松江シティフットボールクラブ
松江シティフットボールクラブ | |
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原語表記 | 松江シティフットボールクラブ |
呼称 | 松江シティFC |
クラブカラー |
黄 赤 |
創設年 | 2011年 |
所属リーグ | 中国サッカーリーグ |
クラブライセンス | (未承認) |
ホームタウン | 島根県松江市 |
ホームスタジアム |
松江市営陸上競技場 松江市営補助競技場 |
収容人数 |
24,000(松江市陸) 360(松江市補) |
運営法人 |
松江シティFC株式会社 NPO法人松江シティスポーツクラブ |
代表者 |
鈴木惠朗 中路修 |
公式サイト | 公式サイト |
■テンプレート |
国籍 | 日本 |
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格付 | 特定非営利活動法人 |
専門分野 | 教育系 (スポーツ) |
設立日 | 2012年1月16日 |
代表者 | 中路修 |
活動地域 | 島根県松江市 |
主な事業 | スポーツ振興、地域貢献活動 |
郵便番号 | 690-0061 |
事務所 | 島根県松江市白潟本町30 |
主な協力組織 | 島根県サッカー協会 松江支部 |
松江シティフットボールクラブ(まつえシティフットボールクラブ、英語: MATSUE City football club)は、島根県松江市を本拠地とするサッカークラブチーム。Jリーグ加盟を目指すクラブの1つである。
Contents
概要
島根県の県庁所在地である松江市をホームタウンとする社会人サッカークラブ。2011年度より島根県サッカー協会松江支部の代表チームとして運営組織の新規立ち上げと合わせ、中国リーグに所属していたヴォラドール松江を母体とした新クラブとして松江シティフットボールクラブが立ち上がる。
松江市営陸上競技場、JFAフットボールセンター認定の松江市営補助競技場[1] を拠点に、サッカーを中心とした総合スポーツクラブ創設の中心チームとして活動し、その先に将来的構想としてJリーグへの加盟を目指している。
松江市内などの子ども向けサッカースクールのコーチとして選手を派遣したり、地域イベントへの参加なども行っている。
県リーグ時代
2008年、チーム名を「松江RMクラブ(友の会)」から「ヴォラドール松江[2] 」に改称。その年の島根県社会人サッカーリーグ(県リーグ)1部で優勝。
2009年、県リーグ1部で2年連続優勝。中国地域県リーグ決勝大会で準優勝となり、中国リーグ昇格を決めた。
中国リーグ時代
2010年、中国リーグ昇格初年度は、序盤から快進撃を続けて、一時は優勝争いに絡むなどしたが最終的に3位という成績で終えた。
2011年、チーム名を「松江シティフットボールクラブ」に改称し、新たなスタートを切るものの、前年からの戦力強化が出来なかったことなどから、中国リーグでは前年を上回る成績を残せなかった(最終的には7位)。また、中国地区予選を突破したことにより全国社会人サッカー選手権大会に出場したが、1回戦でFC岐阜SECOND(岐阜県)に敗れ、初戦敗退となった。
2012年、新たな運営法人としてNPO法人松江シティスポーツクラブを設立。その記者会見で、2020年までにJリーグ2部に参入したいとする目標を明らかにした[3][4]。また、新監督にA級ライセンスを保持している小川秀樹が就任した[5]。天皇杯島根県予選決勝でデッツォーラ島根を破り、初めて天皇杯島根県代表の座を得た。天皇杯1回戦では山口県代表の徳山大学に0-3で敗退するも、会場となった島根県立浜山公園陸上競技場には1,700名を超える観客が集まり、注目度の高さを窺わせた。中国リーグは、昨年を上回る3位で終えた。
2013年、中国リーグは4位に終わった。3位のレノファ山口FCとは勝ち点差が18もあり、不本意なシーズンとなった。また、全国社会人サッカー選手権大会の中国予選では1回戦で廿日市FCにPK戦の末敗れた。天皇杯島根県予選では決勝でデッツォーラ島根に0-1で敗れ、天皇杯への連続出場も叶わなかった。
2014年、実信憲明や山内智裕などJリーグ経験者が加入するなど戦力補強を敢行し、中国リーグで初優勝を果たした。しかし、天皇杯島根県予選決勝でデッツォーラ島根に敗れ、天皇杯出場はならなかった。また、デッツォーラ島根にリーグ戦でも敗れた(連敗した)ことを理由に9月19日付けで小川秀樹監督を解任し、ヘッドコーチであった片山博義が監督代行に就任した[6]。第50回全国社会人サッカー選手権大会では、島根県勢初のベスト8に進出した。JFL昇格をかけて戦う第38回全国地域サッカーリーグ決勝大会に初出場したが、1次ラウンドで敗退となった。
2015年、監督代行だった片山博義が監督に就任。スポンサー並びにパートナー企業として山陰中央新報社を迎え基盤を強化。チームもJリーグ経験者が新たに5名完全移籍で加入するなど大幅な戦力補強を敢行した。中国サッカーリーグでは、17勝1分の無敗でリーグ連覇を決め[7]、谷尾昂也が得点王(他1名と同率)、実信憲明がアシスト王にそれぞれ輝いた。天皇杯島根県予選決勝でもデッツォーラ島根に雪辱を果たし、2012年以来の2回目の出場を決めた。天皇杯では、1回戦でJFLの鹿児島ユナイテッドFCに勝利し、天皇杯初勝利を飾った。2回戦はJ1リーグの川崎フロンターレに0-3で敗れた。第51回全国社会人サッカー選手権大会では、1回戦でアミティエSC京都にPK戦で敗れた。10月6日、島根県サッカー協会の常務理事である鈴木惠朗がゼネラルマネージャー(GM)に就任した。第39回全国地域サッカーリーグ決勝大会では、昨年に続いて1次ラウンド敗退となった。12月5日、片山博義監督の退任を発表[8]。12月29日、田中孝司が監督に就任[9]。
2016年、松江市営陸上競技場で行われるホームゲーム7試合を有料試合(高校生以下は無料)として開催した[10]。天皇杯島根県予選決勝では、SC松江に快勝し、2年連続3回目の出場を決めた。天皇杯1回戦は、J2リーグのファジアーノ岡山FCに1-4で敗れた。中国サッカーリーグは勝ち点1差の2位に終わり、3連覇を逃した。第52回全国社会人サッカー選手権大会は準々決勝で敗退し、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2016の出場権を獲得できなかった。
2017年、島根県サッカー選手権大会決勝でデッツォーラ島根に勝利して3年連続4回目の天皇杯出場を決めた。4月20日、経営基盤の強化などを目的に松江シティFC株式会社を設立した[11]。社長には鈴木惠朗GMが就任した。天皇杯1回戦は熊本県教員蹴友団に1-0で勝利した。しかし2回戦は、J1のサガン鳥栖に0-3で敗れた[12]。中国サッカーリーグは2年連続で2位に終わったが、金村がリーグ新となる35得点を記録した。優勝した2015年を上回る得点力を見せたものの、勝負どころで勝ちきれなかった[13]。第53回全国社会人サッカー選手権大会では、島根県勢で初の決勝に進出した(鈴鹿アンリミテッドFCに1-2で敗れ準優勝)。全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2017では1次ラウンドで敗退となった。
2018年、島根県サッカー選手権大会決勝でSC松江に勝利して4年連続5回目の天皇杯出場を決めた。天皇杯1回戦はSRC広島に4-0で勝利した。2回戦はJ1のV・ファーレン長崎に延長戦の末1-2で惜敗した。
クラブ名変遷
- 松江RMクラブ (-2007[14])
- ヴォラドール松江(2008-2010)
- 松江シティフットボールクラブ (2011-)
戦績
年度 | 所属 | 順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失 | 天皇杯 | 監督 |
2006 | 島根県1部 | 2位 | 21 | 10 | 6 | 3 | 1 | 24 | 14 | 10 | 県予選敗退 | - |
2007 | 4位 | 15 | 10 | 5 | 0 | 5 | 26 | 25 | 1 | 県予選敗退 | ||
2008 | 優勝 | 38 | 14 | 12 | 2 | 0 | 43 | 10 | 33 | 県予選敗退 | 廣瀬康彦 | |
2009 | 優勝 | 37 | 14 | 12 | 1 | 1 | 58 | 10 | 48 | 県予選敗退 | ||
2010 | 中国 | 3位 | 35 | 18 | 11 | 2 | 5 | 50 | 36 | 14 | 県予選敗退 | |
2011 | 7位 | 18 | 18 | 5 | 3 | 10 | 28 | 37 | -9 | 県予選敗退 | ||
2012 | 3位 | 38 | 18 | 12 | 2 | 4 | 36 | 25 | 11 | 1回戦敗退 | 小川秀樹 | |
2013 | 4位 | 25 | 18 | 7 | 4 | 7 | 39 | 34 | 5 | 県予選敗退 | ||
2014 | 優勝 | 38 | 18 | 12 | 2 | 4 | 50 | 20 | 30 | 県予選敗退 | 小川秀樹(-9月) 片山博義(9月-) | |
2015 | 優勝 | 52 | 18 | 17 | 1 | 0 | 70 | 4 | 66 | 2回戦敗退 | 片山博義 | |
2016 | 2位 | 40 | 18 | 12 | 4 | 2 | 48 | 16 | 32 | 1回戦敗退 | 田中孝司 | |
2017 | 2位 | 44 | 18 | 14 | 2 | 2 | 82 | 18 | 64 | 2回戦敗退 | ||
2018 | 2回戦敗退 |
タイトル
リーグ戦
- 中国サッカーリーグ:2回
- 2014,2015
- 島根県社会人サッカーリーグ1部:2回
- 2008,2009
その他
- 島根県サッカー選手権大会(天皇杯島根県予選):5回
- 2013,2015,2016,2017,2018
所属選手・スタッフ
- 2018年
スタッフ
役職 | 氏名 | 生年月日 | 出身地 | 前職 | 備考 |
監督 | 田中孝司 | 1955年11月22日(68歳) | 埼玉県 | ベトナムサッカーリーグ 組織委員長[15] | |
コーチ | 松本弘樹 | 1983年5月30日(41歳) | 島根県 | 松江シティFC 選手 | |
コーチ | 実信憲明 | 1980年5月7日(44歳) | 広島県 | 松江シティFC 選手兼コーチ |
選手
歴代所属選手
- 西村英樹 2009
- 岸田茂樹 2009
- 荒維大地 2013
- 布施祐典 2013 - 2014
- 有田光成 2014
- 山内智裕 2014 - 2015
- 実信憲明 2014 - 2017
- 舘野俊祐 2015
- 谷尾昂也 2015
- 山内晴貴 2015
- 砂川太志 2015 - 2017
- 田宮勇次 2016
ユニフォーム
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チームカラー
- 黄、 赤
ユニフォームスポンサー
掲出箇所 | スポンサー名 | 表記 | 掲出年 | 備考 |
胸 | 島根電工 | 島根電工 | 2017 - | 2016年は袖スポンサー |
鎖骨 | なし | - | - | |
背中上部 | 山陰中央新報社 | 山陰中央新報 | 2018 - | 2015-16年は胸、2017年は袖スポンサー[16] |
背中下部 | 島根ナカバヤシ | ナカバヤシ | 2018 - | 2017年はパンツスポンサー |
袖 | カナツ技研工業 | カナツ技研工業 | 2018 - | |
パンツ | テクノプロジェクト | テクノプロジェクト | 2018 - | 2013-17年は背中上部スポンサー |
ユニフォームサプライの遍歴
- 2011年 - 現在 : GAViC
歴代ユニフォームスポンサー年表
年度 | 胸 | 鎖骨 | 背中上部 | 背中下部 | 袖 | パンツ | サプライヤー |
2011 | - | 解禁前 | - | 解禁前 | - | - | GAViC |
2012 | |||||||
2013 | テクノプロジェクト | ||||||
2014 | スポーツ健康都市まつえ | 秘密結社 鷹の爪 | |||||
2015 | さんさんクラブ 山陰中央新報社 |
TOYO SOLAR 東洋ソーラー株式会社 | |||||
2016 | 山陰中央新報 | - | 島根電工株式会社 | ナカバヤシ | |||
2017 | 島根電工 | 山陰中央新報 | |||||
2018 | - | 山陰中央新報 | ナカバヤシ | カナツ技研工業 | テクノプロジェクト |
下部組織
- 松江シティRagazza
- レディースチーム。兄妹チーム。中国女子サッカーリーグ2部に所属。
- ジュニアユース
- ジュニア
- U-12ジュニアチーム。
- スクール
- 小学生を対象としたサッカースクールを開催している。2018年度より小中学生が対象の「松江シティFC GKスクール」を新設[19]。
関連項目
脚注
- ↑ 通称 S-Pitch。人工芝のフィールドや陸上トラックの他、フットサルコートなどを持つ。照明設備も有し、夜間の試合開催にも対応する。
- ↑ 「ヴォラドール」とはスペイン語で「トビウオ」(voladore) という意味。
- ↑ 松江シティFCがNPO 島根 読売新聞 2012年3月4日付
- ↑ 松江からJリーグ目指す 市民に支援募る 島根 朝日新聞デジタル 2012年3月3日付
- ↑ 2012年シーズン監督、コーチ決定のお知らせ 松江シティFC公式サイトニュースリリース 2012年2月1日付
- ↑ 監督解任のお知らせ - 松江シティフットボールクラブ
- ↑ 最終節では、リーグでこれまで1度も勝ったことのなかったデッツォーラ島根に勝利した。
- ↑ 片山 博義監督 来季の契約について - 松江シティフットボールクラブ
- ↑ 田中 孝司氏 監督就任のお知らせ - 松江シティフットボールクラブ
- ↑ ホームゲーム有料入場実施のご案内 - 松江シティフットボールクラブ
- ↑ 松江シティFC株式会社設立 J参入へ経営基盤強化(2017年4月21日) - 山陰中央新報
- ↑ 松江シティ鳥栖に善戦 後半勝負奮闘及ばず(2017年6月22日) - 山陰中央新報
- ↑ 松江シティシーズン総括 攻撃サッカー成長実感(2017年9月20日) - 山陰中央新報
- ↑ この間、時期は不詳ながら「松江RM友の会」を名乗った時期もある。
- ↑ “田中 孝司氏 監督就任のお知らせ” (プレスリリース), 松江シティFC, (2015年12月29日) . 2015閲覧.
- ↑ 2015年は『さんさんクラブ 山陰中央新報社』で掲出
- ↑ 松江シティFC下部組織(育成部門)について|松江シティフットボールクラブ
- ↑ 松江シティフットボールクラブ - ニュース|プレスリリース|松江シティ FC と U-15 チーム提携について
- ↑ 松江シティFC GKスクール 新設のお知らせ|松江シティフットボールクラブ
外部リンク
テンプレート:松江シティフットボールクラブのメンバー テンプレート:中国サッカーリーグ