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'''桂川町'''(けいせんまち)は、[[福岡県]]の中央部に位置する[[町]]である。[[嘉穂郡]]に属しており、[[筑豊]]を構成する自治体の一つでもある。旧[[穂波郡]]。[[飯塚都市圏]]に属しているが、[[福岡都市圏]]の10%都市圏にも属している。
+
'''桂川町'''(けいせんまち)
 
 
== 地理 ==
 
福岡県の中央部、筑豊地域の南端部に位置する町。[[福岡市]]から東へ約25km、[[北九州市]]から南西へ約55km、筑豊の中心都市である[[飯塚市]]から南西へ約7kmの場所にある。
 
* 河川: 穂波川、泉河内川
 
 
 
=== 隣接している自治体 ===
 
* [[飯塚市]]
 
* [[嘉麻市]]
 
 
 
=== 地名 ===
 
*内山田
 
*九郎丸
 
*寿命
 
*瀬戸
 
*中屋
 
*土居
 
*土師
 
*豆田
 
*吉隈
 
 
 
== 歴史 ==
 
=== 古代 ===
 
土居の宝塚遺跡からは、[[紀元前10世紀]]から[[紀元前4世紀]]のものと見られる石器が見つかっており、その頃から人類がいたとみられている。[[6世紀]]には、国の特別史跡である[[王塚古墳]]をはじめ、いくつかの前方後円墳が作られた。そのほかにも、影塚、二塚などの遺跡からは、有刻銅釧などの筑豊地方と朝鮮半島との交流を示唆する資料が発掘されている。その後、[[1024年]]からは安楽寺(現[[太宰府天満宮]])により荘園(土師庄)として所有されていた。
 
 
 
=== 中近世 ===
 
[[鎌倉時代]]以降、城尾城(土師)、茶臼山城(寿命)などの城が建てられたが、[[江戸時代]]までに全て破却された。江戸時代初期には、[[長崎街道]]が整備され、九州各地から小倉方面への街道としてにぎわった。また、江戸時代中期には石炭の採掘も行われるようになった。
 
 
 
=== 近現代 ===
 
* [[1889年]]4月1日 - 瀬戸村、寿命村、中屋村、豆田村、九郎丸村、土居村、吉隈村、土師村、内山田村が合併し[[穂波郡]]'''桂川村'''が発足する。
 
* 1896年2月26日 - 穂波郡と[[嘉麻郡]]が合併して[[嘉穂郡]]となる。
 
* [[1901年]]
 
** [[5月]] - 豆田炭鉱開坑。
 
** [[12月9日]] - 長尾駅(現[[桂川駅 (福岡県)|桂川駅]])開業。
 
* [[1914年]] - 吉隈炭坑開坑。
 
* [[1931年]] - 平山炭砿開坑。
 
* [[1940年]]
 
** [[4月17日]] - 桂川村が町制施行。'''桂川町'''となる。
 
** [[12月1日]] - 長尾駅を桂川駅に改称。
 
* [[1947年]]
 
** 桂川国民学校を桂川小学校に改称。
 
** 桂川中学校を開設。
 
* [[1952年]] - 王塚古墳が国の特別史跡に指定される。
 
* [[1972年]] - 町内最後の炭坑が閉山。
 
 
 
=== 市町村合併問題 ===
 
市町村合併の動きに影響され、[[飯塚市]]・旧[[山田市]]および他の[[嘉穂郡]]の全町とともに「嘉飯山2市8町合併協議会」を設立し、合併へ向けた協議が行われたが、飯塚市中心となる運営を危惧した桂川町は[[2004年]][[8月]]に離脱した。このため、この合併は不成立に終わった。
 
 
 
その後、他の同協議会の関係自治体は2つに分かれて再度合併協議会を設立し、飯塚市ほか4町の合併により新制「飯塚市」、旧山田市ほか3町の合併により「嘉麻市」がそれぞれ発足することが決定したが、桂川町はどちらの合併協議会にも加わっておらず、飯塚・嘉麻両市が発足した後は嘉穂郡唯一の自治体となった。
 
 
 
その後、合併を懇願していた町民の意思に反したとして、町長は町民からのリコール選挙により、失脚した。
 
 
 
=== 歴代町長 ===
 
{|class=wikitable
 
!代!!氏名!!就任年月日!!退任年月日
 
|-
 
|初||諌山茂太||1939年11月2日||1942年7月2日
 
|-
 
|2||穂坂茂吉||1942年7月31日||1943年11月27日
 
|-
 
|3||山辺俊太郎||1943年12月28日||1945年10月8日
 
|-
 
|4||吉田繁||1946年2月5日||1955年4月30日
 
|-
 
|5||瓜生真夫||1955年5月1日||1963年4月30日
 
|-
 
|6||八児勝||1963年5月1日||1975年4月30日
 
|-
 
|7||秋吉博||1975年5月1日||1979年4月30日
 
|-
 
|8||田崎保||1979年5月1日||1984年9月29日
 
|-
 
|9||穂坂周一郎||1984年11月11日||1990年2月20日
 
|-
 
|10||岩見智波||1990年4月8日||2002年4月7日
 
|-
 
|11||谷口裕教||2002年4月8日||2004年12月10日
 
|-
 
|12||前田説生||2005年1月17日||2006年10月13日
 
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|-
 
|13||[[井上利一]]||2006年11月20日||現職
 
--->
 
|}
 
<!---
 
2010年11月14日実施の選挙は12代前田と13代井上の一騎打ちとなったが、井上が現職の強みを生かして再選を果たした。
 
--->
 
== 行政 ==
 
=== 町長 ===
 
*井上利一(3期目)
 
*任期:2018年11月18日
 
 
 
=== 町議会 ===
 
*定数:10人
 
*任期:2018年11月18日
 
 
 
=== 消防 ===
 
*飯塚地区消防本部
 
**桂川消防署
 
 
 
=== 警察 ===
 
*[[福岡県警察]][[飯塚警察署]]
 
**桂川交番(桂川町大字土師4052番地1)
 
 
 
== 地域 ==
 
<!--
 
=== 健康 ===
 
* 平均年齢
 
-->
 
=== 人口 ===
 
{{人口統計|code=40421|name=桂川町}}
 
=== 教育 ===
 
; 高等学校
 
* [[福岡県立嘉穂総合高等学校]]
 
; 中学校
 
* 桂川中学校
 
; 小学校
 
* 桂川小学校
 
* 桂川東小学校
 
<!---
 
※福岡県では1972年以降、県立高校[[普通科 (学校)|普通科]]において県内を15の[[学区]]に分割した中学区制を実施しているが、桂川中学校の生徒に限っては小学区制時代(1949年~1971年)より桂川町が属する[[嘉飯山地区]]全ての県立高校普通科([[福岡県立山田高等学校]]、[[福岡県立嘉穂高等学校]]、福岡県立稲築高等学校→現・[[福岡県立稲築志耕館高等学校]]及び[[福岡県立嘉穂東高等学校]]の計4高校)を受験することが出来た。尚、小学区制時代の進学先は山田高校→嘉穂高校→稲築高校→嘉穂東高校の順であり、嘉穂東高校に関しては通学距離の関係からして志願者自体がごく僅かであった。
 
--->
 
== 経済 ==
 
=== 産業 ===
 
他の筑豊の市町村と同様、かつては炭鉱が町の経済を支えていたが現在ではすべて閉山しており、跡地を工業団地として再利用することで再生を図っている。
 
 
 
=== 伝統工芸品 ===
 
町中央部で製造される[[陶磁器]]「[[土師焼]]」がある。
 
 
 
== 交通 ==
 
=== 空港 ===
 
* [[福岡空港]]もしくは[[北九州空港]]が最寄り。
 
 
 
=== 鉄道路線 ===
 
[[File:View of Keisen Station.jpg|thumb|280px|桂川駅]]
 
* [[九州旅客鉄道]](JR九州)
 
** [[筑豊本線]]・[[篠栗線]](福北ゆたか線):[[桂川駅 (福岡県)|桂川駅]]
 
** ※かつては[[上山田線]]が通っていた(ただし、桂川町内に駅は1ヶ所もなかった)
 
 
 
=== バス路線 ===
 
* [[西鉄バス筑豊]] - 桂川町を経由して[[飯塚市]]中心部にある[[飯塚バスターミナル]]と[[嘉麻市]]を結ぶバス路線を運行する。
 
* [[嘉麻市バス]] - 嘉麻市のコミュニティバスであるが、桂川駅・嘉穂総合高校と旧[[山田市]]域を結ぶ便が平日の朝夕に設定されている。
 
* [[飯塚市コミュニティバス]] - 飯塚市のコミュニティバスで、飯塚市内を運行するが、桂川駅を経由する。
 
* [[桂川町福祉バス]] - 町が運行する福祉バス。無料。町内各地を運行する福祉バス「ひまわり号」が4路線、町内の病院や店舗を巡回する買物・通院バス「いきいき号」が1路線運行されている。
 
 
 
=== 道路 ===
 
町内に高速道路は通っていない。
 
 
 
最寄りインターチェンジは以下の通り
 
* [[九州自動車道]] - [[八幡インターチェンジ (福岡県)|八幡インターチェンジ]](北九州市八幡西区)、[[福岡インターチェンジ (福岡県)|福岡インターチェンジ]](福岡市東区)
 
* [[大分自動車道]] - [[筑後小郡インターチェンジ]]
 
 
 
==== 一般国道 ====
 
* [[国道200号]]
 
 
 
==== 県道 ====
 
* 主要地方道
 
** [[福岡県道66号桂川下秋月線]]
 
** [[福岡県道90号穂波嘉穂線]]
 
 
 
== 観光 ==
 
=== 史跡 ===
 
* [[王塚古墳]](国の[[特別史跡]])
 
 
 
=== 博物館 ===
 
* 王塚装飾古墳館
 
 
 
=== 祭事・催事 ===
 
* 8月
 
** 夏まつり桂川
 
** 地蔵祭り(土居)
 
* 9月
 
** 土師の獅子舞(県指定無形民俗文化財)
 
** ひまわりフェスタ
 
* 10月
 
** 古代の謎フェスティバル
 
* 11月 文化祭・商工まつり桂川
 
* 1月 とへとへ
 
 
 
== 出身有名人 ==
 
{{commonscat|Keisen, Fukuoka}}
 
*[[藤川俊介]] - [[プロ野球選手]]([[阪神タイガース]])
 
  
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[[福岡県]]中部,[[嘉穂盆地]]の南部にある町。 1940年町制。[[遠賀川]]の支流泉河内川,穂波川が形成した[[沖積平野]]と[[古第三紀]]層の丘陵地に位置する。明治中期,炭鉱が開かれてから急速に発展。 40~52年にかけてが最盛期で,人口も一時2万をこえた。 53年以降エネルギー革命の影響によって 10の炭鉱が閉山し,農業の町に戻った。 63年からは産炭地域振興事業として企業誘致に力が注がれ,機械工業などの工場の立地が進んだ。 68年篠栗線が八木山トンネルを通って福岡市に直結してからは,住宅地化が著しい。民芸品の土師 (はじ) 焼は特産。 1934年に採土工事中に発見された[[王塚古墳]]は最大の[[装飾古墳]]として知られ特別史跡に,また多くの出土品は重要文化財に指定。 JR筑豊本線が通り,桂川で篠栗線を分岐。
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== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
 
* [http://www.town.keisen.fukuoka.jp/ 王塚古墳のある桂川町へようこそ](桂川町公式ホームページ)
 
* [http://www.town.keisen.fukuoka.jp/ 王塚古墳のある桂川町へようこそ](桂川町公式ホームページ)
  
 
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[[Category:桂川町|*]]
 
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2018/10/18/ (木) 15:51時点における最新版


桂川町(けいせんまち)

福岡県中部,嘉穂盆地の南部にある町。 1940年町制。遠賀川の支流泉河内川,穂波川が形成した沖積平野古第三紀層の丘陵地に位置する。明治中期,炭鉱が開かれてから急速に発展。 40~52年にかけてが最盛期で,人口も一時2万をこえた。 53年以降エネルギー革命の影響によって 10の炭鉱が閉山し,農業の町に戻った。 63年からは産炭地域振興事業として企業誘致に力が注がれ,機械工業などの工場の立地が進んだ。 68年篠栗線が八木山トンネルを通って福岡市に直結してからは,住宅地化が著しい。民芸品の土師 (はじ) 焼は特産。 1934年に採土工事中に発見された王塚古墳は最大の装飾古墳として知られ特別史跡に,また多くの出土品は重要文化財に指定。 JR筑豊本線が通り,桂川で篠栗線を分岐。

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