菜が発表される。その直後 審査員から究極・至高の続行を要請される(第47巻)。士郎・ゆう子らが新婚生活に苦労する頃、悪徳マスコミ経営者・金上が東西新聞および雄山に攻撃を仕掛ける(第50巻 - )。そうした事件を含めて、士郎と雄山の協力劇が増える。
 
 
「日本全県味巡り」が提唱され、これも究極・至高対決の題材となる(第71巻 - )。士郎・ゆう子の間に長男・長女が双子として誕生(第75巻)。両メニューが雑誌として定期刊行を始めた頃から(第86巻)、士郎・ゆう子・雄山は究極・至高メニューの世代交代を考え始める。東西新聞文化部に配属された飛沢周一は、士郎と美食倶楽部との間を行き来し、後継者候補となる(第91巻)。その後、士郎・ゆう子の間に二女が第3子として誕生(第99巻)。
 
 
士郎・雄山の和解を望むゆう子は、2度目の両メニュー完成発表会を「相手を喜ばせる」対決とするよう図り、親子は一応和解した(第102巻)。そして士郎は雄山と過去を乗り越え、父子はついに真の和解を果たすこととなる(第111巻)。
 
 
== 登場人物 ==
 
{{Main|美味しんぼの登場人物|東西新聞社|山岡士郎|栗田ゆう子}}
 
 
== 用語 ==
 
* [[究極VS至高]]
 
* [[日本全県味巡り]]
 
 
== 影響 ==
 
; ハチミツと半熟卵
 
: [[2000年]][[10月2日]]発行の『ビッグコミックスピリッツ』同年42号に掲載された「はじめての卵」(第469話)において、作者の知識不足から、[[離乳食]]にハチミツと半熟卵を勧めるという話が掲載されて問題になり、同年[[10月16日]]発行の『ビッグコミックスピリッツ』同年44号で原作者と編集部が謝罪した。なお、この回は単行本に収録されていない。生後数週から数ヵ月の乳児<ref>{{Cite web|url=http://www.drugsinfo.jp/2007/08/12-161300|title=乳児ボツリヌス症において約94%の症例は生後2週から6カ月、報告例での最高齢は11カ月である|accessdate=2014-10-10}}</ref>がハチミツを摂取した場合[[ボツリヌス菌#乳児ボツリヌス症|乳児ボツリヌス症]]を引き起こす危険性があり([[1987年]]に[[厚生省]]から通達。そのため蜂蜜商品には「'''1歳未満の乳幼児には与えないようにして下さい'''」との説明がラベリングされている)、また卵アレルギーは3歳以下の乳幼児に多くみられるため<ref>{{Cite web|url=http://www.kakarituke.net/okamotokodomo/allergy01.htm|title=アレルギーのお話|accessdate=2014-10-10}}</ref>卵を与えることで発症させる可能性がある。
 
 
; 食品添加物
 
: 第101巻と第102巻には[[評論家]]の[[安部司]]が実名で登場し、[[食品添加物]]を批判している。しかし安部の主張は[[松永和紀]]他複数のジャーナリストや科学者により厳しく批判されている(詳細は[[安部司#批判]]を参照)。
 
: 『ビッグコミックスピリッツ』2007年48号掲載の「食の安全2」においては、「食品添加物だけをブレンドしてインスタントラーメンの豚骨スープができる」としたが、翌49号では劇中の安倍がブレンドした材料の中に添加物以外に香辛料なども含まれていたため「添加物をもとに豚骨スープができる」と編集部により訂正。さらに同年50号で社団法人[[日本即席食品工業協会]]からの抗議によって、実際のスープの主材料は「ポークエキス」や「スキムミルク」などの食品素材であり添加物は補助的なものであると認め、再度訂正を行った。この話は第101巻に収録されているが、雑誌掲載時の「こんなのみんな作り物だ!」との安倍のセリフが、「こんなのほとんど作り物だ!」に差し替えられるなど、セリフが大幅に修正されている。
 
: 単行本第21巻では友人が送ってきた明太子に対し、[[化学調味料]]が大量にまぶされていることから「日本で最も恥ずかしい食べ物」だと書いている。
 
 
; かまぼこの添加物
 
: 第6巻収録の「江戸っ子雑煮」において、士郎が市販のかまぼこを「添加物のかたまり」と評した<ref>{{Cite web|url=http://oishimbo.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=10060101|title=第6巻 1話 江戸っ子雑煮|publisher=美味しんぼ塾ストーリーブログ|accessdate=2012-01-19}}</ref>ことについて、業界団体から抗議が寄せられた。単行本掲載時には、該当する吹き出しのセリフが変更されている。
 
 
; マイクロソフト
 
: 第59巻収録の「マルチメディアと食文化」でパソコンを取り上げた際に、[[Macintosh]](Mac)派の士郎が[[MS-DOS]]とMS-Windows(当時は[[Microsoft Windows 95|Windows 95]])を激しく罵倒するシーンがある<ref name="Macuser">{{Cite web|url=http://oishimbo.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=10590101|title=第59巻 1話 マルチメディアと食文化|publisher=美味しんぼ塾ストーリーブログ|accessdate=2012-01-19}}</ref>。しかも罵倒されたWindowsユーザーも実はMacユーザーだったというのがオチ<ref>そのユーザーは「以前あったWindows機は前任の担当者が置いていったものであり、自分は以前からMacを愛用している。」と述べている。</ref>であり、話を通じてMacを賞賛しWindowsをけなす内容になっている<ref name="Macuser" /><ref>[http://www.geocities.co.jp/Playtown-Knight/8702/oisinbo.html 美味しんぼ学>3、MacとWindows] - 2015年2月16日閲覧</ref>。これに遺憾とした[[マイクロソフト]]は『ビッグコミックスピリッツ』に掲載していた広告を中止した{{要出典|date=2015年2月}}。これ以後、登場人物全てがMacを使用している(なお原作者の雁屋はMacintoshの愛用者である<ref>http://kariyatetsu.com/blog/824.php</ref>)。
 
 
; 六ヶ所再処理工場
 
: 『ビッグコミックスピリッツ』2010年1号に掲載された「美味しんぼ」(第591話/食と環境問題)の中で[[六ヶ所再処理工場]]に関する内容を取り上げた。[[日本原燃]]はこの内容に関して、「一般読者の方々が施設の安全性などについて、誤解をされたり不安を抱かれたりする懸念があります」としてサイトに主張を掲載した<ref>[http://megalodon.jp/2009-1215-1526-34/sankei.jp.msn.com/life/environment/091214/env0912141927003-n1.htm 「美味しんぼ」内容で原燃がHPで「補足」の見解](2009年12月23日閲覧)</ref><ref>[http://megalodon.jp/2009-1223-1241-17/www.jnfl.co.jp/opinion/ 小学館発行誌ビッグコミックスピリッツに掲載された「美味しんぼ」における六ヶ所再処理工場に関する記載への当社見解について](2009年12月23日閲覧)</ref>。
 
 
; 木造建築
 
: 『ビッグコミックスピリッツ』2010年20号に掲載された「美味しんぼ」で「日本の家屋で木材を、それも国産の木材を使う率は恐ろしく低い」理由は、「ひとつは、日本の建築学会が1959年に木造建築を否定した」ことにある、との記載について、解説文を[[日本建築学会]]がウェブサイトに掲載した<ref>[http://www.aij.or.jp/jpn/databox/2010/20100726-1.htm 「木造禁止」を含む日本建築学会の「建築防災に関する決議」(1959年)について]</ref>。
 
 
; 醤油
 
: 作中で複数回繰り返される「丸のままの大豆」ではなく「脱脂した大豆」を使ったものは本当の醤油ではない<ref>{{Cite web|url=http://oishimbo.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=10030501|title=第3巻 5話 醤油の神秘|publisher=美味しんぼ塾ストーリーブログ|accessdate=2012-01-19}}</ref>という表現に、大手醤油メーカーからクレームがついた<ref>『週刊ビッグコミックスピリッツ』2010年8月2日号掲載のインタビュー</ref>。しかし、雁屋によればそのメーカーは後に「特別な日のための」というコピーをつけて「丸大豆醤油」を発売したという。なおこの問題については、両者の違いは油分の有無だけであって技術の進んだ現在では脱脂大豆を使ってもほとんど味は変わらないと主張するメーカーもある<ref>{{Cite news|url=http://www.shouyu.net/mame.htm|title=しょうゆの豆知識|publisher=木村醤油店|accessdate=2010-08-28}}</ref><ref>{{Cite news|url=http://www.soy-sauce.com/naoaji/zemi/zemi.html|title=醤油ゼミナール|publisher=加賀の醤油醸造元|accessdate=2010-08-28}}</ref>一方、大豆の油脂分から「まろやかでやわらかな口当たりと深いコク、穏かな香り」が得られるとしているメーカーもある<ref>{{Cite news|url=http://www.kikkoman.co.jp/products/product.php?appName=products&modName=shohinDetail&actionName=index&shouhin_id=K051005|title=キッコーマン 特選丸大豆しょうゆ|publisher=キッコーマン株式会社|accessdate=2012-05-29}}</ref>など、業界内でもさまざまな考え方が併存している。
 
 
=== 東日本大震災・福島第一原発事故に関する記述 ===
 
『ビッグコミックスピリッツ』2014年22・23合併号に掲載された「美味しんぼ 第604話 福島の真実その22」で、山岡や海原ら登場人物が[[福島第一原子力発電所|福島第一原発]]に取材に行った後、疲労感をおぼえたり原因不明の鼻血を出したりするなど、体調の異変を訴え、実在の前[[福島県]][[双葉町]]長の[[井戸川克隆]]が「''福島では同じ症状の人が大勢いますよ。言わないだけです''」と言う場面が描かれた。これに対して読者から「風評被害を助長する内容ではないか」との批判が寄せられ<ref>{{Cite news |title=『美味しんぼ』“風評被害助長”を釈明 スピリッツ側「意図ない」「作者の表現尊重」 |newspaper=[[ORICON NEWS]] |date=2014-04-28 |url=http://www.oricon.co.jp/news/2036929/full/ |accessdate=2017-10-19}}</ref><ref>{{cite news|title=漫画「美味しんぼ」:原発取材後の鼻血の描写で物議|newspaper=[[毎日jp]]|publisher=毎日新聞社|date=2014-05-13|url=http://mainichi.jp/select/news/20140429k0000e040156000c.html|accessdate=2014-05-13|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140430033124/http://mainichi.jp/select/news/20140429k0000e040156000c.html|archivedate=2014-04-30}}</ref><ref>{{cite news|title=原発取材後に原因不明の鼻血描写 人気漫画「美味しんぼ」に批判相次ぐ|newspaper=MSN産経ニュース|publisher=産経新聞社|date=2014-04-29|url=http://www.sankei.com/affairs/news/140429/afr1404290002-n1.html|accessdate=2014-05-13}}</ref>、スピリッツ編集部は「雁屋の実体験に基づいた表現を尊重したが、風評被害を助長するような意図はない」との声明を出した<ref>{{Cite web|url=http://spi-net.jp/spi20140428.html|title=スピリッツ22・23合併号の「美味しんぼ」の表現に関しまして|publisher=小学館 コミック -ビッグコミックスピリッツ〜SPINET-|accessdate=2014-04-29|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140428115222/http://spi-net.jp/spi20140428.html|archivedate=2014-04-28}}</ref>。これ以前にも雁屋は自身のブログ上で同様の投稿をしており、この件に関して「私は自分が福島を2年かけて取材をして、しっかりとすくい取った真実をありのままに書くことがどうして批判されなければならないのか分からない」と語っている<ref>{{Cite web|url=http://kariyatetsu.com/blog/1685.php|title=反論は、最後の回まで,お待ち下さい|publisher=雁屋哲の今日もまた|accessdate=2014-05-04|archiveurl=http://megalodon.jp/2014-0504-1346-36/kariyatetsu.com/blog/1685.php|archivedate=2014-05-04}}</ref>。後に「責任は全て私にあり、スピリッツ編集部に抗議するのはお門違い」とした<ref>{{Cite web|url=http://kariyatetsu.com/blog/1686.php|title=取材などについて|publisher=雁屋哲の今日もまた|accessdate=2014-05-10|archiveurl=http://megalodon.jp/2014-0509-1631-40/kariyatetsu.com/blog/1686.php|archivedate=2014-05-09}}</ref>。
 
 
ただし井戸川が体験したという鼻血問題のメディア提示はこの作品が初出ではない。2012年[[4月25日]]参議院の憲法審査会に町長の井戸川は参考人として招致されており、出席した[[自由民主党 (日本)|自民党]]議員の[[山谷えり子]]は審査会の最後に、雑誌に掲載されていたという、ほぼ同一の井戸川の意見を引用し政府に「双葉郡民は憲法上の国民ではないのか」と、対策を迫っているが、この際の雑誌掲載や国会での意見引用に関しては政府も自民党も県も双葉町も一切問題としていない<ref>[http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/180/0154/18004250154004a.html 第180回国会 憲法審査会 第4号]</ref>。
 
 
一方、双葉町は2014年5月7日に小学館に対して抗議文を提出し、抗議文中において、双葉町に対する公的な取材は全くなかった旨を示している他、同町に一部の読者から「福島の農産物は買わない」「福島に住めない」などといった苦情のメールが寄せられ、「県民や町民への差別を助長させかねない」と述べている<ref>{{cite web|title=小学館発行『スピリッツ』の『美味しんぼ』(第604話)に関する抗議について|publisher=福島県双葉町|date=2014-05-07|url=http://www.town.fukushima-futaba.lg.jp/secure/5924/20140507_kougibun.pdf|format=PDF|accessdate=2014-05-13|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140507105506/http://www.town.fukushima-futaba.lg.jp/secure/5924/20140507_kougibun.pdf|archivedate=2014-05-07}}</ref><ref name="akankyo13">{{cite news|title=環境相「鼻血と事故、因果関係ない」 美味しんぼ表現で|newspaper=朝日新聞デジタル|publisher=朝日新聞社|date=2014-05-09|url=http://www.asahi.com/articles/ASG5930ZXG59ULBJ001.html|accessdate=2014-05-13|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140509151952/http://www.asahi.com/articles/ASG5930ZXG59ULBJ001.html|archivedate=2014-05-09}}</ref>。同日、福島県のサイトにも抗議文が公開された<ref>{{Cite web|date=2014-05-07|url=http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/63423.pdf|format=PDF|title=「週刊ビッグコミックスピリッツ」4月28日及び5月12日発売号における「美味しんぼ」について|publisher=福島県|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140512061252/http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/63423.pdf|archivedate=2014-05-12|accessdate=2014-05-13}}</ref>。
 
 
環境大臣の[[石原伸晃]]は翌9日の記者会見で鼻血と原発事故の因果関係を否定した上で、『美味しんぼ』の描写によって風評被害を呼ぶことはあってはならないと述べた<ref name="akankyo13" />。
 
 
さらにこの続き(5月12日発売号)で、井戸川が主人公らに対しこの鼻血について「(福島第一原発で)被曝したからですよ」と説明する件があるほか、[[福島大学]]の[[准教授]]の[[荒木田岳]]が除染作業の経験を基にして「福島を広域に除染して、人が住めるようにするだなんてできないと思います」と述べる件が描かれた<ref>{{cite news|title=鼻血原因は「被ばく」…「美味しんぼ」最新号|newspaper=MSN産経ニュース|publisher=産経新聞社|date=2014-05-11|url=http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140511/dst14051118070008-n1.htm|accessdate=2014-05-13|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140512035446/http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140511/dst14051118070008-n1.htm|archivedate=2014-05-12}}</ref>。これに関連して福島県は「''『美味しんぼ』において、作品中に対する特定個人の見解が、恰も(あたかも)福島の現状そのものであるような印象を読者に与えかねないとする表現があり、県内外の多くのみなさん方に不安と困惑を生じさせており、福島県としても大変危惧しております。''」との見解<ref>{{Cite web|date=2014-05-12|url=http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/01010d/20140512.html|title=週刊ビッグコミックスピリッツ「美味しんぼ」に関する本県の対応について|publisher=福島県|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140512061401/http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/01010d/20140512.html|archivedate=2014-05-12|accessdate=2014-05-13}}</ref>を示した。更に同県知事・[[佐藤雄平]]は同日の会見で「登場人物が"福島県内には住むな!!"とする場面について、風評被害を助長するような印象で残念だ」と述べている<ref>{{cite news|title=<美味しんぼ>福島知事「風評被害助長、残念」と不快感|author=夫彰子|author2=岡田英|author3=茶谷亮|newspaper=毎日jp|publisher=毎日新聞社|date=2014-05-12|url=http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140512-00000088-mai-soci|accessdate=2014-05-13|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140512224423/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140512-00000088-mai-soci|archivedate=2014-05-12}}</ref>。スピリッツ編集部はこちらについても「雁屋の意向を尊重し掲載した。[[埼玉県立騎西高等学校|騎西高校]]に避難した方が登場するが、鼻血と疲労の話とは関係ない。特集記事を25号に掲載するのでそれまで待って欲しい」と声明を出している<ref>{{Cite web|url=http://spi-net.jp/spi20140512.html|title=スピリッツ24号の「美味しんぼ」に関しまして|publisher=小学館 コミック -ビッグコミックスピリッツ〜SPINET-|accessdate=2014-05-12|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140428115222/http://spi-net.jp/spi20140512.html|archivedate=2014-05-14}}</ref>。福島大学の荒木田が作中で述べたことについては、福島大学側では「個人の見解で、大学としての見解ではない」と公表している<ref>{{cite news|title=福島大、美味しんぼ描写は「個人の見解」|newspaper=nikkansports.com|publisher=日刊スポーツ新聞社|date=2014-05-12|url=http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20140512-1299966.html|accessdate=2014-05-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140512212019/http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20140512-1299966.html|archivedate=2014-05-12}}</ref>。
 
 
上記2014年5月12日発売号において、被災した3県のがれきなどの廃棄物の処分を行っていた[[大阪市]]でも[[舞洲]]など焼却場付近で約8割が健康不安を訴えているとする旨の表現が掲載された。同市長・[[橋下徹]]は「漫画でもやりすぎ。作者が取材に基づいているといってるので、事実なら根拠を示すべき」と述べている<ref>{{cite news|title=『美味しんぼ』大阪被害説のナゾを追う…「近くに住民いるの?」「岩手の廃棄物だけど?」|newspaper=[[デイリースポーツ]]|publisher=[[神戸新聞社]]|date=2014-05-12|url=http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140512-00000074-dal-ent|accessdate=2014-05-13|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140512214731/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140512-00000074-dal-ent|archivedate=2014-05-12}}</ref>。
 
 
[[日本放射線影響学会]]はこの問題について「''成人で最も低い線量で現れる影響は、睾丸への被ばくによる一時的不妊で、しきい線量は100 mGyと推定されています([[国際放射線防護委員会]]2007年勧告, [[ICRP]] Publication 103)。これより低い線量の被ばくでは、鼻血や全身倦怠を含めて臨床的に観察可能な放射線が直接原因となる身体的影響は報告されていません。''」と説明している<ref>{{Cite web|url=http://jrrs.kenkyuukai.jp/special/index.asp?id=13900 |title=「美味しんぼ」福島の真実編へのコメント |work=日本放射線影響学会(ウェブサイト)|publisher=[[日本放射線影響学会]] |date=2015-3-17 |accessdate=2017-03-30}}</ref>。
 
 
なお[[環境省]]では5月8日より、これらの事柄に関して、省としての見解を示したページを公開している<ref>{{Cite web|author=環境省環境保健部|date=2014-05-08|url=http://www.env.go.jp/chemi/rhm/info_1405-1.html|title=放射性物質対策に関する不安の声について|publisher=環境省|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140512221515/http://www.env.go.jp/chemi/rhm/info_1405-1.html|archivedate=2014-05-12|accessdate=2014-05-13}}</ref>。
 
 
ビッグコミックスピリッツ編集部は、5月19日発売予定号で「ご批判、お怒りは真摯に受け止めて、表現のあり方を今一度見直していく」とする見解を示すとともに、福島の真実編が終了する次号から本作は一時休載に入ることを発表した<ref>{{cite news|title=「美味しんぼ」一時休載へ 「表現のあり方を今一度見直す」と編集部見解|newspaper=[[産経新聞]]|date=2014-05-16|url=http://www.sankei.com/affairs/news/140516/afr1405160003-n1.html|accessdate=2014-05-17}}</ref>。本作は元々1つのシリーズが終了する区切りで休載期間が入ることが過去何度もあったが、今回の休載も本問題発生以前より予定されていたことであり、原作者の雁屋哲も同月22日のブログで「休載は去年から決まっていた」と説明している。雁屋によると、福島の真実編は元から単行本2冊分(24話)で終わると決まっており、5月19日発売号の第24話までで予定通り終了したという。第22話が問題となり、読者から「圧力に負けないで勇気を持って書き続けて欲しい」との声が多く届いたが、その時点で既に原稿は最後まで出来上がっていたため「圧力に負けようにも負けようがなかった」と明かしている<ref>{{cite news|title=「休載は去年から決まっていた」 「美味しんぼ」原作者・雁屋哲氏がブログで説明|publisher=ITmediaニュース|date=2014-05-23|url=http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1405/23/news079.html|accessdate=2015-01-08}}</ref>。
 
 
実際に鼻血が増加したか否かについては、第三者による以下の報告がある。[[2011年]]11月に[[岡山大学]]、[[広島大学]]、[[熊本学園大学]]のグループが共同で行った疫学的統計を元に、公表された報告書<ref name="minamatagaku">「水俣学の視点からみた福島原発事故と津波による環境汚染」|url = http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/oz/661/661-01.pdf</ref>では、双葉町において、体がだるい、頭痛、めまい、目のかすみ、鼻血、吐き気、疲れやすいといった症状が他地域に比して明確に多かったとあり、熊本学園大の[[中地重晴]]教授は調査結果を2013年8月に双葉町に報告しているとの見解を示している。
 
 
また2012年[[3月14日]]参議院の予算委員会<ref>[http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/180/0014/18003140014008a.html 第180回国会 予算委員会 第8号]</ref>において自民党の[[熊谷大]]は、三カ月間に延べ469名もの児童に鼻血を含む内科的症状が発生した旨記載された、宮城県南地域に位置する小学校の保健だよりを示し、環境大臣の[[細野豪志]]に医学的対策を要求している。
 
 
一方、[[2014年]][[5月30日]]、[[片山さつき]]が自民党環境部会で[[福島県]]相馬地方([[相馬市]]、[[南相馬市]]、[[新地町]]、[[飯舘村]])で行われた「住民の健康状態に関するアンケート結果」を公表<ref name="zakzak20140530">{{cite news|title = 「美味しんぼ」騒動 「鼻血急増」データなし 自民・片山氏、風評被害払拭へ|url = http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140530/plt1405301532003-n1.htm|publisher = [[夕刊フジ]]|date = 2014年5月30日
 
| accessdate = 2014年5月31日}}</ref>。アンケートは、「相馬地方市町村会」と「相馬郡医師会」に、「事故前と比較して鼻血が出るようになったという症状を訴えた人がいたか」と聞いたもので、相馬地方市町村会では、2011年度に計8695人、2012年度に計11710人、2013年度に計11705人の健康診断を行った結果、「鼻血が出るようになった」と回答した人はゼロであった旨を報告している<ref name="zakzak20140530"/>。
 
 
なお雁屋は「福島編」完結後に行うと告知していた一連の問題に関する取材の申し込み、抗議への対応など、自身の見解の表明延期をブログで明かした。雁屋は2014年5月22日付けのブログで「現在海外におり、個別の取材には対応できない。日本への帰国は早くとも7月末になる」とコメントしている。
 
 
2014年12月10日に発売された当作品の単行本・第111巻「福島の真実2」では、主人公が鼻血を出す件こそ残しているが、問題となった被爆との因果関係などの件のセリフ、約10か所以上が差し替えられた状態で発売され、例として医者が山岡に対して「''福島の放射線と、この鼻血とは、関連付ける医学的知見がありません。''」としたところを、「''お話の様子からでは、原発見学で鼻血が出るほどの線量を浴びたとは思えません。''」などに修正されている。また巻末に編集部からの脚注として「''表現意図をより明確にするために、登場人物のせりふを一部修正しています。''」との訂正文と、放射能の影響などについての注意書きを掲載した<ref>[http://www.asahi.com/articles/ASGDB5FLPGDBUCLV00D.html 「美味しんぼ」単行本はセリフ修正 原発めぐり鼻血描写(大西元博)](朝日新聞2014年12月11日 即日閲覧)</ref>。
 
 
雁屋は2015年2月に単行本『美味しんぼ『鼻血問題』に答える』を[[遊幻舎]]より出版。「福島の環境であれば、鼻血を出す人はいる」「私が伝えたのは真実です。『風評』ではありません」と述べており、『美味しんぼ』単行本の表現を修正したのは「証言者を守り、誤解を防ぐため」としている<ref>[http://www.asahi.com/articles/ASH217618H21UCVL00G.html 鼻血の描写「伝えたのは真実」 美味しんぼ原作者反論本](朝日新聞デジタル、2015年2月2日)</ref>。なお、この本を出版している遊幻舎は、雁屋が自身の子育て本を出版するために設立した出版社で<ref>[http://kariyatetsu.com/blog/967.php 「また、ちょっと宣伝」](ブログ・雁屋哲の今日もまた(2009年2月27日))</ref>、同書は小学館とは無関係なので同書への意見は遊幻舎へ送れと主張している<ref>[http://kariyatetsu.com/blog/1717.php 「美味しんぼ「鼻血問題」に答える」](ブログ・雁屋哲の今日もまた(2015年1月30日))</ref>。
 
 
== その他 ==
 
* 作中に登場する「究極のメニュー」から、「究極」が「[[新語・流行語大賞]]」の1986年新語部門金賞を受賞した。原作者の雁屋は[[第37回NHK紅白歌合戦|同年の『NHK紅白歌合戦』]]の審査員にも選ばれた。
 
* 作中で使われる「まったり」(関西方言)も、[[流行語]]となった。他にも「貴族的な味」など抽象的な表現が多用され、登場人物らが非常に雄弁に味を語るのも特徴的な点である。
 
* 登場人物などの設定に総合芸術家である'''[[北大路魯山人]]'''に関連した事項を多く使用していることも目立つ。
 
** 雄山の芸術活動が書、陶芸、食にまたがる点は北大路魯山人と一致しており、孫弟子という設定をとっている。
 
** 雄山の経営する会員制料亭「美食倶楽部」は、魯山人が最初に創業した料亭と同名である。
 
** 主人公行きつけの料理屋が「岡星」、魯山人の創業した料亭が「星岡茶寮」である。
 
** 「魯山人風[[すき焼き]]」「魯山人のご飯」「魯山人の[[茶漬け|お茶漬け]]」など魯山人が考案したメニューが紹介されたことがある。また単行本第88巻「器対決!」では、究極のメニュー側が全面的に魯山人の陶芸作品を使用した。
 
** 第3巻「料理のルール」における、仏料理店で鴨肉を持参のわさび醤油で食べるエピソードは、魯山人の実話をもとにしたものである。
 
* [[1980年代]]末に雁屋が[[オーストラリア]]に移住したため、「人種差別のない夢の国」オーストラリアの食材や文化を取り上げることが多くなった。ストーリーでも士郎がたびたび「俺の知り合いの[[漫画原作者|劇画原作者]]で物好きにオーストラリアに住んでいるやつが…」という前置きで、雁屋本人のエピソードが語られる。ただし、[[白豪主義|白色人種による原住民や有色人種への差別]]が話題に出てからは、オーストラリアが好意的に描かれることはなくなった。
 
{{Main|雁屋哲}}
 
* [[2004年]]に行われた[[富山県]]の[[都道府県知事|県知事選挙]]の広報キャラクターとして山岡士郎らが起用された。富山県は作画担当の花咲アキラの出身地である。この際に使われたキャッチコピーは「究極の一票。」。
 
* 作品中で暗に批判の対象となるのは、「[[日本たばこ産業|JT]]([[タバコ]]と当該エピソード掲載時製造販売を独占していた[[塩|食塩]])」「[[味の素]]([[うま味調味料]])」「[[宝ホールディングス|宝酒造]](日本酒を主に酒類全般)」。また[[反捕鯨]]運動については一貫して批判的であり、[[水産庁]]サイドの主張を展開している。
 
* 料理記者の[[岸朝子]]と日本料理人の[[道場六三郎]]が第46巻に登場。士郎と岸は知り合いという設定で、岸は士郎とゆう子に道場を紹介した。道場はこの中で見事な[[スッポン]]料理を披露した。なお、岸朝子はその後も何度か登場している。
 
* 政界にも愛読者がおり、第82・83代[[内閣総理大臣]]の[[橋本龍太郎]]も生前に本作品を読んでいた。橋本は作中にも実名で登場している<ref>単行本第65巻「オーストラリアの危機」第1話。</ref>。
 
* [[1985年]]の雑誌『[[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]]』Vol.27のP87によると、[[海洋堂]]で本作の[[フィギュア]]化予定があった。当時主流の[[ガレージキット]](レジンモデル)のフィギュアであり、海野洋二によって士郎と雄山の原型は完成し、版権が取れ次第販売されると記述されていたが、その後も未発売である。
 
* 1985年発売のビッグコミックスピリッツ増刊号に番外編を掲載。内容は、時代を江戸時代、舞台を瓦版屋に置き換えたもの。単行本への収録はされてない<ref>ビッグコミックスピリッツ増刊 1985年8月号</ref>。
 
* アニメ版の主演声優(井上和彦、荘真由美)が、それぞれの役を演ずるという形でグルメリポートを行う番組が放映されたことがある。前半はアニメの紹介、中盤は井上と荘による、原作及びアニメにも登場した「根つきのサバ」「ワニ料理」についてのレポート及びクイズ。後半には雁屋が登場し、[[マッドクラブ]]と[[モルジブフィッシュ]]([[鰹節]]に似た魚の乾物)を使った「雁屋カレー」作りを行なった。
 
* アニメ第27話・28話の「激闘鯨合戦」は第27回[[ギャラクシー賞]]の選奨に選ばれた。
 
* 現実にあった出来事やデータや記事や本などが作中で多く使われているのに反して、祖母が鶏肉を食べただけで同居している家族の事すら誰かわからないほどの認知症が治ったり、チゲ鍋を食べただけで二日酔いが治った(そのような科学的根拠はない)り、豚肉を食べただけで癌が治ったり、超能力によって時空を移動し昆布と鰹節の製造工程を見学するなど、漫画ならではの非現実的な描写もある。
 
* [[2013年]][[10月12日]]、連載30周年を記念して「[[リアル美味しんぼ]]」と題し[[朝日新聞]]と[[読売新聞]]による究極vs至高のメニュー対決の開催を発表した<ref>{{Cite news|title=企画発表リリース 勝つのはどっち!? 朝日新聞VS読売新聞 「美味しんぼ」の「究極と至高の対決」が現実のものに!|author=朝日新聞社広告局|newspaper=朝日新聞デジタル|publisher=朝日新聞社|date=2013-10-12|url=http://adv.asahi.com/common/fckeditor/editor/filemanager/connectors/php/transfer.php?file=/RELEASE/uid000026_32303133313031365F4164746F706963735F41736168697368696D62756E2E706466|format=PDF|accessdate=2013-11-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20131116114908/http://adv.asahi.com/common/fckeditor/editor/filemanager/connectors/php/transfer.php?file=/RELEASE/uid000026_32303133313031365F4164746F706963735F41736168697368696D62756E2E706466|archivedate=2013-11-16}}</ref><ref>{{Cite news|title=美味しんぼ:朝日&読売で「究極と至高の対決」リアル再現|newspaper=[[まんたんウェブ]]|publisher=[[毎日新聞デジタル]]|date=2013-10-12|url=https://mantan-web.jp/article/20131011dog00m200033000c.html|accessdate=2013-11-16}}</ref>。また、この企画「リアル美味しんぼ」の公式サイトも立ち上げられた<ref>{{Cite web|title=リアル美味しんぼ 朝日新聞VS読売新聞 究極と至高の対決|author=リアル美味しんぼ実行委員会|publisher=realoishinbo.com|url=http://realoishinbo.com/|accessdate=2013-11-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20131022080525/http://realoishinbo.com/|archivedate=2013-10-22}}</ref>。
 
 
== 書誌情報 ==
 
2016年3月現在まで
 
 
=== 公式 ===
 
; 『美味しんぼ』([[ビッグコミックス]]、第1巻1985年3月発行 ISBN 978-4091807519、第111巻2014年12月発行 ISBN 978-4091863195)
 
: ビッグコミックスでは現在、背表紙を各巻金色で統一しているが、かつて1〜4巻は金色ではなかった(1巻は青緑、2巻は黄、3巻はピンク、4巻は緑であったが、のちに1〜4巻も金色に変更した)。
 
: 2003年に第1巻から第76巻までが小学館文庫から刊行された。(第1巻ISBN 978-4091925015)。
 
; 『美味しんぼア・ラ・カルト』(ビッグコミックススペシャル、50集)
 
: テーマ別に集め再編集されたもの。
 
; 『豪華愛蔵版 美味しんぼ』「和」「酒」(2冊セット全30篇)ISBN 978-4-09-179511-3
 
: 連載20周年・1億冊突破記念に発行されたもの。特典「特製[[しゃもじ]]」と「[[吉野杉]][[箸]]」。
 
; 『美味しんぼの料理本』「正」「続」(ビッグコミックススペシャル、2集)ISBN 4-09-187771-0 ISBN 4-09-180266-4
 
: 美味しんぼに出てきた料理のレシピを紹介する料理本。
 
; 『美味しんぼ塾』(マイファーストビッグブックス、2巻)ISBN 4-09-359381-7 ISBN 4-09-359382-5
 
: 原作者によるエッセイ集。
 
 
=== 非公式 ===
 
; 『美味しんぼの秘密』(著:佐藤世紀、発行:1994年6月)ISBN 4-88718-255-4
 
: いわゆる「[[謎本]]」ブームに出版されたもの。アラ探しに陥りがちな普通の謎本とは一線を画し、キャラクター造形などに踏み込んだ、かなり読み応えのある評論本となっている。
 
 
== テレビアニメ ==
 
{{ウィキプロジェクト アニメ}}
 
[[1988年]][[10月17日]]から[[1992年]][[3月17日]]まで、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]][[日本テレビネットワーク協議会|系列]]で放映された。製作はシンエイ動画。全136話。キャッチフレーズは「究極のアニメドラマ」。原作の初期が描かれている。レギュラー放送終了後、2時間のスペシャル版が[[金曜ロードショー]]で放映された(「究極対至高 長寿料理対決!!」は1992年、「日米コメ戦争」は[[1993年]])。放送時間は番組開始から1年間は毎週月曜日19時30分 - 20時00分の放送だったが、[[1989年]]10月から放送時間を毎週火曜日19時30分 - 20時00分に移動した。
 
 
アニメでの放送時に原作の掲載時とは社会情勢が変化したものについては、それに沿ったり(例:[[宍道湖]]の[[淡水]]化事業→アニメ放送前に中止が決定)、登場人物のセリフ(特に罵倒)が原作より抑えられた表現になったり(例:「これに比べたら山岡さんの[[鮎]]はカスや」→「山岡はんのとは比べ物にならん」『鮎の思い出』「くろちゃん」→「訳のわからん外人」『牛なべの味』)、山岡に打ちのめされた料理人が改心する変更も見られた。
 
 
本放送放映当時、新聞[[番組表|ラテ欄]]の声の出演紹介で、中松警部役の[[福留功男]]が出演する回は「福留功男、井上和彦」と、主役の井上より福留が先に表示されていた。福留は当時『[[ズームイン!!朝!]]』司会担当で人気絶頂期であり、現役の局[[アナウンサー]]の準レギュラー声優出演という珍しい例であった。
 
 
1989年5月15日と22日にわたって放送された「激闘鯨合戦」に対して、第27回[[ギャラクシー賞]]・テレビ部門・選奨を受賞<ref>{{cite web|url=http://www.houkon.jp/galaxy/27th.html|title=第27回ギャラクシー賞受賞作品|publisher=[[放送批評懇談会]]|date=|accessdate=2014-11-14}}</ref>。
 
 
映像ソフトとしては日本テレビグループの[[バップ]]が担っており、20世紀に[[VHS]]でリリース(話数ではなく、タイトル別となっている)されていたが、21世紀では主流のディスクメディア化が長らく行われなかった。2016年12月から映像を高解像度化した「デジタルリマスター版」が[[DVD]]化および[[Blu-ray Disc|Blu-ray]]に収録され、BOX形態で随時リリース予定。<!--詳細は外部リンク先を参照-->
 
* BOX 1 (1話~48話収録)- 2016年12月21日
 
* BOX 2 (49話~96話収録)- 2017年3月22日
 
* BOX 3 (97話~136話およびSP2話収録)- 2017年6月21日
 
 
このBOXの発売に合わせて、2016年11月からは動画配信サイトの[[GYAO!]]や[[Amazonビデオ]]で第一話から次回予告を含めノーカットで配信されている。ただし、再放送における欠番の回は配信されていない。
 
 
CS放送局の[[テレ朝チャンネル]]で再放送された時にはOP映像が一貫して「Dang Dang 気になる」に差し替えられたり次回予告カットなど変更が施されていたが、2017年4月4日より[[ワールド・ハイビジョン・チャンネル|BS12トゥエルビ]]にてデジタルリマスター版(Blu-ray用HDリマスターと思われる)の放送が開始され、初代OP映像が復活している。主題歌の差し替えが行なわれていない点ではオリジナルに近いが、セレクション放送のため次回予告はカットされているほか、欠番回もスキップされて放送されている。また、毎回海原雄山との対決が描かれる話が必ず一話挿入されるため、海原雄山が登場しない回が連続して複数あった場合には、間に放送された通常回もカットされている(BS12の放送は2度の放送曜日変更ののち、9月9日の第26回で終了。字幕による最終回告知は行われず、番組公式ページで示されるのみであった)。
 
 
またインターネットテレビ局「[[AbemaTV]]」の「家族アニメチャンネル」にて2017年1月1日からデジタルリマスター版による再放送を開始。同チャンネルで再放送されるシンエイ動画作品とは違い、オープニングからエンディングまでノーカットで放送されている。ただし次回予告はない(この放送形式は本作と「[[怪盗ジョーカー]]」「[[あたしンち|新あたしンち]]」のみである)。
 
 
=== 声の出演 ===
 
{{Main|美味しんぼの登場人物}}
 
 
* [[山岡士郎]] - [[井上和彦 (声優)|井上和彦]]
 
* [[栗田ゆう子]] - [[荘真由美]]
 
* [[美味しんぼの登場人物#海原雄山|海原雄山]] - [[大塚周夫]]
 
* [[東西新聞社#大原大蔵|大原社主]] - [[阪脩]]
 
* [[東西新聞社#小泉鏡一|小泉局長]] - [[加藤精三 (声優)|加藤精三]]
 
* [[東西新聞社#谷村秀夫|谷村部長]] - [[嶋俊介]]
 
* [[東西新聞社#富井富雄|富井副部長]] - [[加藤治]]
 
* [[東西新聞社#荒川絹江|田畑絹江]] - [[真山亜子|水原リン]]
 
* [[東西新聞社#三谷典子|花村典子]] - [[佐久間レイ]]
 
* [[美味しんぼの登場人物#唐山陶人|唐山陶人]] - [[富田耕生]]
 
* [[美味しんぼの登場人物#京極万太郎|京極万太郎]] - [[渡部猛]]
 
* [[美味しんぼの登場人物#近城勇|近城勇]] - [[難波圭一]]
 
* [[美味しんぼの登場人物#近城まり子|二木まり子]] - [[島津冴子]]
 
* [[美味しんぼの登場人物#中松警部|中松警部]] - [[福留功男]]
 
 
=== スタッフ ===
 
* 企画 - 務台猛雄(日本テレビ)
 
* 監督 - [[竹内啓雄]]
 
* キャラクターデザイン - 河南正昭
 
* 小道具設定 - 佐藤正浩
 
* 美術監督 - [[古谷彰]]
 
* 撮影監督 - 斎藤秋男、刑部徹(特別編1)、谷口久美子(特別編2)
 
* 録音監督 - [[浦上靖夫]]
 
* 編集 - [[岡安肇]]、[[小島俊彦]]、中葉由美子、村井秀明、川崎晃洋
 
* 文芸 - 小松崎康弘→東山謙一→[[水島努]]→金井浩
 
* 音楽 - [[大谷和夫]]
 
* オープニング・エンディングアニメ - [[南家こうじ]]
 
* 制作担当/アシスタントプロデューサー - 伊藤響(日本テレビ)、田中敦(シンエイ動画)
 
* プロデューサー - 武井英彦(日本テレビ)、加藤良雄(シンエイ動画)
 
* アニメーション協力 - [[スタジオディーン]]
 
* 製作協力 - 遊カンパニー
 
* 企画制作 - [[日本テレビ放送網|日本テレビ]]
 
* 製作 - [[シンエイ動画]]
 
 
=== 主題歌 ===
 
; オープニングテーマ
 
:; 「YOU」(第1話 - 第23話)
 
:: 作詞 - [[平出よしかつ]] / 作曲 - [[和泉常寛]] / 編曲 - [[大谷和夫]] / 歌 - [[結城めぐみ]]
 
:: 第23話まで本編への導入部にも用いられている。
 
:; 「[[Dang Dang 気になる]]」(第24話 - 第136話)
 
:: 作詞 - [[売野雅勇]] / 作曲 - [[林哲司]] / 編曲 - [[船山基紀]] / 歌 - [[中村由真]]
 
:: 導入部及び劇中に挿入曲としても用いられている。
 
; エンディングテーマ
 
:; 「[[TWO OF US]]」(第1話 - 第23話)
 
:: 作詞 - 平出よしかつ / 作曲 - 和泉常寛 / 編曲 - 大谷和夫 / 歌 - 結城めぐみ
 
:; 「LINE」(第24話 - 第136話)
 
:: 作詞 - 売野雅勇 / 作曲 - 林哲司 / 編曲 - 船山基紀 / 歌 - 中村由真
 
:; 「気づかせたい」(「日米コメ戦争」1993年12月3日放映)
 
:: 歌 - [[篠岡美佳|MiKa]]
 
:: なお、冒頭のサブタイトルが表示される場面では、オープニングテーマ曲(YOU→Dang Dang 気になる)のインストを流していた<ref>ただし、後者のインストを流すようになったのは第27話からで、それまでは前者のインストを流していた。</ref>。
 
 
=== 各話リスト ===
 
* サブタイトル右の※印は再放送における欠番があった回<ref>放送局によっては欠番にならずに再放送する場合もある。例としてテレ朝チャンネルで2010年実施の再放送では[http://www.tv-asahi.co.jp/channel/contents/anime/0040/ 第104話「二代目の腕」]が放送された。</ref>。
 
サブタイトルは、荘真由美が読み上げる。
 
{| class="wikitable sortable" style="font-size:small"
 
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!話数!!放送日!!サブタイトル!!脚本!!絵コンテ!!演出!!作画監督!! width="380" |原作(エピソード)
 
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|第1話||'''1988年'''<br />10月17日||究極のメニュー||rowspan="2"|中西隆三||[[竹内啓雄]]||[[杉島邦久]]||rowspan="2"|河南正昭||「豆腐と水」「味で勝負!」(ビッグコミックス第1巻第1話、第2話)
 
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|第2話||10月24日||士郎対父・雄山||小島多美子||[[えんどうてつや|遠藤徹哉]]||「平凡の非凡」「油の音」(ビッグコミックス第1巻第4話、第6話)
 
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|第3話||10月31日||野菜の鮮度||[[田波靖男]]||colspan="2" style="text-align:center"|[[水谷貴哉]]||清山滋崇||「野菜の鮮度」(ビッグコミックス第1巻第8話)
 
|-
 
|第4話||11月7日||活きた魚||[[山崎晴哉]]||colspan="2" style="text-align:center"|松園公||河南正昭<br />高橋明信||「活きた魚」(ビッグコミックス第2巻第2話)
 
|-
 
|第5話||11月14日||そばツユの深味||中西隆三||colspan="2" style="text-align:center"|[[米たにヨシトモ|米谷良知]]||清山滋崇||「そばツユの深味」(ビッグコミックス第2巻第3話)
 
|-
 
|第6話||11月21日||幻の魚||田波靖男||colspan="2" style="text-align:center"|[[谷田部勝義]]||河南正昭<br />[[なかじまちゅうじ]]||「幻の魚」(ビッグコミックス第2巻第7話)
 
|-
 
|第7話||11月28日||炭火の魔力||山崎晴哉||小林真理||水谷貴哉||清山滋崇||「炭火の魔力」(ビッグコミックス第3巻第1話)
 
|-
 
|第8話||12月5日||接待の妙||中西隆三||[[三家本泰美]]||杉島邦久||河南正昭||「接待の妙」(ビッグコミックス第3巻第6話)
 
|-
 
|第9話||12月12日||寿司の心||山崎晴哉||colspan="2" style="text-align:center"|[[佐藤真人]]||清山滋崇||「寿司の心」(ビッグコミックス第1巻第3話)
 
|-
 
|第10話||12月19日||料理のルール||中西隆三||colspan="2" style="text-align:center"|松園公||河南正昭<br />高橋明信||「料理のルール」(ビッグコミックス第3巻第4話)
 
|-
 
|第11話||'''1989年'''<br />1月9日||土鍋の力||rowspan="3"|田波靖男||colspan="2" style="text-align:center"|三島孝||清山滋崇||「土鍋の力」(ビッグコミックス第3巻第3話)
 
|-
 
|第12話||1月16日||ダシの秘密||colspan="2" style="text-align:center"|中村孝一郎||[[柳田義明]]||「ダシの秘密」(ビッグコミックス第1巻第7話)
 
|-
 
|第13話||1月23日||手間の価値||colspan="2" style="text-align:center"|谷田部勝義||なかじまちゅうじ||「手間の価値」(ビッグコミックス第2巻第1話)
 
|-
 
|第14話||1月30日||横綱の好物||rowspan="2"|山崎晴哉||colspan="2" style="text-align:center"|杉島邦久||河南正昭||「横綱の好物」(ビッグコミックス第10巻第1話)
 
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|第15話||2月6日||日本風カレー ※||松園公||高木真司||飯田宏義||「日本風カレー(前編・後編)」(ビッグコミックス第12巻第6話)
 
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|第16話||2月13日||直火の威力||rowspan="2"|田波靖男||遠藤徹哉||白日野祖妻||清水恵子||「直火の威力」(ビッグコミックス第4巻第1話)
 
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|第17話||2月20日||もてなしの心||colspan="2" style="text-align:center"|中村孝一郎||柳田義明||「もてなしの心」(ビッグコミックス第5巻第8話)
 
|-
 
|第18話||2月27日||鮮度とスピード||rowspan="2"|中西隆三||colspan="2" style="text-align:center"|谷田部勝義||河南正昭||「鮮度とスピード」(ビッグコミックス第5巻第9話)
 
|-
 
|第19話||3月6日||氷菓と恋||colspan="2" style="text-align:center"|杉島邦久||清水恵子||「氷菓と恋」(ビッグコミックス第7巻第7話)
 
|-
 
|第20話||3月13日||食卓の広がり ※||山崎晴哉||colspan="2" style="text-align:center"|松園公||なかじまちゅうじ||「食卓の広がり」(ビッグコミックス第4巻第5話)
 
|-
 
|第21話||3月20日||包丁の基本||田波靖男||colspan="2" style="text-align:center"|遠藤徹哉||河南正昭||「包丁の基本」(ビッグコミックス第2巻第5話)
 
|-
 
|第22話||3月27日||板前の条件||rowspan="2"|山崎晴哉||colspan="2" style="text-align:center"|谷田部勝義||飯田宏義||「板前の条件」(ビッグコミックス第4巻第7話)
 
|-
 
|第23話||4月10日||牛なべの味 ※||colspan="2" style="text-align:center"|松園公||河南正昭||「牛なべの味」(ビッグコミックス第5巻第6話)
 
|-
 
|第24話||4月24日||中華そばの命||中西隆三||colspan="2" style="text-align:center"|遠藤徹哉||[[谷口守泰]]||「中華そばの命」(ビッグコミックス第2巻第8話)
 
|-
 
|第25話||5月1日||舌の記憶 ※||rowspan="2"|山崎晴哉||colspan="2" style="text-align:center"|杉島邦久||なかじまちゅうじ||「舌の記憶」(ビッグコミックス第1巻第9話)
 
|-
 
|第26話||5月8日||食べない理由 ※||colspan="2" style="text-align:center"|中村孝一郎||飯田宏義||「食べない理由(前編・後編)」(ビッグコミックス第9巻第2話)
 
|-
 
|第27話||5月15日||激闘鯨合戦(前編) ※||rowspan="3"|田波靖男||colspan="2" style="text-align:center"|遠藤徹哉||菊池城二||rowspan="2"|「激闘鯨合戦(1〜5)」(ビッグコミックス第13巻第1話)
 
|-
 
|第28話||5月22日||激闘鯨合戦(後編) ※||竹内啓雄||松園公||なかじまちゅうじ
 
|-
 
|第29話||5月29日||旅先の知恵||colspan="2" style="text-align:center"|杉島邦久||飯田宏義||「旅先の知恵」(ビッグコミックス第4巻第3話)
 
|-
 
|第30話||6月5日||うどんの腰||山崎晴哉||吉永尚之||遠藤徹哉||河南正昭||「うどんの腰」(ビッグコミックス第4巻第6話)
 
|-
 
|第31話||6月12日||鮎のふるさと||中西隆三||colspan="2" style="text-align:center"|中村孝一郎||久米一成||「鮎のふるさと」(ビッグコミックス第8巻第4話)
 
|-
 
|第32話||6月19日||ハンバーガーの要素||山崎晴哉||colspan="2" style="text-align:center"|遠藤徹哉||菊池城二||「ハンバーガーの要素(前編・後編)」(ビッグコミックス第9巻第1話)
 
|-
 
|第33話||6月26日||新妻の手料理||中西隆三||colspan="2" style="text-align:center"|杉島邦久||なかじまちゅうじ||「新妻の手料理」(ビッグコミックス第9巻第8話)
 
|-
 
|第34話||7月3日||あわび尽くし||rowspan="2"|田波靖男||colspan="2" style="text-align:center"|松園公||飯田宏義||「あわび尽くし」(ビッグコミックス第13巻第5話)
 
|-
 
|第35話||7月10日||トンカツ慕情||colspan="2" style="text-align:center"|遠藤徹哉||河南正昭||「トンカツ慕情」(ビッグコミックス第11巻第5話)
 
|-
 
|第36話||7月17日||スープと麺 ※||山崎晴哉||colspan="2" style="text-align:center"|杉島邦久||久米一成||「スープと麺(前編・中編・後編)」(ビッグコミックス第8巻第5話)
 
|-
 
|第37話||7月24日||にんにくパワー||中西隆三||colspan="2" style="text-align:center"|[[木下ゆうき]]||後藤聖一||「にんにくパワー」(ビッグコミックス第13巻第6話)
 
|-
 
|第38話||7月31日||ビールと枝豆||山崎晴哉||垂永士||石川康夫||菊地城二||「ビールと枝豆」(ビッグコミックス第14巻第2話)
 
|-
 
|第39話||8月14日||暑中の味||田波靖男||colspan="2" style="text-align:center"|遠藤徹哉||久米一成||「暑中の味」(ビッグコミックス第12巻第1話)
 
|-
 
|第40話||8月21日||真夏の氷 ※||中西隆三||colspan="2" style="text-align:center"|松園公||河南正昭||「真夏の氷」(ビッグコミックス第11巻第1話)
 
|-
 
|第41話||8月28日||技巧の極致||田波靖男||colspan="2" style="text-align:center"|杉島邦久||なかじまちゅうじ||「技巧の極致」(ビッグコミックス第5巻第3話)
 
|-
 
|第42話||9月18日||大豆とにがり ※||中西隆三||垂永士||石川康夫||尾津久蛮||「大豆とにがり」(ビッグコミックス第7巻第5話)
 
|-
 
|第43話||9月25日||青竹の香り||山崎晴哉||rowspan="2" colspan="2" style="text-align:center"|遠藤徹哉||久米一成||「青竹の香り」(ビッグコミックス第5巻第2話)
 
|-
 
|第44話||10月17日||女の華||rowspan="3"|中西隆三||河南正昭||「女の華」(ビッグコミックス第4巻第2話)
 
|-
 
|第45話||10月24日||香港味勝負(前編)||米谷良知||遠藤徹哉||久米一成||rowspan="2"|「香港味勝負(前編・中編・後編)」(ビッグコミックス第11巻第3話)
 
|-
 
|第46話||10月31日||香港味勝負(後編)||colspan="2" style="text-align:center"|松園公||河南正昭
 
|-
 
|第47話||11月7日||黄身と白身||rowspan="2"|山崎晴哉||colspan="2" style="text-align:center"|杉島邦久||なかじまちゅうじ||「黄身と白身」(ビッグコミックス第7巻第7話)
 
|-
 
|第48話||11月14日||母なるリンゴ||rowspan="2" colspan="2" style="text-align:center"|遠藤徹哉||高橋敏雄||「母なるりんご」(ビッグコミックス第14巻第5話)
 
|-
 
|第49話||11月21日||牛肉の力||田波靖男||久米一成||「牛肉の力」(ビッグコミックス第6巻第7話)
 
|-
 
|第50話||11月28日||究極の作法||中西隆三||rowspan="2" colspan="2" style="text-align:center"|杉島邦久||河南正昭||「究極の作法」(ビッグコミックス第6巻第8話)
 
|-
 
|第51話||12月5日||レモンと健康 ※||rowspan="3"|山崎晴哉||尾糸武||「レモンと健康」(ビッグコミックス第14巻第8話)
 
|-
 
|第52話||12月12日||魚の醍醐味||colspan="2" style="text-align:center"|松園公||河南正昭||「魚の醍醐味」(ビッグコミックス第11巻第2話)
 
|-
 
|第53話||12月19日||お菓子と夢||rowspan="2" colspan="2" style="text-align:center"|遠藤徹哉||高橋敏雄||「お菓子と夢」(ビッグコミックス第11巻第4話)
 
|-
 
|第54話||'''1990年'''<br />1月9日||江戸ッ子雑煮 ※||中西隆三||久米一成||「江戸ッ子雑煮」(ビッグコミックス第6巻第1話)
 
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|第55話||1月16日||しょう油の神秘 ※||田波靖男||colspan="2" style="text-align:center"|松園公||rowspan="3"|河南正昭||「醤油の神秘」(ビッグコミックス第3巻第5話)
 
|-
 
|第56話||1月23日||飲茶(ヤムチャ)||中西隆三||colspan="2" style="text-align:center"|遠藤徹哉||「飲茶(前編・後編)」(ビッグコミックス第8巻第1話)
 
|-
 
|第57話||1月30日||フォン・ド・ヴォー||田波靖男||colspan="2" style="text-align:center"|杉島邦久||「フォン・ド・ヴォー(前編・後編)」(ビッグコミックス第11巻第6話)
 
|-
 
|第58話||2月6日||ふるさとの唄||山崎晴哉||colspan="2" style="text-align:center"|遠藤徹哉||久米一成||「ふるさとの唄」(ビッグコミックス第15巻第3話)
 
|-
 
|第59話||2月13日||飯の友||rowspan="2"|中西隆三||colspan="2" style="text-align:center"|杉島邦久||rowspan="2"|河南正昭||「飯の友」(ビッグコミックス第16巻第6話)
 
|-
 
|第60話||2月20日||キムチの精神(こころ)||colspan="2" style="text-align:center"|遠藤徹哉||「キムチの精神」(ビッグコミックス第10巻第3話)
 
|-
 
|第61話||2月27日||非常食||田波靖男||colspan="2" style="text-align:center"|松園公||高橋敏雄||「非常食」(ビッグコミックス第12巻第8話)
 
|-
 
|第62話||3月6日||大地の赤||山崎晴哉||colspan="2" style="text-align:center"|遠藤徹哉||久米一成||「大地の赤」(ビッグコミックス第7巻第1話)
 
|-
 
|第63話||3月13日||愛の納豆||中西隆三||[[矢吹勉]]||松園公||河南正昭||「愛の納豆」(ビッグコミックス第8巻第3話)
 
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|第64話||3月20日||サラダと美容||rowspan="2"|田波靖男||colspan="2" style="text-align:center"|杉島邦久||高橋明信||「サラダと美容」(ビッグコミックス第5巻第7話)
 
|-
 
|第65話||4月24日||ぼけとつっこみ||colspan="2" style="text-align:center"|遠藤徹哉||rowspan="2"|河南正昭||「北海の幸」(ビッグコミックス第14巻第3話)
 
|-
 
|第66話||5月1日||椀方試験||山崎晴哉||colspan="2" style="text-align:center"|殿勝秀樹||「椀方試験」(ビッグコミックス第14巻第9話)
 
|-
 
|第67話||5月8日||ボクサーの苦しみ||中西隆三||colspan="2" style="text-align:center"|松園公||久米一成||「ボクサーの苦しみ(前編・後編)」(ビッグコミックス第7巻第8話)
 
|-
 
|第68話||5月22日||卵とフライパン||rowspan="2"|山崎晴哉||colspan="2" style="text-align:center"|杉島邦久||高橋明信||「卵とフライパン」(ビッグコミックス第6巻第2話)
 
|-
 
|第69話||5月29日||再会の丼||colspan="2" style="text-align:center"|遠藤徹哉||河南正昭||「再会の丼」(ビッグコミックス第9巻第3話)
 
|-
 
|第70話||6月12日||玄米VS白米||田波靖男||colspan="2" style="text-align:center"|殿勝秀樹||高橋敏雄||「玄米VS白米(前編・後編)」(ビッグコミックス第12巻第4話)
 
|-
 
|第71話||6月19日||骨のない魚||rowspan="2"|山崎晴哉||[[影山楙倫]]<br />松園公||松園公||河南正昭||「骨のない魚」(ビッグコミックス第14巻第4話)
 
|-
 
|第72話||7月3日||代用ガム||杉島邦久||遠藤徹哉||高橋明信||「代用ガム」(ビッグコミックス第17巻第3話)
 
|-
 
|第73話||7月10日||豆腐の花||中西隆三||colspan="2" style="text-align:center"|殿勝秀樹||高橋敏雄||「豆腐の花」(ビッグコミックス第12巻第5話)
 
|-
 
|第74話||7月24日||黒い刺身||山崎晴哉||colspan="2" style="text-align:center"|遠藤徹哉||rowspan="3"|河南正昭||「黒い刺身」(ビッグコミックス第9巻第4話)
 
|-
 
|第75話||8月14日||北海の幸||中西隆三||鈴木吉男||松園公||「北海の幸」(ビッグコミックス第14巻第1話)
 
|-
 
|第76話||9月11日||臭さの魅力||山崎晴哉||colspan="2" style="text-align:center"|遠藤徹哉||「臭さの魅力」(ビッグコミックス第5巻第5話)
 
|-
 
|第77話||9月18日||ペンションの名物||rowspan="3"|田波靖男||colspan="2" style="text-align:center"|殿勝秀樹||高橋敏雄||「ペンションの名物」(ビッグコミックス第10巻第2話)
 
|-
 
|第78話||10月16日||究極のメニューVS至高のメニュー||colspan="2" style="text-align:center"|松園公||河南正昭||「究極VS至高(前編・中編)」(ビッグコミックス第15巻第1話)
 
|-
 
|第79話||10月23日||究極VS至高 黄身の実力||竹内啓雄||[[高柳哲司]]||rowspan="2"|清山滋崇||「究極VS至高(後編)」(ビッグコミックス第15巻第3話)
 
|-
 
|第80話||10月30日||根気と自然薯||中西隆三||colspan="2" style="text-align:center"|[[安藤敏彦]]||「根気と山芋」(ビッグコミックス第10巻第6話)
 
|-
 
|第81話||11月6日||潮風の贈り物||山崎晴哉||colspan="2" style="text-align:center"|遠藤徹哉||rowspan="2"|河南正昭||「潮風の贈り物」(ビッグコミックス第10巻第8話)
 
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|第82話||11月13日||究極VS至高 生きている米||中西隆三||鈴木吉男||松園公||「生きている米」(ビッグコミックス第16巻第4話)
 
|-
 
|第83話||11月20日||究極VS至高 対決!!野菜編||山崎晴哉||colspan="2" style="text-align:center"|野口よしあき||清山滋崇||「対決!!野菜編(前編・中編・後編)」(ビッグコミックス第16巻第5話)
 
|-
 
|第84話||11月27日||不器量な魚||rowspan="4"|中西隆三||colspan="2" style="text-align:center"|佐藤真人||[[かわむらあきお|河村明夫]]||「不器量な魚」(ビッグコミックス第18巻第6話)
 
|-
 
|第85話||12月4日||下町の温もり||colspan="2" style="text-align:center"|遠藤徹哉||河南正昭||「下町の温もり」(ビッグコミックス第15巻第4話)
 
|-
 
|第86話||12月11日||家族の食卓||colspan="2" style="text-align:center"|寺東克己||清山滋崇||「家族の食卓」(ビッグコミックス第15巻第2話)
 
|-
 
|第87話||12月18日||不思議なからあげ||松園公||西山明樹彦||rowspan="2"|河南正昭||「不思議なからあげ」(ビッグコミックス第15巻第5話)
 
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|第88話||'''1991年'''<br />1月8日||おせちと花嫁||山崎晴哉||colspan="2" style="text-align:center"|遠藤徹哉||「おせちと花嫁」(ビッグコミックス第10巻第5話)
 
|-
 
|第89話||1月15日||究極VS至高 餃子の春||rowspan="2"|田波靖男||colspan="2" style="text-align:center"|寺東克己||清山滋崇||rowspan="2"|「餃子の春(前編・中編・後編)」(ビッグコミックス第17巻第1話)
 
|-
 
|第90話||1月22日||究極VS至高 対決!!餃子編||colspan="2" style="text-align:center"|西山明樹彦||河南正昭
 
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|第91話||1月29日||真冬の珍味||rowspan="2"|山崎晴哉||colspan="2" style="text-align:center"|佐藤真人||河村明夫||「真冬の珍味」(ビッグコミックス第6巻第4話)
 
|-
 
|第92話||2月5日||洋食屋の苦悩||colspan="2" style="text-align:center"|遠藤徹哉||河南正昭||「洋食屋の苦悩」(ビッグコミックス第16巻第2話)
 
|-
 
|第93話||2月12日||究極VS至高 エイと鮫(前編)||rowspan="2"|中西隆三||colspan="2" style="text-align:center"|寺東克己||清山滋崇||rowspan="2"|「エイと鮫(前編・中編・後編)」(ビッグコミックス第17巻第2話)
 
|-
 
|第94話||2月19日||究極VS至高 エイと鮫(後編)||神谷純||西山明樹彦||河南正昭
 
|-
 
|第95話||2月26日||及第ガユ ※||rowspan="2"|山崎晴哉||colspan="2" style="text-align:center"|寺東克己||河村明夫||「及第ガユ」(ビッグコミックス第21巻第2話)
 
|-
 
|第96話||3月5日||江戸の味||colspan="2" style="text-align:center"|久米一成||河南正昭||「江戸の味」(ビッグコミックス第26巻第5話)
 
|-
 
|第97話||3月12日||ばあちゃんの賭け||rowspan="2"|中西隆三||colspan="2" style="text-align:center"|佐藤真人||河村明夫||「ばあちゃんの賭け」(ビッグコミックス第23巻第6話)
 
|-
 
|第98話||3月19日||食は三代?||colspan="2" style="text-align:center"|矢吹勉||河南正昭||「食は三代?(前編・後編)」(ビッグコミックス第19巻第5話)
 
|-
 
|第99話||4月23日||父のコロッケ||田波靖男||colspan="2" style="text-align:center"|寺東克巳||上條修||「父のコロッケ」(ビッグコミックス第27巻第3話)
 
|-
 
|第100話||4月30日||贅沢な献立||山崎晴哉||colspan="2" style="text-align:center"|久米一成||山中英二||「贅沢な献立」(ビッグコミックス第17巻第4話)
 
|-
 
|第101話||5月7日||もやしっ子||中西隆三||colspan="2" style="text-align:center"|佐藤真人||河村明夫||「もやしっ子」(ビッグコミックス第23巻第9話)
 
|-
 
|第102話||5月21日||丼(どんぶり)VSのり巻き||山崎晴哉||池野文雄||colspan="2" style="text-align:center"|吉田実||「のり巻き合戦」(ビッグコミックス第18巻第5話)
 
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|第103話||5月28日||グルメ志向||田波靖男||colspan="2" style="text-align:center"|久米一成||[[奈須川充]]||「グルメ志向」(ビッグコミックス第26巻第3話)
 
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|第104話||6月4日||二代目の腕 ※||中西隆三||colspan="2" style="text-align:center"|川島宏||吉田実||「野菜の鮮度」(ビッグコミックス第8巻第6話)
 
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|第105話||6月11日||五年目のパスタ||田波靖男||colspan="2" style="text-align:center"|久米一成||奈須川充||「5年目のパスタ」(ビッグコミックス第9巻第5話)
 
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|第106話||6月18日||思い出のメニュー||rowspan="2"|山崎晴哉||高柳哲司||rowspan="2"|佐藤真人||rowspan="2"|河村明夫||「思い出のメニュー」(ビッグコミックス第2巻第6話)
 
|-
 
|第107話||6月25日||海のマツタケご飯||遠藤徹哉||「海のマツタケご飯」(ビッグコミックス第17巻第5話)
 
|-
 
|第108話||7月2日||梅干しの雨※||中西隆三||竹内啓雄||川島宏||上條修||「梅干しの雨」(ビッグコミックス第23巻第3話)
 
|-
 
|第109話||7月9日||杜氏と水 ※||山崎晴哉||[[福富博]]||佐藤真人||河村明夫<br />奈須川充||「杜氏と水」(ビッグコミックス第19巻第2話)
 
|-
 
|第110話||7月16日||柔らかい酢||中西隆三||高柳哲司||川島宏||山中英二||「柔らかい酢」(ビッグコミックス第13巻第3話)
 
|-
 
|第111話||7月23日||料理と絵ごころ||田波靖男||寺東克己||久米一成||上條修||「料理と絵ごころ」(ビッグコミックス第13巻第2話)
 
|-
 
|第112話||7月30日||ほうじ茶の心||山崎晴哉||colspan="2" style="text-align:center"|佐藤真人||河村明夫||「焙じ茶の心」(ビッグコミックス第18巻第8話)
 
|-
 
|第113話||8月13日||涼風そうめん||田波靖男||colspan="2" style="text-align:center"|久米一成||奈須川充||「涼風そうめん」(ビッグコミックス第13巻第4話)
 
|-
 
|第114話||9月3日||古酒(クースー)||中西隆三||rowspan="3"|寺東克巳||川島宏||上條修||「古酒」(ビッグコミックス第10巻第4話)
 
|-
 
|第115話||9月17日||スパイスの秘密||山崎晴哉||佐藤真人||河村明夫||「スパイスの秘密」(ビッグコミックス第5巻第4話)
 
|-
 
|第116話||10月15日||新しい企画||田波靖男||松園公||高橋敏雄||「新しい企画」(ビッグコミックス第21巻第3話)
 
|-
 
|第117話||10月22日||禁断の鳥||山崎晴哉||colspan="2" style="text-align:center"|川島宏||上條修||「禁断の鳥」(ビッグコミックス第21巻第4話)
 
|-
 
|第118話||10月29日||挑戦精神||中西隆三||佐藤真人||辻久子||宍戸久美子||「挑戦精神」(ビッグコミックス第21巻第5話)
 
|-
 
|第119話||11月5日||日本の根っこ||田波靖男||colspan="2" style="text-align:center"|寺東克巳||[[中沢一登]]||「日本の根っこ」(ビッグコミックス第21巻第8話)
 
|-
 
|第120話||11月12日||ジャンボ茶碗蒸し||中西隆三||小林孝志||[[水島努]]||奈須川充||「ジャンボ茶碗蒸し」(ビッグコミックス第23巻第1話)
 
|-
 
|第121話||11月19日||命と器||山崎晴哉||高柳哲司||川島宏||上條修||「命と器」(ビッグコミックス第21巻第10話)
 
|-
 
|第122話||11月26日||辛し明太子||中西隆三||colspan="2" style="text-align:center"|佐藤真人||河村明夫||「辛し明太子」(ビッグコミックス第21巻第9話)
 
|-
 
|第123話||12月3日||究極VS至高 対決!!スパゲッティ ※||山崎晴哉||colspan="2" style="text-align:center"|寺東克己||中沢一登||「対決!!スパゲッティ(前編・中編・後編)」(ビッグコミックス第25巻第1話)
 
|-
 
|第124話||12月10日||恥ずかしい料理||田波靖男||rowspan="2"|久米一成||水島努||奈須川充||「恥ずかしい料理」(ビッグコミックス第30巻第6話)
 
|-
 
|第125話||12月17日||年越しうどん||中西隆三||[[ムトウユージ|むとうゆうじ]]||高橋としお||「年越しうどん」(ビッグコミックス第25巻第6話)
 
|-
 
|第126話||'''1992年'''<br />1月7日||タイのタイ||rowspan="2"|田波靖男||高柳哲司||川島宏||上條修||「タイのタイ」(ビッグコミックス第26巻第1話)
 
|-
 
|第127話||1月14日||二人の花嫁候補||寺東克己||水島努||奥野浩行||「二人の花嫁候補」(ビッグコミックス第21巻第7話)
 
|-
 
|第128話||1月21日||カジキの真価||山崎晴哉||colspan="2" style="text-align:center"|佐藤真人||河村明夫||「カジキの真価」(ビッグコミックス第21巻第6話)
 
|-
 
|第129話||1月28日||ピザの横綱||田波靖男||高柳哲司||むとうゆうじ||高橋としお||「ピザの横綱」(ビッグコミックス第27巻第5話)
 
|-
 
|第130話||2月4日||いわしの心||山崎晴哉||寺沢伸介||牧野滋人||中沢一登||「いわしの心」(ビッグコミックス第25巻第5話)
 
|-
 
|第131話||2月11日||究極VS至高 菓子対決!!||中西隆三||colspan="2" style="text-align:center"|松園公||寺沢伸介||「究極VS至高 菓子対決!!(前編・後編)」(ビッグコミックス第26巻第4話)
 
|-
 
|第132話||2月18日||天日の贈り物||rowspan="2"|山崎晴哉||高柳哲司||川島宏||奥野浩行||「天日の贈り物」(ビッグコミックス第29巻第2話)
 
|-
 
|第133話||2月25日||猿蟹合戦||竹内啓雄||松園公||上條修||「猿蟹合戦」(ビッグコミックス第26巻第7話)
 
|-
 
|第134話||3月3日||カレイとヒラメ||中西隆三||牧野滋人||むとうゆうじ||高橋としお||「カレイとヒラメ」(ビッグコミックス第26巻第8話)
 
|-
 
|第135話||3月10日||究極の披露宴(前編)||rowspan="2"|田波靖男||竹内啓雄||rowspan="2"|佐藤真人||rowspan="2"|河村明夫||rowspan="2"|「究極の披露宴(前編・中編・後編)」(ビッグコミックス第27巻第2話)
 
|-
 
|第136話||3月17日||究極の披露宴(後編)||寺東克己
 
|-
 
|rowspan="2"|SP||12月11日||究極対至高 長寿料理対決!!||rowspan="2"|山崎晴哉||rowspan="2"|竹内啓雄<br />鈴木行||rowspan="2"|鈴木行||rowspan="2"|河南正昭||「長寿料理対決!!(1〜7)」(ビッグコミックス第28巻第2話)
 
|-
 
|'''1993年'''<br />12月3日||日米コメ戦争||「日米コメ戦争(1〜5)」(ビッグコミックス第36巻第5話)
 
|}
 
 
=== 放送局 ===
 
※放送日時は1992年3月終了時点(テレビ長崎については1990年3月中旬 - 4月上旬に放映された日時<ref>『アニメディア 1990年4月号』 1990年、学研パブリッシング、テレビ局ネットワーク p.101。</ref>、宮崎放送と琉球放送については1990年9月中旬 - 10月上旬に放映された日時<ref>『アニメディア 1990年10月号』 1990年、学研パブリッシング、テレビ局ネットワーク pp.91 - 93。</ref>)、放送系列は放送当時のものとする<ref>『アニメディア 1992年4月号』 1992年、学研パブリッシング、テレビ局ネットワーク pp.117 - 119。</ref>。
 
{| class="wikitable" style="font-size:small"
 
!放送地域!!放送局!!放送日時!!放送系列!!備考
 
|-
 
|[[広域放送|関東広域圏]]||日本テレビ||rowspan="24"|月曜 19:30 - 20:00<br>→ 火曜 19:30 - 20:00||rowspan="6"|[[日本テレビネットワーク協議会|日本テレビ系列]]||'''制作局'''
 
|-
 
|[[北海道]]||[[札幌テレビ放送|札幌テレビ]]||
 
|-
 
|[[青森県]]||[[青森放送]]||1991年9月までは[[All-nippon News Network|テレビ朝日系列]]とのクロスネット局。
 
|-
 
|[[岩手県]]||[[テレビ岩手]]||
 
|-
 
|[[宮城県]]||[[宮城テレビ放送|ミヤギテレビ]]||
 
|-
 
|[[秋田県]]||[[秋田放送]]||
 
|-
 
|[[山形県]]||[[山形放送]]||日本テレビ系列<br>テレビ朝日系列||
 
|-
 
|[[福島県]]||[[福島中央テレビ]]||rowspan="5"|日本テレビ系列||
 
|-
 
|[[山梨県]]||[[山梨放送]]||
 
|-
 
|[[新潟県]]||[[テレビ新潟放送網|テレビ新潟]]||
 
|-
 
|[[静岡県]]||[[静岡第一テレビ]]||
 
|-
 
|[[富山県]]||[[北日本放送]]||
 
|-
 
|[[福井県]]||[[福井放送]]||日本テレビ系列<br>テレビ朝日系列||1989年3月までは日本テレビ系列単独加盟局。
 
|-
 
|[[広域放送|中京広域圏]]||[[中京テレビ放送|中京テレビ]]||rowspan="4"|日本テレビ系列||
 
|-
 
|[[広域放送|近畿広域圏]]||[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]||
 
|-
 
|[[鳥取県]]・[[島根県]]||[[日本海テレビジョン放送|日本海テレビ]]||1989年9月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局。
 
|-
 
|[[広島県]]||[[広島テレビ放送|広島テレビ]]||
 
|-
 
|[[山口県]]||[[山口放送]]||日本テレビ系列<br>テレビ朝日系列||
 
|-
 
|[[徳島県]]||[[四国放送]]||rowspan="7"|日本テレビ系列||
 
|-
 
|[[岡山県・香川県の放送|香川県・岡山県]]||[[西日本放送テレビ|西日本放送]]||
 
|-
 
|[[愛媛県]]||[[南海放送]]||
 
|-
 
|[[高知県]]||[[高知放送]]||
 
|-
 
|[[福岡県]]||[[福岡放送]]||
 
|-
 
|[[熊本県]]||[[熊本県民テレビ]]||
 
|-
 
|[[長野県]]||[[テレビ信州]]||火曜 19:30 - 20:00||1991年3月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局。<br>クロスネット時代は日曜 9:00 - 9:30に放映。
 
|-
 
|[[石川県]]||[[テレビ金沢]]||火曜 19:30 - 20:00||日本テレビ系列||第65話から放映<ref>[[アニメディア]]1989年4月号([[学研パブリッシング]])、テレビ局ネットワーク p.100等では、[[石川テレビ放送|石川テレビ]]で土曜19:30 - 20:00に放送と記載されているが、放送当時の北國新聞のテレビ欄(昭和63年10月22日付28ページ等)では該当時間には放送されていないため([[名門!第三野球部]]を同時ネット)、全くの誤情報である。</ref>。
 
|-
 
|rowspan="2"|[[長崎県]]||[[テレビ長崎]]||月曜 16:30 - 17:00||フジテレビ系列<br>日本テレビ系列||途中で放映打ち切り<ref>未放映分は後に1992年頃に長崎国際テレビにて月曜 - 金曜 17:30 - 18:00に放映。</ref>。<br>次番組は『[[ダッシュ!四駆郎]]』([[テレビ東京]]制作)
 
|-
 
|[[長崎国際テレビ]]||火曜 19:30 - 20:00||日本テレビ系列||第99話から放映。
 
|-
 
|[[大分県]]||[[テレビ大分]]||火曜 16:00 - 16:30||フジテレビ系列<br>日本テレビ系列<br>テレビ朝日系列||
 
|-
 
|[[宮崎県]]||[[宮崎放送]]||金曜 17:00 - 17:30||[[Japan News Network|TBS系列]]||1990年9月で放映打ち切り。
 
|-
 
|[[鹿児島県]]||[[鹿児島テレビ放送|鹿児島テレビ]]||日曜 18:00 - 18:30||フジテレビ系列<br>日本テレビ系列||
 
|-
 
|[[沖縄県]]||[[琉球放送]]||金曜 17:30 - 18:00||TBS系列||途中で放映打ち切り。1992年3月終了時点では放映無し。
 
|}
 
 
{{前後番組
 
|放送局=[[日本テレビ放送網|日本テレビ]][[日本テレビネットワーク協議会|系列]]
 
|放送枠=月曜19時台後半枠
 
|番組名=美味しんぼ<br />(第1話 - 第43話)<br />(1988年10月17日 - 1989年9月25日)<br />※ここまで[[日本テレビ制作月曜夜7時台枠のアニメ|日本テレビ制作]]
 
|前番組=[[燃える!お兄さん]]<br />(1988年3月14日 - 9月19日)
 
|次番組=[[YAWARA!]]<br />(1989年10月16日 - 1992年9月21日)<br />※ここから[[読売テレビ制作月曜夜7時30分枠のアニメ|読売テレビ制作]]
 
|2放送局=日本テレビ系列
 
|2放送枠=火曜19時台後半枠
 
|2番組名=美味しんぼ<br />(第44話 - 第136話)<br />(1989年10月17日 - 1992年3月17日)
 
|2前番組=[[クイズ!!体にいいTV]]<br />(1988年10月11日 - 1989年9月19日)
 
|2次番組=[[クイズ どんなMONだい?!]]<br />(1992年4月21日 - 1994年3月22日)
 
}}
 
 
{{日本テレビ月曜7時台のアニメ}}
 
 
== テレビドラマ ==
 
=== 美味しんぼ(唐沢寿明版) ===
 
{{基礎情報 テレビ番組
 
| 番組名 = 美味しんぼ
 
| 画像 =
 
| 画像説明 =
 
| ジャンル = [[テレビドラマ]]
 
| 放送時間 = [[金曜エンタテイメント#変遷|変遷]]を参照
 
| 放送分 =
 
| 放送枠 =
 
| 放送期間 = [[1994年]][[1月7日]] - [[1999年]][[8月20日]]
 
| 放送回数 = 5
 
| 放送国 = {{JPN}}
 
| 制作局 = [[フジテレビジョン|フジテレビ]]
 
| 企画 =
 
| 製作総指揮 =
 
| 監督 =
 
| 演出 = [[藤田明二]]
 
| 原作 =
 
| 脚本 = [[土屋斗紀雄]]
 
| プロデューサー =
 
| 出演者 = [[唐沢寿明]]<br />[[石田ゆり子]]<br />[[富田靖子]]<br />[[原田芳雄]]<br />[[江守徹]]
 
| ナレーター =
 
| 音声 =
 
| 字幕 =
 
| データ放送 =
 
| OPテーマ = [[金曜エンタテイメント#主題歌|主題歌]]を参照
 
| EDテーマ = [[金曜エンタテイメント#主題歌|主題歌]]を参照
 
| 時代設定 =
 
| 外部リンク =
 
| 外部リンク名 =
 
| 特記事項 =
 
}}
 
[[1994年]]から[[1999年]]まで[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系の[[2時間ドラマ]]「[[金曜エンタテイメント]]」で放送されたシリーズ。全5回。主演は[[唐沢寿明]]。平均視聴率16.8%
 
 
==== キャスト(唐沢寿明版) ====
 
* [[山岡士郎]] - [[唐沢寿明]]
 
* [[栗田ゆう子]] - [[石田ゆり子]](パート1、2、3)、[[富田靖子]](パート4、5)
 
* [[美味しんぼの登場人物#海原雄山|海原雄山]] - [[原田芳雄]](パート1)、[[江守徹]](パート2 - 5)
 
* [[美味しんぼの登場人物#京極万太郎|京極万太郎]] - [[伊東四朗]]
 
* [[美味しんぼの登場人物#岡星精一|岡星精一]] - [[益岡徹]]
 
* [[美味しんぼの登場人物#岡星良三|岡星良三]] - [[元木行哉]]
 
* [[美味しんぼの登場人物#冬美|岡星冬美]] - [[森口瑤子]](パート2)
 
* [[美味しんぼの登場人物#唐山陶人|唐山陶人]] - [[田村高廣]](パート1、3、5)、[[内田朝雄]](パート2)、[[久米明]](パート4)
 
* [[東西新聞社#大原大蔵|大原社主]] - [[中条静夫]](パート1)、[[鈴木瑞穂]](パート2、3)、[[船越英二]](パート4)、[[神山繁]](パート5)
 
* [[東西新聞社#谷村秀夫|谷村文化部長]] - [[秋野太作]](パート1)、[[大河内浩]](パート2 - 5)
 
* [[東西新聞社#富井富雄|富井文化副部長]] - [[津村秀祐]](パート1)、[[本間しげる]](パート2 - 5)
 
* [[美味しんぼの登場人物#周懐徳|周懐徳(周大人)]] - [[仲谷昇]](パート2)
 
* [[美味しんぼの登場人物#近城まり子|二木まり子]] - 宮崎彩子(パート3、4、5)
 
* [[美味しんぼの登場人物#中川チヨ|中川チヨ]] - [[岡本麗]](パート4、5)
 
* [[美味しんぼの登場人物#近城勇|近城勇]] - [[羽場裕一]](パート5)
 
 
==== スタッフ(唐沢寿明版) ====
 
* 脚本 - [[土屋斗紀雄]]
 
* 演出 - [[藤田明二]]
 
* 音楽 - [[周防義和]]、[[種ゆうこ]](2人共パート1のみ)
 
* プロデュース - [[三宅川敬輔]]
 
* 技術協力 - [[東通]](パート1 - 3)、トムキャット(パート4・5)
 
* 美術協力 - [[日活撮影所]](パート1 - 3)、[[フジアール]](パート4・5)
 
* 製作プロダクション - [[イースト・エンタテインメント|イースト<!-- 当時のプロダクション名 -->]]
 
 
==== 放送日程(唐沢寿明版) ====
 
* 第2作は[[関西テレビ放送|関西テレビ]]では、[[1月17日|3日前]]に発生した[[阪神・淡路大震災]]の影響から放送が見送られ、別作品に差し替えられた(第2作の振替放送が行われたかどうかについては不明)。
 
* 第4作は秋のグルメ特別企画として水曜日21:00 - 23:09に放送。
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
|-
 
!話数!!放送日!!サブタイトル!!脚本!!演出
 
|-
 
|1
 
|style="text-align:right"|1994年{{0}}1月{{0}}7日
 
|超豪華珍品グルメ フグ&タイ究極の味くらべ!!これがホンモノの料理だ!!
 
|rowspan="5"|土屋斗紀雄
 
|rowspan="5"|藤田明二
 
|-
 
|2
 
|style="text-align:right"|1995年{{0}}1月20日
 
|超豪華珍品料理 卵&カキ&蒸し焼き究極の味くらべ 勝者はどっちだ?
 
|-
 
|3
 
|style="text-align:right"|1996年11月{{0}}1日
 
|究極VS至高 生命の対決!
 
|-
 
|4
 
|style="text-align:right"|1997年10月{{0}}8日
 
|究極VS至高 心の対決!
 
|-
 
|5
 
|style="text-align:right"|1999年{{0}}8月20日
 
|究極VS至高 最後の対決!?
 
|}
 
 
=== 新・美味しんぼ(松岡昌宏版) ===
 
{{基礎情報 テレビ番組
 
| 番組名 = 新・美味しんぼ
 
| 画像 =
 
| 画像説明 =
 
| ジャンル = [[テレビドラマ]]
 
| 放送時間 = [[土曜プレミアム#放送時間の変遷|放送時間の変遷]]を参照
 
| 放送分 =
 
| 放送枠 =
 
| 放送期間 = [[2007年]][[1月20日]] - [[2009年]][[11月14日]]
 
| 放送回数 = 3
 
| 放送国 = {{JPN}}
 
| 制作局 = [[フジテレビジョン|フジテレビ]]
 
| 企画 =
 
| 製作総指揮 =
 
| 監督 =
 
| 演出 = 浜本正機
 
| 原作 =
 
| 脚本 = 倉成柊一郎<br />[[樫田正剛]]
 
| プロデューサー =
 
| 出演者 = [[松岡昌宏]]<br />[[優香]]<br />[[松平健]]
 
| ナレーター =
 
| 音声 = [[ステレオ放送]]
 
| 字幕 = [[文字多重放送]]
 
| データ放送 =
 
| OPテーマ =
 
| EDテーマ =
 
| 時代設定 =
 
| 外部リンク =
 
| 外部リンク名 =
 
| 特記事項 =
 
}}
 
[[2007年]]から[[2009年]]まで[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系の「[[土曜プレミアム]]」で放送されたシリーズ。全3回。主演は[[松岡昌宏]]。
 
 
==== キャスト(松岡昌宏版) ====
 
* [[山岡士郎]] - [[松岡昌宏]]([[TOKIO]])
 
* [[栗田ゆう子]] - [[優香]]
 
* [[美味しんぼの登場人物#海原雄山|海原雄山]] - [[松平健]]
 
* [[東西新聞社#富井富雄|富井副部長]] - [[松澤一之]]
 
* [[東西新聞社#荒川絹江|田畑絹江]] - [[中島ひろ子]]
 
* [[東西新聞社#三谷典子|花村典子]] - [[津乃村真子]]
 
* [[美味しんぼの登場人物#近城まり子|二木まり子]] - [[上原さくら]]
 
* [[美味しんぼの登場人物#近城勇|近城勇]] - [[木村彰吾]]
 
* [[美味しんぼの登場人物#京極万太郎|京極万太郎]] - [[伊東四朗]]、[[北村総一朗]](PART3)
 
* [[美味しんぼの登場人物#岡星精一|岡星精一]] - [[益岡徹]]
 
* [[美味しんぼの登場人物#岡星良三|岡星良三]] - [[徳山秀典]]、[[川岡大次郎]](PART3)
 
* [[美味しんぼの登場人物#団一郎|団一男]](原作では「一郎」) - [[小田井涼平]]
 
* [[美味しんぼの登場人物#唐山陶人|唐山陶人]] - [[麿赤兒]]
 
* [[丿貫]](へちかん) - [[谷啓]](PART1)
 
* [[東西新聞社#大原大蔵|大原社主]] - [[神山繁]]
 
* [[美味しんぼの登場人物#西健一郎|西健一郎]] - (本人が特別出演)
 
* [[美味しんぼの登場人物#角丸豊介|角丸幹事長]] - [[山下真司]](PART3)
 
* [[東西新聞社#松川政男|松川記者]] - [[相島一之]]
 
* [[美味しんぼの登場人物#中川チヨ|中川チヨ]] - [[大島蓉子]]
 
* [[東西新聞社#相川|相川料理長]] - [[ベンガル (俳優)|ベンガル]]
 
* [[東西新聞社#氷岩|氷岩人事局長]] - [[浅野和之]]
 
 
==== スタッフ(松岡昌宏版) ====
 
* 脚本 - 倉成柊一郎、[[樫田正剛]]
 
* 演出 - 浜本正機
 
* 技術協力 - [[フォーチュン (テレビ技術会社)|フォーチュン]]
 
* 美術協力 - [[フジアール]]、[[アックス (会社)|アックス]]
 
* ポスプロ - [[マックレイ]]
 
* 制作管理 - [[シネハウス]]
 
* スタジオ - [[角川大映スタジオ]]、[[東映東京撮影所]]
 
* プロデュース - 三宅川敬輔
 
* 企画協力 - レン・コミュニケーションズ、小学館
 
* 制作協力 - 素浪人
 
* 製作プロダクション - [[オー・エル・エム]]
 
 
==== 放送日程(松岡昌宏版) ====
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
|-
 
!話数!!放送日!!サブタイトル!!脚本!!演出!!視聴率
 
|-
 
|1
 
|style="text-align:right"|2007年{{0}}1月20日
 
|
 
|rowspan="2"|倉成柊一郎
 
|rowspan="3"|浜本正機
 
|14.1%
 
|-
 
|2
 
|style="text-align:right"|11月17日
 
|華麗なる料理の対決<br />士郎の究極のメニュー雄山の至高のメニュー因縁の父子の愛憎劇と2人を繋ぐ秘密の味
 
|11.1%
 
|-
 
|3
 
|style="text-align:right"|2009年11月14日
 
|海原雄山VS究極七人のサムライ!
 
|樫田正剛
 
|
 
|}
 
 
=== テレビ関連の特別番組 ===
 
[[2007年]][[1月16日]]、フジテレビの[[単発特別番組枠]]「[[カスペ!]]」にて『美味しんぼ塾 ラーメン道〜日本全県グランプリ〜』が放送された。本作とはほぼ無縁の、ラーメン特集番組だった。
 
 
* 司会:[[徳光和夫]]、[[秋元優里]](フジテレビアナウンサー)
 
* 審査員:[[荒俣宏]]、[[勝俣州和]]、[[菊川怜]]、[[榊原郁恵]]、[[篠井英介]]、[[清水ミチコ]]、[[タカアンドトシ]]、[[高田延彦]]、[[優香]]、[[松岡昌宏]](特別応援)・松岡と優香は実写ドラマで主演。
 
* 特別審査員:雁屋哲(原作者)、[[岸朝子]]、[[大崎裕史]]
 
 
勝負は日本全国から代表となったラーメンを審査員が点数制による審査、上位2店が麺とスープのみのラーメンで決勝審査を行う。☆が優勝、★が準優勝。
 
 
* 北海道代表「北の花咲や」(札幌市)☆ ※一身上の理由から休業
 
* 東北代表「山忠村上」(青森県)※店主引退により閉店
 
* 中部代表「喜八」(富山県)
 
* 関東代表「69'N'ROLL ONE」(神奈川県)※大阪へ移転
 
* 関西代表「カドヤ食堂」(大阪府)
 
* 九州代表「博多新風」(福岡県)★
 
 
== 映画 ==
 
{{Infobox Film
 
| 作品名 = 美味しんぼ
 
| 原題 =
 
| 画像 =
 
| 画像サイズ =
 
| 画像解説 =
 
| 監督 = [[森崎東]]
 
| 脚本 = 丸内敏治<br />梶浦政男
 
| 原案 =
 
| 原作 =
 
| 製作 =
 
| 製作総指揮 =
 
| ナレーター =
 
| 出演者 = [[佐藤浩市]]<br />[[羽田美智子]]<br />[[三國連太郎]]
 
| 音楽 = [[井上堯之]]
 
| 主題歌 = [[THE ALFEE|BE∀T BOYS]](THE ALFEE)<br />「エピキュリアン」
 
| 撮影 = 東原三郎
 
| 編集 = 鶴田益一
 
| 製作会社 =
 
| 配給 = [[松竹]]
 
| 公開 = {{Flagicon|JPN}} [[1996年]][[4月13日]]
 
| 上映時間 = 105分
 
| 製作国 = {{JPN}}
 
| 言語 = [[日本語]]
 
| 製作費 =
 
| 興行収入 =
 
| 前作 =
 
| 次作 =
 
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漫画原作を忠実に実写化したドラマではなく設定をかなり変更してあり、大原社主が昔から士郎の後見人になっていたりと、ごく基本の設定だけを生かしたほとんどオリジナルの作品となっている。原作者は「映画である以上リアリティを追求するのはやむを得ない」とこの改変を(公的な場では)承認している。
 
 
海原雄山が漫画原作のような偉丈夫ではなく、むしろモデルの[[北大路魯山人]]に近いイメージの[[三國連太郎]]が演じていて、性格も原作ほどの激しさはなくなっている。三國が雄山を演じることについては、原作者の要望である。士郎と雄山の配役を、実の親子である[[佐藤浩市]]と三國が演じていることが話題になったが、これも三國に雄山役のオファーがあった際に、三國が士郎役として佐藤を指名している。
 
 
三國と佐藤はこの当時は確執があり、親子でありながら互いに「佐藤くん」「三國さん」と名字で呼び合う関係であり、会見でもかなり気まずい雰囲気であり、役柄そのままの状態だった<ref>{{cite web|url=https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geinox/152018/2|title=三国連太郎・佐藤浩市 確執の父子が映画「美味しんぼ」で共演|work=日刊ゲンダイDIGITAL|accessdate=2017-12-09}}</ref>。海原の妻には「はつえ」という名前が付けられている。
 
 
* 製作年 - [[1996年]]
 
* 製作 - [[松竹]]、[[フジテレビジョン]]、[[ポニーキャニオン]]、[[小学館]]、[[博報堂DYメディアパートナーズ]]
 
* 配給 - 松竹
 
* 主題歌 - [[THE ALFEE|BE∀T BOYS]](THE ALFEE)「エピキュリアン」
 
* 公開日 - 1996年[[4月13日]]
 
* 上映時間 - 105分
 
 
=== キャスト(映画) ===
 
* [[山岡士郎]] - [[佐藤浩市]]
 
* [[栗田ゆう子]] - [[羽田美智子]]
 
* 里美 - [[遠山景織子]]
 
* [[美味しんぼの登場人物#中川得夫|中川]] - [[竜雷太]]
 
* [[東西新聞社#大原大蔵|大原大蔵]] - [[芦田伸介]]
 
* [[美味しんぼの登場人物#辰さん|花見小路辰之丈]] - [[田中邦衛]]
 
* トメ - [[樹木希林]]
 
* [[美味しんぼの登場人物#京極万太郎|京極万太郎]] - [[財津一郎]]
 
* 三川 - [[柴俊夫]]
 
* 井戸正子 - [[清川虹子]]
 
* 料亭「花山」女将 - [[赤座美代子]]
 
* [[東西新聞社#小泉鏡一|小泉編集局長]] - [[石田太郎]]
 
* [[東西新聞社#谷村秀夫|谷村文化部長]] - 仙波和之
 
* [[東西新聞社#富井富雄|富井文化部副部長]] - [[笹野高史]]
 
* [[東西新聞社#三谷典子|花村典子]] - [[鳥越まり|鳥越マリ]]
 
* [[東西新聞社#荒川絹江|田畑絹江]] - [[種子 (女優)|種子正]]
 
* 築地の店員 - [[河原さぶ]]
 
* 社長秘書 - 綺田由夏
 
* レポーター - [[武藤まき子]]
 
* [[美味しんぼの登場人物#海原雄山|海原雄山]] - [[三國連太郎]]
 
* [[平田満]]、[[渥美国泰]]、[[小松方正]]、[[南原宏治]]、[[砂塚秀夫]]、[[飯島大介]]、[[浅見小四郎]]、[[掛田誠]]、[[高杉航大]]、[[芦田由夏]] ほか
 
 
=== スタッフ(映画) ===
 
* 監督 - [[森崎東]]
 
* 脚本 - 丸内敏治、梶浦政男
 
* 音楽 - [[井上堯之]]
 
* 音楽プロデューサー - [[飯田則子]]、高石真美
 
* 撮影 - 東原三郎
 
* 照明 - 粟木原毅
 
* 美術 - 横山豊
 
* 編集 - 鶴田益一
 
* 衣装(デザイン) - 宮田孝、鳥野圭子
 
* 録音 - 原田真一
 
* 調音 - 松本隆司
 
* スクリプター - 長谷川幸子
 
* 製作担当 - 小松護
 
* 監督補 - 梶浦政男
 
* 助監督 - 太田聖規、[[佐々江智明]]、[[石川勝己]]、間宮浩之、河村尚、国分洋
 
* 現像 - [[IMAGICA]]
 
* 製作者 - [[奥山和由]]、[[村上光一]]、田中迪、峰谷紀生、大野茂
 
* 企画プロデューサー - [[瀬島光雄]]
 
* プロデューサー - 中川滋弘、田沢連二、久板順一朗、武政克彦、亀井修、齋藤久臣
 
 
== ゲーム ==
 
=== 美味しんぼ 究極のメニュー三本勝負 ===
 
{{Main|美味しんぼ 究極のメニュー三本勝負}}
 
 
=== 美味しんぼ DSレシピ集 ===
 
{{コンピュータゲーム
 
| Title = 美味しんぼDS レシピ集
 
| Genre = 究極&至高のレシピ集
 
| Plat = [[ニンテンドーDS]]
 
| Dev = [[バンダイナムコゲームス]]
 
| Pub = バンダイナムコゲームス
 
| producer = <!-- 担当プロデューサー -->
 
| director = <!-- 担当ディレクター -->
 
| designer = <!-- 担当ゲームデザイナー -->
 
| writer = <!-- シナリオ担当スタッフ -->
 
| programmer = <!-- 担当プログラマー -->
 
| composer = <!-- 音楽担当スタッフ -->
 
| artist = <!-- 美術関係の主なスタッフ -->
 
| license = <!-- ソフトウェアライセンス(無料配布ゲームの場合のみ) -->
 
| series = <!-- ゲームシリーズ -->
 
| Ver = <!-- バージョン -->
 
| Play = 1人
 
| Media = <!-- ソフト媒体 -->
 
| Date = [[2007年]][[3月8日]]
 
| latest release version = <!-- 最新バージョン -->
 
| latest release date = <!-- 最新バージョンリリース日(PCゲームの場合のみ) -->
 
| latest preview version = <!-- 最新評価版 -->
 
| latest preview date = <!-- 最新評価版リリース日(PCゲームの場合のみ) -->
 
| Rating = <!-- 対象年齢(CEROレーティングなど) -->
 
| ContentsIcon = <!-- コンテンツアイコン -->
 
| Download content = <!-- ダウンロードコンテンツ -->
 
| Device = <!-- 使用可能デバイス -->
 
| Spec = <!-- 必要環境(PCゲームの場合のみ) -->
 
| Engine = <!-- 使用ゲームエンジン(PCゲームの場合のみ) -->
 
| aspect ratio = <!-- 画面のアスペクト比 -->
 
| resolution = <!-- 画面の解像度 -->
 
| cabinet = <!-- アーケード筐体(アーケードゲームの場合のみ) -->
 
| Arcade system = <!-- システム基板(アーケードゲームの場合のみ) -->
 
| cpu = <!-- 使用CPU(アーケードゲームの場合のみ) -->
 
| sound = <!-- 使用サウンドハードウェア(アーケードゲームの場合のみ) -->
 
| display = <!-- 使用ディスプレイ(アーケードゲームの場合のみ) -->
 
| Sale = <!-- 出荷・販売本数 -->
 
| etc = <!-- その他の情報 -->
 
}}
 
[[2007年]][[3月8日]]、[[バンダイナムコゲームス]]・ナムコレーベルから発売。収録レシピは119種類。各料理のレシピのほか、その料理が登場する原作漫画(各1 - 3ページ)、材料や道具・技法などの豆知識、それらの情報を用いた「クイズ究極VS至高」が収録されている。
 
{{-}}
 
 
== パロディー ==
 
{{出典の明記|section=1|date=2016年12月}}
 
=== 作中に登場するパロディー ===
 
* 士郎とゆう子が鮎のことを聞きに行った釣り雑誌「釣り馬鹿オリジナル」の編集部員として、『[[釣りバカ日誌]]』風のキャラクター(鈴さん似の編集長、浜ちゃんや朝本似の編集者)が出たことがある。アニメにも若干手直しされながらもそれと気付くキャラクターがそのまま登場(第8巻「鮎のふるさと」124ページ)。
 
* 「究極のメニュー対金上」の士郎・ゆう子と極亜テレビ社長の金上が対決する場面で、会場客席に『[[こちら葛飾区亀有公園前派出所]]』の[[両津勘吉|両津巡査長]]と[[中川圭一|中川巡査]]の姿が見受けられる(第52巻165ページほか数コマ。ただしこの作品は[[集英社]]の『[[週刊少年ジャンプ]]』の作品である)。
 
* 周大人の家に置かれている漢字の書かれた屏風に「[[高橋留美子]]」「[[めぞん一刻]]」「管理人」「宮崎駿 風の谷」「宇留星奴等」などの文字が見える(第5巻「青竹の香り」・第8巻「飲茶」) 。
 
* 栗田ゆう子の出身大学の学園祭にタレント「怪家イワシ」という[[明石家さんま|出っ歯の芸人]]が登場。持ちギャグは「なーんやそれ」。
 
* 快楽亭ブラックが出演している寄席の出演者を記した幟に「てるお・はるお」「ライト兄弟」と出ていた物があるが、いずれも[[ダウンタウン (お笑いコンビ)|ダウンタウン]]の昔のコンビ名である。また、ダウンタウンには「ひとし・まさし」というコンビ名もあったが、第23巻「もやしっ子」では富井副部長の息子、ヒトシの友人でマサシという子供が登場している。
 
* 劇中に出てくるバーで「馬鹿の巣」という店が出て来るがこれは『[[笑ゥせぇるすまん]]』で出て来るバー「魔の巣」のパロディーで店の作り、雰囲気もほぼ同じ。
 
* 第53巻「遺産の価値」にて藤田というアウトローな鑑定家が登場するが、美味しんぼと同じく『ビッグコミックスピリッツ』で連載されていた「[[ギャラリーフェイク]]」の主人公である藤田玲司に酷似している。
 
 
=== 他作による本作のパロディー ===
 
* 他の漫画・アニメ・ゲームにおいて『料理』がテーマとなっているエピソードに、パロディとして、山岡士郎や海原雄山を思わせるキャラクターが登場したり、登場人物の料理批評時に試食する該当キャラクターの容姿が士郎やゆう子、雄山など本作登場人物に似たりする場面などが多々あり、'''パロディの定型の一つ'''となっている。主要登場人物以外では、第38巻に登場したラーメン三銃士の[[コラージュ]]画像がインターネット上で多数制作されていることでも知られる。
 
 
* [[ライトノベル]]『[[のうりん]]』の主要登場人物の一人である「'''過真鳥 継'''」の家庭事情は、本作における雄山と士郎の関係がモチーフになっており「親子再会時のやりとり」(子による父への拒絶)や「子が父の人物を評して非難する際の内容」(仕事のために家族を犠牲にして死なせたとする非難)などが、ほぼ踏襲されている。また、同作主人公の「'''畑 耕作'''」が、ある事情でブランド農業を勧める議員(つまり権威)を「滑稽」と罵倒して自論を実証する事になったくだりも、本作のパロディとなっている。元々『のうりん』は物語を彩るための[[ギャグ]]上の[[ギミック]]として、様々な有名作の[[パロディ]]が用いられているが、その上で同作と本作は立場の違いはあれども「食」をテーマにしているという共通点(本作は消費者視点寄り、一方の『のうりん』は生産者視点寄りの描写)がある。そのため、同作においては本作が打ち出してきたメッセージに対する、生産者視点から見た場合の(特に生産の現場から未来を見据える者に宛てたメッセージとしての)[[アンチテーゼ]]やアンサーテーゼと見られる表現が些少なりとも存在する。
 
 
== 脚注 ==
 
{{Reflist}}
 
 
== 外部リンク ==
 
{{wikinews|対立を続けた親子が歴史的和解 - 漫画『美味しんぼ』}}
 
<!--* [http://www.oishinbo.net/ 美味しんぼ塾 雁屋哲公式サイト]-->
 
* 漫画
 
** [http://www.oishinbo.es/ Oishinbo, a la carte (スペイン語版)]
 
** [http://spi-net.jp/index.html ビッグコミックスピリッツ]
 
* テレビアニメ
 
** [http://www.tv-asahi.co.jp/ch/contents/anime/0102/ 美味しんぼ] - テレ朝チャンネル
 
** [http://www.vap.co.jp/oishimbo/ アニメ『美味しんぼ』BOXプロモーションサイト(バップ)]
 
* 映画
 
** {{Allcinema title|152834|美味しんぼ}}
 
** {{Kinejun title|28035|美味しんぼ}}
 
** {{Movie Walker|mv27852|美味しんぼ}}
 
** {{Eigacom title|35117|美味しんぼ}}
 
* ゲーム
 
** [http://bandainamcoent.co.jp/cs/list/oishinbo/index.php 美味しんぼDSレシピ集]
 
 
{{美味しんぼ}}
 
{{雁屋哲}}
 
{{ビッグコミックスピリッツ連載中}}
 
{{小学館漫画賞一般向け部門|第32回|青年一般部門}}
 
{{OLM}}
 
 
{{DEFAULTSORT:おいしんほ}}
 
{{DEFAULTSORT:おいしんほ}}
  

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美味しんぼ』(おいしんぼ)

花咲アキラ作画、雁屋哲原作の漫画作品。新聞社の文化部員を主人公に、食をテーマとしたさまざまな物語が展開する。『ビッグコミックスピリッツ』1983年第20号から連載開始。小学館ビッグコミックス既刊110巻。第32回(1986年)小学館漫画賞 青年一般部門受賞。1988年~1992年日本テレビ系列でアニメが、1994年からはフジテレビ系列で断続的にドラマが放映され、1996年森崎東監督による実写映画が公開された。



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