窪川原子力発電所

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テンプレート:Infobox power station 窪川原子力発電所(くぼかわげんしりょくはつでんしょ)は、四国電力高知県高岡郡窪川町(現四万十町)大鶴津[1]に建設を計画していた原子力発電所である。

経緯

  • 1974年 - 四国電力、第2原発を高知県佐賀町(現黒潮町)に計画。
  • 1975年 - 反対運動で佐賀町立地を断念し計画地を2.5km移動させ窪川町を予定地に。
  • 1979年 - 原発立地を争点とした町長選挙で立地反対の藤戸町長誕生。
  • 1980年6月 - 藤戸町長が推進に転換して原発誘致を表明。四国電力に調査依頼。
  • 1981年3月 - 藤戸町長リコール成立。
  • 1982年 - 町長選で原発立地住民投票条例の制定を掲げ、藤戸町長再選。
  • 1986年4月 - チェルノブイリ原発事故
  • 1986年12月 - 建設予定地の興津漁協が立地調査を拒否。
  • 1988年1月 - 藤戸町長誘致断念を表明。
  • 1988年3月 - 町長選で反対派町長誕生。
  • 1988年6月 - 町議会、全会一致で終結宣言。

脚注

  1. 『反原発運動マップ』窪川原発計画の経緯と現状、209ページ記載

参考文献

  • 反原発運動全国連絡会 (編)『反原発運動マップ』 - 緑風出版(1997年) ISBN 4846197166
  • 島岡幹夫 (著)『生きる―窪川原発阻止闘争と農の未来』 - 高知新聞社(2015年) ISBN 9784906910335
  • 猪瀬浩平 (著)『むらと原発ー窪川原発計画をもみ消した四万十の人びと』 - 農山漁村文化協会(2015年) ISBN 9784540151095

関連項目