置戸町

提供: miniwiki
移動先:案内検索

置戸町(おけとちょう)は、北海道オホーツク総合振興局にある常呂郡

概要

現在の緑川を指すアイヌ語の「オケトゥウンナイ[1]」(川尻に・獣皮を乾かすその張り枠・ある・川)の前半部に字を当てたものであるとされる[2]。北海道ながら高気圧の際には真夏日になることがある[3]

地理

オホーツク総合振興局中部、北見市の南西部に位置する。地形は東西に長く、常呂川がおけと湖から東に向かって下る。東部は丘陵地帯、西部は山岳地帯で広大な森林が広がる。

気候

内陸性の気候で冬は非常に寒冷である。最も寒くなるのは2月。夏季はフェーン現象により暑くなり、30℃を超えることも少なくない。

置戸町(境野)
雨温図説明
123456789101112
 
 
30
 
-4
-16
 
 
22
 
-3
-16
 
 
32
 
1
-10
 
 
44
 
9
-1
 
 
54
 
16
4
 
 
53
 
20
9
 
 
84
 
23
14
 
 
103
 
24
15
 
 
112
 
20
10
 
 
65
 
14
3
 
 
46
 
6
-4
 
 
38
 
-1
-11
気温(°C
総降水量(mm)
出典:[2]

人口

置戸町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

歴史

秋田地区は、1911年秋田県雄勝郡平鹿郡を襲った水害によって離村した人々によって開拓された。[4]

経済

農業(畑作)、酪農林業が発達。テンサイコムギジャガイモタマネギマメメロンなどが生産される。ヤーコンが栽培されていることでも有名。地元で産出される木材を生かした木工工芸品「オケクラフト」の生産も盛ん。

  • きたみらい農業協同組合
    • 置戸支所(置戸46番地)
  • 置戸林産流通加工協同組合連合会(境野8番地)
  • 置戸地区林産協同組合(中里9番1号)
  • 置戸町商工会(置戸456番1号)
  • 北見信用金庫
    • 置戸支店(置戸144番1号)
  • 日本郵便
    • 置戸郵便局(置戸62番2号)
    • 境野郵便局(境野87番地)
    • 勝山郵便局(勝山90番1号)
    • 北見秋田簡易郵便局

公共機関

交通

空港

空港はない。最寄りの空港は大空町女満別空港

鉄道

北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線置戸駅があったが、2006年廃線廃駅となっている。

なお、置戸駅の駅事務室は置戸町歯科診療所に、駅舎2階は置戸ぽっぽ絵画館として再利用されている。

バス

北海道北見バス訓子府北見方面、陸別方面、勝山方面へ運行。

道路

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

地元週刊誌

その他

出身者

脚注

  1. アイヌ語ラテン翻字: o-ketu-un-nay
  2. アイヌ語地名リスト エン~オニシ P21-30P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). . 2017閲覧.
  3. [1]北海道で31.2度! 高気圧の影響で真夏日 オホーツク地方の置戸町、全国一の暑さ
  4. 「民謡に込めた100年の想い」秋田県横手市
  5. 概ね、置戸、秋田、雄勝、境野、豊住、北交、川南、幸岡、常盤が旧野付牛村、その他の区域は旧生顔常村(日本歴史地名大系 I 「北海道の地名」(平凡社)「生顔常村」の項より)
  6. 伝書鳩WEB|2017年2月10日閲覧

外部リンク