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東村(ひがしそん)は、沖縄県沖縄本島北部に位置し、太平洋フィリピン海)に面するである。

ツツジが村の花とされており、毎年3月にはツツジ祭りが開かれる。山原の自然などで知られ、県内におけるエコツーリズムの草分け的な地域である。

地理

沖縄本島北部、国頭郡の東部に位置する。高江、宮城、川田、平良、慶佐次、有銘の6区からなり、役場をはじめとした村の施設は平良に集中している。

北東部には沖縄県最大のダムである福地ダムがある。北部から国頭村南東部にかけては在日米軍北部訓練場である。

  • 山: 伊湯岳(標高446.2m)(玉辻山山頂は、大宜味村
  • 河川: 二級河川福地川、新川川、有銘川)、普通河川(慶佐次川)
  • 湖沼: 福上湖(ダム湖)、新川湖(ダム湖)

地区

村内の大字は以下のとおり。

村の北部に位置。高江小学校、新川ダム、米軍北部訓練場があり、国頭村に接している。
  • 宮城(みやぎ)
高江の西隣に位置。種苗管理センター沖縄農場がある。
  • 川田(かわた)
宮城、平良に隣接。東小中学校、東漁港、福地ダムがある。
  • 平良(たいら)
村の中心地。公共施設が集中する。
  • 慶佐次(げさし)
平良の西隣に位置。慶佐次漁港がある。慶佐次湾はエコツーリズムが盛ん。かつては、在日米軍の慶佐次通信所および、海上保安庁ロランC局があった。
  • 有銘(あるめ)
村の南部に位置。有銘小学校があり、名護市に接している。

隣接している自治体

人口

東村(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

歴史

  • 1923年 - 当時の久志村(現在の名護市の一部)から北部6集落(有銘・慶佐次・平良・川田・宮城及び高江)が分村し、東村となる。役場は川田に置かれた。
  • 1974年 - 沖縄県最大のダム福地ダムが完成。
  • 1981年 - 未開通だった主要地方道名護国頭線(県道70号・現在の国頭東線)の東村高江~国頭村安波間が開通し、沖縄本島一周道路が完成。
  • 1993年 - 名護国頭線(県道70号線)の名護市二見~東村平良間と東大宜味線(県道80号線)全線が国道331号に昇格。
  • 2016年 - 9月15日、国頭村、大宜味村の一部と共に村域の一部が国内33番目の国立公園としてやんばる国立公園に指定。

行政

村長部局に総務財政課、企画観光課、住民課、福祉保健課、建設環境課、農林水産課の6課を置く。また、村長部局の他に議会事務局、教育委員会、選挙管理委員会、農業委員会、監査委員事務局の各事務局を持つ。

  • 村長 伊集盛久(いじゅ せいきゅう)(2007年5月から)
  • 副村長 金城紀昭(きんじょう のりあき)
  • 教育長 比嘉一之(ひが かずゆき)

軍事施設

米軍専用施設

産業

主要産業は第一次産業パイナップルかぼちゃの栽培が盛ん。

教育

全て公立(村立)である。

  • 東中学校
  • 東小学校
  • 有銘小学校
  • 高江小学校
  • 東幼稚園
  • 有銘幼稚園

交通

路線バス

  • 一般路線バス - 名護バスターミナル(名護市)より村の中心部の「平良」バス停まで2系統の路線バスが運行しているが、運行本数は限られている[1]。なお、いずれの系統も琉球バス交通沖縄バスとの共同運行である。[2]
    • 73番(川田線、名護市 - 大宜味村 - 東村)塩屋経由
    • 78番(名護東部線、名護市 - 東村)二見経由
      • 名護バスターミナル - 名護十字路 - 世富慶 - 二見入口 - 瀬嵩 - 三原 - 嘉陽 - 天仁屋入口 - 慶佐次 - 平良 - 東村役場前
かつて、78番は東村役場前終点ではなく塩屋経由で名護に戻る循環路線(名護東部(二見)線)となっていたほか、逆周りの路線(74番、名護東部(平良)線)も運行していた。また、73番は魚泊が終点であったが、2003年3月29日から運行区間が延長された。
  • コミュニティバス - 東村内で上記路線バスと類似したルートをとるコミュニティバスを2路線運行している。試行運行中で運賃無料。いずれも67番(辺土名線:名護バスターミナル - 辺土名バスターミナル間)に接続する。
    • 平良・源河線:名護市源河 - 有銘 - 慶佐次 - 平良 - 東村役場
    • 高江・大宜味線:大宜味村白浜 - 平良(東村役場) - 川田 -宮城 - 高江

主な道路

村外への道順
  • 国道331号を北へ向かうと大宜味村塩屋へ至る(同地にある国道58号との交点が国道331の終点となる)。
  • 国道331号を南へ向かうと名護市東部へ、県道14号線を利用すると名護市源河へ至る。
    • 国道331号を南下し、名護市二見から国道329号を経由すると宜野座ICへ至る。
  • 県道70号線を北上すると国頭村奥地域に到達するが、国頭村の中心集落(辺土名)には大宜味村を経由した方が早い。

医療

名所・観光スポット・祭事・催事

出身有名人

脚注・出典

  1. 塩屋経由(73番)と、二見経由(78番)とを合わせて1日6便、往復計12本。
  2. 沖縄県国頭郡 東村への交通ご案内 ※サイト運営者不明。(2010年12月2日閲覧)
  3. 国頭消防管内 NPO法人MESHサポート2011年9月27日現在

外部リンク