日本経済団体連合会

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にっぽんけいざいだんたいれんごうかい

経済団体連合会(経団連)と日本経営者団体連盟(日経連)が 2002年5月に統合して誕生した日本最大の総合経済団体。

略称は日本経団連。経団連は「財界総本山」,日経連は「財界労務部」とそれぞれ呼ばれ,第2次世界大戦後の日本産業界をリードしてきた。しかし,政治資金斡旋中止を決めたあとの経団連の政治力低迷や,労働争議の沈静化をうけた日経連の役割低下で,財界の不要論が浮上。

経済界の政治的発言力の回復を主眼に,両団体は統合を決断した。

初代会長は奥田碩(おくだひろし)トヨタ自動車会長。日本経団連の発足で,国内の経済団体は,中小企業の意見を集約する日本商工会議所,経営者が個人資格で加わる経済同友会と合わせ,3団体体制になった。

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