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{{基礎情報 会社
 
|社名 = 株式会社 総合車両製作所
 
|英文社名 = Japan Transport Engineering Company
 
|ロゴ = [[ファイル:Jtrec container plate.jpg|200px]]<br />コンテナの銘板
 
|種類 = [[株式会社]]
 
|市場情報 =
 
|略称 = J-TREC
 
|国籍 = {{JPN}}
 
|郵便番号 = 236-0043
 
|本社所在地 = [[神奈川県]][[横浜市]][[金沢区]]大川3番1号<br />{{ウィキ座標2段度分秒|35|20|9|N|139|37|5.3|E|type:landmark_region:JP-14|display=inline,title}}
 
|設立 = 2011年(平成23年)11月9日
 
|業種 = 3700
 
|統一金融機関コード =
 
|SWIFTコード =
 
|事業内容 = [[鉄道車両]]などの製造・販売
 
|代表者 = 取締役社長 宮下直人
 
|資本金 = 31億円
 
|売上高 =
 
|総資産 =
 
|従業員数 = 1154名(2015年4月1日)
 
|決算期 =
 
|主要株主 = [[東日本旅客鉄道]] 100%
 
|主要子会社 =
 
|関係する人物 =
 
|外部リンク = http://www.j-trec.co.jp/
 
|特記事項 = [[2012年]](平成24年)4月1日に[[東急車輛製造]]株式会社より鉄道車両製造事業を継承した。
 
}}
 
'''株式会社総合車両製作所'''(そうごうしゃりょうせいさくしょ、[[英語|英称]]:'''J'''apan '''Tr'''ansport '''E'''ngineering '''C'''ompany、英略称:''J-TREC'')は、[[鉄道車両]]メーカーである。[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)の[[完全子会社]]。
 
 
 
== 概要 ==
 
[[神奈川県]][[横浜市]][[金沢区]]大川に所在する'''本社'''および'''横浜事業所'''のほか、[[新潟県]][[新潟市]][[秋葉区]]に所在する'''[[総合車両製作所新津事業所|新津事業所]]'''、[[和歌山県]][[紀の川市]]に所在する'''和歌山事業所'''の3箇所の製造拠点を有する。横浜事業所と新津事業所においては主に鉄道車両、和歌山事業所においては軌道関連部品の製造を手掛けている。
 
 
 
[[東急車輛製造]]の業績悪化による事業譲渡に際して、同社の鉄道車両製造部門を始めとした鉄道車両製造事業を継承し設立された。事業継承に際しては、[[2011年]](平成23年)11月9日付で'''新東急車輛株式会社'''を設立<ref name="stcc">{{PDFlink|[http://www.jreast.co.jp/press/2011/20120304.pdf 鉄道車両新会社の商号について]}} - JR東日本 2012年3月6日</ref>、翌2012年(平成24年)4月1日付で同社へ東急車輛製造の各事業を譲渡し、翌4月2日付で新東急車輛の全株式をJR東日本へ売却し同社の完全子会社となるとともに、同日付で'''株式会社総合車両製作所'''と商号を変更する形で行われた。
 
 
 
JR東日本では新津車両製作所<ref name="J-TREC_Niitsu">現在は[[総合車両製作所新津事業所]]。</ref>で自社による鉄道車両の製造を手掛けていたが、グループ内の車両製造業務をJ-TRECへ一本化するため、JR東日本は車両製造事業とそれに係る資産や負債、権利及び義務を、2014年(平成26年)4月1日付でJ-TRECへ[[会社分割]]により譲渡し<ref name="NT">{{PDFlink|[http://www.jreast.co.jp/press/2013/20131214.pdf 車両製造事業の子会社への会社分割による継承について]}} - JR東日本 2013年12月18日</ref>、現在の体制となった(ただし総合車両製作所新津事業所における従業員の雇用契約は、引き続きJR東日本が保持し、同社へ出向の形を取る)。
 
 
 
鉄道車両のほか、鉄道・海上用[[コンテナ]]・[[分岐器]]・横取り装置をはじめとする[[軌道 (鉄道)|軌道]]関連部品の製造も行っている。{{要出典範囲|なお、現在日本国内において一般型鉄道用コンテナを製造しているのは総合車両製作所のみであり、その[[市場占有率]](シェア)は100%である<ref>[[液体]]用タンクコンテナについては[[日本車輌製造]]でも製造。</ref>。|date=2013年7月}}
 
 
 
=== 年表 ===
 
* 2011年(平成23年)11月9日 - 東急車輛製造株式会社の「鉄道車両新会社」として'''新東急車輛株式会社'''を設立。
 
* 2012年(平成24年)4月1日 - 東急車輛製造株式会社より鉄道車両事業、ならびに東急車輛エンジニアリング株式会社および京浜鋼板工業株式会社の株式保有を含む一般管理部門を継承。
 
* 2012年(平成24年)4月2日 - 新東急車輛株式会社の全株式が[[東日本旅客鉄道]]株式会社に売却され、'''株式会社総合車両製作所'''へ社名変更。これ以降、[[川崎重工業車両カンパニー|川崎重工業]]へのJR東日本の[[在来線]]車両の新規発注は[[TRAIN SUITE 四季島]]用車両7両と[[JR東日本GV-E400系気動車|GV-E400系]]電気式気動車を除いて全て無くなった<ref>[[川崎重工業車両カンパニー|川崎重工業]]での[[東日本旅客鉄道|JR東日本]]の[[新幹線]]車両の製造は、[[日立製作所笠戸事業所|日立製作所]]と共に現在も継続している。</ref>。
 
* 2012年(平成24年)4月6日 - 総合車両製作所発足後、初の竣功車両として京急新1000形1153編成が落成。出場記念のテープカットを実施<ref>交友社「鉄道ファン」2012年7月号203頁「出来事2012.3 - 4」記事ならびに2013年1月号「株式会社総合車両製作所について」132頁記事。</ref>
 
* 2012年(平成24年)7月23日 - 横浜事業所構内にて保存中の東急5201号と東急7052号が、[[日本機械学会]]より機械遺産51号「ステンレス鋼製車両群(東急5200系と7000系)」として認定。
 
* 2012年(平成24年)8月10日 - 総合車両製作所としてのJR東日本向け第1号車両([[JR東日本E657系電車|E657系]])が落成、記念式典を開催。
 
* 2013年(平成25年)3月 - 京浜産業株式会社との合弁会社であった京浜鋼板工業株式会社を解散<ref>{{Cite web|publisher=京浜産業株式会社|title=会社概要・沿革|url=http://www.keihin-sangyo.co.jp/company/outline.html|accessdate=2017-06-10}}</ref>。
 
* 2013年(平成25年)6月19日 - フランス・[[アルストム]]社と、同社製LRT(LRV)「[[シタディス]](Citadis)」の国内導入協力に関する覚書を締結<ref>{{PDFlink|[http://www.j-trec.co.jp/news/news_13/130619.pdf ALSTOM社製LRTの国内導入協力に関する覚書の締結について]}} - 総合車両製作所 2013年6月19日</ref>。
 
* 2014年(平成26年)4月1日 - 東日本旅客鉄道(株)[[東日本旅客鉄道新潟支社|新潟支社]]の新津車両製作所の車両製造事業等を継承<ref name="NT"/>。これ以降、JR東日本の在来線車両は川崎重工業製のTRAIN SUITE 四季島用車両7両とGV-E400系電気式気動車、[[新潟トランシス]]製の[[JR東日本キハE130系気動車|キハE130系]]気動車、JR他社の車両をカスタマイズした車両<ref>2018年3月現在は[[日立製作所笠戸事業所|日立製作所]]製の[[JR東日本EV-E801系電車|EV-E801系]]蓄電池駆動電車([[九州旅客鉄道|JR九州]][[JR九州BEC819系電車|BEC819系]]蓄電池駆動電車をカスタマイズした車両)、[[日本車輌製造]]製の[[JR東海キヤ97系気動車#キヤE195系気動車|キヤE195系]]気動車型レール輸送車([[東海旅客鉄道|JR東海]][[JR東海キヤ97系気動車|キヤ97系]]気動車型レール輸送車をカスタマイズした車両)が該当。</ref>を除き、[[総合車両製作所新津事業所]]と共に全て総合車両製作所で製造される。
 
 
 
== 製品 ==
 
=== 鉄道車両 ===
 
車両の製作をJR東日本新津車両製作所<ref name="J-TREC_Niitsu"/>に委託したものが一部含まれる。東急車輛製造当時に受注・製造したものについては[[東急車輛製造#鉄道車両|'''こちらの項''']]を参照。
 
 
 
東日本地区の鉄道事業者を主要な顧客とするが、合併によって東急車輛製造大阪製作所(現在は和歌山に移転)となった旧[[帝國車輛工業]]当時から取引があった[[南海電気鉄道]]やその子会社の[[泉北高速鉄道]]は、西日本地区における数少ない顧客である。ただし、帝國車輛工業合併以前にもオールステンレス車両である[[南海6000系電車|6000系電車]]などの納入実績がある。これは当時オールステンレス車両の製造技術を有するメーカーが東急車輛製造のみであったことに起因しているが、総合車両製作所への移行後は8000系のみ製造している。なお、2015年秋デビューの[[南海8300系電車|8300系]]は[[近畿車輛]]での製造となった<ref>[http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120150427aaai.html 近畿車両、南海から新型車両受注―40年ぶり、「8300系」30億円規模] - [[日刊工業新聞]]2015年4月27日</ref>。一方で[[京都市営地下鉄烏丸線]]([[京都市交通局]])に導入予定の新車デザインを「1円」で落札したと報じられ、同社で製造することが決定している<ref>[https://response.jp/article/2017/09/01/299245.html 京都市営地下鉄の新造車両、デザイン検討は「1円」…J-TRECが落札、予定価格500万円] Response 2017年9月1日、同10月12日閲覧。</ref>ことから、西日本地区の鉄道事業者の顧客が増加することとなった。
 
 
 
日本国外向けステンレス車両については、日本におけるステンレス車両のパイオニアメーカーとして「'''[[sustina]]'''('''サスティナ''')」というブランド名を制定、2012年9月下旬に[[ドイツ]]・[[ベルリン]]で開催の世界最大の鉄道関係[[見本市]]「[[イノトランス|InnoTrans]]2012」に出展した<ref>{{PDFlink|[http://www.j-trec.co.jp/news/news_12/120912.pdf 海外向けステンレス車両のブランド名を「sustina(サスティナ)」に]}}<br /> - 総合車両製作所 2012年9月12日</ref>。sustinaとは、[[日本工業規格|JIS規格]]で規定されるところの'''SUS鋼'''と、英単語の'''sustainable'''を合成した造語で、ステンレス車体の特徴である美しい外観・高い安全性・長期間持続する高い信頼性、さらに[[リサイクル]]性の高さから地球環境の維持にも優れていることをイメージし制定されたものである。「sustina」は後に国内向けにも用いられるようになった<ref name="logo">{{PDFlink|[http://www.j-trec.co.jp/news/news_13/130408.pdf ステンレス車両ブランド「sustina(サスティナ)」国内向けロゴマークの制定について]}}<br /> - 総合車両製作所 2013年4月9日</ref><ref>{{PDFlink|[http://www.j-trec.co.jp/news/news_13/130410.pdf ~東急電鉄と総合車両製作所が共同開発~ 次世代ステンレス車両「sustina(サスティナ)」シリーズを導入します 5月に東横線でデビュー]}}<br /> - 総合車両製作所 2013年4月10日</ref>。ロゴの違いはsustinaのiの上の点が海外向けは日本(の国旗としての日の丸)をイメージした赤い丸なのに対し、国内向けは地球をイメージしたものとなっている<ref name="logo"/>。
 
 
 
[[鉄道総合技術研究所]]と共同研究・開発した[[通勤形車両 (鉄道)|通勤車両]][[鉄道車両の座席#ロングシート(縦座席)|ロングシート]]の円弧状手すりは、1000両余(2012年7月現在)で採用され、2012年度「人間工学グッドプラクティス賞 最優秀賞」<ref>{{PDFlink|[http://www.j-trec.co.jp/news/news_12/120703.pdf 鉄道車両用円弧状手すり 人間工学グッドプラクティス賞受賞]}}<br /> - 総合車両製作所 2012年7月3日</ref>を一般社団法人日本人間工学会から受賞している。
 
 
 
==== 電車 ====
 
* [[東京急行電鉄]] - [[東急5000系電車 (2代)|5000系列]]、[[東急6000系電車 (2代)|6000系]](デハ6300形)、[[東急7000系電車 (2代)|7000系]]、[[東急2020系電車|2020系]]<ref>[https://www.j-trec.co.jp/news/060/20170321/170321.pdf 東京急行電鉄株式会社田園都市線向け新型車両製造を担当](総合車両製作所公式サイト)2017年3月23日閲覧。</ref>、[[東京急行電鉄|6020系]]
 
* [[京王電鉄]] - [[京王5000系電車 (2代)|5000系(2代目)]] <ref>[http://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2015/nr160316_zasekishiteiressha.pdf 2018年春、当社初の座席指定列車を導入します!〜新型車両 「5000系」 登場〜] - 京王電鉄、2016年3月16日</ref>、[[京王デヤ901・902形電車|デヤ901形・902形]]・サヤ912(事業用車)
 
* [[小田急電鉄]] - [[小田急4000形電車 (2代)|4000形 (2代)]]
 
* [[東京都交通局]] - [[東京都交通局10-300形電車|10-300形]]、[[東京都交通局5500形電車 (鉄道)|5500形]](<ref>東京都入札 契約番号27-21335 平成27年12月11日 浅草線車両の製造</ref><ref>[https://www.j-trec.co.jp/news/050/20161207/20161207164447.html 東京都交通局都営浅草線向け新型車両を製造開始] - 総合車両製作所、2016年12月7日</ref>)
 
* [[相模鉄道]] - [[相鉄11000系電車|11000系]]
 
* [[京浜急行電鉄]] - [[京急1000形電車 (2代)|新1000形]]
 
* [[京成電鉄]] - [[京成3000形電車 (2代)|3000形 (2代)]]
 
* [[南海電気鉄道]] - [[南海8000系電車 (2代)|8000系]]
 
* [[静岡鉄道]] - [[静岡鉄道A3000形電車|A3000形]]<ref>[http://train.shizutetsu.co.jp/color.html 静鉄電車 新型車両の製作開始について~製作会社、形式名、外観カラーリング決定~、2015年6月19日]</ref><ref>[http://www.shizuoka-rainbow.jp/ 静岡鉄道新型車両スペシャルサイト“shizuoka rainbow trains / 静岡 レインボー トレインズ”]</ref>
 
* [[泉北高速鉄道]] - [[南海12000系電車#泉北高速鉄道12000系|12000系]]<ref>{{Cite press release |title=「泉北ライナー」用新型特急車両、泉北12000系が光明池車庫に到着しました!|publisher=泉北高速鉄道|date=2016-11-04|url= http://www.semboku.jp/cat_news/4891/|accessdate=2016-11-12}}</ref>
 
* [[東日本旅客鉄道]](JR東日本)
 
** [[新幹線]]
 
*** [[新幹線E7系・W7系電車|E7系]]
 
** 在来線
 
*** [[JR東日本E233系電車|E233系]](グリーン車を除いて[[総合車両製作所新津事業所|新津事業所]]でも製造)
 
*** [[JR東日本E235系電車|E235系]](新津事業所のみで製造)
 
*** [[JR東日本E657系電車|E657系]]
 
*** [[JR東日本EV-E301系電車|EV-E301系]]
 
*** [[JR東日本E531系電車|E531系]](グリーン車を除いて新津事業所でも製造)
 
*** [[JR東日本E129系電車|E129系]](新津事業所のみで製造)
 
*** [[JR東日本E353系電車|E353系]]
 
*** [[JR東日本E721系電車|E721系]](1000代)(先頭車は横浜事業所、中間車は新津事業所で製造<ref>[http://jr-sendai.com/upload-images/2016/05/e721-1000.pdf E721系1000代 新造車両の投入について]  - 東日本旅客鉄道、2016年5月26日</ref>)
 
*** [[TRAIN SUITE 四季島]](<ref>「週刊エコノミスト」臨時増刊2016年5月23日号「ニッポン鉄道の挑戦」p62-64 毎日新聞出版</ref>)
 
* [[青い森鉄道]] - [[JR東日本E721系電車#青い森703系電車|青い森703系]]
 
* [[阿武隈急行]] - [[JR東日本E721系電車#阿武隈急行AB900系|AB900系]](製造予定)<ref>[http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201802/20180214_11023.html <宮城県>阿武隈急行に1億円 車両更新を支援 2月補正予算] - 河北新報、2018年2月14日</ref>
 
 
 
===== 案内軌条式鉄道用 =====
 
* [[横浜シーサイドライン]] - [[横浜新都市交通2000形電車|2000形]]
 
 
 
===== 日本国外 =====
 
* [[バンコク・メトロ]] - パープルライン用車両
 
 
 
==== 気動車 ====
 
* 東日本旅客鉄道(JR東日本) 
 
** [[JR東日本HB-E210系気動車|HB-E210系]]
 
** [[JR東日本HB-E300系気動車|HB-E300系]]
 
 
 
=== 鉄道車両以外の製品 ===
 
* [[鉄道車両の台車|台車]] - 鉄道車両用台車の生産は東急車輛製造の前身企業である東急横浜製作所当時から行っている。
 
* 分岐器など、軌道に付帯する部品
 
* 鉄道輸送用コンテナ - [[京都鉄道博物館]]で展示するためだけのコンテナ([[JR貨物19D形コンテナ|19D-28901]])も製造した<ref>{{PDFlink|[https://www.j-trec.co.jp/news/050/20160422/160422.pdf 京都鉄道博物館にコンテナを納入]}}</ref>。
 
* 輪重測定装置
 
 
 
[[工作機械]]分野では速い接合スピードを特長とする独自[[摩擦攪拌接合]](FSW)用ツールを[[大阪大学]]監修で開発し、「'''Smart FSW'''」の名称で研究開発用に販売しており、特許・意匠・商標出願中である。
 
 
 
東急車輛製造時代に開発製品(メカトロニクス製品・環境システム製品)を扱った時期もあるが、現在は同分野からは撤退してサービス業務のみ継続している。
 
<gallery widths="170">
 
ファイル:Tokyu-5000-3.jpg|東京急行電鉄5000系・5050系・5080系
 
ファイル:Tokyu Saha5576 Sustina.jpg|東京急行電鉄5050系(Sustina)
 
ファイル:Tokyu_6020_series_Jimmuji_Station_20171226.jpg|東京急行電鉄2020系・6020系
 
ファイル:Nankai8000_Airport_Express.jpg|南海電気鉄道8000系(2代)
 
ファイル:Semboku12000 Semboku-Liner.jpg|泉北高速鉄道12000系
 
ファイル:JRE E233 0.jpg|JR東日本E233系
 
ファイル:MRT_Purple_Line_Train_T013_20160806.jpg|[[バンコク・メトロ]]パープルライン用車両
 
ファイル:JRF19Dcontainer.jpg|JR貨物19D形コンテナ
 
</gallery>
 
 
 
== 改造車両 ==
 
車両の改造も実施している。主な内容を下に記す。【 】内は改造の内容。
 
* 東武鉄道 - [[東武6050系電車|6050系]]【[[東武6050系電車#634型「スカイツリートレイン」|634型「スカイツリートレイン」]]への改造】
 
* 西武鉄道 - [[西武4000系電車|4000系]]【4009編成の「[[西武4000系電車#西武 旅するレストラン 52席の至福|西武 旅するレストラン 52席の至福]]」への改造】
 
* 東日本旅客鉄道(JR東日本)
 
** [[新幹線200系電車|200系]]【K編成のリニューアル改造のうち、両先頭車を担当】
 
** [[新幹線E3系電車|E3系]]【[[新幹線E3系電車#基本番台(0番台)|0代]]から[[新幹線E3系電車#1000番台|1000代]]への改造】
 
** [[JR東日本E231系電車|E231系]]【サハE231-4620のE235系サハE235-4620への編入改造(新津事業所で改造)】
 
** [[JR北海道キハ141系気動車|キハ141系]]【JR東日本「SL銀河」用旅客車(700番台)への改造】
 
 
 
== 横浜事業所回送線 ==
 
[[ファイル:Tokyu syarou seizou.JPG|thumb|180px|横浜事業所(左奥)から道路を渡り京急逗子線に繋がる回送線]]
 
横浜事業所が京浜急行電鉄(京急)の[[金沢八景駅]]に隣接して立地する都合上、[[京急逗子線]]の金沢八景 - [[神武寺駅|神武寺]]間の上り線は、JRなどへの新製車両の納入や、改造車両などの入出場のために横浜事業所からJR[[逗子駅]]までの搬出入([[回送]])線を併設しており、1,435mm([[標準軌]])と1,067mm([[狭軌]])の[[三線軌条]]区間となっている。
 
 
 
京急向けに新製された車両については通常横浜事業所から自力で出場回送されるほか、[[川崎重工業車両カンパニー|川崎重工業]]で新製された京急の車両については、回送線を経由して一旦同事業所に搬入され、整備が実施された後、同様に自力回送にて出場する。<!--
 
 
 
また、京急と[[都営地下鉄浅草線|都営浅草線]]を介して線路が繋がっている京成電鉄および北総鉄道の車両についても、一部の例外<ref>[[京成AE形電車 (2代)|新AE形]]については、車体寸法の関係で都営浅草線内を通過できないことから、直接[[京成電鉄の車両検修施設|宗吾車両基地]]に陸送された。</ref>を除いて京急車と同様に自力で出場回送もしくは京成車の牽引<ref>[[電気指令式ブレーキ]]の新車を[[電磁直通ブレーキ]]の[[赤電 (京成)|赤電]][[京成電鉄#車両|8M]]車で牽引していた時代は、編成全体にブレーキが作用しないため深夜に低速で走行していたが、牽引する電車が[[京成3600形電車#VVVFインバータ制御となった3668編成|3600形VVVF車]](中間の付随車を抜いた4両編成)に変更された後は、牽引車・新車ともに電気指令式ブレーキで統一されて編成全体にブレーキが作用するようになり、営業時間内に通常の速度で走行するようになった。京急線および都営浅草線で使用実績がある形式の場合は、京急の車両と同様に自走で回送される。</ref>によって回送されるほか、[[日本車輌製造]]において新製された車両についても前述川崎重工業製の京急車と同じく回送線を経由して一旦同事業所に搬入され、整備の後同様に出場する。-->
 
 
 
{{main|京急逗子線#その他|逗子駅#総合車両製作所横浜事業所専用鉄道}}{{see also|川崎重工業車両カンパニー#完成車両の輸送方法|日本車輌製造#車両輸送について}}
 
{{-}}
 
 
 
== グループ企業 ==
 
* J-TRECデザインサービス株式会社(東急車輛エンジニアリング(株)より改称)
 
 
 
== その他 ==
 
横浜事業所の近隣には[[横浜京急バス]]の停留所があり、この停留所は総合車両製作所への継承・改称から現在に至るまで「東急車輌前」のままとなっている。
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
{{Reflist}}
 
 
 
== 参考文献 ==
 
* [[土岐實光]] 『電車を創る』 [[交友社]] 雑誌06460-12
 
 
 
== 関連項目 ==
 
{{commonscat|Japan Transport Engineering Company}}
 
* [[総合車両製作所新津事業所]]
 
* [[京急逗子線]]
 
* [[東京急行電鉄]] - 前身である東急車輛製造時代の親会社(東急車輛は完全子会社)。
 
* [[日本車輌製造]] - [[東海旅客鉄道]](JR東海)の連結子会社の鉄道車両メーカー。
 
* [[近畿車輛]] - [[近畿日本鉄道]](近鉄)の持分法適用会社の鉄道車両メーカーだが、[[西日本旅客鉄道]](JR西日本)も出資している。
 
*[[鉄道むすめ]] - 東急車両製造時代、溶接工という設定の「金沢あるみ」が商品化された。総合車両製作所への改称後には転属となり、生産本部技術部所属の車両デザイナーという設定になっている。
 
 
 
== 外部リンク ==
 
* {{official|www.j-trec.co.jp/}}
 
*[https://www.rakuten.co.jp/tetsu/ 電車市場 楽天市場店] - 東急車両製造時代から継続されている鉄道グッズショップ。「自社製品」以外の鉄道グッズも幅広く取り揃えている。
 
 
 
{{Company-stub}}
 
{{Rail-stub}}
 
{{JR東日本}}
 
{{JR}}
 
 
 
{{デフォルトソート:そうこうしやりようせいさくしよ}}
 
[[Category:総合車両製作所|*]]
 
[[Category:日本の輸送機器メーカー]]
 
[[Category:日本の鉄道車両メーカー]]
 
[[Category:東日本旅客鉄道|社そうこうしやりようせいさくし]]
 
[[Category:JR東日本グループ]]
 
[[Category:金沢区の企業]]
 
[[Category:2011年設立の企業]]
 
[[Category:東急グループの歴史]]
 
[[Category:路面電車車両メーカー]]
 

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