福地温泉
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福地温泉(ふくじおんせん)は、岐阜県高山市(旧国飛騨国)奥飛騨温泉郷にある温泉。標高約1000メートル、山の静寂に包まれた秘湯。
泉質
- 単純泉
- 炭酸水素塩泉
温泉街
国道471号から奥に入った場所に温泉街が広がる。落ち着いた雰囲気が温泉街には漂う。
温泉街では朝市が開かれている。近くには奥飛騨クマ牧場なども存在する。
共同浴場は存在しないが、日帰り入浴施設ならびに宿泊者専用の外湯である「舎湯」(やどりゆ)がある。
温泉地は日本百名湯にも選ばれている。
歴史
平安時代には、村上天皇が湯治に訪れていたと言う入湯伝説が残る。その名残として「天皇泉」の名前が残る。平家の落人伝説や民話が数多く伝えられ、中でも、村上天皇の毒蛇退治に由来する獅子舞(へんべとり)は、高山市の無形民俗文化財に指定されている。
昭和43年11月19日 - 奥飛騨温泉郷の一部として国民保養温泉地に指定された。
アクセス
- 高山本線高山駅より濃飛バス・新穂高線で約70分。1時間おきに運行されている。
- 篠ノ井線松本駅より松本電鉄バスで約100分。1日2往復のみの運行となっている。
- 北陸新幹線富山駅より富山地鉄バスで約150分。1日4往復(神岡で乗換の1便も含む)の運行となっている。