田尻町

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田尻町(たじりちょう)は、大阪府泉南地域に位置する

地理

大阪湾に面し、泉佐野市、泉南市に接している。沖合に浮かぶ関西国際空港も、その中央部は田尻町に属する。

2006年3月27日岐阜県安八郡墨俣町(現:大垣市)の廃止によって日本一面積の小さい町となったが、同年10月1日時点の調査では埋立てによる面積増加のため現在は泉北郡忠岡町が日本一面積の小さい町となっている。[1]

  • 河川:田尻川

隣接自治体

歴史

  • 1889年(明治22年)4月1日:町村制の施行により、日根郡吉見村と嘉祥寺村が合併して、日根郡田尻村が発足。大字吉見に村役場を設置。
  • 1896年(明治29年)4月1日:泉南郡が成立し、泉南郡田尻村となる。
  • 1953年(昭和28年)5月3日:町制を施行して、泉南郡田尻町となる。大字嘉祥寺に町役場を設置。

行政

町長

  • 栗山美政(2015年12月)

町議会

定数は10人。2016年6月20日時点での会派構成は以下の通り。

会派名 議席数 所属党派
三奏会 2
日本共産党 2 日本共産党
大阪維新の会 1 大阪維新の会
自由民主党 1 自由民主党
公明党 1 公明党
練心会 1
絆乃会 1
ほだか会 1

衆議院

議員名 党派名 当選回数
丸山穂高 日本維新の会 3


財政

田尻町は地方交付税不交付団体の自治体である。町面積の3分の2を占める関西国際空港からの税収が、町財政を支える。

経済

産業

農業

農業では、タマネギ水なすの栽培が盛んである。タマネギは米の裏作として栽培がおこなわれている。

タマネギは「泉州タマネギ」として知られている。明治10年代から、岸和田市・田尻町でタマネギ栽培が研究・奨励されるようになり、日本でももっとも早い時期からタマネギ栽培がはじまった地域の一つである。

漁業

  • 田尻漁港

繊維業

大阪合同紡績をはじめとして、大正時代以降紡績業が栄えた。


日本郵政グループ

(2012年12月現在)

  • 田尻郵便局(嘉祥寺)
  • 泉佐野郵便局関西空港分室(泉州空港中) - 関西国際空港旅客ターミナルビル内にある郵便局で郵便窓口のみを設置、土曜・休日も営業。
  • 大阪支店 関西国際空港内出張所(泉州空港中/2階国内線JALカウンター付近)(ATMのみ/ホリデーサービス実施)
その他田尻郵便局にATM(ホリデーサービス実施)が設置されている。

※田尻町内の郵便番号および集配担当の郵便局は後述のとおり。

本社がある企業

町名・大字

郵便の集配業務は、泉州空港中は大阪国際郵便局泉南市泉州空港南)、それ以外の地域は泉佐野郵便局泉佐野市上町)が行っている。

地域

人口

平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、11.67%増の8,085人であり、増減率は府下43市町村首位、72行政区域中4位。

田尻町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

教育

交通

空港

ファイル:Kansai closeup.jpg
関西国際空港(衛星写真)
田尻町にとって、関西国際空港は、町を支える貴重な税収のひとつである。
旅客ターミナルなど一部が所在。関西空港警察署も町内だが、本土側は泉佐野警察署の管轄である。

鉄道路線

関西国際空港の田尻町部分に関西空港駅があるが、田尻町の本土から関西空港の田尻町域まで他の市町村を経由せずに行けるルートは存在しない(実質的に、田尻町の飛地である)。

バス

道路

一般国道
府道

船舶

  • 田尻漁港

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

出身有名人

脚注

  1. 墨俣町の面積は3.39km2。春日町の面積は4.01km2。田尻町の面積は2005年10月1日時点で3.86km2であったが、2006年10月1日時点では埋め立てにより増加し4.77km2国土地理院が発行する地形図を基に地方公共団体の面積を調査・公表する「全国都道府県市区町村別面積調」は、毎年10月1日時点の公表([1]では毎年4月1日時点の速報値面積も公表)であり、それ以外の時点での正確な面積は不明である。忠岡町の面積は4.03km2

関連項目

外部リンク