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'''日野自動車株式会社'''(ひのじどうしゃ、[[英語]]:Hino Motors, Ltd.)は、主に[[貨物自動車|トラック]]・[[バス (車両)|バス]]といった[[商用車]]を[[製造]]する日本の[[自動車]]メーカーである。通称「'''日野'''」、ローマ字表記は「'''HINO'''」。[[トヨタ自動車]]の[[連結子会社]]で[[トヨタグループ#トヨタグループ16社|トヨタグループ16社]]のうちの一つ。
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'''日野自動車株式会社'''(ひのじどうしゃ、[[英語]]:Hino Motors, Ltd.
日本のトラック・バス業界最大手。[[日経平均株価]]及び[[JPX日経インデックス400]]の構成銘柄の一つ。
 
  
== 概要 ==
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自動車メーカー。1910年創業の東京瓦斯電気工業の自動車部が前身。1937年自動車工業,共同国産自動車と合併して東京自動車工業(1941ヂーゼル自動車工業と改称)となったが再び二分され,1942年日野重工業を設立,1948年日野ヂーゼル工業と改称し,1959年日野自動車工業に社名変更。1966年トヨタ自動車工業([[トヨタ自動車]])と業務提携後は大型トラック,バス,小型商業車を主力としている。1998年,トヨタ自動車の傘下に入る。1999年販売会社の日野自動車販売を吸収合併し,現社名に変更。
[[Image:Hino-Purofia-dump.JPG|200px|thumb|right|日野・プロフィア [[ダンプカー|ダンプトラック]]]]
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[[Image:神戸市バス-六甲道駅.JPG|thumb|right|200px|左はブルーリボンシティ、右は2代目ポンチョ]]
 
主に[[貨物自動車|トラック]]や[[バス (車両)|バス]]などの[[商用車]]の生産を手がけ、トヨタブランドの小型[[乗用車]]や小型、普通[[貨物車|トラック]]、[[SUV]]などの受託生産も行っている。また親会社のトヨタが[[陸上自衛隊]]へ納入する[[73式中型トラック]]やトヨタ向け[[ディーゼルエンジン]]の生産、あるいは軍用[[ハイブリッドカー|ハイブリッドシステム]]の共同開発も行っている。
 
 
 
[[2004年]][[3月]]期の連結決算では、売上高が1兆円を突破。2018年も1兆8379億円で過去最高益を更新している<ref>[https://response.jp/article/2018/01/31/305501.html 日野、世界販売過去最高を更新…通期見通し上方修正 4-12月期決算 自動車 ビジネス 企業動向 2018.1.31 Wed 19:16]</ref>。日本国内の大型・中型トラック販売では2018年現在、44年連続シェアトップを誇る。また大型トラック顧客満足度調査において9年連続で1位を記録。小型トラックでも、4年連続で1位を記録している。また[[2007年]]には海外向け販売台数が国内向けを上回り、現在は総販売台数の7割以上を海外向けが占めている。[[台湾]]や[[タイ王国|タイ]]、[[インドネシア]]、[[マレーシア]]、[[パキスタン]]、[[ペルー]]等ではトップシェアを誇っている。[[2013年]]には、世界で初めてハイブリッドトラック・バスのグローバルでの累計販売台数が1万台を突破した。世界の大型トラック製造メーカーの中でも毎年生産台数トップ10にランクしている。
 
 
 
1965年に[[トヨタ自動車]]の傘下に入り、[[2001年]]にはトヨタが株式の過半数を取得して[[子会社]]化された。合理化のためにバス部門はすでに[[いすゞ自動車]]と経営統合しており、2004年10月に日野自動車・いすゞ自動車共同出資の新会社([[ジェイ・バス]])に移行、いすゞと共通の車両をジェイ・バスより供給される形態となっている(日野は観光バス、いすゞは路線バスを開発して相互供給する)。なお、いすゞはもとは日野の母体になった会社でもあり、また現在はトヨタ自動車との資本提携関係にあるため日野との関係も深い。同時に、[[西日本車体工業|西日本車体工業(西工)]]への[[シャシ (自動車)|シャーシ]]供給を取りやめている。[[2006年]]から一部の[[路線バス|路線車]]に限り、西工へのシャーシ供給が再開したが、それも[[2010年]]西工の[[解散]]と共に終了した。また、2018年4月には商用バス・トラックの分野で[[フォルクスワーゲン]]と包括的な提携をすることが発表されている<ref>[http://sp.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20180418-OYT8T50010.html トヨタ離れ?ライバルVWと手を組む日野の道理 モータージャーナリスト 御堀直嗣 2018年4月19日 07時55分]</ref>。
 
 
 
東京都[[八王子市]]の日野自動車21世紀センター内に、[[日野オートプラザ]]という日本で唯一のトラック主体の[[企業博物館]]を持っている。
 
 
 
== 沿革 ==
 
[[東京瓦斯電気工業]]株式会社(瓦斯電 = がすでん)が今日の日野自動車の母体とされている。
 
 
 
東京瓦斯電気工業はその名の通り、[[明治]]時代末期から[[大正]]時代にかけ、普及期にあった[[ガス燃料|ガス]]・電気器具を生産。また[[第一次世界大戦]]時には海外から[[薬莢]]の大量受注などにより業績を伸ばし、[[航空機]]用国産エンジン「[[神風 (エンジン)|神風]]」なども生産している。さらに「TGE」('''T'''okyo '''G'''as '''E'''lectric Engineering Co. の[[頭字語]])のブランドで、日本でも初期の自動車[[大量生産|量産]]に取り組んだ。
 
 
 
[[1930年代]]、大型車両生産を強化しようとする[[国策]]により、東京瓦斯電気工業株式会社の自動車部と自動車工業株式会社、および共同国産自動車株式会社とが合併し、ヂーゼル自動車工業(現・[[いすゞ自動車]]、設立当初は東京自動車工業株式会社)を設立した。そのほか、瓦斯電を母体とした会社には[[トキコ]]、[[小松ゼノア]]などがある。
 
 
 
その後、[[戦時体制]]下の国策により、総合車両メーカーのヂーゼル自動車工業から特殊車両製造部門の日野製造所が分離独立させられることになり、日野自動車の元となる[[日野重工業]]を設立させ、[[九七式中戦車]]などの[[軍需]]車両の製造を行わせた。企業系譜としてはいすゞ自動車の分派ではあるが、日野製造所が星子勇ら瓦斯電系出身の技術者を主軸とした製造拠点であったことから、日野自動車では自社のルーツを瓦斯電に求めている。
 
 
 
[[終戦]]後の[[1946年]]には、ディーゼルエンジン技術を生かして当時としては異例の超大型[[牽引自動車|トレーラー]]トラック・[[トレーラーバス|バス]]を開発、次いで[[1950年]]以降は通常シャーシ([[単車]])の大型ディーゼルトラック・バスの生産も開始して、母体企業のいすゞと競合する大型車両業界の有力メーカーとなった。
 
 
 
[[1953年]]には、[[フランス]]の[[ルノー]]の技術供与を受け、小型乗用車[[ルノー・4CV]]の[[ノックダウン生産]]を行い、後に完全国産化を果たした。その後自社開発の[[リアエンジン]]([[リアエンジン・リアドライブ|RR]]駆動)小型[[乗用車]]「[[日野・コンテッサ|コンテッサ]]」、[[ピックアップトラック]]「[[日野・ブリスカ|ブリスカ]]」、[[前輪駆動]]で4輪[[独立懸架]]の[[ワンボックスカー]]「[[日野・コンマース|コンマース]]」など、先進的な車を開発、生産していたが、[[1966年]]の[[トヨタ自動車]]との提携以後は、再びトラック・バスの開発・生産に特化して現在に至っている。
 
 
 
=== 年表 ===
 
[[Image:TGE-A.jpg|thumb|200px|right|TGE-A]]
 
[[Image:HINO-4CV-01.jpg|thumb|200px|right|日野ルノー4CV]]
 
*[[1910年]] 東京瓦斯工業創立。
 
*[[1913年]] [[東京瓦斯電気工業]](瓦斯電)と改称。
 
*[[1917年]] [[大阪砲兵工廠]]から陸軍[[制式]][[四屯自動貨車]]5台の試作勧奨を受ける。並行してTGE-A型トラックの自主開発を開始<ref>四屯自動貨車は、[[大阪砲兵工廠]]及び[[東京砲兵工廠]]が試作を重ねた後、生産型がこの年制式制定された。TGE-A型は、瓦斯電が輸入、架装、販売を取り扱っていた米国のリパブリック社([[:en:Republic Motor Truck Company]])のトラックを参考に独自開発した。[http://hneck.web.fc2.com/warJAweapon6.htm#自動貨車]</ref><ref name="TGE-A"/>。
 
*[[1918年]] TGE-A型の製造を開始、「[[軍用自動車補助法]]」に定める軍用保護自動車の認可第1号となる<ref name="TGE-A">日本の自動車技術240選 - [http://www.jsae.or.jp/autotech/data/3-1.html TGE-A型 軍用保護自動貨車]</ref>。
 
*[[1937年]] 石川島自動車製作所・ダット自動車製造と三社合併、東京自動車工業創立。
 
*[[1941年]] ディーゼル自動車専用許可会社に指定、ヂーゼル自動車工業と改称。
 
*[[1942年]] 瓦斯電系の日野製造所が分離独立。日野重工業発足。
 
*[[1946年]] 日野産業に改称。[[セミトレーラ|セミトレーラー]]トラック「T10B + T20型」発売。
 
*[[1947年]] 96人乗セミトレーラーバス「T11B + T25型」発売。
 
*[[1948年]] 日野ヂーゼル工業と改称。
 
*[[1953年]] 仏・[[ルノー]]と技術提携、ルノーPA型・[[ルノー・4CV|4CV]]の[[ノックダウン生産]]を開始。
 
*[[1959年]] 日野自動車工業と改称。
 
*[[1960年]] 8月[[日野・コンマース|コンマース]]ミニバス、ライトバン発売。
 
*[[1961年]] 4月[[日野・コンテッサ|コンテッサ]]900(PC10型)、小型トラック[[日野・ブリスカ|ブリスカ]]900発売。
 
*[[1962年]] [[日野・コンテッサ|コンテッサ]]900が、700cc-1000ccクラスの国内[[ツーリングカー]]レースで優勝。
 
*[[1963年]] [[日野・コンテッサ|コンテッサ]]900が、第1回[[日本グランプリ (4輪)|日本グランプリ]]1300cc以下国内スポーツカーレースで欧州車を押さえ2位。
 
*[[1964年]] 2月コンテッサ1300[[セダン]]発売。
 
*[[1965年]] 4月コンテッサ1300[[クーペ]]発売。9月「ブリスカ1300」発売。
 
*[[1966年]] 小型バス「[[日野・レインボー|レインボー]]」発売。トヨタ自動車と業務提携。
 
*[[1967年]] コンテッサ生産終了。
 
*[[1968年]] 羽村工場に小型車専門ライン完成。[[トヨタ・パブリカ]]、[[トヨタ・ハイラックス]]の生産を開始。
 
*[[1970年]] 12月[[トヨタ・カリーナ]]の生産を開始。
 
*[[1971年]] [[デミング賞]]実施賞を受賞。
 
*[[1972年]] 大型[[燃焼室#直接噴射式|直噴]]エンジンシリーズ“赤いエンジン”の生産開始。それまで大型4社でシェア4位だったが、このシリーズの成功を契機に、以後連続シェア1位を継続している。
 
*[[1991年]] 日本初の[[ハイブリッド自動車]]登場。(ブルーリボン[[HIMR]] U-HT2MLA改)
 
*[[1994年]] [[コーポレートアイデンティティ|CI]]変更。それまでの「翼マーク」に変わって「[[Hマーク]]」が登場。
 
*[[1997年]] [[富士重工業]]へのバスシャーシ供給を取りやめる。(ブルーリボン、セレガ)
 
*[[1999年]] 工販合併により日野自動車と改称。小型トラックの[[トヨタ・ダイナ|ダイナ]]/[[トヨタ・トヨエース|トヨエース]](トヨタブランド)、[[日野・デュトロ|デュトロ]](日野ブランド)、[[ダイハツ・デルタ|デルタトラック]](ダイハツブランド)の生産を開始。
 
*[[2001年]] 中型クラスエンジンを[[UDトラックス|日産ディーゼル工業 (現UDトラックス)]]に2004年からOEM供給することを発表。引き換えに日産ディーゼル製[[天然ガス#圧縮天然ガス|CNG]]システムの供給を受けることに合意。
 
*[[2002年]] スウェーデン・[[スカニア]]と協業提携。スカニアのトラクターヘッドを日野ブランドで販売開始。
 
*[[2003年]] 合理化のため、[[いすゞ自動車]]とバス部門を経営統合し、[[ジェイ・バス]]を設立。
 
*2003年 [[燃料電池]]搭載のバスが[[東京都交通局]]で試験走行。
 
*[[2004年]] ジェイ・バスが[[日野車体工業]]・[[いすゞバス製造]]の2社を合併。
 
**この頃から、[[西日本車体工業]]へのシャーシ供給を一旦中止(中型エンジンの日産ディーゼルへのOEM供給を除く)するも、2006年より路線系のみ再開。中型バスへのエンジン供給は2007年に日産ディーゼル側の生産体制変更により中止([[三菱ふそうトラック・バス]]製に切り替え)。
 
*[[2011年]] スカニアとの協業提携を解消。
 
*[[2012年]] [[古河市]]の古河工場にてノックダウン生産開始<ref>日野自・古河工場が操業 茨城新聞</ref>。
 
*[[2020年]] 日野工場のすべての機能を古河工場に移転し、日野工場の閉鎖を予定<ref name="hino_heisa">「象徴」閉鎖に衝撃 日野自動車工場移転へ 朝日新聞 2011年1月21日</ref>。
 
 
 
== モータースポーツ ==
 
[[File:Team Sugawara Hino Ranger FT Version 2011.jpg|200px|thumb|right|HINO Team SUGAWARAの[[ダカール・ラリー]]マシン(2011年)]]
 
1960年代の乗用車を開発していた頃は、「日野プロト」「日野GTP」などと呼ばれる[[プロトタイプレーシングカー]]を開発してレースに参戦していた。
 
 
 
1990年以降日本国内の大型車メーカーでは唯一、[[ダカール・ラリー]]に「[[日野・レンジャー]]」で参戦している。オペレーションはダカール出場のギネス記録を保持する[[菅原義正]]と息子照仁のチーム、「チームスガワラ」である。1997年のダカール・ラリーではトラック部門総合では史上初となる1・2・3位を独占するなど好成績を上げている。その後設定された排気量10リッター未満クラスにおいては、2018年大会で9連覇を達成している<ref>[http://www.hino.co.jp/dakar/team_sugawara/index.html 日野自動車 ダカールラリー]</ref>。
 
 
 
また2000年代に[[インディカー・シリーズ]]の強豪チームである[[チーム・ペンスキー]]と[[スポンサー]]シップ契約を締結していたこともある<ref>[http://www.hino.co.jp/j/corporate/newsrelease/pressrelease/backnumber/2004/hni_release20040329.html 日野自動車、ペンスキーレーシング社とインディ・カー・レースのスポンサー契約締結]</ref>。
 
 
 
== 生産拠点 ==
 
* 本社・日野工場([[東京都]][[日野市]])
 
* 古河工場([[茨城県]][[古河市]])
 
** 大型・中型トラック([[日野・プロフィア|プロフィア]]/[[日野・レンジャー|レンジャー]])
 
* 羽村工場(東京都[[羽村市]])
 
** 小型トラック・[[SUV]]([[日野・デュトロ|デュトロ]]、[[トヨタ・ダイナ]]/[[トヨタ・トヨエース]]/[[73式中型トラック]]/[[高機動車]]/[[トヨタ・FJクルーザー]]/[[トヨタ・ランドクルーザープラド]])
 
* 新田工場([[群馬県]][[太田市]])
 
** [[鋳物]]、エンジン部品等
 
* [[トランテックス]]金沢工場・旧[[日野車体工業]]([[石川県]][[白山市]])
 
** トラック(アルミバン)/競走馬専用運搬車(セレガRボディ)
 
* [[ジェイ・バス]]小松事業所・旧日野車体工業(石川県[[小松市]])
 
** バス([[日野・セレガ|セレガ]]/[[日野・メルファ|メルファ]]/[[日野・ポンチョ|ポンチョ]])
 
* ジェイ・バス宇都宮事業所・旧[[いすゞバス製造]]([[栃木県]][[宇都宮市]])
 
** バス ([[日野・ブルーリボン#ブルーリボン(2代目)|ブルーリボン]]/[[日野・レインボー#レインボーII|レインボーII]])
 
* [[岐阜車体工業]]本社工場<ref>[[トヨタ車体]]吉原工場から移管。</ref>([[岐阜県]][[各務原市]])
 
** バス([[日野・リエッセ|リエッセII]])
 
* トヨタ自動車TABC社([[アメリカ合衆国]][[カリフォルニア州]])
 
** 中型トラック
 
* ウェストバージニア工場(アメリカ合衆国[[ウェストバージニア州]])
 
** 中型トラック
 
* ウッドストック工場([[カナダ]][[オンタリオ州]])
 
** 中型トラック
 
* コロンビア工場([[コロンビア]]・[[クンディナマルカ州]])
 
** 中型トラック・小型トラック
 
* メキシコ工場([[メキシコ]]・[[グアナファト州]])
 
** 中型トラック
 
* タイ日野製造(Hino Motors Manufacturing Thailand)([[タイ王国|タイ]]・[[チョンブリ県]])
 
** 中型トラック・小型トラック
 
* インドネシア日野製造(Hino Motors Manufacturing Indonesia)([[インドネシア]]・[[西ジャワ州]])
 
** 中型トラック・小型トラック
 
* [[国瑞汽車|国瑞汽車股份有限公司]]観音工場([[台湾]]・[[桃園市]][[観音区]])
 
** 大型・中型・小型トラック([[日野・プロフィア|プロフィア]]/[[日野・レンジャー|レンジャー]]/[[日野・デュトロ|デュトロ]])・大型バスシャーシ
 
* 広汽日野自動車有限公司([[中華人民共和国|中国]]・[[広州市]])
 
** 大型トラック・小型トラック
 
* 上海日野発動機有限公司([[中華人民共和国|中国]]・[[上海市]])
 
** 大型エンジン・中型エンジン・小型エンジン
 
 
 
 
 
=== 古河新工場 ===
 
2010年12月22日、茨城県開発公社より茨城県古河市名崎4112番1外の古河名崎工業団地(旧[[名崎送信所|NTT名崎無線送信所]]跡地、[[古河市立名崎小学校]]南側)を約59億円で取得した(2009年1月に予約していた)。2012年〜2020年にかけて、新工場を建設する。まずは海外輸出のKD工場を2012年まで移管する予定である<ref name="hino">[http://www.hino-global.com/j/pdf/financial_results/analist/hninfo_ir20110120.pdf 日野自動車の成長に向けての取り組み]日野自動車</ref>。最終的には2020年までに日野工場の全ての機能を古河新工場に移管して、日野工場を閉鎖する予定<ref name="hino_heisa"/>。
 
 
 
== 車種一覧 ==
 
=== 現行の車種・製品 ===
 
==== トラック ====
 
* [[日野・プロフィア|プロフィア]](海外名:700シリーズ)
 
* [[日野・レンジャー|レンジャー]](海外名:500シリーズ)
 
* [[日野・デュトロ|デュトロ]](海外名:300シリーズ)
 
 
 
==== バス ====
 
バスについては、[[トヨタ自動車]]・[[いすゞ自動車]]からの[[OEM]]車種もあるが、[[ジェイ・バス]]から日野自動車・いすゞ自動車の両社に同一製品が供給される統合車種に移行が進んでいる。
 
 
 
'''太字'''の車種は、いす&#12446;自動車より供給されたもの。
 
* [[日野・セレガ|セレガ]](RU系、大型観光・高速、現行は[[いすゞ・ガーラ]]RU系との統合車種)
 
* '''[[日野・ブルーリボン#ブルーリボン|ブルーリボン]]'''(2代目。KV系、大型路線、ノンステップ)、[[いすゞ・エルガ]](2代目)LV系との統合車種)
 
* [[日野・ブルーリボン#ハイブリッドシリーズ|ブルーリボンハイブリッド]](2代目、HL系、大型路線、ノンステップ。ハイブリッド車。車体はいすゞ・エルガ2代目がベース)
 
* [[日野・メルファ|メルファ]](RR系、中型観光・自家用、現行は[[いすゞ・ガーラミオ]]との統合車種)
 
* '''[[日野・レインボー|レインボー]]'''(KR系、中型路線、ノンステップ、[[いすゞ・エルガミオ]](2代目)LR系との統合車種)
 
* [[日野・ポンチョ|ポンチョ]](HX系、小型路線、ノンステップ)
 
* [[日野・リエッセII|リエッセII]]([[マイクロバス|小型]]、[[トヨタ・コースター]]のOEM車種)
 
 
 
==== その他 ====
 
* [[73式中型トラック]]([[陸上自衛隊]]向けの輸送車両)
 
* [[高機動車]](陸上自衛隊向けの輸送車両)
 
* [[日野・MH|MH-II]]([[モリタ]]との共同開発による[[消防車]]専用シャーシ。日野グループの[[ソーシン]]が委託生産をしており、そのほとんどは[[梯子車]]として架装されている)
 
* MAF-125A(モリタとの共同開発による[[空港]]用超大型[[化学消防車]]。[[コマツ]]製のディーゼルエンジンを搭載する。)
 
* 日野・スカニアトラクター- [[スカニア]]社製のトレーラーヘッドの[[バッジエンジニアリング]]。2002年から2011年まで販売された。
 
 
 
==== 産業用ディーゼルエンジン ====
 
[[クレーン]]、[[杭打ち機]]、[[フォークリフト]]、[[ロードローラー]]、[[プレジャーボート]]用[[小型船舶]]エンジン、[[圧縮機|コンプレッサー]]、[[発電機]]用として国内外各社にエンジンを供給している。
 
* W系 - [[直列4気筒]]エンジン([[トヨタ・W型エンジン]]も参照。)
 
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%"
 
!style="width:5em"|型式||内径×行程(mm)||排気量||出力(PS)
 
|-
 
! W04C-T
 
| 104×113
 
| 3,839
 
| 50 - 81
 
|-
 
! W04D
 
| 104×118
 
| 4,009
 
| 35 - 63
 
|-
 
! W04D-T
 
| 104×118
 
| 4,009
 
| 50 - 85
 
|-
 
! W04D-TI
 
| 104×118
 
| 4,009
 
| 69 - 118
 
|}
 
* [[日野・J型エンジン|J系]] - [[直列6気筒]]エンジン
 
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%"
 
!style="width:5em"|型式||内径×行程(mm)||排気量||出力(PS)
 
|-
 
! J08C
 
| 114×118
 
| 7,961
 
| 74 - 129
 
|-
 
! J08C-T
 
| 114×118
 
| 7,961
 
| 119 - 173
 
|-
 
! J08C-TI
 
| 114×118
 
| 7,961
 
| 118 - 177
 
|}
 
* K系 - 直列6気筒エンジン
 
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%"
 
!style="width:5em"|型式||内径×行程(mm)||排気量||出力(PS)
 
|-
 
! K13C-T
 
| 135×150
 
| 12,882
 
| 189 - 239
 
|-
 
! K13C-TI
 
| 135×150
 
| 12,882
 
| 231 - 278
 
|-
 
! K13D
 
| 137×150
 
| 13,267
 
| 127 - 177
 
|-
 
! K13D-T
 
| 137×150
 
| 13,267
 
| 160 - 199
 
|}
 
 
 
==== 世界各国向け製品 ====
 
* 700シリーズ - 基本的にはプロフィアであるが、地域特性に合わせ、日本では見られないものもある。
 
{{main|日野・プロフィア}}
 
* [[日野・600|600シリーズ]] - 北米に特化して生産されているボンネットトラック
 
* 500シリーズ - 基本的にはレンジャーであるが、地域特性に合わせ、日本では見られないものもある。
 
{{main|日野・レンジャー}}
 
* 300シリーズ - デュトロ。
 
 
 
=== 過去の生産車種・製品 ===
 
==== トラック ====
 
*トレーラートラックT10型・T20型
 
*大型トラック[[日野・K♯/T♯/H♯型トラック|TH]]型(4X2)
 
*大型トラック[[日野・K♯/T♯/H♯型トラック|TE]]型(4X2)
 
*大型トラック[[日野・K♯/T♯/H♯型トラック|WD]]型(前1軸・後1軸 4X4)
 
*大型トラック[[日野・K♯/T♯/H♯型トラック|ZC]]型(前1軸・後2軸 6X6)
 
*大型トラック[[日野・K♯/T♯/H♯型トラック|TC]]型(前2軸・後1軸 6X2)
 
*大型トラック[[日野・K♯/T♯/H♯型トラック|ZM]]型(前1軸・後2軸 6X4)
 
*大型トラック[[日野・K♯/T♯/H♯型トラック|KF]]型(前1軸・後2軸 6X2)
 
*大型トラック[[日野・K♯/T♯/H♯型トラック|KS]]型(前2軸・後2軸 8X4)
 
*大型トラック[[日野・K♯/T♯/H♯型トラック|KB]]型(4X2)
 
*大型トラクタ[[日野・K♯/T♯/H♯型トラック|HE]]型(4X2)
 
*大型トラクタ[[日野・K♯/T♯/H♯型トラック|HH]]型(前1軸・後2軸 6X4)
 
*構内専用ダンプ[[日野・K♯/T♯/H♯型トラック|WP]]型(前1軸・後2軸 6X4)
 
*重ダンプ[[日野・ZG|ZG]]型(前1軸・後1軸 4X2)
 
*[[日野・デュトロ|レンジャー2]]
 
*[[日野・スーパードルフィン|スーパードルフィン]]
 
*[[日野・プロフィア|スーパードルフィン プロフィア]]
 
*輸出仕様車では1995年まで'''「エコノディーゼル(ECONO DIESEL) 」'''シリーズで販売していた。
 
 
 
==== バス ====
 
廃止された型式および車名を示す。
 
*[[日野トレーラーバスT11型|トレーラーバスT11B + T25]]
 
*[[ボンネットバス]]([[日野・BH|BH]]・[[日野・BA|BA]]など)
 
*[[トロリーバス]]
 
*[[日野・ブルーリボン#センターアンダーフロアエンジンバス|センターアンダーフロアエンジンバス(BD・BTなど)]](大型一般)
 
*[[日野・ブルーリボン#RB/RC|RB]](大型一般)
 
*[[日野・レインボー#RM100|RM]](中型)
 
*[[日野・セレガ#RA|RA]](大型高速、[[国鉄専用型式]])
 
*[[日野・レインボー#BM320系|BM]](小型)
 
*[[日野・ブルーリボン#RE/RC|RE/RC]](大型一般)
 
*[[日野・セレガ#RV|RV]](大型観光)
 
*[[日野・セレガ#RS|RS]](大型観光)
 
*[[日野・レインボー#RL|RL]](中型)
 
*[[日野・ブルーリボン#RD系|RD]](大型9m)
 
*[[日野・ブルーリボン#9m大型バス|ブルーリボンRK/RT・RU9m路線]](大型9m路線)
 
*[[日野・セレガ#グランビュー|グランビュー(RY)]]([[2階建車両|ダブルデッカー]])
 
*[[日野・ブルーリボン#ブルーリボンRT/RU、HT/HU|ブルーリボンRT/RU・HT/HU]](大型一般、ディーゼル車、CNG車、ハイブリッド=HIMR車)
 
*[[日野・リエッセ#レインボーRB・AB系|レインボーRB・AB]](小型)
 
*[[日野・レインボー#レインボーAM・AC系|レインボーAM・AC]](小型)
 
*[[日野・レインボー#レインボー 7M・7W系|レインボー7M・7W]]→[[日野・メルファ#メルファ7|メルファ7(CH・RH)]](小型)
 
*[[日野・リエッセ#リエッセRX|リエッセ(RX)]](小型)
 
*[[日野・レインボー|レインボーHR]](中型幅路線、ノンステップ)
 
*[[日野・ブルーリボンシティ|ブルーリボンシティ]](大型一般、ディーゼル車、CNG車、ハイブリッド車)
 
*[[日野・レインボーII|レインボーII]](KR系、中型路線、ノンステップ/ワンステップ、[[いすゞ・エルガミオ]]LR系との統合車種)
 
* [[日野・ブルーリボン#ブルーリボンII|ブルーリボンII]](KV系、[[いすゞ・エルガ]]LV系との統合車種)
 
 
 
==== 乗用車 ====
 
*[[ルノー・4CV|4CV]]
 
*[[日野・コンテッサ|コンテッサ]]
 
*[[日野・コンマース|コンマース]]ミニバス
 
 
 
==== 商用車 ====
 
*[[日野・コンマース|コンマース]]
 
*[[日野・ブリスカ|ブリスカ]]
 
 
 
==== オート三輪 ====
 
[[オート三輪]]は[[三井精機工業]]製で1960年代初頭まで日野で販売された。
 
*オリエント
 
*ハンビー
 
*ハスラー
 
 
 
==== 産業用ディーゼルエンジン ====
 
*P系 - P09-TD・P09C-TD
 
*EP系 - EP100-T
 
 
 
==== その他 ====
 
*[[九七式中戦車]]([[大日本帝国陸軍]]・[[大日本帝国海軍]][[陸戦隊]])
 
*[[日野・K♯/T♯/H♯型トラック|クレーンキャリア]]
 
*MH - モリタとの共同開発による消防車専用シャーシ。多くは梯子車に架装されているが、化学車や高所放水車も存在する。
 
*MAF-125 - モリタとの共同開発による空港用超大型化学消防車。
 
 
 
== 販売会社 ==
 
* 北海道日野自動車(札幌・札幌北・旭川・室蘭・苫小牧・千歳・空知・小樽・岩見沢)
 
* 函館日野自動車(函館)- [[トヨペット店|函館トヨペット]]グループ
 
* 東北海道日野自動車(釧路・帯広・北見・網走・中標津・紋別)
 
* 青森日野自動車(青森・八戸・弘前・十和田・むつ)
 
* 岩手日野自動車(盛岡・花北・水沢・一関・宮古・大船渡)
 
* 宮城日野自動車(仙台・石巻・古川・大河原)
 
* 西東北日野自動車(秋田・山形・庄内・横手・大館・能代・米沢・新庄)
 
* 福島日野自動車(福島・いわき・郡山・会津・相双・白河)
 
* 茨城日野自動車(土浦・つくば・茨城・ひたちなか・守谷・古河・岩瀬・鹿島)
 
* 栃木日野自動車(宇都宮・那須・足利・小山・真岡)
 
* 群馬日野自動車(前橋・高崎・太田・上武・吉岡)
 
* 千葉日野自動車(千葉・習志野・成田・柏・市原・木更津・長沼・銚子)
 
* [[東京日野自動車]](大宮・熊谷・川越・足立・八王子・江戸川・瑞穂・六郷・板橋・新狭山・朝霞・松伏・岩槻)
 
**傘下に[[観光バス]]専業の[[国際観光バス (東京都)|国際観光バス]]があったが、[[2007年]]12月27日をもって[[国際興業]]の関連会社である[[国際興業観光バス]]に営業譲渡された。
 
* 横浜日野自動車(横浜・川崎・湘南・相模原・瀬谷・厚木・港北)
 
* 山梨日野自動車(甲府・田富・笛吹)
 
* 新潟日野自動車(新潟・新発田・長岡・上越・糸魚川・六日町)
 
* 富山日野自動車(富山・高岡・入善・砺波)
 
* 石川日野自動車(金沢・七尾・小松)
 
* 長野日野自動車(長野・松本・小諸・飯田)
 
* 福井日野自動車(福井・敦賀・)
 
* [[岐阜日野自動車]](岐阜・各務原・本巣・大垣・多治見・美濃加茂・高山) - [[西濃運輸]]グループで、以前は株式上場(名証二部)していた。
 
* 静岡日野自動車(静岡・沼津・富士・藤枝・袋井・浜松・清水)
 
* 愛知日野自動車(名古屋・港・半田・豊橋・岡崎・豊田・小牧・一宮)
 
* 三重日野自動車(四日市・津・伊勢・上野・尾鷲・桑名)
 
* 滋賀日野自動車(栗東・彦根・長浜)
 
* 京都日野自動車(京都・舞鶴)
 
* [[大阪日野自動車]](大阪・東大阪・南大阪・中央・寝屋川・臨海)
 
* 神戸日野自動車(神戸・姫路・尼崎・明石・小野・淡路・但馬)
 
* 奈良日野自動車(奈良)
 
* 和歌山日野自動車(和歌山・田辺・新宮)
 
* [[島根日野自動車]](松江・米子・鳥取・出雲・石見・益田)
 
** (代理店)[[日ノ丸総本社]](鳥取(東部のみ))
 
* 岡山日野自動車(岡山・岡山西・岡山東・倉敷・津山)
 
* 広島日野自動車(坂・西条・福山西・福山東・呉・三次・西風新都・廿日市・本郷)
 
* 山口日野自動車(山口・下関・岩国・宇部・周南・萩出)
 
* 徳島日野自動車(徳島)
 
* 香川日野自動車(高松・丸亀)
 
* [[愛媛日野自動車]](松山) - [[伊予鉄道|伊予鉄グループ]]
 
* 高知日野自動車(高知・中村)
 
* 九州日野自動車(福岡・古賀・糸島・北九州・久留米・筑豊・佐賀・長崎・佐世保・大分・中津)
 
* 熊本日野自動車(熊本・大津・八代)
 
* 南九州日野自動車(宮崎・鹿児島・鹿児島南・川内・鹿屋・都城・日向)- [[鹿児島トヨタ自動車]]グループ
 
* 沖縄日野自動車(豊見城・中部・北部)
 
 
 
== 主要子会社 ==
 
* 日野エンジニアリングアネックス
 
* 日野ロジスパック
 
* 日野ヒューテック
 
* 日野テクニカルサービス
 
* [[日野トレーディング]]
 
* 日野ユートラック&エンジニアリング
 
* 日野コンピューターシステム
 
* 日野ハーモニー
 
* 日野セールスサポート
 
* 福島製鋼
 
* 理研鍛造
 
* [[ソーシン]]
 
* [[武部鉄工所]]
 
* [[トランテックス]]
 
* 明友機工
 
* 埼玉鋳造工業
 
* 吉沢鉄工所
 
* セリオ
 
* 日車物流
 
 
 
== 主要関連会社 ==
 
* [[工進精工所]]
 
* ホリキリ
 
* 埼玉機器
 
* 三共ラヂエーター
 
* [[澤藤電機]]
 
* 岡本物流
 
* 千代田運輸
 
* [[ジェイ・バス]]
 
 
 
== 宣伝・広告 ==
 
[[1980年代]]前半の「風のレンジャー」と称された[[日野・レンジャー|レンジャー]]の[[コマーシャル|CM]]に[[桂歌丸]]、[[佳那晃子]]、[[ジャンボ鶴田]]の3人を起用した。続く[[1986年]]発売のレンジャー+5 のCMには「日野」つながりで[[日野皓正]]の曲を[[BGM]]に使用した。[[1989年]]のレンジャーフルモデルチェンジの際には、トラックのイメージ一新を狙い、[[ダイアン・レイン]]を起用した。また[[1990年代]]前半には[[日野・スーパードルフィン|スーパードルフィン]]のCMに[[ケニー・G]]の曲にイルカのCGイラストが流れるもの、[[1992年]]のモデルチェンジ時には[[役所広司]]出演のCMも流れた。1990年代後半の[[日野・デュトロ|デュトロ]]発売当時は[[ともさかりえ]]がCMに出演していた。[[2004年]]以降は[[ポパイ]]が同CMに起用されており、「[[日野ミッドナイトグラフィティ 走れ!歌謡曲|走れ!歌謡曲]]」の影響があってか[[文化放送]]で比較的多く(1日中)流れていた。近年は[[TBSラジオ]]や[[ニッポン放送]]でもCMを流す。かつて放送されていた[[朝日放送ラジオ|ABCラジオ]]の[[近鉄バファローズアワー]]では試合中継の際にスポンサーとなっていた。これは[[大阪近鉄バファローズ]]の親会社であった[[近畿日本鉄道]]([[近鉄バス]])との関係が深いためである。
 
 
 
2010年代は「トントントントン日野の二トン」という軽快なキャッチフレーズと対照的な、[[堤真一]]と[[リリー・フランキー]]の繰り広げるシュールギャグのCMが人気を集めている。
 
 
 
トラックだけでなく、バスのCMも流す事もあった。モデルチェンジ時に制作され、[[日野・セレガ|セレガ]](初代)のCMはバブル期の1990年ということもあり、大々的な宣伝活動を行っていた。
 
 
 
テレビCMは、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]の「[[ご存知!女ねずみ小僧|ご存知 女ねずみ小僧]]」・「[[新・座頭市#第2シリーズ|新・座頭市]]」・「[[大空港 (テレビドラマ)|大空港]]」・「[[87分署シリーズ・裸の街|裸の街]]」・「[[欽ちゃんの9時テレビ]]」・「[[江戸の用心棒 (フジテレビ)|江戸の用心棒]]」・「[[超潜入!リアルスコープハイパー]]」・「[[ボクらの時代]]」・「[[おじゃマップ]]」・「[[VS嵐]]」・「[[フジテレビ水曜10時枠の連続ドラマ|フジテレビ水10ドラマ]]」・「[[FNSの日]]」、[[関西テレビ放送|関西テレビ]]の「[[にじいろジーン]]」、[[TBSテレビ|TBS]]の「[[ドラマチック22]]」・「[[ブロードキャスター]]」・「[[さんまのスーパーからくりTV]]」、[[日本テレビ火曜8時枠時代劇]]、[[24時間テレビ 「愛は地球を救う」]]のスポンサーも務めていたが、「[[踊る!さんま御殿!!]]」の番組途中で降板するも、2011年10月に[[テレビ東京]]系列の「[[乃木坂って、どこ?]]」、ミニ番組「[[ひるパパ]]」で久々にテレビ番組のスポンサーになった(提供コメントでは「[[日野・デュトロ]]」と読み上げている。沖縄での日本テレビ火曜夜8時枠でのCMは[[沖縄テレビ放送|沖縄テレビ]]で放送された)。また、2013年4月に[[TBSテレビ|TBS]]の「[[水曜プレミアシネマ]]」に1992年以来のスポンサーとして提供するようになった。
 
 
 
[[全国FM放送協議会|JFN]]系列土曜もしくは日曜5:00〜13:00の時報CMにも起用されている。
 
 
 
書籍・雑誌では[[バスラマ・インターナショナル]]に書籍広告を出している。バブル期には[[週刊漫画ゴラク|漫画ゴラク]]に広告を出していた。
 
 
 
[[1995年]][[1月17日]]の[[兵庫県南部地震]]([[阪神・淡路大震災]])発生時は近畿地方のテレビ・ラジオのCMを自粛する処理で対応し、それ以外のエリアでは通常通りCMを流していたが、[[2011年]][[3月11日]]の[[東北地方太平洋沖地震]]([[東日本大震災]])では、未曾有の災害と[[東京電力]]・[[福島第一原子力発電所]]での[[福島第一原子力発電所事故|事故]]などの被害を受けて[[3月15日]] - [[4月21日]]まで全てのラジオCMを自粛した。4月22日にラジオCMを再開するも当面は企業CMや緊急災害時のトラック運転に対する心構え、[[燃料]]の節約に関するお願いなど「日野自動車が今、何かできること」を宣伝していた。7月1日より主力トラックの[[日野・デュトロ|デュトロ]]の新CMを制作、放送すると同時にイメージタレントに[[佐々木蔵之介]]、[[柳沢慎吾]]、[[新山千春]]を起用したテレビCMスポットとラジオCMを流している。この3人には実家が自営業であるという共通点があり、特に佐々木の実家[[佐々木酒造]]は実際にデュトロハイブリッドのユーザーでもある。また、ブランドCMとして、ダカールラリーへの挑戦「明日を止めないために」を放送している。
 
 
 
== キャッチフレーズ ==
 
*'''ディーゼル車は日野'''(1970年代〜1980年代)
 
*'''新しい時代はいつも日野から始まる'''(1980年〜1986年頃)
 
*'''夢はいつでも地球サイズ'''(1990年代前半、CI採用前まで使用)
 
*'''性能は、環境のために'''(1994年〜2006年頃)
 
 
 
== 日野工業高等学園 ==
 
日野工業高等学園は、日野自動車株式会社が[[職業能力開発促進法]]に基づき運営する[[認定職業訓練]]による[[職業能力開発校]]で、東京都日野市にある。もとは1951年4月に、[[労働基準法]]に基づき、[[中学校]]卒業後入社した社員を対象とした3カ年教育の技能者養成所で、[[事業内職業訓練]]施設として認定される。これを1959年6月に「日野自動車工業高等学園」と改称。1962年11月から、[[学校教育法]]に基づき[[文部大臣 (日本)|文部大臣]]の指定を受けて[[技能連携制度|指定技能教育施設]]となり、[[東京都立八王子工業高等学校]]との連携を開始。1964年4月には、[[科学技術学園高等学校]]と連携を開始した。1970年代後半から1980年代にはしばらく休止していたが、1991年3月に「日野工業高等学園」として機械科と板金科の2科で再開、また、4月には専修コースを設置した。その後自動車整備科、電気制御回路組立科を追加した。2003年に専修コースの募集は休止したが、2018年現在は、機械加工科、塑性加工科、製造設備科、自動車製造科の4科で運営されている。
 
 
 
== 脚注 ==
 
<references />
 
 
 
== 関連項目 ==
 
{{Commons|Category:Hino Motors}}
 
* [[東京瓦斯電気工業]] - 前身となった企業
 
* [[トヨタ自動車]]
 
* [[トヨタグループ]]
 
* [[ジェイ・バス]]
 
* [[いすゞ自動車]]
 
* [[日野車体工業]]・[[トランテックス]]
 
* [[日野オートプラザ]] - 日野自動車の[[企業博物館]]
 
* [[日野トレーディング]] - 日野自動車の[[子会社]]
 
* [[ソーシン]] - 日野自動車の[[子会社]]
 
* [[日野自動車レッドドルフィンズ|日野レッドドルフィンズ]] - 日野自動車ラグビー部。2018年現在、[[ジャパンラグビートップリーグ]]に所属する。
 
* [[日野ミッドナイトグラフィティ 走れ!歌謡曲]] - [[一社提供]]で放送している[[文化放送]]の[[長寿番組の一覧|長寿番組]]。
 
* [[日野市]] - [[本社]]所在地。地名が社名の由来となった
 
* [[近畿日本鉄道]] - 歴代トップ([[佐伯勇]]→[[上山善紀]]→[[辻井昭雄]])が日野の[[監査役]]に名を連ねていた。また、[[近鉄バス]]は主要ユーザーの1つ。
 
* [[西濃運輸]]・[[伊予鉄道|伊予鉄バス]] - 前者はトラック、後者はバスにおける主要ユーザー。上記の通り日野自動車の販売会社を傘下に持つ。
 
* [[:en:Audi Motor Assembly|Audi Motor Assembly (英語版)]] - [[アウディ]]車の組み立て工場。
 
* [[三井物産]]、[[住友商事]]、[[丸紅]]、[[豊田通商]] - 海外事業においては、[[総合商社]]と合弁で会社を設立しているケースも多い。
 
* [[多国籍企業]]
 
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
 
* [http://www.hino.co.jp/ 日野自動車]
 
* [http://www.hino.co.jp/ 日野自動車]
 
* [http://www.hino-global.com/ HINO GLOBAL]
 
* [http://www.hino-global.com/ HINO GLOBAL]
* [http://www.hino.co.jp/hinogakuen/index.html 日野工業高等学園]
 
* [[自動車技術会]] [http://www.jsae.or.jp/interview/ 自動車技術を築いたリーディング・エンジニア] [http://www.jsae.or.jp/~dat1/interview/interview4.pdf 「瓦斯電から日野自動車へ」]
 
 
{{自動車}}
 
  
 +
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[[Category:日野自動車|*]]
 
[[Category:日野自動車|*]]

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日野自動車株式会社(ひのじどうしゃ、英語:Hino Motors, Ltd.)

自動車メーカー。1910年創業の東京瓦斯電気工業の自動車部が前身。1937年自動車工業,共同国産自動車と合併して東京自動車工業(1941ヂーゼル自動車工業と改称)となったが再び二分され,1942年日野重工業を設立,1948年日野ヂーゼル工業と改称し,1959年日野自動車工業に社名変更。1966年トヨタ自動車工業(トヨタ自動車)と業務提携後は大型トラック,バス,小型商業車を主力としている。1998年,トヨタ自動車の傘下に入る。1999年販売会社の日野自動車販売を吸収合併し,現社名に変更。


外部リンク



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