産経新聞ニュース

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産経新聞ニュース』(さんけいしんぶんニュース)は、産経新聞協力のニュース番組、および産経新聞のニュースウェブサイト

  1. 関東地方のUHFテレビ局で、平日夕方17:50 - 18:00に放送された5社ローテーションの全国ニュースの一つ。#産経新聞ニュース (5社ニュース)
  2. テレビ静岡で、日曜朝の『FNNニュース』のタイトルを差し替えて放送するニュース番組、『FNN産経新聞ニュース』(春・秋季のみ。夏・冬季は『FNN中日新聞ニュース』として放送)。
  3. 文化放送ニッポン放送、およびラジオ大阪で放送されているラジオニュース。#産経新聞ニュース (ラジオ)
  4. 産経新聞が提供するニュースサイト。1997年「sankei web」、2007年10月「MSN産経ニュース」、2014年10月「産経ニュース」になる。 #産経ニュース (ウェブ)

産経新聞ニュース (5社ニュース)

この番組は1962年7月2日、共同テレビジョンニュース社の制作による『ホームニュース』として開始。従前は1959年3月のフジテレビ開局当初から続く学童向け「フジ・こどもニュース」「産経母と子どもニュース」が平日夕方に放送されていたが、これを一般向けに転換したものである。

配信元となるキー局は「共同テレニュース」をネットするフジテレビ、仙台放送東海テレビ関西テレビ日本海テレビ広島テレビで、1964年10月からテレビ西日本が加わった。テレビ西日本がフジテレビ系列となる1964年9月までは山口放送でも放送された[1]

ネット各局では個別に番組タイトルを差し替え、フジテレビは『サンケイホームニュース』、関西テレビは『サンケイ新聞ニュース』、東海テレビは『中日ホームニュース』、山口放送は関門テレビ局向けと徳山本局向けともに『KRYテレニュース』として、それぞれ放送した。[2]1967年9月に、制作が共同テレビジョンニュース社からフジテレビに移管されて事実上『FNNニュース』と同じ内容になった。

放送時刻は、1968年3月までは月曜日から土曜日、以降は月曜日から金曜日まで、それぞれ午後5時50分から10分間で、産経・中日西日本など新聞社系列のUHFのテレビ局が全国で増加するにつれてネット局も増加した。ネット受けする局の大半は、読・朝・毎の3社ニュースに『ホームニュース』を組み合わせて放送し、実質4社ニュースの形が続いた。関東地方のUHF局で放送された5社ニュースの一角として、長期間放送された。

関東地方の独立系UHF放送局群馬テレビ千葉テレビ放送テレビ神奈川は、1988年4月まで『サンケイ新聞ニュース』、1988年5月以降は『産經新聞ニュース』として放送した。テレビ神奈川、千葉テレビは水曜[3]、群馬テレビは月曜・水曜・金曜にそれぞれ放送した。

フジテレビの放送は1975年9月26日に終了したが、フジテレビから地方局、特に前述の関東地方のUHFテレビ局に向けた裏送りは1990年代まで続いた。FNN系列局はFNNニュースを放送する関係で、放送されなかった。

産経新聞ニュース (ラジオ)

1958年11月に、フジテレビ・文化放送ニッポン放送と産経新聞社の協力関係が確立し、1959年2月1日から文化放送のニュースは全て産経新聞社が提供する『産経ニュース』に切り替わった[4]。文化放送は他にも、産経新聞からの協力を背景に、『産業ニュース解説』(自社制作による全国ニュース番組『ニュース・パレード』の後半に内包)、『サンケイ奥様ニュース』、『こどものしんぶん』を制作していた。

文化放送は、1976年に事実上フジサンケイグループから離脱すると、ニュース番組は『文化放送ニュース』に切り替えられ、内容も自社取材や共同通信社が配信するニュースを主体に変更された[5]

産経新聞の創業者である前田久吉が社長を務めたことから、ラジオ大阪は開局と同時に全てのニュースが『産経新聞ニュース』であった。ラジオ大阪は元来フジサンケイグループではなく、創業者が同一人物である関係でニュース素材を産経新聞に求めていただけで、一時産経新聞と関係が希薄となった際はニュースタイトルから「産経新聞」の文字が外れた。2005年1月にラジオ大阪は一転して産経新聞社の傘下に入り、2007年10月1日以降は平日の朝8時から夜8時までの間、時報後に「SANKEI EXPRESS NEWS(サンケイ・エクスプレス・ニュース)」として放送したが、2013年4月から再び「産経新聞ニュース」[6]として、午後1時と夕方5時[7]を除いて放送した。平日夕方の16時台のニュースは、産経新聞社が編集して提供するニュース記事を系列夕刊紙「大阪新聞」を冠した「大阪新聞ニュース」として開局当初から放送したが、2002年3月の大阪新聞の統合廃刊以降は同系列の「夕刊フジ」に冠名を変更して「夕刊フジ最終便」として放送した。2011年2月に夕刊フジの番組も終了。現在は、タイトルを「産経新聞ニュース(SANKEI EXPRESS NEWS)」に統一したうえで、主にフリーアナウンサーが担当している。

現在、『産経新聞ニュース』のクレジットを正式に用いるのは、ニッポン放送とラジオ大阪の一部枠のみだが、地方でFM局が相次ぎ開局するに連れて、産経新聞社の関係するFM局から「産経新聞ニュース」が放送されている。

ニッポン放送では、一部の「産経新聞ニュース」として放送されるニュースを除き「ニッポン放送ニュース」として放送されている。

産経ニュース (ウェブ)

1997年頃から「sankei web」として sankei.co.jp のドメインで提供を始め、2007年10月1日にマイクロソフトポータルサイト「MSNニュースサービス」と統合し、新たに「MSN産経ニュース」としてドメインを sankei.jp.msn.com へ移行して提供を始めるが、2014年10月にマイクロソフトと提携を解消して「産経ニュース」となりドメインを sankei.com へ移行して、現在まで提供している。

備考

産経新聞の番組表は、関東は「フジテレビ(文化放送・ニッポン放送)のニュースはサンケイニュース」(サンケイの箇所は題字を使用[8])と表示したり、関東の上記3局と関西テレビ放送ラジオ大阪で当番組を放送する場合は、通常「N」、もしくは小さく「ニュ(改行)ース」でニュース番組を表す記号を「サンケイN(ニュース)」[9]と書き替えたことがあった。

脚注

  1. 関門テレビ局向けに、一部ローカルニュース差し替えを含めて配信していたが、徳山本局向けは『サンケイ新聞ニュース』の差し替えのみ。
  2. 産経新聞は北海道と東海には発行拠点がない。九州もこの当時発行拠点がなかったが、2009年九州・山口地域本部(現・西部本部)が設立され、発行拠点を確立した
  3. 一時期『サンケイホームニュース』の題名で放送していた時期もあった。
  4. それまで文化放送は共同通信社提供のニュースだけを放送しており、特定の新聞社との結びつきは無かった。
  5. なお産経は、引き続き文化放送に原稿を配信している。
  6. 但し「SANKEI EXPRESS NEWS」のタイトル期間中も土曜日と日曜日は「産経新聞ニュース」のタイトルで放送されていた。
  7. 当枠はNRNネット番組、「ニュース・パレード」である。
  8. 参考例・1968年10月1日付9頁のテレビ欄。右端にあるテレビ欄のカットのところに「フジテレビのニュースはサンケイニュース」と書かれてある
  9. 参考例・1973年5月24日付17頁のテレビ欄(岡山県版)岡山放送(当時・テレビ岡山)、広島テレビ放送の17:50からの放送で「サンケイ新聞ニュース」が放送されるので、「サンケイニュース」と、また関西テレビは8:45に「FNNテレビ朝刊」の差し替えタイトルである「サンケイ新聞テレビ朝刊」があるため「サンケイTV朝刊」とそれぞれ書かれてある

関連項目

フジテレビ 平日土曜日夕方のニュース
前番組 番組名 次番組
-
共同テレビニュース

フジテレニュース

サンケイホームニュース
フジテレビ 平日17:50 - 18:00枠
前番組 番組名 次番組
サンケイホームニュース
ひらけ!ポンキッキ
(再)
(17:30 - 18:00)
フジテレビ 土曜17:50 - 18:00枠
フジこどもニュース

サンケイ
母とこどもニュース
サンケイホームニュース
お楽しみ映画劇場
(第2期)
(17:00 - 18:25)

テンプレート:フジテレビ系列の報道番組