由紀さおり

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由紀 さおり(ゆき さおり、1948年[1]11月13日 - )は、日本の歌手タレント女優ナレーター。本名・旧芸名、安田 章子(やすだ あきこ)。田辺エージェンシー・安田音楽事務所所属。血液型はA型。

群馬県桐生市出身。ひばり児童合唱団出身。洗足学園第一高等学校卒業、洗足学園短期大学英文科卒業[2]。姉は歌手の安田祥子。姉とシンガー・ソング・コメディアンを自称(正しくはシンギング・コメディエンヌ)。

経歴

安田章子としてデビュー

群馬県桐生市に生まれ、3歳で横浜市へ移る。少女時代から姉の安田祥子と共に本名の「安田章子」名義で童謡歌手として活躍。1965年にキングレコードから本名名義で「ヒッチハイク娘」にて歌謡曲の歌手としてデビューするが、ヒットに恵まれず停滞の時代に入る。童謡歌手時代からの仕事であるCM曲やテレビ・ラジオ主題歌の吹き込みや、「大人の世界を歌えるように」という修行の意味合いもあったキャバレー・ナイトクラブへの出演を行いながら雌伏の時を過ごす。

由紀さおりとして再出発

1969年東芝音楽工業(現・ユニバーサル ミュージック EMI Records Japanレーベル)より再デビュー作となった「夜明けのスキャット」が発売される。元々TBSラジオの深夜ラジオ番組「夜のバラード」のOPとして制作され、当初はレコード化の予定はなかったが、リスナーからの問い合わせが相次ぎシングルリリースが企画された。しかし由紀は歌手活動で失敗した過去に対する懸念と自ら結婚を控えていた事情もあり再デビューに消極的だったが、新たに歌詞が書き下ろされる間にいずみたくらが説得してレコーディングが実現した[3]。大ヒットとなった「夜明けのスキャット」は、最終的には150万枚[4]ミリオンセラーとなり、この年の暮れには「第20回NHK紅白歌合戦」で念願だったNHK紅白歌合戦初出場を果たす(以降1978年第29回まで10年連続出場)。

当時、新番組として準備されていた『サザエさん』のスタッフは由紀に主題歌の歌唱を依頼するつもりだったが、「夜明けのスキャット」での再デビューの時期と重なり、断念したという[5]

1970年には、「手紙」も6週連続1位、1970年度年間6位となる大ヒットになり、第12回日本レコード大賞の歌唱賞を受賞した。その後も「生きがい」「故郷」「ルーム・ライト (室内灯)」「挽歌」「ふらりふられて」「う・ふ・ふ」「トーキョー・バビロン」などの歌謡曲を世に送り出し、その確かな歌声は「酔い覚ましの清涼剤」との評価を受けた。1973年には「恋文」で第15回日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞した。

コメディエンヌ(喜劇)・女優・司会など

歌手としての人気の一方、タレント性を見込まれ、バラエティー番組に多数出演(特に『8時だョ!全員集合』で共演したいかりや長介からの薫陶を受けコメディエンヌとしての才能も開花し、『ドリフ大爆笑』においては最多ゲストとなり、コントの「オチ」を任せられる程であった)。

1995年から2006年にかけては『コメディーお江戸でござる』や『道中でござる』にも準レギュラー出演し、伊東四朗と息の合った掛け合いを見せた。

1980年代にはテレビ司会者・タレント・女優としての活躍も目立ち、彼女のマルチな才能がさらに発揮されていく。1982年には『おもしろサンデー』へ桂文珍と共に司会として出演。1983年には松田優作主演の『家族ゲーム』でお惚けな母親役を演じ、日本アカデミー賞助演女優賞を受賞、1987年には朝の連続テレビ小説チョッちゃん』で主人公の母親役を演じ、流暢な方言を披露した。

姉との歌手活動など

1985年より姉・安田祥子と共に童謡コンサートをスタートさせ、徐々に歌手活動に再び重点を置くようになる。1986年には童謡アルバム『あの時、この歌』を発表し、同年の暮れには第28回日本レコード大賞企画賞を受賞、童謡ブームの火つけ役となる。1987年には童謡歌手として「第38回NHK紅白歌合戦」に出場。NHK紅白歌合戦に9年ぶりに復帰し、以降2001年の「第52回NHK紅白歌合戦」まで紅白の常連として出演した。なお、1992年第43回では自身唯一の紅組トリを務めている。また2000年には、映画『ドラえもん のび太の太陽王伝説』の主題歌「この星のどこかで」を、安田と共に歌っている。

実姉の安田とのレパートリーは童謡・唱歌に留まらず、オリジナル楽曲、歌謡曲、クラシック、アニメ主題歌など多ジャンルに渡っており、特にスキャットで唄った「トルコ行進曲」は1997年の「第48回NHK紅白歌合戦」において披露されたことで一躍全国に認知。X JAPANTOSHIも「由紀と言ったら、トルコ行進曲」と歌番組共演時にリクエストするなど姉妹の代表曲として知られている。

現在でも各地で精力的にコンサートを行う一方、女優・タレントとしての活動も盛んに行っている。

2009年には由紀さおりに改名してから40周年にあたると、ソロ名義では約四半世紀ぶりのオリジナルアルバム『いきる』を発売。またソロコンサートも行い盛況を収めた。「今後は姉妹名義の活動と並行しながら、(歌手としての)ソロ活動にも力を入れていく。21世紀の歌謡曲を歌っていきたい」と発言している。2012年、紫綬褒章[6]受章。また同年の「第63回NHK紅白歌合戦」にも久々に返り咲き(ソロ歌手としては20年ぶり13回目、紅白出場は11年ぶり)を果たした。

各国での評価

  • ピンク・マルティーニとのコラボレーション『1969』が各国で高く評価された。ロンドンとアメリカのステージに、プロモーションも兼ねて立った。2011年に世界20ヵ国以上でCD発売・デジタル配信され、2011年11月2日付のiTunesジャズ・チャート及びカナダiTunesチャート・ワールドミュージックで1位獲得という快挙を達成。さらにギリシャのIFPI総合アルバム・チャートで最高6位、シンガポールのHMVインターナショナル・チャートでは最高18位となった[7][8]。この報道の影響もあって、特に2011年暮れから2012年に掛けて、由紀さおりのテレビ番組への出演が増加していた。
  • 同作は2011年末の第53回日本レコード大賞企画部門、芸術選奨文部科学大臣賞大衆芸能部門を受賞した。なお2012年末の第63回紅白歌合戦では、米国オレゴン州ポートランドから生中継で登場し、ピンク・マルティーニとの共演で由紀自身紅白では43年ぶりに「夜明けのスキャット」を披露した[9]

プライベート

1969年、20歳で10歳年上の音楽ディレクター大森昭男と結婚。結婚生活7年目に別居、14年目に離婚成立となった。37歳で子宮筋腫を患い、子宮内膜症も併発。悩んだ末、4年後の41歳の時に子宮を全摘した。ホルモン治療という選択肢もあったが、そのことにより声が変わってしまう事や「自分の声を愛してくれた母を悲しませたくない」との思いから手術を決断した。この手術後にアメリカ在住の柴冨哲也と知り合い、交際。再婚・渡米や歌手引退も考えたが、デビュー直後から個人事務所を起こすなど芸能活動をサポートしてきた母の猛反対を受け、結局母の意見に従った。1999年にその母をで失い、一周忌を終えた2000年、8年間の交際を経て事実婚の関係となる。しかし、由紀は仕事を辞める事ができず、日米の遠距離婚の溝は埋められないまま、2006年12月、離別している[10]

エピソード

  • シンガーソングライター松山千春を発掘したことで知られる元STVラジオディレクター竹田健二が、リリース後もあまり話題とならなかった『夜明けのスキャット』を気に入り、竹田によって札幌のラジオ局で頻繁に流されたことから、東京のラジオ局でも流れるようになり少しずつ認知され始め、大ヒットに繋がったと由紀が証言している。そのため、その意味で由紀は、「竹田さんを通して松山さんとは“兄弟弟子”です」とも述べている[11]
  • 「由紀さおり」の芸名は着物が大好きだった母親が考えたもので、当初は結城紬の「結城」と夏の着物である「」から「結城紗織」という表記だったが、漢字表記だと硬い印象になるので、「由紀さおり」という表記になった[12]

NHK紅白歌合戦出場歴

  • 紅白歌合戦には由紀さおりソロとして13回、姉の安田祥子とのユニットで10回出場しており、合計23回出場している。
  • 実現に至ったことはないものの、1970年代から幾度となく紅組司会の候補にも挙がった。

由紀さおり(ソロ)として

年度/放送回 曲目 出演順 対戦相手 備考
1969年(昭和44年)/第20回 夜明けのスキャット 08/23 デューク・エイセス
1970年(昭和45年)/第21回 2 手紙 22/25 アイ・ジョージ
1971年(昭和46年)/第22回 3 初恋の丘 12/25 菅原洋一
1972年(昭和47年)/第23回 4 故郷[注 1] 06/23 石橋正次
1973年(昭和48年)/第24回 5 恋文 15/22 鶴岡雅義と東京ロマンチカ
1974年(昭和49年)/第25回 6 挽歌 23/25 沢田研二
1975年(昭和50年)/第26回 7 慕情 16/24 野口五郎
1976年(昭和51年)/第27回 8 つかの間の雨 17/24 ダークダックス ブレイク前のアルフィーのメンバーのうち2人(坂崎高見沢)が伴奏として参加したが、立ち位置の関係で画面には映っていない。
桜井は始めから呼ばれてない。)
1977年(昭和52年)/第28回 9 う・ふ・ふ 15/24 村田英雄
1978年(昭和53年)/第29回 10 トーキョー・バビロン 21/24 布施明
1987年(昭和62年)/第38回 11 赤とんぼ〜どこかに帰ろう[注 2] 19/20 谷村新司 トリ前
1992年(平成4年)/第43回 12[注 3] 赤とんぼ〜どこかに帰ろう(2回目) 28/28 北島三郎 紅組トリ
2012年(平成24年)/第63回 13 夜明けのスキャット(2回目) 17/25 徳永英明

由紀さおり・安田祥子(ユニット)として

年度/放送回 曲目 出演順 対戦相手 備考
1989年(平成元年)/第40回 [注 4] 赤とんぼ〜どこかに帰ろう 15/20 チョー・ヨンピル
1993年(平成5年)/第44回 2[注 5] 月の沙漠 07/26 南こうせつ
1994年(平成6年)/第45回 3 赤とんぼ〜どこかに帰ろう(2回目) 21/25 森進一(1)
1995年(平成7年)/第46回 4 故郷 20/25 前川清
1996年(平成8年)/第47回 5 この道 19/25 小林旭
1997年(平成9年)/第48回 6 トルコ行進曲 18/25 さだまさし(1)
1998年(平成10年)/第49回 7 ゴンドラの唄 19/25 さだまさし(2) 黒澤明監督追悼
1999年(平成11年)/第50回 8 故郷(2回目) 24/27 森進一(2)
2000年(平成12年)/第51回 9 赤とんぼ〜どこかに帰ろう(3回目) 24/28 錦織健
2001年(平成13年)/第52回 10 花〜すべての人の心に花を〜 21/27 CHEMISTRY
  1. 1995年第46回)および、1999年第50回)で歌唱された文部省唱歌の「故郷」とは同名異曲。山川啓介作詞、大野雄二作曲・編曲。
  2. 紅白歌合戦において、「赤とんぼ〜どこかに帰ろう」は“由紀さおり”ソロとして2回、“由紀さおり・安田祥子”としては3回歌われ、由紀自身は紅白で合計5回歌唱している。
  3. 1992年・第43回の出場時は「トリは原則的にソロの歌手のみ」という紅白の慣習(ただし2003年・第54回のSMAPがソロ歌手以外で初の紅白トリとなり、この慣例はなくなった)のため、由紀単独での出場となった。だが由紀サイド側の強い要望もあって、安田祥子はバックコーラスの一人という形式で参加していた。
  4. 1989年・第40回紅白出場時は当初、出場回数表記としては“由紀さおり(12)・安田祥子(初)”とされ、それぞれソロ歌手としてカウントされていた。しかしその後、同40回紅白に関しては“由紀さおり・安田祥子”名義で、二人のユニットとして「初出場」扱いに変更されている。
  5. 1993年の出場時は、“由紀さおり・安田祥子”として通算2回目の出場とされ、ユニット扱いになっている。以降2001年・第52回紅白迄、二人のユニット扱いで連続出場していた。

(注意点)

  • 対戦相手の歌手名の( )内の数字はその歌手との対戦回数、備考のトリ等の次にある( )はトリ等を務めた回数を表す。
  • 曲名の後の(○回目)は紅白で披露された回数を表す。
  • 出演順は「(出演順)/(出場者数)」で表す。

音楽

安田章子(シングル[歌謡曲])

  1. ヒッチハイク娘(1965.02)
  2. どこにいるのパパ(1965.05)
  3. お別れの泪(1965.08)
  4. ふるさとの牧場(1966.04)

安田章子(非売品、委託製作盤)

  1. クオレのうた(発売年不明)(品番不明)
    ソノシート。歌詞からクオレのCMソングと考えられる。「株式会社美研」委託製作盤と考えられる。
  2. ロマン“ウキ ウキ”(1969?)(品番不明)
    ソノシート。「吉忠株式会社」委託製作盤と考えられる。
    ※発売年はライナーノートに「この“ロマン ウキ ウキ”を録音した直後、オリジナル“夜明けのスキャット”を発表し、」とあるので「夜明けのスキャット」のレコード発売年と推定した。

由紀さおり(シングル)

# 発売日 タイトル 作詞 作曲 編曲 オリコン
最高位
1960年代
1 1969年
3月10日
夜明けのスキャット[13] 山上路夫 いずみたく 渋谷毅 1位
2 1969年
7月1日
天使のスキャット 山上路夫 いずみたく 渋谷毅 15位
3 1969年
10月10日
枯葉の街 山上路夫 いずみたく 渋谷毅 29位
1970年代
4 1970年
2月5日
好きよ 岩谷時子 いずみたく 渋谷毅 -
5 1970年
7月21日
手紙[14] なかにし礼 川口真 1位
6 1970年
8月1日
クレオパトラの涙 中山千夏 冨田勲 -
7 1970年
11月5日
生きがい 山上路夫 渋谷毅 6位
8 1971年
3月1日
この愛を永遠に なかにし礼 川口真 57位
9 1971年
6月21日
男のこころ 山上路夫 F.Lai 川口真 80位
10 1971年
8月1日
ヴァリーエ 山上路夫 S.リタルド[15] 渋谷毅 -
11 1971年
11月1日
初恋の丘 北山修 渋谷毅 68位
12 1972年
3月25日
土に還るまで 山川啓介 いずみたく S.ゲーリック -
13 1972年
7月1日
故郷 山川啓介 大野雄二 -
14 1972年
11月1日
りんどうの花 岩谷時子 いずみたく 宮本光雄 64位
15 1973年
3月1日
ルーム・ライト 岡本おさみ 吉田拓郎 木田高介 23位
16 1973年
8月20日
恋文 吉田旺 佐藤勝 馬飼野俊一 32位
17 1973年
10月5日
博多人形に寄せて[16] 清水みのる 中田喜直 小六禮次郎 -
18 1974年
1月1日
春の嵐 吉田旺 川口真 67位
19 1974年
4月1日
みち潮 保富康午 坂田晃一 -
20 1974年
9月1日
挽歌 千家和也 浜圭介 森岡賢一郎 15位
21 1975年
1月20日
季節風 千家和也 すぎやまこういち 高田弘 68位
22 1975年
5月6日
さよならの走り書き 千家和也 浜圭介 森岡賢一郎 -
23 1975年
9月5日
慕情 菅三鶴 平尾昌晃 竜崎孝路 -
24 1976年
3月1日
かたちばかりの幸福 杉山政美 木森敏之 -
25 1976年
5月20日
つかの間の雨 伊勢正三 瀬尾一三 -
26 1976年
9月20日
こころもち 気まぐれ 来生えつこ 星勝 -
27 1976年
12月20日
ふらりふられて 島武実 宇崎竜童 若草恵 38位
28 1977年
5月5日
う・ふ・ふ 島武実 宇崎竜童 山木幸三郎 -
29 1977年
12月20日
やりなおしたいの ちあき哲也 杉本真人 若草恵 -
30 1978年
6月5日
ガラスの日々 葵ゆうじ 岩久茂 若草恵 -
31 1978年
9月20日
トーキョー・バビロン ちあき哲也 川口真 -
32 1979年
3月20日
愛を切り札にして 阿久悠 三木たかし -
33 1979年
8月5日
愛したもうことなかれ 荒木とよひさ 森岡賢一郎 -
1980年代
34 1980年
2月5日
たそがれタペストリー ちあき哲也 桑原研郎 萩田光雄 -
35 1980年
5月21日
男ともだち 喜多條忠 美樹克彦 萩田光雄 -
36 1980年
11月21日
悲しい悪魔[17] なかにし礼 J.Iglesias 若草恵 -
37 1981年
5月21日
両国橋[18] 喜多條忠 吉田拓郎 馬飼野康二 -
38 1981年
11月1日
渥美地方の子守唄[19] 日本古謡 小六禮次郎 -
39 1982年
4月21日
アデュー 湯川れい子 小松原まさし 竜崎孝路 -
40 1982年
9月1日
ストレート 佐々木好 石川鷹彦 -
41 1983年
6月21日
シングル・ナイト 丸山圭子 信田かずお -
42 1984年
5月19日
このままがいいの 残間里江子 木森敏之 新川博 -
43 1984年
12月1日
TOKYOワルツ なかにし礼 宇崎竜童 チト河内 -
44 1985年
6月1日
木遣り育ち 松井由利夫 むらさき幸 池多孝春 -
45 1987年
4月21日
お先にどうぞ 山上路夫 吉田正 竜崎孝路 62位
46 1988年
4月6日
矢車草
〜夢二のおんな〜
小谷夏 中村泰士 池多孝春 -
47 1988年
10月5日
心の家路 荒木とよひさ 南こうせつ 甲斐正人 -
48 1988年
10月26日
ゆらゆら[20] 魚住勉 馬飼野康二 -
1990年代
49 1995年
6月21日
赤い星 青い星
〜天文カラットの星から〜[21]
荒木とよひさ 鈴木邦彦 竜崎孝路 -
50 1996年
6月5日
恋祭 市川睦月 玉置浩二 川口真 -
51 1998年
5月20日
スイートワルツの流れる川に 阿久悠 井上大輔 梅垣達志
井上大輔
-
52 1998年
10月7日
夢もうすこし[22] 石井達矢 三井誠 若草恵 -
53 1999年
7月7日
寄り道 秋元康 三木たかし 若草恵 -
2000年代
54 2001年
5月9日
あさきゆめみし 谷村新司 萩田光雄 -
55 2002年
7月10日
酔って膝まくら 池田充男 船村徹 蔦将包 -
56 2003年
6月4日
再会ラブソング 岡田冨美子 鈴木淳 萩田光雄 -
57 2006年
2月15日
この世の果てまでそばにいて 岩谷時子 吉田正 若草恵 -
58 2006年
8月9日
小諸 わが想い出 永六輔 小林亜星 -
59 2007年
10月10日
しあわせのカノン
〜第2章〜
山川啓介 J.Pachelbel 坂田晃一 -
2010年代
60 2011年
11月23日
季節の足音 秋元康 羽場仁志 ソノダバンド -
61 2013年
1月30日
愛だとか[23] 松尾潔 松尾潔
豊島吉宏
豊島吉宏
川口大輔
-
62 2013年
11月6日
わたしのうた[24] 松井五郎 都志見隆 若草恵 -
63 2016年
2月10日
人生という旅[25] 北山修 杉真理 坂本昌之 -
64 2017年
1月15日
そして‥生きなさい[26] 荒木とよひさ 田中公平 川村竜
田中公平
-
その他の名義のシングル
  1. HIROSHIMA1989年9月27日)
  2. ねどがんせ1990年11月28日)
  3. トルコ行進曲1999年8月6日)
  4. この星のどこかで[27]2000年3月20日)
  5. 虹色の砂時計[28]2002年10月24日)
  6. 帰省2003年12月17日)
  7. 十六夜の月2005年11月2日)
    作詞・作曲:河口京吾/編曲:若草恵

由紀さおり(オリジナル・アルバム)

  1. 夜明けのスキャット(EP-7718)(1969.07.10)
    再発盤(ETP-8218)(1972.12.01)、CD化(TOCT-26686)(2008.09.26)
  2. 由紀さおりの美しき世界(EP-7735)(1969.12.01)
    CD化(TOCT-29011)(2012.05.30)
  3. あなたと夜と音楽 由紀さおりの魅力(EP-7756)(1970.06.05)
    CD化(TOCT-29012)(2012.05.30)
  4. 明治一代女(EP-7768)(1970.09.05)
  5. 手紙/生きがい 由紀さおりの華麗なる世界(EP-7780)(1971.02.07)
    再発盤(ETP-8220)(1972.12.01)
  6. この愛を永遠に(ETP-8088)(1971.07.05)
    CD化(TOCT-29013)(2012.05.30)
  7. 男のこころ/由紀さおり フランシス・レイを歌う(ETP-8112)(1971.09.05)
    CD化(TOCT-29014)(2012.05.30)
  8. にほんのうた(ETP-8123)(1971.11.05)
  9. 23才/由紀さおり・愛のうた(ETP-8171)(1972.04.05)
    CD化<タワーレコード限定>(PROT-1113)(2014.07.30)
  10. 故郷/由紀さおり・ビッグ・ヒットを歌う(ETP-8202)(1972.09.05)
    CD化(TOCT-29015)(2012.05.30)
  11. ルームライト「オリジナル・ア・ラ・カルト」(ETP-8238)(1973.04.05)
    CD化(TOCT-29072)(2012.10.03)
  12. 恋文(ETP-8267)(1973.09.05)
    CD化(TOCT-29016)(2012.05.30)
  13. 恋文/由紀さおりの華麗な世界(魅惑の音楽 WIDE SELECTION SERIES 17)(KJ-1617)(1974)
    CD化(TOCT-29071)(2012.10.03)
  14. みち潮(ETP-85008)(1974.07.05)
    CD化(TOCT-29017)(2012.05.30)
  15. 銀座万葉集(ETP-72006)(1974.10.20)
    CD化(TOCT-29073)(2012.10.03)
  16. 挽歌/季節風(ETP-72025)(1975.02.05)
  17. 宵待草/竹下夢二とその時代(ETP-80008)(1975.09.05)
  18. 「つかの間の雨」由紀さおり/オリジナル・アルバム'76(ETP-72183)(1976.08.05)
  19. 君恋し(ETP-72201)(1976.08.20)
  20. 「ふらりふられて」由紀さおり/オリジナルアルバム'77(ETP-72225)(1976.12.20)
    CD化<タワーレコード限定>(PROT-1114)(2014.07.30)
  21. う・ふ・ふ/由紀さおり/宇崎竜童を歌う(ETP-72266)(1977.08.20)
    CD化(TOCT-29018)(2012.05.30)
  22. ガラスの日々(ETP-80025)(1978.07.05)
  23. Love Again/由紀さおり/服部良一作品集(ETP-90022)(1980.11.05)
    CD化(TOCT-29074)(2012.10.03)
  24. 昭和艶唱(ETP-90112)(1981.10.01)
    CD化(TOCT-29075)(2012.10.03)
  25. ストレート(ETP-80156)(1982.09.21)
  26. 今この瞬間(とき)(ETP-90279)(1984.04.21)
    CD化<タワーレコード限定>(PROT-1115)(2014.07.30)
  27. 由紀さおり艶歌を唄う(ZH28-1503)(1985.03.21)
    カセット(ドルビー B)のみの発売。
  28. ファイト〜絹子の愛唱歌〜(TOCT-25828)(2005.09.30)
  29. いきる(TOCT-26731)(2009.03.25)
  30. スマイル(TOCT-29123)(2013.03.27)
  31. VOICE(UPCH-20373)(2014.09.24)

由紀さおり(コラボレーション・アルバム)

  1. 由紀さおり&デューク・エイセス/三木鶏郎ソングブック(ETP-8113)(1971)
    CD化(TOCT-8381)(1994.05.18)、(UPCY-6942)(2014.11.26)
  2. 由紀さおり&ピンク・マティーニ/1969[29][30](TOCT-27098)(2011.10.12)
  3. 夜明けのキャッツ feat. SAORI YUKI(TOCT-29066)(2012.09.26)

由紀さおり(参加アルバム)

  1. Pink Martini/Joy To The World(HNZ007)(2010.11.09)
    2曲目「White Christmas, Part 2」由紀さおり ソロボーカル(歌詞日本語)で参加。
    ※国内盤(TOCJ-66571)(2011.11.16)

由紀さおり(ライブ・アルバム)

  1. 由紀さおりリサイタル(EP-7782)(1971.02.07)
  2. いずみたくリサイタル(ETP-8072)(1971.05.05)
    由紀さおり/ゲスト:デューク・エイセス
  3. 由紀さおりリサイタル vol.2(ETP-8160)(1972.03.05)

由紀さおり(ベスト・アルバム)

  1. 由紀さおりのすべて(ETP-7505〜06)(1972.10.20)
  2. 由紀さおり/ゴールデン・ディスク(ETP-7605〜06)(?)
  3. 由紀さおり/ゴールデン・ディスク(ETP-7725〜26)(1973.10.20)
  4. 由紀さおり/ゴールデン・ディスク'75(ETP-80002)(1975.10.20)
  5. 由紀さおり/ビッグヒットの全て(ETP-72109)(1975.12.05)
  6. 由紀さおり全曲集(ETP-60260)(1977.11.20)
  7. 恋文・手紙/由紀さおり 歌謡デラックス(ETP-40119・20)(1979.11.05)
  8. 由紀さおり ニュー・ベストナウ(CA30-1429)(1987.05.01)
  9. 由紀さおり ニュー・ベストナウ(CT32-9009)(1987.12.25)
  10. 由紀さおり ニューベストナウ(TOCT-8577)(1994.10.26)
  11. 由紀さおり 全曲集(TOCT-9154)(1995.09.27)
  12. 由紀さおり 全曲集(TOCT-9673)(1996.10.23)
  13. 手紙〜夜明けのスキャット/由紀さおり ベスト・コレクション(FECL 3063)(1996.07.24)
  14. 由紀さおり 全曲集(TOCT-9975)(1997.10.22)
  15. 由紀さおり 全曲集(TOCT-10477)(1998.10.21)
  16. 由紀さおり 2001全曲集(TOCT-24437)(2000.10.12)
  17. 由紀さおり ベストナウ(TOCT-9069)(2000.11.14)
  18. 由紀さおり 2003全曲集(TOCT-24864)(2002.10.09)
  19. 夜明けのスキャット(HRCD-027)(2003.04.17)廉価CD
  20. 由紀さおり 2004全曲集(TOCT-25134)(2003.09.10)
  21. 由紀さおり 全曲集 〜35周年記念〜COLLECTION 1(TOCT-25480)(2004.04.29)
  22. 由紀さおり 全曲集 〜35周年記念〜COLLECTION 2(TOCT-25498)(2004.04.29)
  23. Best Selection Original 由紀さおり(BSCD-0058)(2005)
  24. 由紀さおり 35周年記念 スペシャル プレミア コレクション(TOCT-25607)(2005.03.09)
  25. 由紀さおり 全曲集(TOCT-25754)(2005.09.28)
  26. 由紀さおり 2007全曲集(TOCT-26092)(2006.09.27)
  27. 由紀さおり Best & Best(PBB-67)(2007)
  28. Complete Single Box(2009.11.11)
  29. ゴールデン☆ベスト 由紀さおり(TOCT-11285)(2012.02.22)
  30. Ballad Best(TYCT-60004)(2013.11.13)

由紀さおり(委託製作盤)

  1. 花はだれが咲かせたの(1970?)(4ERS-1241)
    ソノシート。「お部屋の太陽ゼネラル灯油」CMソング。非売品。
    ※委託製作盤の可能性あり。品番より非売品から委託製作盤に種別変更。
  2. 天神募集歌 今日と言う日は二度とない(1970.11.??)(ERS-1242)
    ソノシート。EP-7780 収録の同名曲と同じ。「株式会社天神」委託製作盤。
  3. マギーシューズチェーンの歌 地球をノックする(発売年不明)(ERS-1261)
    ソノシート。「マギーシューズ チェーンの歌」。「マギーシューズ チェーン」委託製作盤と考えられる。
  4. サンフレッシュの歌(発売年不明)(SS2073)
    ソノシート。「雪印サンフレッシュCMソング」。委託製作盤。
    ※品番はソノシートに刻印してあった物を記載した。従って、正式な品番であるかは不明でソノシートのロット番号の可能性有り。
  5. 愛のからっ風(1971?)(4Rs-285)
    群馬県県民会館完成記念。「群馬県」委託製作盤。
  6. さわやかなほほえみを(1975?)(4Rs-489)
    「ボウリング共同振興委員会(社団法人日本ボウリング場協会、日本ボウリング機械同業界)」委託製作盤。
  7. すみれ会の歌(1979?)(4Rs-883)
    「はじめ会、すみれ会」委託製作盤。
  8. わらび音頭(1979?)(4RS-914)
    蕨市市制施行20周年記念。「蕨市」委託製作盤。
    昭和54年7月3日制定
  9. 幸せの行方(発売日不明)(4RS-951)
    タクシンCMソング。「株式会社タクシン」委託製作盤。
  10. ミキ・グループソング「ミキの夢」(1989.11.??)
    カセットテープ。「三基商事株式会社」委託製作。
  11. みんなのこころに(1982.07.??)(NS-1269)
    岡山県民愛唱歌。「岡山県郷土文化財団」委託製作盤。
    ※カセットテープ(1982.07.??)
    ※CD(2005.08.??)
  12. 早春花(1994.??.??)(KNGWA-0001))(+安田祥子)
    神奈川区制施行65周年記念 神奈川区イメージソング。「神奈川区」委託製作盤。
    ※CDジャケット裏側に『神奈川区の木"こぶし"をテーマとしたイメージソングです』の記載あり。
    ※CDジャケット裏側に税込み定価(¥800)が印刷されている。
  13. 北都春陽(1995.??.??)(PCDSZ-1088)(+安田祥子)
    北都銀行イメージソング。「北都銀行」委託製作盤。
    ※1995年が北都銀行の創業100周年となり、創業100周年記念で製作されたものと考えられる。
  14. 木を植えて(2009.??.??)(AEON-2009)(+安田祥子)
    「イオン環境財団メッセージソング」と思われる。「イオン株式会社」委託製作盤。
    ※CD帯に税込み定価(¥700)が印刷されているので、イオンで販売されていたものと考えられる。
  15. 心のふれあい(????.??.??)(品番不明)
     第一勧業銀行愛唱歌

由紀さおり(非売品、プロモーション盤)

  1. いんたびゅう 由紀さおり(1971?)(3ER-295)
    「ETP-8088『由紀さおり/この愛を永遠に』」の購入者プレゼントレコード。非売品。
  2. 夜明けのスキャット・手紙(1972)(DIA-52)
    「ダイヤモンド毛糸 発売50周年」。毛糸販促用(レコード)と考えられる。非売品。
  3. 由紀さおりスペシャル(1976?)(PRT-8066)
    13曲収録。宣伝用見本盤レコード。非売品。
  4. 由紀さおり/唄・譜・歌通り(1980?)(YL-3044)
    16曲収録。「銀座8丁目『博品館劇場』」にて行われた「由紀さおり/唄・譜・歌通り」コンサート関係者配布盤レコード。非売品。
  5. 由紀さおり・安田祥子サイドバイサイド コンサート ライブレコーディング(1982?)(LRS-821))(+安田祥子)
    13曲収録。コンサート関係者配布盤?レコード。非売品。
    「両手いっぱいの歌 〜anniversary 30th〜」(2016.04.06)(UPCY-7110/1)のDisk2にてCD音源化される。
  6. 等身大の履歴書 由紀さおり(1984?)(PRT-8263)
    「アルバム『今 この瞬間』ETP-90279」のプロモーション用レコード。非売品。
  7. 由紀さおり艶歌を唄う(1985)(PRT-8271)
    「カセット『由紀さおり演歌を歌う』ZH28-1503」のプロモーション用「宣伝用見本盤」レコード。非売品。

みんなのうた

  1. かなかなかな

出演

テレビドラマ

NHK

TBS

日本テレビ

フジテレビ

テレビ朝日

テレビ東京

映画

テレビアニメ

  • ドラえもん(2012年6月15日放送「キャンディーなめて歌手になろう」【ジャイアンの声】)

バラエティー番組

CM

ラジオ

舞台

  • 由紀さおり 特別公演(2017年1月、明治座) - 第1部『あなたがいれば』勢津 役 / 第2部『由紀灯りの歌たちよ』[32]

読み聞かせ絵本

由紀さおり安田祥子姉妹の読み聞かせ絵本シリーズ

  • 一休さん
  • イソップ物語
  • おおかみと七ひきのこやぎ
  • 三びきのこぶた
  • シンデレラ
  • ピーターパン
  • ふしぎの国のアリス
  • ゆきの女王

脚注

  1. 1946年生まれの説もある。由紀さおり、文部科学大臣賞受賞
  2. 「洗足学園短期大学同窓会ホームページ」内、同窓生のホームページ紹介に同大学英文科1期生の記載がある(2期→1期に訂正)
  3. 「いずみたく作品集」(EMIミュージック・ジャパン TOCT-24197/8)解説(執筆:土龍団)
  4. 由紀さおり「夜明けのスキャット」40年の時を経て復刻、ナタリー、2009年6月19日。
  5. 『サザエさん音楽大全』のライナーノーツ「主題歌・挿入歌についての覚え書き」にて
  6. 2012年11月2日付で、発表された秋の褒章の受章者では年齢65歳の記述があるので1946年生まれが確実と考えられる。
  7. J-CASTニュース 2011/11/ 7 「夜明けのスキャット」の由紀さおりアルバム 米、カナダで次々1位と世界的ヒットの快挙
  8. ギリシャのIFPIアルバムチャート
  9. “【紅白】由紀さおり、早朝の米ポートランドから生歌唱”. ORICON NEWS. (2012年12月31日). http://www.oricon.co.jp/news/2020279/full/ . 2017閲覧. 
  10. 米iTunes1位の由紀さおり 「恋より子宮より母」選んだ過去”. NEWSポストセブン (2012年12月2日). . 2013閲覧.
  11. 『月刊松山』VOL.009(アスコム社刊)より抜粋。
  12. VOGUE JAPAN』2012年9月号より。
  13. オリコン史上最も歌詞が短い1位曲でもある。
  14. 第12回日本レコード大賞・歌唱賞受賞曲。
  15. JASRACの作品データベース上では、Ritardo名義で登録されている。
  16. NHKの音楽番組「みんなのうた」で使用された。
  17. フリオ・イグレシアスの「Pobre Diablo」のカバー。
  18. 松平純子の同名曲のカバー。
  19. NHKの音楽番組「みんなのうた」で使用された。
  20. 味の素ほんだし」のイメージソングとして使用された。
  21. NHKの音楽番組「みんなのうた」で使用された。
  22. サントリー「香りの酎ハイ」のCMソングとして使用された。
  23. 霧島酒造「黒霧島」のCMソングとして使用された。
  24. 松竹映画「くじけないで」の主題歌として使用された。
  25. アスミック・エース映画「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE
  26. デジタル配信のみ。テレビ東京系テレビアニメ「鬼平」の主題歌として使用された。
  27. アニメ映画「ドラえもん のび太の太陽王伝説」の主題歌として使用された。
  28. NHK教育テレビアニメ「カスミン」の主題歌として使用された。
  29. EMIミュージック・ジャパンのCDでは「ピンク・マルティーニ」(「マルティーニ」の部分がイタリア語読み)と表記されているが、1)YouTube にある「Thomas Lauderdale Tours Portland」冒頭で Thomas M.Lauderdale(ピンク・マティーニ リーダー)が「ピンク・マティーニ」と発音している様に聞こえる、2)アメリカのグループである、事より「マティーニ」(英語)の表記とした。(注記:たぬきだんな)
  30. 2011.12.06放送の「はなまるマーケット(TBSテレビ)」で由紀さおりへのインタビューで由紀さおりが「ピンク・マティーニ」と発音していた。(注記:たぬきだんな)
  31. バファリンEX CM紹介”. ライオン. . 2016閲覧.
  32. “2017年1月の明治座は由紀さおり特別公演、人情話と昭和の名曲披露”. ステージナタリー. (2016年12月14日). http://natalie.mu/stage/news/213186 . 2016閲覧. 


外部リンク

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