|
|
1行目: |
1行目: |
− | {{半保護}}
| + | |
| {{基礎情報 会社 | | {{基礎情報 会社 |
| |社名 = 朝日放送グループホールディングス株式会社 | | |社名 = 朝日放送グループホールディングス株式会社 |
| |英文社名 = Asahi Broadcasting Group Holdings Corporation | | |英文社名 = Asahi Broadcasting Group Holdings Corporation |
− | |ロゴ = [[File:Asahi Broadcasting Corporation Logo.svg|200px]] | + | |ロゴ = |
− | |画像 = [[ファイル:Asahi Broadcasting Corporation headquarter.JPG|280px]]
| |
− | |画像説明= 本社社屋
| |
| |種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]] | | |種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]] |
| |市場情報 = {{上場情報|東証1部|9405|2013年7月16日}}{{上場情報|大証2部|9405|1961年10月1日|2013年7月12日}} | | |市場情報 = {{上場情報|東証1部|9405|2013年7月16日}}{{上場情報|大証2部|9405|1961年10月1日|2013年7月12日}} |
19行目: |
17行目: |
| |SWIFTコード = | | |SWIFTコード = |
| |事業内容 = [[放送法]]に基づく[[放送持株会社|認定放送持株会社]] | | |事業内容 = [[放送法]]に基づく[[放送持株会社|認定放送持株会社]] |
− | |代表者 = 代表取締役社長 [[沖中進]]<br />代表取締役副社長 山本晋也 | + | |代表者 = |
− | |資本金 = 52億9,980万円
| |
− | |発行済株式総数 = 4,183万3,000株
| |
− | |売上高 = 連結:823億0,200万円<br/>単独:651億3,000万円
| |
− | |営業利益 = 連結:49億7,200万円<br/>単独:34億8,500万円
| |
− | |純利益 = 連結:34億1,600万円<br/>単独:28億6,700万円
| |
− | |純資産 = 連結:612億7,400万円<br/>単独:535億2,600万円
| |
− | |総資産 = 連結:1,019億7,900万円<br/>単独:783億2,600万円
| |
− | |従業員数 = 連結:852人 単独:641人(2012年3月期)
| |
− | |支店舗数 =
| |
| |決算期 = 3月31日 | | |決算期 = 3月31日 |
− | |主要株主 = [[朝日新聞社]](14.88%)<br/>[[テレビ朝日ホールディングス]](9.26%)<br/>[[公益法人#公益社団法人・公益財団法人|公益財団法人]][[香雪美術館]](7.00%) | + | |主要株主 = [[朝日新聞社]](14.88%)<br/>[[テレビ朝日ホールディングス]](9.26%)<br/>[[香雪美術館]](7.00%) |
− | |主要子会社 = [[朝日放送テレビ]]株式会社(100%)<br />[[朝日放送ラジオ]]株式会社(100%)<br />他[[#主要関係会社|主要関係会社]]を参照 | + | |主要子会社 = [[朝日放送テレビ]]株式会社(100%)<br />[[朝日放送ラジオ]]株式会社(100%) |
− | |関係する人物 = [[#関係する人物|関係する人物]]参照 | + | |関係する人物 = |
| |外部リンク = http://corp.asahi.co.jp/ | | |外部リンク = http://corp.asahi.co.jp/ |
− | |特記事項 = 売上高〜総資産にかけては2017年3月期決算より。<br />2018年4月1日、朝日放送株式会社から商号を変更 | + | |特記事項 = |
| }} | | }} |
− | '''朝日放送グループホールディングス株式会社'''(あさひほうそうグループホールディングス、[[英語|英称]]:Asahi Broadcasting Group Holdings Corporation)は、日本の[[放送持株会社|認定放送持株会社]]である。 | + | '''朝日放送グループホールディングス株式会社'''(あさひほうそうグループホールディングス、[[英語|英称]]:Asahi Broadcasting Group Holdings Corporation) |
− | | |
− | 2018年3月31日までは[[広域放送|近畿広域圏]]を[[放送対象地域]]とする[[特定地上基幹放送事業者]]で、[[中波放送]](AM放送)と[[テレビジョン放送]]の兼営局([[ラテ兼営#日本|ラテ兼営]]局)で、ラジオ放送は[[JRN]]および[[全国ラジオネットワーク|NRN]]との[[クロスネット局]]、テレビ放送は[[オールニッポン・ニュースネットワーク|ANN]]系列の[[準キー局]]である。近年は'''朝日放送'''を公式的な呼称としては余り使われておらず、'''ABC'''と略して呼ぶケースが多くなっていた。
| |
− | | |
− | ラジオ放送を行う子会社については'''[[朝日放送ラジオ]]'''を、テレビ放送を行う子会社については'''[[朝日放送テレビ]]'''を参照。
| |
− | | |
− | == 会社概要 ==
| |
− | === 本社・支社所在地 ===
| |
− | * 本社:[[大阪市]][[福島区]][[福島 (大阪市)|福島]]1丁目1-30
| |
− | ** 旧[[大阪大学医学部附属病院]](阪大病院)跡地の[[ほたるまち]]内にあり、[[2008年]]([[平成]]20年)[[5月19日]]にABCセンターの旧本社から移転。[[6月23日]]より放送業務を開始した(専用[[郵便番号]]553-8503)。
| |
− | ** 詳細は「[[#社屋・スタジオ]]」も参照。
| |
− | ** 専用郵便番号は553-8503だが、別途[[大阪北郵便局]]等に番組用[[私書箱]]が設けられ、そこにも個別(番組別)の専用郵便番号があるため、視聴者、聴取者が実際にこの番号を使う機会は少なく、主に番組・局全般の問い合わせ、テレビ・ラジオの受信報告書、テレビ・ラジオの番組表請求として使用される程度である。私書箱用の郵便番号は現本社に放送業務移転後も継続して使われており、一部の番組で郵便・私書箱番号が変更になっている(ただし、スポーツ部制作の番組宛はテレビ・ラジオとも530-8003、映画関連イベントの応募先は530-8008(私書箱146号)、『[[きよし・黒田の今日もへぇーほぉー]]』は530-8799(大阪北郵便局留め)<ref>ただし同番組のスペシャル時でのプレゼントの応募先は別住所になる。</ref>となっている。)。
| |
− | * 東京支社:[[東京都]][[中央区 (東京都)|中央区]][[築地]]5丁目3-2 [[朝日新聞東京本社]]新館10階
| |
− | ** クイズ番組『[[パネルクイズ アタック25]]』の関東地区([[山梨県]]も含む)予選会場にも使われている(それ以外の地域は最寄の系列局)。
| |
− | ** 中間持株会社のABCフロンティアホールディングス及びその傘下にある[[ABCアニメーション]]、ABCインターナショナル、ABCライツビジネスの本社も入る。
| |
− | ** 2018年9月からはABCフロンティアホールディングスの拡張に伴うオフィススペース不足の解消と放送持株会社化に伴う支社機能拡大のため、abc会館(後述)跡地や[[文化放送]]に程近い[[日本生命保険|日本生命]]浜松町クレアタワー(東京都[[港区 (東京都)|港区]][[浜松町]]2丁目5番)18階に、関連会社と併せて移転する予定<ref name="abc170420_tokyo">[http://corp.asahi.co.jp/ja/info/info6081652731262998792/main/0/link/170420_tokyo.pdf 東京支社移転についてのお知らせ],朝日放送,2017年4月19日</ref>。
| |
− | * 名古屋支社:[[名古屋市]][[中区 (名古屋市)|中区]][[栄 (名古屋市)|栄]]1丁目3-3 朝日会館内
| |
− | * 神戸支局:[[神戸市]][[中央区 (神戸市) |中央区]][[浪花町 (神戸市)|浪花町]]60番地 [[神戸朝日ビル]]内
| |
− | * 京都支局:[[京都市]][[中京区]]柳馬場通御池下る柳八幡町65番地 [[京都朝日ビル]]内
| |
− | * [[朝日放送徳島支局|徳島支局]]:[[徳島市]]<ref>[http://www.pref.tokushima.jp/faq/docs/00001878/?s_category1_id=6&s_category2_id=49&s_category3_id=&fm=t 徳島県の記者クラブに加盟している報道機関が知りたい。](Q & A) - 徳島県庁コールセンター すだちくんコール(徳島県、2010年3月31日更新、2016年6月18日閲覧)</ref>
| |
− | * [[朝日放送高知支局|高知支局]]:[[高知市]]
| |
− | | |
− | ==== かつての施設 ====
| |
− | * [[ABCセンター]]:[[大阪市]][[北区 (大阪市)|北区]][[大淀 (大阪市)|大淀]]南2丁目2-48
| |
− | ** [[1966年]]([[昭和]]41年)[[6月]]から[[2008年]]([[平成]]20年)[[5月18日]]まで本社があったところで、[[2008年]](平成20年)[[6月22日]]放送終了時([[6月23日]]未明)までは、ABCセンター内にあったテレビ・ラジオの送出マスターで放送業務を行っていた。
| |
− | * abc会館:東京都港区[[芝公園]]2-6-3
| |
− | ** [[1975年]](昭和50年)11月完成<ref>[https://www.shimz.co.jp/200th/sakuhin/sakuhin_pdf/b073100_01.pdf 朝日放送ABC会館]([[清水建設]]公式サイト内)</ref>。東京支社などが入居し、イベントホールやラジオスタジオもある自社ビルで、朝日放送の東京における拠点であった。ANNへのネット替え後も維持し、ラジオスタジオはテレビ朝日制作『[[特捜最前線]]』のロケにも使われるなどしていたが、テレビのデジタル化、本社移転に必要な経費の捻出と朝日新聞グループとの結びつきを強めるため、東京支社を朝日新聞東京本社内に移転し売却した。跡地には、地上24階のオフィスビル「芝公園フロントタワー」が2010年に完成している。
| |
− | ** 東京支社制作番組の視聴者プレゼント等の宛先は「[[芝郵便局]](民営分社化以前の芝公園郵便局)区内」となっていた(築地<!--現在、東京支社は中央区築地に所在-->移転後の現在は[[銀座郵便局]]留)<ref>「大改造!劇的ビフォーアフター」のリフォーム依頼募集のみ、「〒104-8691(晴海郵便局)私書箱27号」が宛先になっている。</ref>。
| |
− | ** abc会館の建設以前、朝日放送東京支社は1951年の開設当初は[[西銀座]]朝日ビルに置かれ、その後1959年に[[千代田区]][[有楽町]]にあった朝日新聞東京本社内に移転した<ref name="abc170420_tokyo" />。
| |
− | | |
− | === 新聞系列 ===
| |
− | 系列新聞は[[朝日新聞]]([[朝日新聞社]])。人材交流も盛んで、ABC所属社員が朝日新聞に、逆に朝日新聞所属社員がABCにそれぞれ出向社員として派遣されることもある。中にはアナウンサーが朝日新聞記者となった例([[中村鋭一]]、[[堀江政生]]、[[高橋大作]]ら)もある。
| |
− | | |
− | === 環境規格 ===
| |
− | 日本の放送局では初めて国際環境規格「[[ISO_14000|ISO14001]]」を認証取得([[2001年]][[3月23日]])。これをきっかけに、系列局の[[テレビ朝日]]・[[名古屋テレビ放送]]・[[瀬戸内海放送]]などもISO14001を認証取得した。
| |
− | | |
− | === ロゴ・社章 ===
| |
− | ==== ロゴ ====
| |
− | [[ファイル:AAK-ABC Bell430 JA06NR RJOY 20081121-001.jpg|thumb|240px|3代目「ABC」ロゴがペイントされた取材用ヘリコプター(2008年11月21日撮影)]]
| |
− | | |
− | [[ファイル:ABC rogo.JPG|thumb|px|3代目「ABC」ロゴ(大淀旧社屋裏の旧大阪タワー案内板)(2008年撮影)]]
| |
− | | |
− | [[ファイル:朝日放送(ABCテレビ)の中継車.jpg|thumb|px|3代目「ABC」ロゴと6マークが付けられたままの中継車(2012年撮影)]]
| |
− | | |
− | '''ABCロゴ'''
| |
− | * '''初代''' - 縦細で描かれたものが開局時に登場<!-- (2代目ロゴを併用した[[ベリカード]][http://jazmys.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_6f6/jazmys/BCL_JONR.JPG?c=a0]) -->。下記にある通り1989年まで長らく使われ続けた。コールサイン「JONR(-TV)」にも同じデザインのロゴが存在した<ref>このコールサインロゴは2010年代においてもラジオ番組「[[Club JONR]]」のタイトルやテレビのアナログ放送終了時のクロージングにて復刻的に使用されている。</ref>。
| |
− | | |
− | * '''2代目''' - [[1973年]]に登場した<!-- [http://4.bp.blogspot.com/_4-LPpMVLEFM/TSmE4MLk5-I/AAAAAAAACAM/-nmRmoBCUdk/s1600/img032.jpg] -->。これ以後も初代ロゴは[[局名告知|オープニング]]や一部の番組(『[[ABCフラッシュニュース]]』など)、放送機材<ref>初代ロゴ時代から使用しているカラー放送対応のテレビカメラでは2代目ロゴ登場後にブラウン管の枠に「6(上段)ABC(下段)」とかかれたシールが追加で貼られており、機材更新まで初代ロゴと2代目ロゴが併記する形で使われ続けていた。</ref>、そしてベリカードのデザイン<ref>[[1976年]]頃発行のベリカードのデザインから、その中に表記のロゴが2代目ロゴになった</ref>で長らく継続使用されていた。2014年12月現在も[[ABCゴルフ倶楽部]]のロゴはこの当時のロゴを継続使用している。また、このころより6マーク(ブラウン管の中に親局のチャンネル番号である6とABCのロゴが入っていた。現在でも中継車に付けられている。下記の画像を参照のこと)と1008マーク(8が大きく書かれ、100の下にABCが入っていた。なお、1978年11月23日以前は1010マーク)が使用開始された。コールサインのロゴも同じデザインに変更された(3代目まで継続使用)。
| |
− | | |
− | * '''3代目''' - [[1989年]][[4月1日]]より通常使用する名称を「ABC」に統一した際に従来のロゴの右側にエコーを入れるマイナーチェンジを行ったものであった(右写真)。2007年12月31日放送まで使用された。これ以後は初代と2代目のロゴが併用されることはなくなった。
| |
− | | |
− | * '''4代目''' - 社屋移転年となる[[2008年]][[1月1日]]、移転に先行してフルモデルチェンジした、4代目となる現行ロゴの使用を開始。「昇る朝日」をイメージしたSunrise Orange(サンライズオレンジ)の色をベースに、「C」の右隣にある上へ伸びるラインでアクティブなスピード感を表現している(ABCの文字が斜線でつながっている)。なお、このロゴは[[岬深日中継局]]など一部の中継局の表札でも使用している。
| |
− | ** 長方形のオレンジにABCのロゴを入れ、斜めラインの下に「TV」「Radio」と入ったロゴや、同じく、長方形のオレンジに大きく「1008」のロゴを入れ、その下にABCのロゴを入れ、斜めラインの下に「Radio」と入った「ABC Radio」専用ロゴ、長方形のオレンジに大きく「6」のロゴを入れ、その下にABCのロゴを入れ、斜めラインの下に「TV」と入った「ABC TV」専用ロゴも用意されている<ref>なお日曜日午前8:30から全国ネットで放送していた『[[Yes!プリキュア5]]』では、[[2008年]][[1月6日]]の第46話「カワリーノ非情の策略!」まで3代目ロゴを使用し、翌週放送の13日分の第47話「ドリームコレットを取り戻せ!」から4代目ロゴの使用を開始した。これにより遅れネット等を除き、全ての制作番組でロゴの変更が完了した。</ref><ref>その他、遅れ時差ネットの番組や再放送の番組でも全国ネット・関西ローカルで2007年12月末までの初回放送分は3代目ロゴが使用されている。</ref>。2018年4月の分社化以降は前述の「Radio」「TV」だけでなく、斜めラインの下に「ラジオ」「テレビ」が入った専用ロゴの使用も開始している<ref name="group">[https://corp.asahi.co.jp/ja/company/group.html グループ会社・その他 | 会社紹介 | 朝日放送グループホールディングス]</ref>。
| |
− | *** 長方形ロゴは2016年に分社設立された[[ABCアニメーション]]、ABCインターナショナル、ABCライツビジネスの3社でも応用使用されており、地の色を各社のコーポレートカラーであるピンク、スカイブルー、グリーンに変え、ABCの下ないし斜めラインの下に「animation」「International」「RIGHTS」と入ったロゴ(ABCの下表記の場合は長方形の外に記載したロゴもある)を使用している<ref name="group" />。
| |
− | ** 2010年10月から2012年3月までは、朝日放送創立60周年記念ロゴとして、4代目ロゴの斜めラインの上側に大きく「60th」のロゴが入り、斜めラインの下側に「Anniversary」のロゴの入ったロゴマークが4代目ロゴと併用して使用されていた。2010年10月中は「ABC創立60周年記念ドラマ」として制作された『[[東京地検特捜部長・鬼島平八郎 “眠らぬ鬼”#テレビドラマ|検事・鬼島平八郎]]』でのみ使用され、11月以降は他のABC制作番組でも使用されるようになった。
| |
− | ** なお旧社屋や大阪タワーに取付けられた看板については、3代目ロゴのまま業務を終了した。ただし一部の放送機材および番組台本<ref>[http://ameblo.jp/momirobi/entry-10218010354.html 2009年3月3日付の江口ともみオフィシャルブログ]に掲載している、『[[大改造!!劇的ビフォーアフター]]スペシャル』(2009年3月22日放送分)の台本が移っている写真を参照。</ref>、『[[パネルクイズ アタック25]]』の旅行獲得クイズで司会者が出題内容を読み上げる際に使用するファイルやABC関連会社のロゴは、2008年以降も3代目ABCロゴを一部使用している。また、中継車も旧ロゴが付けられたままのものも存在する。(写真参照)
| |
− | ** ロゴに長方形を付けず、黒縁付きの白文字で表示した例もあるが、ロゴマニュアルで正式に認められたものかは不明(2013年以降に[[広島ホームテレビ]]で放送された『カープ応援中継“勝ちグセ”』阪神対広島戦で制作協力局としてクレジットされた際のもの)。
| |
− | * その他、放送以外(主にウェブサイト上)ではキャラクター「[[キュキュ]]」を加工してロゴ代わりに使用している例がある<ref>バリエーションとして、2007年8月19日放送の全国ネット特番『[[サンデーデラックス|ネタ祭り2007夏の陣]]』にて3代目ロゴの「B」の字に稲妻が刺さっているもの(「[[PRIDE (格闘技イベント)|PRIDE]]」ロゴのパロディ)が使用された。</ref>。
| |
− | * 2015年5月上旬から同6月中旬の新キャラクター「[[エビシー]]」登場までは、「キュキュ」に代わって地上デジタル放送の局名アイコンのロゴマークに4代目ロゴが暫定的に使われていた。
| |
− | | |
− | '''社名ロゴ'''
| |
− | * 「'''朝日放送'''」のロゴは、最初は宋朝体のロゴ<ref>[http://p.twpl.jp/show/large/UmsPi]</ref>が番組クレジットにも使用されていた。
| |
− | ** 大阪・中之島の新朝日ビルの塔屋に「朝日新聞」と掲示は変わったものの、同一書体の看板・ネオンが残っていた(新朝日ビル建設時は、ビル内に入居していた関係で「朝日放送」と掲示されていた)。
| |
− | ** 宋朝体のロゴは大淀[[ABCセンター]]時代の社屋の玄関などには最後まで残されていた。
| |
− | * 1973年頃からABCのロゴ変更と共に、2代目となるロゴへ変更し(「朝」の「月」の部分と「放」の「方」の部分には撥ねがないデザイン[http://livedoor.blogimg.jp/hiyo_okayama/imgs/8/7/87c3d152.jpg])、番組クレジットにも使われだしたが、1981年頃にABCロゴのマイナーチェンジより少し早く、2代目後期型の丸みを帯びたデザインにマイナーチェンジされた。
| |
− | ** この2代目後期ロゴには正方形に近いものと、2代目ロゴと同様にやや横長のものがあった。
| |
− | ** ただし、番組によっては2代目前期型ロゴが使われる事もあった(後期型ロゴはオープニング・クロージングでは全く使用されなかった)。
| |
− | ** なお、クレジット上では[[1989年]]よりABCロゴを使うようになったため、主催イベントの告知CMなどを除き、使われなくなっている。
| |
− | * [[2008年]][[1月1日]]、ABCロゴ変更と共に社名ロゴについてもデザインが変更され、4代目となる現行ロゴが登場する。ABCウェブサイトや新聞・雑誌などの宣伝で、ABCロゴと一緒に(「(ABCロゴ) 朝日放送」という形で)再び使用されるようになった<ref>スタッフロールについては従来通り「ABCロゴ」のみを使用</ref>。番組クレジット上ではABCロゴのみ表示している<ref>ただし[[深夜アニメ]]では「朝日放送」と表記する場合がある。</ref>。主催イベントの告知CMでは社名ロゴのみ表示している。また、新社屋入口にも4代目社名ロゴが配されている。
| |
− | | |
− | ==== 社章 ====
| |
− | [[File:朝日放送高石ラジオ送信所.jpg|thumb|240px|大阪府高石市にあるAMラジオ送信所。局舎左上に描かれているマークが社章である。]]
| |
− | * ロゴとは別に制定されている正式な社章は、[[目]]の輪郭を[[鎖]]のように3つ繋いで、それぞれに小文字1字ずつ「abc」と配したものであり、1959年[[大阪テレビ放送]]との合併に際して新調したもの。当時の新聞には広報部の談話として「評判であったOTVのロゴマークにかわるものを」とある。現在も社員バッジ、株券などに使用されている。また、生駒山テレビ送信所の表札・AMラジオ送信所の外壁にも使用されており、一部の中継車には正面に社章を見ることができる。大淀ABCセンター時代の社屋塔屋や東京のabc会館外壁にも表示してあった。
| |
− | * なお、朝日放送がラジオ専業局だった時代の社章は、大文字の“A”と“B”を幾何学的に組み合わせた(三角形に近い)図形に、周囲を細い線の“C”で円く配し、その上に電波を配したものが使われていた。
| |
− | | |
− | === 分社・放送持株会社化 ===
| |
− | 放送局を取り巻く状況として、コンテンツビジネスの環境変化が起きており、インターネットやスマートフォンの技術革新による視聴環境、メディアへの接触や視聴者の生活スタイルが大きく変化している。また、動画配信や4K・8Kといった技術革新、放送以外の多様性、コンテンツの海外輸出、インバウンドビジネスなどの急激な変化にも適応していく必要がある<ref name="abc20170208" /><ref name="abc20160304" />。
| |
− | | |
− | こうした状況を受け、朝日放送では、2016年4月に[[中間持株会社]]のABCフロンティアホールディングスと事業子会社の[[ABCアニメーション]]・ABCインターナショナル・ABCライツビジネスを発足し、同年7月よりアニメーション制作事業、海外への番組・フォーマット販売等の海外ビジネス事業、ライセンス・物販事業といった放送関連事業を分社し承継させ、業務を開始している<ref name="abc20160304" />。そして、さらなるグループ経営の迅速化と柔軟な経営判断ができる体制構築を目的とし、またテレビとラジオがともに勝ち抜いていくため、いずれも独立した経営及び事業体制が必要と判断したことから、2017年2月8日に[[放送持株会社]]への移行と、テレビ放送事業・ラジオ放送事業それぞれの分社化を発表した<ref name="abc20170208" /><ref name="nikkei_20170209">{{Cite news |title= 朝日放送、持ち株会社に |newspaper= 日本経済新聞|date= 2017-02-09|author= |url= http://www.nikkei.com/article/DGXLZO12700730Y7A200C1TJC000/|accessdate=2017-02-09}}</ref><ref name="sankei_20170209">{{Cite news |title= 毎日放送に続き…朝日放送、来年4月から持ち株会社に 在阪2局目、全国9番目|newspaper= 産経新聞社|date= 2017-02-08|author= |url= http://www.sankei.com/west/news/170208/wst1702080123-n1.html|accessdate=2017-02-09}}</ref><ref>{{Cite news |title= 朝日放送、持ち株会社に移行へ テレビとラジオを分割|newspaper= 朝日新聞|date= 2017-02-08|author= |url= http://www.asahi.com/articles/ASK285GYPK28PTFC00S.html|accessdate=2017-02-09}}</ref>。放送持株会社への移行は、在阪準キー局では同年4月に移行した[[毎日放送]]([[MBSメディアホールディングス]])に続いて2社目<ref>ただし、毎日放送ではラ・テ兼営を維持し、各放送事業の分社化は行わない。</ref>、全国では9社目(上場企業では8社目)の事例となる。また、ラテ兼営からテレビ・ラジオそれぞれを独立させる形にするのは、ラジオでネットワークを組んでおり、かつてのテレビ系列局だった[[東京放送ホールディングス]]([[TBSテレビ]]・[[TBSラジオ]])、[[中部日本放送]]([[CBCテレビ]]・[[CBCラジオ]])に続く<ref>ただし、この2社が既にラジオ放送事業を分社し、その後放送持株会社移行に合わせてテレビ放送事業を分社(TBSはラ・テ共に既存会社に承継、CBCはラジオを既存会社に、テレビは新設の準備会社に承継)しているのに対し、朝日放送は放送持株会社化と同時に両放送事業を分社。準備会社に承継する形態を取る。</ref>。
| |
− | | |
− | 移行スキームとしては、2017年4月上旬に分割準備会社として「朝日放送テレビ分割準備会社」と「朝日放送ラジオ分割準備会社」を設立、同年6月に行われる定時株主総会での承認と、総務大臣を始めとする官公庁による許認可を得た上で、2018年4月1日に朝日放送が商号を「'''朝日放送グループホールディングス株式会社'''」に変更、免許を含めた放送事業のうち、テレビ放送事業を朝日放送テレビ分割準備会社に分割・承継し「'''朝日放送テレビ株式会社'''」に商号変更、ラジオ放送事業を朝日放送ラジオ分割準備会社に分割・承継し「'''朝日放送ラジオ株式会社'''」に商号変更し、朝日放送グループホールディングスが認定放送持株会社になった上で、その傘下に朝日放送テレビ、朝日放送ラジオ、[[スカイ・エー]]といった基幹放送事業者や[[エー・ビー・シーメディアコム]]、ABCリブラ、ABCフロンティアホールディングスなどの子会社を置く形となる<ref name="abc20170208" />。2018年2月7日にこれらの許認可が下り、同年4月1日から正式に同体制に移行することが決定した<ref>[http://corp.asahi.co.jp/ja/info/info-256357625233456757_koho/main/0/link/20170207_koho.pdf 認定放送持株会社の認定等について] - 朝日放送 2018年2月7日(2018年3月3日閲覧)</ref>。
| |
− | | |
− | == 資本構成 ==
| |
− | 企業・団体は当時の名称。出典:<ref>{{Cite web |url=http://www.uforeader.com/v1/ec/E04380.html|title=有報リーダー|publisher=Lafla|accessdate=2017-06-08}}</ref><ref>{{Cite book|和書|author=[[日本民間放送連盟]]|date=1992-11|title=日本民間放送年鑑'92|publisher=コーケン出版|pages=345}}</ref><ref>{{Cite book|和書|author=[[日本民間放送連盟]]|date=1978-12|title=日本放送年鑑'78|publisher=洋文社|pages=240}}</ref>
| |
− | | |
− | === 概要 ===
| |
− | 朝日放送は筆頭株主である朝日新聞社の株主(74,000株、2.31%)となっている<ref>株式会社朝日新聞社第159期有価証券報告書(2012年3月期)</ref>。
| |
− | | |
− | === 2016年3月31日 ===
| |
− | {| class="wikitable" style="text-align:right"
| |
− | !資本金!!発行済株式総数!!株主数
| |
− | |-
| |
− | |52億9980万円||41,833,000株||17,580
| |
− | |}
| |
− | {| class="wikitable"
| |
− | !株主!!株式数!!比率!!議決権
| |
− | |-
| |
− | |[[朝日新聞社]]||6,224,900株||14.88%||15.24%
| |
− | |-
| |
− | |[[テレビ朝日ホールディングス]]||3,877,600株||{{0}}9.26%||{{0}}9.49%
| |
− | |-
| |
− | |[[香雪美術館]]||2,930,000株||{{0}}7.00%||{{0}}7.17%
| |
− | |-
| |
− | |[[帝京大学グループ|学校法人帝京大学]]||1,554,000株||{{0}}3.71%||{{0}}3.80%
| |
− | |-
| |
− | |[[朝日新聞信用組合]]||1,500,000株||{{0}}3.58%||{{0}}3.67%
| |
− | |-
| |
− | |[[大阪ガス|大阪瓦斯]]||1,065,000株||{{0}}2.54%||{{0}}2.60%
| |
− | |-
| |
− | |[[日本生命保険]]||1,005,200株||{{0}}2.40%||{{0}}2.46%
| |
− | |-
| |
− | |[[近鉄バス]]||{{0|0,}}800,000株||{{0}}1.92%||{{0}}1.95%
| |
− | |-
| |
− | |[[竹中工務店]]||{{0|0,}}776,600株||{{0}}1.85%||{{0}}1.90%
| |
− | |-
| |
− | |[[りそな銀行]]||{{0|0,}}763,500株||{{0}}1.82%||{{0}}1.86%
| |
− | |-
| |
− | |※自己株式||{{0|0,}}996,087株||{{0}}2.38%||{{0}}0.00%
| |
− | |}
| |
− | | |
− | === 過去の資本構成 ===
| |
− | <div class="NavFrame">
| |
− | <div class="NavHead" style="text-align: left;">1978年3月31日</div>
| |
− | <div class="NavContent" style="text-align: left;">
| |
− | {| class="wikitable" style="text-align:right"
| |
− | |-
| |
− | !資本金!!発行済株式総数
| |
− | |-
| |
− | |18億円||3,600,000株
| |
− | |}
| |
− | {| class="wikitable"
| |
− | !株主!!株式数!!比率
| |
− | |-
| |
− | |[[朝日新聞社]]||360,000株||10.00%
| |
− | |-
| |
− | |[[朝日新聞信用組合]]||180,000株||{{0}}5.00%
| |
− | |-
| |
− | |[[後藤基夫]]||145,560株||{{0}}4.04%
| |
− | |-
| |
− | |[[近畿日本鉄道]]||132,750株||{{0}}3.68%
| |
− | |-
| |
− | |[[日本生命保険]]||125,650株||{{0}}3.49%
| |
− | |-
| |
− | |[[大和銀行]]||115,350株||{{0}}3.20%
| |
− | |-
| |
− | |[[第一生命保険]]||{{0}}94,200株||{{0}}2.61%
| |
− | |-
| |
− | |[[村山美知子]]||{{0}}90,000株||{{0}}2.50%
| |
− | |-
| |
− | |[[大阪ガス|大阪瓦斯]]||{{0}}85,500株||{{0}}2.37%
| |
− | |-
| |
− | |[[阪神電気鉄道]]||{{0}}74,250株||{{0}}2.06%
| |
− | |}
| |
− | </div></div>
| |
− | <div class="NavFrame">
| |
− | <div class="NavHead" style="text-align: left;">1992年3月31日</div>
| |
− | <div class="NavContent" style="text-align: left;">
| |
− | {| class="wikitable" style="text-align:right"
| |
− | |-
| |
− | !資本金!!発行済株式総数!!株主数
| |
− | |-
| |
− | |18億円||3,600,000株||1,227
| |
− | |}
| |
− | {| class="wikitable"
| |
− | !株主!!株式数!!比率
| |
− | |-
| |
− | |[[朝日新聞社]]||360,000株||10.00%
| |
− | |-
| |
− | |[[朝日新聞信用組合]]||180,000株||{{0}}5.00%
| |
− | |-
| |
− | |[[一柳東一郎]]||149,160株||{{0}}4.14%
| |
− | |-
| |
− | |[[村山美知子]]||145,500株||{{0}}4.04%
| |
− | |-
| |
− | |[[近畿日本鉄道]]||135,150株||{{0}}3.75%
| |
− | |-
| |
− | |[[日本生命保険]]||125,650株||{{0}}3.49%
| |
− | |-
| |
− | |[[大和銀行]]||115,350株||{{0}}3.20%
| |
− | |-
| |
− | |[[帝京大学グループ|学校法人帝京大学]]||{{0}}94,500株||{{0}}2.62%
| |
− | |-
| |
− | |[[第一生命保険]]||{{0}}94,200株||{{0}}2.61%
| |
− | |-
| |
− | |[[大阪ガス|大阪瓦斯]]||{{0}}85,500株||{{0}}2.37%
| |
− | |}
| |
− | </div></div>
| |
− | <div class="NavFrame">
| |
− | <div class="NavHead" style="text-align: left;">2005年3月31日</div>
| |
− | <div class="NavContent" style="text-align: left;">
| |
− | {| class="wikitable" style="text-align:right"
| |
− | |-
| |
− | !資本金!!発行済株式総数!!株主数
| |
− | |-
| |
− | |18億円||3,600,000株||2,462
| |
− | |}
| |
− | {| class="wikitable"
| |
− | !株主!!株式数!!比率
| |
− | |-
| |
− | |[[朝日新聞社]]||509,160株||14.14%
| |
− | |-
| |
− | |[[モルガン・スタンレー]] アンド カンパニー インク<br/>※常任代理人 [[モルガン・スタンレー]]証券会社 東京支店||231,500株||{{0}}6.43%
| |
− | |-
| |
− | |[[朝日新聞信用組合]]||180,000株||{{0}}5.00%
| |
− | |-
| |
− | |[[村山美知子]]||145,500株||{{0}}4.04%
| |
− | |-
| |
− | |[[帝京大学グループ|学校法人帝京大学]]||130,400株||{{0}}3.62%
| |
− | |-
| |
− | |[[日本生命保険]]||125,650株||{{0}}3.49%
| |
− | |-
| |
− | |[[BONYT JA]]<br/>※常任代理人 [[東京三菱銀行]]||114,900株||{{0}}3.19%
| |
− | |-
| |
− | |[[テレビ朝日]]||{{0}}96,100株||{{0}}2.66%
| |
− | |-
| |
− | |[[大阪ガス|大阪瓦斯]]||{{0}}85,500株||{{0}}2.37%
| |
− | |-
| |
− | |[[近鉄バス]]||{{0}}80,000株||{{0}}2.22%
| |
− | |}
| |
− | </div></div>
| |
− | | |
− | == 沿革 ==
| |
− | [[File:Osaka-Asahi-Shimbun-Bldg-01.jpg|thumb|200px|朝日放送が[[中波放送|AMラジオ放送]]の第一声を発した大阪市北区中之島の[[大阪朝日ビル|朝日会館]]。1958年に東隣の[[新朝日ビルディング]]に本社が移転するまでラジオ放送はこの建物から放送されていた。]]
| |
− | [[File:New asahi bld01 2816.jpg|thumb|200px|[[新朝日ビルディング]](1958-1966にラジオ放送のスタジオが設けられた)]]
| |
− | | |
− | * [[1948年]]秋 - [[朝日新聞東京本社]]内に朝日放送設立準備委員会を設置。(このとき「'''ABC'''」の呼称も決まる。)
| |
− | * [[1949年]][[12月15日]] - 東京・大阪で「朝日放送株式会社」の設立申請を郵政当局に提出。
| |
− | * [[1950年]][[12月]] - 東京の「朝日放送」は「東京放送」([[電通]]系)、「[[読売放送]]」、「ラジオ日本」([[毎日新聞]]系・現在の[[アール・エフ・ラジオ日本|ラジオ日本]]とは無関係)と合同してラジオ東京(JOKR。現在の[[TBSラジオ]])となる。
| |
− | * [[1951年]][[2月26日]] - 大阪の「朝日放送」は新日本放送(現・[[毎日放送]]、[[毎日新聞]]系)との合同工作に失敗。一転して同社と放送免許獲得競争を繰り広げる事となる。
| |
− | * 1951年[[3月15日]] - 創立総会を開き、朝日放送株式会社設立。[[大阪市]][[北区 (大阪市)|北区]]中之島の[[大阪朝日ビル|朝日会館]]に本社を置き、初代社長に[[石井光次郎]]が就任。
| |
− | * 1951年[[4月21日]] - 5回にわたる公聴会での激しいやりとりの末、新日本放送と共に予備免許を獲得。
| |
− | * 1951年[[11月11日]] - 大阪市北区中之島の[[大阪朝日ビル|朝日会館]]から、新日本放送に続いて[[近畿地方|近畿]]地区の民間放送局としては2局目、日本で3番目の[[中波放送|AMラジオ放送]]を開始。周波数1010kc(kcは現在のkHz)、出力10kW。
| |
− | * [[1952年]][[8月]] - [[毎日放送|新日本放送]]・[[毎日新聞]]・[[朝日新聞]]と共同で「大阪テレビジョン放送」の名でテレビ免許を申請。
| |
− | * 1954年 - 1956年、当時朝日会館の[[四つ橋筋]]を挟んで東側(現・[[中之島フェスティバルタワー]]東地区の位置)にあったアイススケートリンク「アサヒアリーナ」をオフシーズンの夏場のみ借りて、「アサヒラジオホール」(収容人数3,000人)として朝日放送専用のラジオの公開録音会場として使用していた。
| |
− | * [[1955年]][[5月25日]] - [[大阪テレビ放送]]株式会社(OTV)設立。
| |
− | * [[1956年]] - [[近衛秀麿]]率いる近衛管弦楽団を母体に、ABC交響楽団を東京に設立。[[NHK交響楽団]]に対抗するオーケストラとして期待されたが短期間で解散した。
| |
− | * 1956年[[7月28日]] - 大阪市北区堂島浜に大阪テレビ放送本社社屋竣工。
| |
− | * 1956年[[12月1日]] - 大阪テレビ放送、テレビ放送を開始(JOBX-TV 6ch、中部日本放送(現・[[CBCテレビ]])も同日に開局)。
| |
− | * [[1957年]][[12月6日]] - 郵政大臣より、朝日放送と大阪テレビ放送の合併を勧告される。
| |
− | * [[1958年]][[4月1日]] - 本社を「アサヒアリーナ」跡地に落成した[[新朝日ビルディング|新朝日ビル]]10〜13階に移転。移転と同時に同ビル地下に公開放送用ホールのABCホール(初代、のちのSABホール→[[リサイタルホール]])がオープン。
| |
− | * 1958年[[12月23日]] - 朝日放送と大阪テレビ放送が合併契約に調印。
| |
− | * [[1959年]][[2月28日]] - 大阪テレビ放送と朝日放送の合併にともない、合併作業完了までの呼称を「朝日放送大阪テレビ」、略称を「ABC-OTV」とする。この日をもってコールサインJOBX-TVを廃止し<ref>JOBX-TVのコールサインはのちに[[大分朝日放送]]に再度割り当てられた。</ref>、[[3月1日]]よりJONR-TV放送開始。
| |
− | * 1959年[[6月1日]] - ABCと大阪テレビ放送が合併手続き完了。大阪市北区堂島1丁目42番地の旧大阪テレビ放送の本社社屋は、合併後ABC堂島社屋(テレビ社屋)となり、[[1966年]]に大淀社屋へ移転するまで引き続きテレビ部門の拠点として運用された<ref>現在、跡地には[[ANAクラウンプラザホテル大阪]](旧・大阪全日空ホテル)が建っている。</ref>。テレビネットワークもそのまま引き継がれ、ラジオ東京(KRT。現:[[TBSテレビ]])系列の準キー局となったが、新聞資本系列としては朝日新聞であり、同系列の日本教育テレビ(NET。現:[[テレビ朝日]])は毎日放送とネットワークを結んだため、この状態は新聞資本側からみて「腸捻転」と呼ばれていた(「腸捻転」に関しては、[[ネットチェンジ#大阪準キー局「腸捻転」の解消]]の項を参照のこと)
| |
− | * [[1960年]][[9月10日]] - カラーテレビ放送開始。大阪地区では[[日本放送協会|NHK]]、[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]、東京地区ではNHK、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]、[[TBSテレビ|TBS]]と共に初。
| |
− | * [[1961年]][[10月1日]] - [[大阪証券取引所]]市場第二部に株式上場。
| |
− | * [[1961年]][[12月1日]] - 同社労働組合が実施したストライキの影響で、同日23時30分からテレビ・ラジオ共に[[停波]]。労使交渉妥結後の[[12月3日]]20時まで停波が続く。
| |
− | * [[1965年]][[5月2日]] - [[JRN]]結成に参加。翌[[5月3日]]には[[全国ラジオネットワーク|NRN]]の結成にも加わった。以後ラジオネットワークではクロスネットとなる。
| |
− | * [[1966年]][[6月1日]] - 大阪市[[大淀区]](現在の北区)大淀南の旧[[関西大倉中学校・高等学校|関西大倉高校]]跡地<ref>この新社屋移転案としては、ここのほかに、堂島社屋(旧大阪テレビ放送社屋)の敷地を拡張をして、そこに新社屋を建設する案や、現本社がある[[福島区]]の(当時)[[大阪大学医学部附属病院|阪大病院]]敷地(当時から移転の計画があった)への移転案もあった。</ref>に新社屋が落成し、中之島から本社・ラジオ部門が、堂島からテレビ部門がそれぞれ移転、テレビ・ラジオ共に同日から新社屋からの放送を開始した([[ABCセンター]]も参照)。また、新社屋敷地内にはABCホール(2代目)がオープンし、中之島のABCホール(初代)はSABホールに改称。
| |
− | * [[1975年]][[3月31日]] - TBSとのネットワーク関係を解消し、NETと新たにネットワーク関係を構築した(「腸捻転」の解消)。
| |
− | * 1975年11月 - 東京都港区芝公園にabc会館が完成。東京支社を移転し東京での拠点とする。
| |
− | * [[1978年]][[11月23日]] - 午前5時を以て、ラジオの周波数を1010kHzから現在の1008kHzに変更。
| |
− | * [[1983年]][[4月1日]] - 気象情報の提供元を[[日本気象協会]]からオーシャンルーツ日本社(現在の[[ウェザーニューズ]])へ変更(日本の放送局で初めて、日本気象協会以外からの気象情報提供)
| |
− | * [[1985年]] - 通商産業省(現[[経済産業省]])が、情報化月間での情報化促進貢献優秀処理システム部門で、朝日放送の天気システム開発プロジェクトチームを表彰。
| |
− | * [[1989年]][[4月1日]] - テレビでのクレジット表示を朝日放送からABCに変更、テレビの通称を「ABCテレビ」へ、ラジオの通称を「ABCラジオ」へ変更。
| |
− | * [[1990年]][[10月18日]] - [[原清 (実業家)|原清]]会長が、[[パリ]]出張中に急逝。
| |
− | * [[1992年]][[3月15日]] - 午前9時にラジオの[[AMステレオ放送|AMステレオ]]本放送を開始した([[MBSラジオ|毎日放送]]、TBSラジオ、[[文化放送]]、ニッポン放送も同時に開始)。
| |
− | * [[1993年]][[4月1日]] - [[民間放送教育協会]](民教協)に、前年3月31日に脱退した毎日放送の後を継ぐ形で加盟<ref>毎日放送脱退後の近畿広域圏における民教協番組は[[京都放送|KBS京都]]、[[サンテレビジョン]]、[[テレビ和歌山]]がクッション期間としての形で放送した。</ref>。
| |
− | * [[1995年]]1月17日 - [[阪神・淡路大震災]]が発生。
| |
− | ** テレビでは『[[おはよう天気です]]』の生放送開始直後で、その瞬間のスタジオ内や外部カメラからの生々しい映像が記録され、後にそれらをまとめた映像がソフト化された。
| |
− | ** ラジオでは『[[毛利千代子のおはようパートナー]]』が生放送中であったが、地震発生直後停電による中断が発生した。
| |
− | ** 激しい揺れで[[ABCセンター]]自体も大きな被害を受け、社員1名も犠牲となった<ref>[http://www.mmjp.or.jp/machi/67/67dojyoyozo.html][[道上洋三]]のインタビュー記事より。</ref>。こうした事情から、後述する大阪市福島区福島の新社屋には[[免震|免震構造]]が取り入れられることになった。
| |
− | * [[1995年]]8月 - テレビ24時間放送開始(放送終了後に[[フィラー]]を流すことにより)。
| |
− | * [[2001年]][[3月23日]] - 日本の放送局では初めて国際環境規格「[[ISO_14000|ISO14001]]」を認証取得。
| |
− | * 2003年[[12月1日]] - 午前11時 [[日本の地上デジタルテレビ放送|地上デジタルテレビ放送]](JONR-DTV)放送開始。
| |
− | * 2003年12月 - 大阪市[[福島区]]福島1丁目の旧・[[大阪大学医学部附属病院|阪大病院]]跡の用地を取得し、[[2008年]]を目処に念願の新社屋を建設することになった<ref>当時の本社土地を[[近鉄不動産]]ほか3社に譲渡のうえ、新社屋土地を取得。また、東京支社も移転を目的として他社に土地・建物を譲渡。いずれも移転までは新しい所有者との間に賃貸借契約を取っている。</ref>。
| |
− | * [[2005年]][[5月6日]] - アメリカの投資顧問会社リバティー・スクェア・アセット・マネジメントが、筆頭株主の朝日新聞社に次ぐ、発行済み株式の8.22%取得していたことが明らかになる。
| |
− | * 2005年10月 - 東京支社が港区芝のABC会館から中央区築地5丁目の朝日新聞東京本社別館に移転。[[10月31日]]に業務開始。
| |
− | * [[2008年]][[1月1日]] - 4代目となる新ロゴが登場。
| |
− | ** 新ロゴ登場記念として、11月30日・12月1日の2日間、局内の社員食堂の昼食が無料となった。
| |
− | * 2008年[[1月18日]] - 子会社の[[エー・ビー・シーメディアコム]]が、[[インデックス・ホールディングス|インデックス]]と共同で、在阪民放局初の独自ミュージックレーベル「[http://www.nakanoshima-records.co.jp 中之島レコーズ]」を立ち上げる。
| |
− | * 2008年[[5月19日]] - 福島区福島1丁目へ本社を移転。
| |
− | * 2008年[[6月23日]] - 演奏所(マスター)を新社屋に移転。新社屋からの最初の生番組はテレビが『[[おはようコールABC]]』、ラジオが『[[宇野ひろみのおはようパートナー]]』であった。また新社屋のマスターから初めて配信されたテレビの全国ネット番組は『[[上沼恵美子のおしゃべりクッキング]]』であった。
| |
− | * 2010年[[3月14日]] - ラジオのAMステレオ放送を終了。翌日からモノラル放送に切り替え<ref>[http://abc1008.com/ 【お知らせ】ABCラジオは、2010年3月15日(月)からモノラル放送になります。]</ref>。
| |
− | * 2010年3月15日 - ほかの在阪ラジオ5局と共同でインターネットでのサイマル放送「[[radiko]]」を試験的に大阪府・京都府・兵庫県・奈良県内で開始した。「radiko」ではステレオ配信を実施。同年12月1日からの本運用では、対象エリアを滋賀県・和歌山県にも拡大している。
| |
− | * 2010年[[11月11日]] - ラジオの開局記念日に当たるこの日から[[2012年]][[3月31日]]まで、テレビ・ラジオ合同で「開局60周年企画」を展開。現在までに、数々の特別番組やスペシャルドラマを放送している。
| |
− | * [[2011年]][[7月24日]] - 同日正午を以て[[NTSC#日本における実装 (NTSC-J)|アナログテレビ放送]]の番組が終了(最後の番組は『[[スーパーベースボール (テレビ朝日系列)|スーパーベースボール]]』での[[2011年のオールスターゲーム (日本プロ野球)#テレビ中継|オールスターゲーム第3戦の中継]])し、番組終了を告知する青色単色画面に切り替わった。23時56分からはアナログ放送停波用の特別の局名告知が放送され、23時59分にはアナログ放送の電波が停止されて約55年に亘る歴史に幕を下ろし、デジタル放送へと完全移行。
| |
− | * 2012年[[3月29日]] - [[ザ・シンフォニーホール]]を[[学校法人滋慶学園]]グループに、2012年9月末をもって譲渡することを発表。[[2013年]]末まではABCが運営管理する<ref>{{PDFlink|[http://asahi.co.jp/publicity/pdf/20120329.pdf 「ザ・シンフォニーホール」譲渡に関する基本合意書の締結について]|朝日放送 2012年3月29日}}</ref>。<!-- 不詳事については下記に「不祥事」の節を設けています -->
| |
− | * [[2013年]][[7月16日]] - [[大阪証券取引所]]における現物株市場の移管に伴い、[[東京証券取引所]]第2部に上場、在阪民放テレビ・ラジオ局で唯一の東証2部上場企業となる。東証2部上場における放送事業者は、[[関東地方|関東広域圏]]で中波ラジオ放送を運営し、[[2005年]]に上場廃止された[[ニッポン放送]]以来8年振りである。
| |
− | * [[2014年]][[10月10日]] - 東京証券取引所第1部に指定替え。ただし、銘柄の名称も「朝日放送」ではなく、「朝日放」のままである。放送業界による銘柄は「○○放送」という銘柄も1社もない。
| |
− | * 2016年 - 65周年を迎える。
| |
− | * [[2016年]][[3月4日]] - 放送関連事業を分割・子会社化する事を発表、4月5日付で[[中間持株会社]]の株式会社ABCフロンティアホールディングス、アニメ事業会社の株式会社ABCアニメーション、海外事業会社の株式会社ABCインターナショナル、ライセンス・物販事業会社の株式会社ABCライツビジネスを設立し、7月1日付で4社の増資を引き受けると共にABCにある各事業を3事業会社に、3事業会社の統括管理業務をABCフロンティアホールディングスにそれぞれ承継させ、中間持株会社による3事業会社を運営する体制に移行する<ref name="abc20160304">{{PDFlink|[http://file.swcms.net/file/asahi/ja/ir/news/auto_20160304428138/pdfFile.pdf 会社分割による放送関連事業の中間持株体制への移行および新会社設立について]|朝日放送 2016年3月4日}}</ref>。
| |
− | * [[2016年]][[3月19日]] - この日の正午放送の在阪3局共同制作特別番組『[[ほんまもんのワイドFMをハッキリ愛して]]』より、毎日放送のラジオ・ラジオ大阪と共に、奈良県生駒市の生駒山にある生駒[[FM補完中継局]]からFM補完放送(ワイドFM、93.3MHz)を開始<ref>[http://osaka.thepage.jp/detail/20160229-00000002-wordleafv MBS・ABC・OBC3局にワイドFM免許交付 3月19日放送開始へ]THE PAGE 2016年2月29日</ref>。
| |
− | * [[2017年]][[2月8日]] - 放送持株会社への移行を発表<ref name="abc20170208">{{PDFlink|[http://file.swcms.net/file/asahi/ja/ir/news/auto_20170207493107/pdfFile.pdf 会社分割による認定放送持株会社体制への移行に関するお知らせ]|朝日放送,2017年2月8日}}</ref>。
| |
− | * 2017年4月5日 - 放送事業承継の為の準備会社として朝日放送テレビ分割準備会社株式会社と朝日放送ラジオ分割準備会社株式会社を設立<ref name="abc20170208" /><ref name="abc20170510">{{PDFlink|[http://file.swcms.net/file/asahi/ja/ir/news/auto_20170510464879/pdfFile.pdf 会社分割による認定放送持株会社体制への移行に伴う吸収分割契約締結および定款の一部変更(商号および事業目的の変更)に関するお知らせ]|朝日放送,2017年5月10日}}</ref>。
| |
− | * 2017年[[6月22日]] - この日行われた株主総会で会社分割による認定放送持株会社体制への移行が承認される<ref>{{PDFlink|[http://corp.asahi.co.jp/ja/ir/stock/meeting/main/06/teaserItems1/0/linkList/00/link/20160623rinpo.pdf 議決権行使結果のお知らせ(臨時報告書)]|朝日放送,2017年6月23日}}</ref>。
| |
− | * [[2018年]][[2月7日]] - 総務省より認定放送持株会社の認定および免許人の地位の承継の認可を受ける事が決定する<ref>[http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu09_02000195.html 認定放送持株会社の認定等],総務省情報流通行政局,2018年2月7日</ref>。
| |
− | * [[2018年]][[4月1日]]
| |
− | ** 商号を'''朝日放送グループホールディングス株式会社'''に変更し放送持株会社へ移行<ref name="abc20170510" />。併せて常務取締役の沖中進が代表取締役社長、同じく常務取締役の山本晋也が代表取締役副社長(朝日放送テレビ代表取締役社長を兼務)に昇格し、これまで社長を務めた脇阪聰史が取締役会長に就任する<ref>{{PDFlink|[http://file.swcms.net/file/asahi/ja/ir/news/auto_20171206431341/pdfFile.pdf 代表取締役の異動および子会社の役員人事に関するお知らせ]|朝日放送,2017年12月6日}}</ref><ref>{{Cite press release |title= 代表取締役および取締役の異動ならびに子会社の役員人事に関するお知らせ |publisher= 朝日放送|date=2018-2-7 |url= http://file.swcms.net/file/asahi/ja/ir/news/auto_20180207466151/pdfFile.pdf|format= PDF|language= 日本語|accessdate= 2018-2-7}}</ref>。
| |
− | ** 放送免許や諸権利を含めたラジオ放送事業を朝日放送ラジオ分割準備会社に分割承継し'''朝日放送ラジオ株式会社'''に商号変更<ref name="abc20170510" />。
| |
− | ** ラジオ放送事業・グループ経営管理事業・不動産管理事業・太陽光発電事業を除く一切の事業とテレビ放送免許・諸権利、従業員を朝日放送テレビ分割準備会社に分割承継し、'''朝日放送テレビ株式会社'''に商号を変更。併せて朝日放送グループホールディングスが引き受ける新規株式を発行し1億円に増資<ref name="abc20170510" />。併せて、朝日放送テレビのコールサインを「JONR-DTV」から「'''JOAY-DTV'''」に変更<ref name="callsign_rel">{{Cite web |url=https://corp.asahi.co.jp/ja/info/info5343365259668314668/main/0/link/180330_1_news.pdf |title=朝日放送テレビのコールサインが変わります|format=PDF|publisher=朝日放送|date=2018-03-30 |accessdate=2018-04-21}}</ref>。
| |
− | * 2018年9月(予定) - 関連会社を含めた東京支社を朝日新聞東京本社新館から港区浜松町の日本生命浜松町クレアタワーに移転<ref name="abc170420_tokyo" />。
| |
− | | |
− | ===社史・記念誌===
| |
− | 朝日放送では、以下の5冊を発行している(2016年7月時点)。
| |
− | *'''ABC 朝日放送創業五周年記念'''(朝日放送・編) 1956年発行、272ページ。
| |
− | *'''ABC十年'''(朝日放送株式会社 十周年記念誌編集委員会・編) 1961年3月15日発行、198ページ。
| |
− | *'''朝日放送の50年・本史'''(朝日放送社史編集室・編) 2000年3月発行、423ページ。
| |
− | *'''朝日放送の50年・番組おもしろ史'''(朝日放送社史編集室・編) 2000年3月発行、183ページ。
| |
− | *'''朝日放送の50年・資料集'''(朝日放送社史編集室・編) 2000年3月発行、391ページ。
| |
− | | |
− | === コールサインの遍歴 ===
| |
− | {|class="wikitable"
| |
− | |-
| |
− | !colspan=2 rowspan=2|期間!!colspan=2|ラジオ!!colspan=2|テレビ!!rowspan=2|変更理由
| |
− | |-
| |
− | !コールサイン!!免許人!!コールサイン!!免許人
| |
− | |-
| |
− | !1951年<br />11月11日||1956年<br />11月30日
| |
− | |rowspan=7|'''JONR'''||rowspan=6|朝日放送||colspan=2|(未開局)||ラジオ本放送開始
| |
− | |-
| |
− | !1956年<br />12月1日||1959年<br />2月28日
| |
− | |'''JOBX-TV'''||rowspan=2|大阪テレビ放送||テレビ本放送開始
| |
− | |-
| |
− | !1959年<br />3月1日||1959年<br />5月31日
| |
− | |rowspan=2|'''JONR-TV'''||コールサイン変更
| |
− | |-
| |
− | !1959年<br />6月1日||2003年<br />11月30日
| |
− | |rowspan=3|朝日放送||大阪テレビ放送を合併
| |
− | |-
| |
− | !2003年<br />12月1日||2011年<br />7月24日
| |
− | |'''JONR-TV'''<br />'''JONR-DTV'''||デジタルテレビ放送開始
| |
− | |-
| |
− | !2011年<br />7月25日||2018年<br />3月31日<br />
| |
− | |'''JONR-DTV'''||アナログテレビ停波
| |
− | |-
| |
− | !2018年<br />4月1日||現在
| |
− | ||朝日放送ラジオ||'''JOAY-DTV'''<ref name="callsign_rel"/>||朝日放送テレビ||ラジオ・テレビ同時分社化
| |
− | |}
| |
− | | |
− | == イメージキャラクター ==
| |
− | ; エビシー
| |
− | : キュキュに代わり2015年6月より朝日放送創立65周年を記念して採用されたキャラクター。
| |
− | : {{Main|エビシー}}
| |
− | ; キュキュ
| |
− | : 2015年6月まで使用された初代キャラクター。{{Main|キュキュ}}
| |
− | ; ねったまくん
| |
− | : {{Main|全国高校野球選手権大会中継#ねったまくん}}
| |
− | ; 猫
| |
− | : 大阪テレビ放送時代のキャラクター。当時テストパターンやオープニングに使用されていた。目が大阪テレビのロゴマークになっている。
| |
− | | |
− | == 放送 ==
| |
− | ; テレビ放送
| |
− | : {{Main2|詳細は「[[朝日放送テレビ]]」を、朝日放送テレビの番組については「[[朝日放送テレビ番組一覧]]」を}}
| |
− | ; ラジオ放送
| |
− | : {{Main2|詳細は「[[朝日放送ラジオ]]」を、朝日放送ラジオの番組については「[[朝日放送ラジオ番組一覧]]」を}}
| |
− | | |
− | == 社屋・スタジオ ==
| |
− | {{基礎情報 超高層ビル
| |
− | |ビルディング名称= [[ほたるまち]]本社社屋
| |
− | |画像 = [[Image:Asahi Broadcasting Corporation headquarter.JPG|200px]]
| |
− | |画像説明 =
| |
− | |画像2 =
| |
− | |画像説明2 =
| |
− | |位置図種類 =
| |
− | |所在地 = 〒553-8503<br/>[[大阪市]][[福島区]][[福島 (大阪市)|福島]]1−1−30
| |
− | |緯度度 = |緯度分 = |緯度秒 =
| |
− | |経度度 = |経度分 = |経度秒 =
| |
− | |状態 = 完成
| |
− | |着工 = [[2005年]]([[平成]]17年)[[7月31日]]
| |
− | |建設期間 =
| |
− | |竣工 = [[2008年]]([[平成]]20年)[[1月]]
| |
− | |完成予定 =
| |
− | |開業 =
| |
− | |改装 =
| |
− | |解体 =
| |
− | |崩落 =
| |
− | |使用目的 = [[放送局]]・[[事務所]]・[[多目的ホール]]・[[駐車場]]
| |
− | |建設費 =
| |
− | |アンテナ_尖塔 = 110m
| |
− | |屋上 =
| |
− | |最上階 =
| |
− | |階数 = 地上16階地下1階 塔屋2階
| |
− | |構造形式 = [[鉄骨造]](一部[[鉄筋コンクリート造]])
| |
− | |敷地面積 = 8,500
| |
− | |建築面積 = 6,959.85
| |
− | |床面積 = 44,482
| |
− | |高さ =
| |
− | |エレベーター数 =
| |
− | |戸数=
| |
− | |駐車台数=
| |
− | |設計= [[隈研吾|隈研吾建築都市設計事務所]]・[[NTTファシリティーズ]]
| |
− | |構造エンジニア =
| |
− | |施工= [[竹中工務店]]
| |
− | |デベロッパー = 朝日放送
| |
− | |所有者 =
| |
− | |管理運営 =
| |
− | |skyscraperpage_id=
| |
− | }}
| |
− | [[ファイル:Asahi-Broadcasting-Corp-hq-01.jpg|thumb|right|200px|朝日放送旧本社社屋<!--現在は解体済-->]]
| |
− | | |
− | ''移転の歴史については[[#沿革]]も参照のこと。''
| |
− | | |
− | [[1966年]]から、それまでの本社およびラジオ部門の中之島、テレビ部門の堂島社屋を統合して移転した[[ABCセンター]]と称する大阪市北区(旧[[大淀区]])大淀南の社屋を使用してきた。社屋周辺には電波塔([[大阪タワー]])やホテル([[ホテルプラザ]])、クラシック専用の音楽ホール([[ザ・シンフォニーホール]])も設置され、単なる放送施設に留まらない形となっていた。
| |
− | | |
− | また移転により、[[北区 (大阪市)|北区]](旧大淀区)に移転となったが、[[梅田]]には比較的近くなった。
| |
− | | |
− | しかし、ホテルプラザをはじめ関連施設の閉鎖や社屋の老朽化が進んだ事もあり、[[2004年]]に現在地([[ほたるまち]]、計画時は「水都・OSAKAαプロジェクト」)への移転計画が発表された。
| |
− | | |
− | [[なにわ筋]]を大淀の旧社屋より約700m南下した同地に移転した現社屋は、敷地面積8,500平方メートル(ABCセンターの約半分)、地上16階、地下1階建て・高さ110m、延べ床面積約44,500平方メートルである(建物の床面積は旧社屋の1.5倍)。『[[おはよう天気です]]』で[[兵庫県南部地震]]([[阪神・淡路大震災]])に襲われた反省から、建物には大規模放送局で初めて[[免震]]構造を取り入れている(放送局全体では[[NHK神戸放送局]]、ABCと同じANN系列の[[静岡朝日テレビ]]も免震構造を取り入れている)。また屋上にガスタービン発電機2機、地下に最大150キロリットルの重油を備蓄可能なタンクを備え、停電時にも最大5日間ビル全館への電力供給が可能<ref>[http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokudo_kyoujinka/minkan_torikumi/pdf/2061.pdf 非常用発電機のために燃料備蓄タンクを増設] - 内閣官房</ref>。
| |
− | | |
− | 社屋は9階建てのスタジオ棟(低層棟)と16階建ての事務棟(高層棟)からなり、建物内にはスタジオ棟にテレビスタジオが4つ、事務棟13階にラジオスタジオ5つが設置された。スタジオ棟には公開放送用ホール(3代目ABCホール、258席/最大320席)も設けられている。設計は[[隈研吾]]建築都市設計事務所と[[NTTファシリティーズ]]が手掛け、堂島川に面して広大なリバーデッキも設けられている。また、新社屋に加えなにわ筋を挟んだ西側の福島2丁目([[関西電力病院]]向かい)には6階建てのアネックス(別館)が同時期に建設され、関連会社などの事務所が入居した。
| |
− | | |
− | 移転準備のため、新社屋テレビAスタジオを使用して番組の放送や収録が移転1ヶ月前の2008年4月から始まり、同年5月に北区大淀南2丁目の社屋から福島区福島1丁目の新社屋への移転が実施された。[[5月12日]]には、関連会社の[[スカイ・エー]](スカイ・A sports+)の放送センターが大淀社屋から福島社屋へ移転、[[5月19日]]には大淀社屋から福島社屋へ本社が移転した。
| |
− | | |
− | さらに、[[6月17日]]には放送センター移転後も大淀社屋にあったスカイ・A sports+の送出マスターが新社屋マスター([[ハイビジョン]]対応)に切り替わり、[[6月23日]]から放送を新社屋マスター([[日本電気|NEC]]製のアナログ(テレビ)・デジタル(テレビ)・AMラジオ放送統合マスターを使用)へ切り替えた。ただ、新社屋の一部のラジオスタジオ完成が間に合わなかったため、新社屋移転後も旧社屋のラジオスタジオで一部の番組収録が行われていたが、7月末をもって旧社屋での番組収録は終了した。[[8月5日]]には新社屋の3代目ABCホール完成・稼働開始後も引き続き稼働していた、旧社屋の2代目ABCホールが閉鎖されて、旧社屋での全ての業務が終了したが、業務終了後も、テレビスタジオは『[[ごきげん!ブランニュ]]』の収録([[2008年]][[10月7日]]放送の『復活宣言!パラ軍団』の24時間耐久ドミノ)に使用された。
| |
− | | |
− | 開業当時から社屋には'''ABC'''のロゴが掲げられていなかったが、2015年6月より上部に設置された。
| |
− | | |
− | === スタジオ ===
| |
− | ; テレビ
| |
− | : {{See|朝日放送テレビ#スタジオ}}
| |
− | ; ラジオ
| |
− | : {{See|朝日放送ラジオ#スタジオ}}
| |
− | | |
− | === 交通アクセス ===
| |
− | * [[京阪中之島線]] [[中之島駅]]下車、玉江橋側出口を出て東へ徒歩、玉江橋を渡ってすぐ。
| |
− | * [[JR東西線]] [[新福島駅]]から[[なにわ筋]]を南へ徒歩。
| |
− | * [[大阪環状線]] [[福島駅 (JR西日本)|福島駅]]からなにわ筋を南に徒歩。
| |
− | * [[阪神本線]] [[福島駅 (阪神)|福島駅]]からなにわ筋を南に徒歩。
| |
− | * [[大阪駅・梅田駅周辺バスのりば#大阪駅前停留所(大阪シティバス)|大阪駅前]]から[[大阪シティバス]] [[大阪シティバス鶴町営業所#55号系統|55号系統]]・鶴町四丁目行、[[大阪シティバス酉島営業所#56号系統|56号系統]]・酉島車庫前行で「浄正橋」下車、なにわ筋を南に徒歩。
| |
− | | |
− | == その他 ==
| |
− | === 宿直制度 ===
| |
− | 夜間における緊急事態発生に備え、局アナ1人と制作・技術・報道部門のスタッフ数人が局に毎日交替で泊まり込む「[[交代勤務|宿直勤務]]制度」を敷いている。
| |
− | | |
− | === 不祥事・事件・トラブル ===
| |
− | ; 『素敵にドキュメント』やらせ事件
| |
− | : ABCテレビ制作・全国ネットの情報番組『[[素敵にドキュメント|いつみの情報案内人・素敵にドキュメント]]』の[[1992年]][[7月17日]]放送分で女性の性行為を取り上げた際に女性タレントを使って[[やらせ]]を行っていたことが発覚。司会の[[逸見政孝]]はやらせへの関わりはなかったものの「番組タイトルに自分の名前が入っている以上、責任を取る必要がある」として即刻番組を降板。逸見抜きで番組は継続したものの最終的には全スポンサーが降板し、同年9月25日の放送をもって打ち切りとなった。ANNのキー局・テレビ朝日でも1985年10月に『[[アフタヌーンショー]]』がやはりやらせ発覚が契機となって打ち切られており、それに続く不祥事となった。朝日放送は当時の郵政省(現・[[総務省]])から厳重注意処分を受け、同局のみならずANN加盟各局の信用失墜と視聴率低下を招くこととなった。なお、朝日放送側は「問題のシーンの撮影は外部の番組制作会社のスタッフが行っていて、現場にABCの人間はおらず、チェックが出来なかった」と説明した。
| |
− | ; 『サイキック青年団』打切り事件
| |
− | : 20年以上続いたABCラジオの人気番組『[[誠のサイキック青年団]]』が「番組内での不適切発言」を理由に[[2009年]][[3月8日]]の放送を最後に突如打ち切られた事件。しかし、どの発言が問題になったかは明らかにされず、また番組のイベントが理由の説明もないまま中止されたり、本来同年3月末まで放送される予定だった同番組が予告なく3月8日で打ち切りになるなど、未だに謎の部分が多い。これに関連して出演者の一人である[[北野誠 (タレント)|北野誠]]が2009年5月から[[2010年]]2月まで芸能活動休止に追い込まれ、朝日放送は北野の所属事務所である[[松竹芸能]]と共に[[日本音楽事業者協会]]を自主脱会した<ref>なお、のちに前者・松竹芸能は正会員として復帰、後者の同局は賛助会員として復帰している。</ref>。
| |
− | ; 個人情報流出
| |
− | : [[2006年]][[10月26日]]、通販番組『[[評判!なかむら屋]]』で、同年10月21日から23日の間に発送した商品の送り主欄に、過去に商品を購入した人の住所と氏名を誤って印字して358件に発送したことを明らかにした。原因は調査中としている。
| |
− | : [[2008年]][[5月15日]]、ABCラジオのワイド番組『[[全力投球!!妹尾和夫です]]』のリスナー244人に[[高野あさお|前アシスタント]]に対する激励メールなどの返信メールを一括送信した際、全員のメールアドレスを表示したまま誤って送信したことを明らかにした。
| |
− | ; アナウンサーによる不祥事
| |
− | : [[2006年]][[11月14日]]、朝日放送[[アナウンサー]]3名([[上田慶行]]、[[長嶋賢一朗]]、[[松原宏樹]])が性犯罪事件を起こしていたことが一部スポーツ紙の取材を端緒として発覚、上田と長嶋を停職3ヶ月、松原を譴責とする社内処分を行った。同年5月に自社の[[情報番組]]『[[ムーブ!]]』において、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]の男性アナウンサーが電車内で盗撮行為をして書類送検された際に、他のメディアに先駆けて実名を公表し[[マスメディア]]の透明性を訴えておきながら、それとほぼ同時期に起きていた自社の同種の不祥事を隠匿し続けたことや、「被害者の女性のプライバシーを考慮し、詳しい内容は話せない」「社員にも家族や子どもがいる。勘弁してほしい」と繰り返し3名の氏名の公表を拒絶したこと、実質的には準強姦、強制わいせつに類する行為を「セクハラ」との比較的軽い表現で扱った姿勢などが、「報道機関にあるまじきもの」「他社の不祥事を叩いておきながら自社の不祥事は隠蔽するのか」などとして批判された。また、その当時、同社の取締役を務めていた[[道上洋三]]が担当していたラジオ番組『[[おはようパーソナリティ道上洋三です]]』では、他局の番組では冒頭でこの事件を取り上げていたにも関わらず、この番組では番組終了時間の数分前になって、この事件のことを取り上げた。なお、上田と長嶋は処分解除と同時に他部署に異動となり、松原もしばらくはアナウンス職にとどまったものの2008年9月に他部署へ異動となった。また同時期、同局社員が同年3月17日に痴漢で逮捕されていた事実を隠蔽し続けてきたことが、[[2007年]]1月25日付けの『[[週刊文春]]』で告発され(事案は、本人否認のまま不起訴処分。事実上の無罪裁定)、同社の隠蔽体質が際立つこととなった。
| |
− | : 1980年代後半にも、当時アナウンサーだった男性社員が酒で酔った状態でタクシー運転手に暴行を働き逮捕された事件があった。この男性社員は当時ラジオでレギュラー番組を持つなど人気アナウンサーだったが、逮捕後は暫く謹慎したのち別部署に異動している。
| |
− | ; 公然わいせつ
| |
− | : [[2008年]][[3月2日]]、新幹線「[[のぞみ (列車)|のぞみ]]」の車内で朝日放送の男性社員が、乗降口付近を通りがかった女性客室乗務員の前で下半身を露出させたとして、公然わいせつ容疑で逮捕された。[[2009年]][[3月5日]]、この事件で有罪判決が言い渡されたが、ABCラジオ、ABCテレビ、ABCのWebサイト内のニュースでは匿名の形で報道された。ライバル局である[[関西テレビ放送|関西テレビ]]の『[[FNNスーパーニュースアンカー]]』ではこの匿名報道について批判した。後に大阪高裁でも有罪判決、刑が確定した。
| |
− | ; 麻薬表現の法令違反事案
| |
− | : ABCテレビのバラエティ番組『[[世界の村で発見!こんなところに日本人]]』に出演していたタレントが[[ボリビア]]の露店でコカインの原料のコカの葉<ref>コカの葉はコカインと同様に麻薬に指定されており、栽培や使用は処罰の対象になる。一方、麻薬特例法では、薬物犯罪や規制薬物の乱用をあおったり、使用をそそのかしたりすることを禁じている。
| |
− | </ref>をかむ場面があり、近畿厚生局麻薬取締部が、薬物犯罪をあおることを禁じた[[麻薬特例法]]に抵触する恐れがあるとして、同社に口頭で注意した。朝日放送によると、2009年1月5日に近畿厚生局から指摘があり、担当者が事情を説明。今後このシーンの再放送は控えるという。同広報部は「なじみのない外国の風習を伝えたいとの意図だった。放送に際してはより慎重を期すべきだった」とコメントしている。
| |
− | ; 捏造リスト
| |
− | : [[2012年]][[2月6日]]放送の『[[ABCニュース (朝日放送テレビ)|ABCニュース]]』において、[[2011年]]の[[2011年大阪市長選挙|大阪市長選挙]]で[[大阪市交通局]]の労働組合の内部で「現職市長の支援に協力しなければ不利益がある」と組合員を脅すよう指示した疑惑を報道した。その時に配布されたという知人や友人が書かれたリストを選挙協力の強要の根拠としていた。しかし、このリストが後に捏造であると判明し、労働組合が朝日放送を[[名誉毀損]]で訴えた。[[2013年]][[10月1日]]、[[放送倫理・番組向上機構]]は「放送倫理上重大な問題がある」として、再発防止などを勧告した<ref>{{cite news |title=捏造リスト「スクープ」朝日放送に再発防止勧告 |newspaper=[[読売新聞]] |date=2013-10-1|url=http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131001-OYT1T00920.htm|accessdate=2013-10-1}}</ref><ref>{{cite news |title=朝日放送に勧告=大阪市交通局労組めぐる報道-BPO |newspaper=[[時事通信]] |date=2013-10-1|url=http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013100100858|accessdate=2013-10-1}}{{リンク切れ|date=2017年9月}}</ref>。
| |
− | ; 「大改造!!劇的ビフォーアフター」における捏造疑惑
| |
− | : [[2016年]][[7月26日]]、「[[大改造!!劇的ビフォーアフター]]」でリフォームを担当した[[愛知県]]の[[建設会社]]が、追加工事費の損害賠償を求め[[名古屋地方裁判所]]に提訴した。この建設会社によると、当初改修費は約2200万円とされていたのが、追加工事によって最終的に約2700万円オーバーしたにもかかわらず、それに対する支払いがされていないとのことである。また、番組内では予算内でリフォームしたと放送されたため、[[放送倫理・番組向上機構]]にも申し立てる意向であると報じられた。これに対し朝日放送側は建設会社の管理に問題があったと主張している<ref>{{Cite web|url=http://www.sankei.com/west/news/160726/wst1607260073-n1.html |title=
| |
− | 「ビフォーアフター」追加工事費で提訴 建設会社が朝日放送などへ2900万円損賠請求 |date=2016-07-26 |publisher=産経WEST |accessdate=2016-07-29}}</ref>。
| |
− | | |
− | === インターネットドメイン ===
| |
− | 技術者にサイバー関西・ワイドプロジェクトに関係した人物がいたこともあり、朝日放送がasahi.co.jpを使い始めたのは1984年で、当時は朝日新聞がまだJPNICに申請をしておらず、日本でのco.jpサイトとして、最初にasahiの名前を使うことになった。公式サイト開設に当たり、[[ANAビジネスクリエイト]]([[全日本空輸|ANA]]グループの[[アウトソーシング]]会社)に[[ドメイン名]]「[http://www.abc.co.jp/ abc.co.jp]」を先に使われたため、「[http://www.asahi.co.jp/ asahi.co.jp]」となった。その影響で系列の[[朝日新聞社]]は「[http://www.asahi-np.co.jp/ asahi-np.co.jp]」および「[http://www.asahi.com/ asahi.com]」となっている(前者はかつて出版部門に使われていたが、2003年以降後者にリンクする形となり、2014年現在は後者の[[朝日新聞デジタル]]と[http://www.asahi.com/shimbun/ 朝日新聞社インフォメーション]へのリンクが張られているだけで、実質上使われなくなった)。現在は「[https://web.archive.org/web/20041216131925/http://asahi.jp/ asahi.jp]」及びABCラジオ用の「[http://www.abc1008.com abc1008.com]」も使われている。
| |
− | | |
− | == 主要関係会社 ==
| |
− | * [[エー・ビー・シーメディアコム]](ABCテレショップセンター、ラジオ番組制作、[http://www.nakanoshima-records.co.jp 中之島レコーズ]を運営)
| |
− | * [[ABCリブラ]](旧ABCアーカイブ、テレビ番組制作、映像保管管理)
| |
− | * ABCフロンティアホールディングス(放送関連事業統括中間持株会社)
| |
− | ** [[ABCアニメーション]](アニメ事業会社)
| |
− | ** ABCインターナショナル(海外事業会社)
| |
− | ** ABCライツビジネス(ライセンス・物販事業会社)
| |
− | * [http://www.abc-golf.co.jp/ ABCゴルフ倶楽部](ゴルフ場運営、[[ABCチャンピオンシップゴルフトーナメント|マイナビチャンピオンシップ]]の開催場所)
| |
− | * [[スカイ・エー]](CS放送事業、地上波と別法人の運営ではあるが、放送業務の大半はABCに業務委託している)
| |
− | * [http://www.abcd.ne.jp/ ABC開発]([[住宅展示場]]・[[ABCハウジング]]、保険代理店業、広告代理店業)
| |
− | ** ※ABCハウジングは[[関東地方]]でも展開している。
| |
− | ** [http://www.hdckobe.gr.jp/ HDC(ハウジング・デザイン・センター)神戸]
| |
− | * デジアサ(旧朝日テレスキャン放送→朝日文字テレビ、字幕放送・デジタルコンテンツの制作)
| |
− | * ABCドリームベンチャーズ([[ベンチャーキャピタル]]の運営)
| |
− | * ABC HORIZON PTE. LTD.(ABCホライゾン、[[シンガポール]]の海外現地法人)
| |
− | * [[アイネックス (ポストプロダクション)|アイネックス]](旧ABCビデオサービス、旧アンツ、制作技術・ポストプロダクション)
| |
− | * エー・ビー・シー興産(ABC本社の警備受付業務)
| |
− | * MBC-Studio(ABC・ABCフロンティアHDと[[ベトナム]]のMBCメディアエンタテインメントとの合弁によるコンテンツ制作会社、2017年秋設立予定)
| |
− | * [[カガミ (テレビ制作会社)|カガミ(旧・各務プロダクション)]]
| |
− | * リバティ・コンサーツ(コンサート企画等)
| |
− | * [http://www.shinki-tr.co.jp/ 神姫トラベル](旧・エービーシー神姫トラベル)<ref>当初は朝日放送完全子会社「エービーシートラベル」であったが、[[姫路市]]のバス会社・[[神姫バス]]が資本参加し「エービーシー・神姫トラベル」となった。2016年4月に社名からエービーシーが消えたが、引き続き朝日放送も神姫バスと共に関連会社として位置付けているため、本社は他の関連会社同様、ABCアネックスに所在している。</ref>
| |
− | * ABC音楽振興会(旧・ABC音楽振興財団)<ref>元は[[財団法人|(旧)財団法人]]だったが、[[公益法人制度改革|関連制度改革]]に伴い[[特定非営利活動法人|別の法人格]]へ移行を機に法人名を一部変更。</ref>
| |
− | | |
− | == 関係する人物 ==
| |
− | === 歴代社長 ===
| |
− | # [[石井光次郎]]
| |
− | # [[飯島幡司]]
| |
− | # [[鈴木剛 (経営者)|鈴木剛]]
| |
− | # [[平井常次郎]]
| |
− | # [[原清 (実業家)|原清]]
| |
− | # [[福田保朝]]
| |
− | # [[藤井桑正]]
| |
− | # [[柴田俊治]]
| |
− | # [[西村嘉郎]]
| |
− | # [[渡辺克信]]
| |
− | # [[脇阪聰史]]
| |
− | # [[沖中進]]
| |
− | | |
− | === その他の関係人物 ===
| |
− | * [[広岡知男]]
| |
− | * [[中村鋭一]]
| |
− | * [[道上洋三]]
| |
− | | |
− | == 脚注 ==
| |
− | {{脚注ヘルプ}}
| |
− | {{Reflist|2}}
| |
| | | |
− | == 関連項目 ==
| + | 大阪府大阪市にある近畿一円をサービスエリアとする放送会社。略称 ABC。 |
− | * 関連施設については[[ABCセンター#施設]]を参照のこと。
| |
− | * [[朝日新聞社]]
| |
− | ** [[朝日新聞]]
| |
− | ** [[朝日新聞信用組合]]
| |
− | * [[テレビ朝日ホールディングス]]
| |
− | ** [[テレビ朝日]]
| |
− | * [[オールニッポン・ニュースネットワーク|ANN]]
| |
− | * [[名古屋テレビ放送]](メ〜テレ)
| |
− | * [[九州朝日放送]](KBC)
| |
− | ** [[KBCラジオ]]
| |
− | * [[北海道テレビ放送]](HTB)
| |
− | * [[ビーエス朝日|BS朝日]]
| |
− | * [[スカイ・エー|スカイ・A]]
| |
− | * [[東京放送ホールディングス]](TBSHD。沿革を一部共有する。)
| |
− | ** [[TBSテレビ]](TBS。[[1975年]][[3月]]までのテレビ[[キー局]])
| |
− | *** [[JNN]](1975年3月まで加盟)
| |
− | *** [[JNN基幹局|五社連盟]](同上。TBS・[[北海道放送]]・[[CBCテレビ|中部日本放送(現:CBCテレビ)]]・朝日放送→[[MBSテレビ|毎日放送]]・[[RKB毎日放送]])
| |
− | ** [[TBSラジオ]](TBS R)
| |
− | *** [[JRN]](TBSラジオがキー局のラジオネットワーク)
| |
− | * [[文化放送]]
| |
− | * [[ニッポン放送]](ラジオで報道協定を結ぶ)
| |
− | ** [[全国ラジオネットワーク|NRN]](文化放送とニッポン放送がキー局のラジオネットワーク)
| |
− | * [[ミス・ユニバース・ジャパン#かつてのミス・ユニバース日本大会|ミス・ユニバース日本大会]] - [[1971年]]([[昭和]]46年)から[[1994年]]([[平成]]6年)まで、運営権及び放送権を有していた(放送権は[[1967年]]([[昭和]]42年)から(『朝日放送の50年』(2000年3月)Ⅰ本史 P146, P150による))
| |
− | * [[ミス・ユニバース|ミス・ユニバース世界大会]] - [[1967年]]から[[1995年]]([[平成]]7年)まで、日本での放送権を有していた
| |
− | * [[阪急阪神東宝グループ]]
| |
− | ** [[阪神電気鉄道]](阪神電鉄、同社との関係が深く、[[坂井信也]]会長が取締役を務めている)
| |
− | * [[日刊スポーツ新聞西日本]]
| |
− | ** [[日刊スポーツ]]
| |
| | | |
− | === 放送持株会社関係 ===
| + | 1951年ラジオ放送開始。テレビ部門は 1956年開局の大阪テレビを 1959年に合併したもの。[[東京放送]]系の準キー局であったが,1975年のネットワーク改編により[[テレビ朝日]]の系列となった。 1982年大阪市北区に,ザ・シンフォニーホールをオープン。 1986年にテレビ文字多重放送を開始した。 |
− | * [[フジ・メディア・ホールディングス]] - [[フジサンケイグループ]]中核企業。
| |
− | * [[テレビ東京ホールディングス]]
| |
− | * [[日本テレビホールディングス]]
| |
− | * [[中部日本放送]]
| |
− | * [[RKB毎日ホールディングス]]
| |
− | * [[MBSメディアホールディングス]]
| |
− | * [[山陽放送]](2019年4月に放送持株会社RSKホールディングスに移行し、放送事業を新設のRSK山陽放送に承継予定)
| |
| | | |
| == 外部リンク == | | == 外部リンク == |