紀三井寺駅

提供: miniwiki
2018/8/11/ (土) 15:37時点におけるAdmin (トーク | 投稿記録)による版 (1版 をインポートしました)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先:案内検索

紀三井寺駅(きみいでらえき)は、和歌山県和歌山市三葛(みかづら)にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)の

国鉄分割民営化前後の花見シーズンには一部の特急列車が停車したことがある。

歴史

この駅は1924年大正13年)2月28日、国鉄紀勢西線の最初の開通区間として和歌山駅(現在の紀和駅)から東和歌山駅(現在の和歌山駅)を経て箕島駅までが開通したのと同時に国鉄紀勢西線の紀三井寺駅(きみいでらえき)として開業した。

昭和34年に三木里駅 - 新鹿駅間の開通をもって今の紀勢本線が全通、亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となったのを受け、当駅も同線の駅となり、さらに国鉄の分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線の駅となり現在に至っている。

なお、かつては隣の宮前駅下り本線の約200m新宮方から本州化学専用線が分岐していたが(上下本線間に渡り線が無い為、本州化学入場列車は上り貨物列車の後部に併結の上、海南駅で折り返していた)、同専用線の所属駅は宮前駅ではなく当駅であったことから同分岐地点周辺までが当駅構内の扱いであった。(下り本線のみの扱い)

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅。2004年に橋上駅となり、両側に出入口ができた。改札口は1ヶ所のみ。和歌山駅が管理し、ジェイアール西日本メンテックが駅業務を受託する業務委託駅。かつては、新型タッチパネル式券売機が1台設置しており、自動券売機は高額紙幣(5千円札・1万円札)は使えなかったが、現在はIC乗車券使用開始に伴い、高額紙幣対応と定期券購入に限りクレジットカードが使用できるタイプの自動券売機に取り換えられた。

のりば

のりば 路線 行先
1 W きのくに線 海南御坊新宮方面
2 和歌山天王寺方面

上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。

橋上化前は単式・島式の複合型2面3線の駅構造であった。当時は1番線が御坊方面、3番が和歌山方面で、2番線はほとんど使われていなかった。橋上駅舎への改築に伴い、3番線は撤去され、2番線が和歌山方面に使われるようになった。構内前後の線路も直線化され、分岐器絶対信号機を持たない停留所構造となった。似たような駅改修の例としては、関西本線大和路線法隆寺駅が挙げられる。

当駅は京阪神(近畿圏)エリア外ではあるが、2015年8月30日よりICOCAなどの各ICカードが利用可能である。

利用状況

2016年(平成28年)度の1日平均乗車人員2,143人である。

近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである[3][4]

年度 1日平均
乗車人数
1998年 1,089
1999年 1,212
2000年 1,190
2001年 1,199
2002年 1,189
2003年 1,244
2004年 1,262
2005年 1,354
2006年 1,477
2007年 1,595
2008年 1,658
2009年 1,687
2010年 1,746
2011年 1,745
2012年 1,823
2013年 1,985
2014年 2,012
2015年 2,141
2016年 2,143

駅周辺

路線バス

和歌山バス

駅から200mほど西(国道42号線沿い)には医大病院東口停留所があり、そこからは多数発着している。

隣の駅

西日本旅客鉄道
W きのくに線(紀勢本線)
快速
黒江駅 - 紀三井寺駅 - 和歌山駅
普通(阪和線内で快速または紀州路快速となる列車を含む)
黒江駅 - 紀三井寺駅 - 宮前駅

脚注

  1. 1.0 1.1 1.2 引用エラー: 無効な <ref> タグです。 「sone25」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません
  2. 「鉄道記録帳」、『RAIL FAN』第51巻第12号、鉄道友の会、2004年12月号、 28頁。
  3. 『和歌山県統計年鑑』及び『和歌山県公共交通機関等資料集』
  4. 平成26年度和歌山県公共交通機関等資料集 (PDF)

関連項目

外部リンク