美々津県

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美々津県庁跡　2011年1月

美々津県（みみつけん）は1871年（明治4年）に日向国北部を管轄するために設置された県。現在の宮崎県北部にあたる。

概要

美々津県参事の福山健偉は引き続き宮崎県（第1次）参事を務めた。

沿革

• 1871年（明治4年）11月14日 - 第1次府県統合により延岡県、高鍋県、佐土原県を統合し、日田県のうち旧富高県、人吉県のうち臼杵郡椎葉地方4村の移管を受けて美々津県が発足。県庁は児湯郡美々津町（現日向市美々津町3432-1、日向市役所美々津支所）に設置。都城県との境界はおおむね大淀川とされた。
• 1872年（明治5年）
  • 5月15日 - 諸県郡のうち須木郷、野尻郷および小林郷のうち東方村を都城県に移管。
  • 9月23日 - 旧人吉藩領の米良地方14村を八代県球磨郡から美々津県児湯郡に移管。
• 1873年（明治6年）1月15日 - 都城県の一部（日向国）と合併して宮崎県が発足。同日美々津県廃止。

管轄地域

• 日向国
  • 臼杵郡
  • 児湯郡
  • 宮崎郡の一部
  • 那珂郡の一部
  • 諸県郡の一部

歴代知事

• 1871年（明治4年）11月14日 - 1871年（明治4年）12月17日 ： 参事・橋口兼三（前鹿児島県権大参事、元鹿児島藩士）
• 1871年（明治4年）12月18日 - 1873年（明治6年）1月15日 ： 参事・福山健偉（元薩摩藩士） 　

関連項目

• 宮崎県

先代： 延岡県・高鍋県・佐土原県・富高県

行政区の変遷 1871年 - 1873年

次代： 宮崎県（第1期）