「溶岩台地」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2011年7月}}
 
[[File:Rangipo.jpg|thumb|right|350px|溶岩台地(ニュージランド)]]
 
'''溶岩台地'''(ようがんだいち、{{Lang-en-short|lava plateau}})は、[[玄武岩]]質の[[溶岩]]が大量に噴出し積み重なってできた、大規模な[[台地]]。
 
  
世界的には、[[デカン高原]](52万 [[平方キロメートル|km<sup>2</sup>]], 日本の国土面積の1.4倍)や[[コロンビア川台地|コロンビア川溶岩台地]](16万 km<sup>2</sup>)が巨大な溶岩台地として知られる。
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'''溶岩台地'''(ようがんだいち、{{Lang-en-short|lava plateau}})
  
日本では、[[雲ノ平]]・[[弥陀ヶ原 (立山)|弥陀ヶ原]](富山県)などがある。[[屋島]](香川県)が溶岩台地とされることがあるが、屋島は[[第三紀]]に低地に流下した[[安山岩]]質の[[溶岩流]][[隆起]]し[[侵食]]され強固な[[溶岩]]が残ったもので溶岩台地ではない。このような地形は[[メサ]]という。
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大規模な割れ目から流れ出た,流動性に富んだ大量の[[溶岩]]によってつくられた広大な台地状の地形。インドの[[デカン高原]]やアメリカ合衆国の[[コロンビア高原]]などは,広さが数十万km<sup>2</sup>に達し,溶岩の厚さは最大 2kmに達する。1783年のアイスランドのラキの噴火では,長さ 25kmの割れ目から約 10km<sup>3</sup>の溶岩が流出した。溶岩台地をつくる[[割れ目噴火]]は,狭い独立した火口から起こる通常の噴火とは流出するマグマの量が著しく違い,マグマの性質も一般に異なるので,両者は本質的に異なる現象と考えられている。近年の研究では,[[マントル]]深部からの上昇流である[[ホットスポット]],あるいはホットプルームというさらに巨大なマントル深部からの物質の流れが溶岩台地を形成するマグマの供給に重要な役割を果たしているという考えが提唱されている。
  
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== 関連項目 ==
 
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* [[洪水玄武岩]]
 
 
 
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[[Category:火山地形]]
 
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[[Category:台地]]
 
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2018/12/30/ (日) 19:07時点における最新版

溶岩台地(ようがんだいち、: lava plateau

大規模な割れ目から流れ出た,流動性に富んだ大量の溶岩によってつくられた広大な台地状の地形。インドのデカン高原やアメリカ合衆国のコロンビア高原などは,広さが数十万km2に達し,溶岩の厚さは最大 2kmに達する。1783年のアイスランドのラキの噴火では,長さ 25kmの割れ目から約 10km3の溶岩が流出した。溶岩台地をつくる割れ目噴火は,狭い独立した火口から起こる通常の噴火とは流出するマグマの量が著しく違い,マグマの性質も一般に異なるので,両者は本質的に異なる現象と考えられている。近年の研究では,マントル深部からの上昇流であるホットスポット,あるいはホットプルームというさらに巨大なマントル深部からの物質の流れが溶岩台地を形成するマグマの供給に重要な役割を果たしているという考えが提唱されている。



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