「海幸山幸 (列車)」の版間の差分

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{{Infobox 列車名
 
|列車名=海幸山幸
 
|ロゴ=
 
|ロゴサイズ=
 
|画像=JR Kyushu Kiha 125 Umisachi Yamasachi-in-Aoshima-20100626.jpg
 
|画像サイズ=300px
 
|画像説明=海幸山幸<br />(2010年6月26日、[[青島駅]])
 
|国={{JPN}}
 
|種類=[[特別急行列車]]([[臨時列車]])
 
|現況=運行中
 
|地域=宮崎県
 
|前身=
 
|運行開始=[[2009年]][[10月10日]]
 
|運行終了=
 
|後継=
 
|運営者=[[九州旅客鉄道]](JR九州)
 
|旧運営者=
 
|平均乗客数=
 
|起点=[[宮崎駅]]
 
|停車地点数=
 
|終点=[[南郷駅]]
 
|営業距離={{km to mi|55.6|abbr=yes|precision=1|wiki=yes}}
 
|平均所要時間=
 
|運行間隔=
 
|列車番号=
 
|使用路線=[[日豊本線]]・[[日南線]]
 
|クラス=[[普通車 (鉄道車両)|普通車]]
 
|身障者対応=
 
|座席=普通車[[座席指定席|指定席]]<br />普通車[[自由席]]:2号車(一部)
 
|就寝=
 
|車運車=
 
|食事=
 
|展望=
 
|娯楽=
 
|荷物=
 
|その他=
 
|車両=[[JR九州キハ125形気動車|キハ125形400番台気動車]]<br />([[宮崎総合鉄道事業部|宮崎車両センター]])
 
|軌間=1,067 [[ミリメートル|mm]]
 
|電化=[[非電化]]
 
|最高速度=
 
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|路線図表示=<!--collapsed-->
 
}}
 
  
[[ファイル:Miyazaki Station 2009 1010.JPG|thumb|180px|出発式(2009年10月10日)]]
+
'''海幸山幸'''(うみさちやまさち)}
  
'''海幸山幸'''(うみさちやまさち)は、[[九州旅客鉄道]](JR九州)が[[宮崎駅]] - [[南郷駅]]間を[[日豊本線]]・[[日南線]]経由で運行する[[臨時列車|臨時]][[特別急行列車|特急列車]]である。
+
JR九州が運営する特急観光列車。宮崎駅から南郷駅(宮崎県)を結ぶ。土日祝日運行。車両に日南市の特産、飫肥(おび)杉を使用。
  
== 概要 ==
 
特急「海幸山幸」は、[[宮崎市]]と[[日南市]]などの[[宮崎県]]南部地域を結ぶ観光列車として、[[2009年]][[10月10日]]に運行を開始した。日南線[[田吉駅]]以南での優等列車の運転は、[[1980年]]に快速に格下げされた急行「佐多」「大隅」(「大隅」は日南線内は普通列車として運転)以来29年ぶりで、特急の運行は初めてとなる。
 
 
列車名は、南九州が舞台とされている[[日本神話]](日向神話)の[[山幸彦と海幸彦]]に由来している。コンセプトは、「木のおもちゃのようなリゾート列車」。
 
 
== 運行概況 ==
 
2009年10月10日の運行開始以降、土曜・休日および春・夏・冬休みなどの長期休暇期間中に、1日1往復運行されている<ref>{{Cite press release |title=日南線観光特急「海幸山幸」の運転について(平成22年3〜9月) |publisher=九州旅客鉄道 |date=2010-01-12 |url=http://www.jrkyushu.co.jp/tabi/umisachiyamasachi/img/20100122_01.pdf |format=PDF |archiveurl=http://web.archive.org/web/20100215012017/http://www.jrkyushu.co.jp/tabi/umisachiyamasachi/img/20100122_01.pdf |archivedate=2010-02-15 |accessdate=2017-02-14}}</ref><ref>{{PDFlink|[http://www13.jrkyushu.co.jp/newsreleaseweb.nsf/9dd28b8cb8f46cee49256a7d0030d2e6/1277a890a97ce2574925776d0057f9c2/$(別紙)日南線観光特急「海幸山幸」の運転について(平成22年8月〜平成23年2月).pdf 日南線観光特急「海幸山幸」の運転について(平成22年8月〜平成23年2月)]}} - 九州旅客鉄道ニュースリリース 2010年7月27日{{リンク切れ|date=2017年2月}}</ref>。
 
 
[[ワンマン運転]]のため[[車掌]]は乗務せず、客室乗務員が車内改札や観光案内などを行う。[[向谷実]]オリジナルのミュージックホーンが2種類(出発用と到着用)、車内放送用に2種類の車内チャイム、3分弱の車内BGM(海幸山幸テーマ曲)が収録されている。
 
 
=== 停車駅 ===
 
[[宮崎駅]] - [[南宮崎駅]] - [[田吉駅]] - [[子供の国駅]] - [[青島駅]] - [[北郷駅]] - [[飫肥駅]] - [[日南駅]] - [[油津駅]] - [[南郷駅]]
 
 
*日によっては[[大堂津駅]]に停車する。
 
*南郷駅は本線脇に保線用の側線があるだけで列車留置が不可能な構造である。したがって、南郷駅に到着した下り列車はいったん油津駅まで回送されて留置され、上り列車の運行時間になると再び南郷駅まで回送される。
 
*宮崎駅 - 田吉駅間は乗車券のみで自由席に乗車可能で、田吉駅を跨いで乗車する場合も特急料金は田吉駅以南の区間についてのみで計算される。宮崎駅 - 南宮崎駅 - [[宮崎空港駅]]間には以前より同様の特例がなされており、「海幸山幸」もこれに倣った形である。
 
*更に、宮崎駅 - 南郷駅間において、25kmを超える乗車の場合、特急券に特定料金が適用される。
 
{{-}}
 
 
=== 使用車両・編成 ===
 
{| style="text-align:center; margin:1em 0em 1em 1em; border:solid 1px #999; float:right;"
 
|+ 2011年3月12日現在の編成図
 
|style="background-color:#eee; border-bottom:solid 4px #f00;"|海幸山幸
 
|-
 
|style="font-size:80%;"|{{TrainDirection|南郷|宮崎}}
 
|-
 
|
 
{|class="wikitable" style="font-size:80%; float:center; margin:0em auto;"
 
|-
 
|1||2
 
|-
 
|指||指自
 
|}
 
|-
 
|style="text-align:left; font-size:80%;"|
 
* 全車禁煙
 
;凡例
 
: 指=[[普通車 (鉄道車両)|普通車]][[座席指定席]]
 
: 自=普通車[[自由席]]
 
|}
 
[[2005年]]9月の[[平成17年台風第14号|台風14号]]による被害で[[廃線]]となった[[高千穂鉄道]]の[[高千穂鉄道TR-400形気動車|TR-400形気動車]]2両を購入し、改造のうえ充当している。導入に際してはJR九州のローカル線用気動車である[[JR九州キハ125形気動車|キハ125系気動車]]に形式編入され、400番台(キハ125-401・402)に番台区分された。内外装のデザインは[[水戸岡鋭治]]が担当し、前記したコンセプト通り、内装のみならず外装にも木材([[飫肥杉]])が使用されている点が特徴である。
 
 
当初は、[[鹿児島車両センター|鹿児島総合車両所]](本カコ)所属(日南運用)であったが、2011年4月1日に[[宮崎総合鉄道事業部|宮崎車両センター]](鹿ミサ)発足に伴い転属した。
 
 
編成は[[普通車 (鉄道車両)|普通車]]のみの設定で、定員は1号車「山幸」が21名、2号車「海幸」が30名の計51名である。1号車および2号車のうち21席が[[座席指定席|指定席]]、2号車のうち9席が[[自由席]]となる。運行開始当初は2号車全車が自由席となっていたが、指定席が取りにくい状況が続いたことから、2009年12月5日の運行分より2号車の一部も指定席に改められた<ref>[http://www13.jrkyushu.co.jp/newsreleaseweb.nsf/9dd28b8cb8f46cee49256a7d0030d2e6/6fc729402af8178c492576580057eb12?OpenDocument ご好評にお応えして 特急「海幸山幸」の指定席を増やします] - 九州旅客鉄道ニュースリリース 2009年10月23日{{リンク切れ|date=2017年2月}}</ref>。
 
 
なお、定員外のフリースペースとして1号車には6席分・2号車には8席分のソファシートがそれぞれ設置されている。
 
<gallery>
 
ファイル:JR Kyushu Kiha 125-401.jpg|1号車「山幸」キハ125-401
 
ファイル:JR Kyushu Kiha 125-402.jpg|2号車「海幸」キハ125-402
 
ファイル:JR_Kyushu_Kiha_125125-401_inside.jpg|1号車「山幸」車内
 
</gallery>
 
{{-}}
 
 
=== 特徴 ===
 
1号車にはサービスカウンターがあり、この列車のスタンプが用意されている。また車内ではこの列車のオリジナルグッズや前述の車内BGMなどが収録されたオリジナル[[コンパクトディスク|CD]]、沿線の特産品([[マンゴー]][[キャラメル]]、[[アイスクリーム]]など)や飲食物の販売を行っている。
 
放送装置もサービスカウンターに設置されており、放送は基本的にここから行い運転席の放送装置は使用しない。
 
 
青島駅 - 北郷駅間の[[青島 (宮崎県)#自然|鬼の洗濯板]]、油津駅 - 南郷駅間の七ツ岩が見える付近では速度を落として走行している。その際前述の車内BGMが流れ客室乗務員が案内放送を行う。また飫肥駅到着前などでも観光案内放送を行っている。
 
 
[[ファイル:Miyazaki Kotsu Bus NICHINAN-GO.jpg|thumb|200px|「にちなん号」]]
 
観光列車の運転に合わせて地元でも連携した動きが見られ、下り列車は飫肥駅に約10分停車し、駅では地元住民による特産品の販売が行われており、乗客がお土産などに購入する姿が見られる。
 
 
また下り列車の南郷駅到着時刻と上り列車の南郷駅発車時刻に合わせて周回バスも運転されており、旧[[南郷町 (宮崎県)|南郷町]]の観光地巡りもすることができる。
 
 
この列車と連動して[[宮崎交通]]が[[観光バス]]「にちなん号」を走らせていたが、2016年2月28日の運行をもって運行を終了した<ref>{{Cite web |url=http://www.miyakoh.co.jp/travel/domestic/post_246.html |title=「にちなん号」に乗って日南海岸〜北郷を巡る旅 |publisher=宮崎交通 |archiveurl=http://web.archive.org/web/20091031190551/http://www.miyakoh.co.jp/travel/domestic/post_246.html |archivedate=2009-10-31 |accessdate=2017-02-14}}</ref>。運行終了後、車両は[[ラグーナテンボス]]の無料シャトルバスに転用された。「海幸山幸」の指定席と「にちなん号」が利用できる「日南レール&バスきっぷ」が発売されていた。
 
 
「にちなん号」の運転時刻は「海幸山幸」の南郷駅到着時刻に準じており、往路・復路どちらかを「海幸山幸」、もう片方を「にちなん号」に乗車して宮崎駅 - 南郷駅間を往復することが可能であった。
 
 
2009年12月5日以降は、「にちなん号」を2往復に増強し、「にちなん号(きたごう)」、「にちなん号(なんごう)」としてそれぞれ1往復ずつ運転されていた。
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
{{Reflist}}
 
 
== 外部リンク ==
 
 
* [http://www.jrkyushu.co.jp/trains/umisachiyamasachi/ JR九州の列車たち 特急 海幸山幸] - 九州旅客鉄道
 
* [http://www.jrkyushu.co.jp/trains/umisachiyamasachi/ JR九州の列車たち 特急 海幸山幸] - 九州旅客鉄道
 
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[[category:日本の特急列車]]
 
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[[Category:列車愛称 う|みさちやまさち]]
 
[[Category:列車愛称 う|みさちやまさち]]
 
[[category:D&S列車]]
 
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2019/6/18/ (火) 10:20時点における最新版

海幸山幸(うみさちやまさち)}

JR九州が運営する特急観光列車。宮崎駅から南郷駅(宮崎県)を結ぶ。土日祝日運行。車両に日南市の特産、飫肥(おび)杉を使用。



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