池口岳
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池口岳(いけぐちだけ)は、長野県と静岡県にまたがる赤石山脈南部にある山である。標高2,392m。日本二百名山のひとつ。
概要
北峰(2392m)と南峰(2375,8m)からなる双耳峰で、その山容は木曽山脈などから望むとまるで鬼のようでありよく目立つ。北峰には御料局の三角点が、南峰には三等三角点(基準名:十釈迦)がある。
登山ルート
長野県側の飯田市池口から登るルートがよく利用されている。一部を除いてそれほど急なところはなく、比較的なだらかな針葉樹林帯の登りが続く。ガレの縁など所々で展望が得られる場所があり、聖岳や上河内岳、光岳など主に赤石山脈南部の山々が望める。山頂からの展望はほとんどない。コースタイムは登山口から登り5時間半、下り4時間程と長丁場である。
ほかに光岳から加加森山を経ての縦走ルートもあるが、あまり歩かれておらず整備もされていない。
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光岳から望む池口岳
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黒薙付近から望む池口岳