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(4) 経済をシステムとしてとらえる立場などがある。<br>
 
(4) 経済をシステムとしてとらえる立場などがある。<br>
  
また経済学は,価値判断に基づく政策評価を含むか否かによって,規範的経済学 ([[厚生経済学]] ) と実証的経済学とに分けることもできる。経済学のうち,経済過程全体の輪郭を全体として扱う部分をマクロ経済学と呼び,これに対し個々の経済単位の行動とその対象をそのまま分析する部分をミクロ経済学という。また静学・動学の区別がある ([[経済静学]]・[[経済動学]] )  
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また経済学は,価値判断に基づく政策評価を含むか否かによって,規範的経済学 ([[厚生経済学]] ) と実証的経済学とに分けることもできる。経済学のうち,経済過程全体の輪郭を全体として扱う部分をマクロ経済学と呼び,これに対し個々の経済単位の行動とその対象をそのまま分析する部分をミクロ経済学という。また静学・動学の区別がある ([[経済静学・経済動学]] )  
  
  

2018/7/26/ (木) 23:53時点における最新版

economics

社会科学の一部門で,経済に関する学問。経済学が対象とする経済とは,私的所有と私企業制度を基礎として高度に発達した現代の市場機構を中心とする経済組織をいう。

経済に対する接近方法には,

(1) 経済を「循環する流れ」とみる見方,
(2) 多数の目的に対する手段の希少性によって特徴づける立場,
(3) 効用ないし福祉を出発点とする考え方,
(4) 経済をシステムとしてとらえる立場などがある。

また経済学は,価値判断に基づく政策評価を含むか否かによって,規範的経済学 (厚生経済学 ) と実証的経済学とに分けることもできる。経済学のうち,経済過程全体の輪郭を全体として扱う部分をマクロ経済学と呼び,これに対し個々の経済単位の行動とその対象をそのまま分析する部分をミクロ経済学という。また静学・動学の区別がある (経済静学・経済動学 )