新逗子駅

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新逗子駅(しんずしえき)は、神奈川県逗子市逗子五丁目にある、京浜急行電鉄逗子線。逗子線の終着駅である。駅番号KK53

歴史

  • 1930年昭和5年)4月1日 - 湘南電気鉄道湘南逗子駅として開業。現在地より200m金沢八景寄り(地図)にあった。
  • 1931年(昭和6年) - 路線を0.4km延長し湘南逗子駅葉山口乗降場地図)を開設。従来の駅は湘南逗子駅沼間口乗降場と改称。
  • 1942年(昭和17年)
  • 1948年(昭和23年)
    • 6月1日 - 東急からの分離独立により、再び京急の駅となる。
    • 7月3日 - 路線延長の形で逗子海岸駅として旧葉山口乗降場を復活。
  • 1963年(昭和38年)11月1日 - 湘南逗子駅を京浜逗子駅に改称。
  • 1985年(昭和60年)3月2日 - 輸送力増強により最大8両編成の列車に対応するため再び両駅を統合し、中間地点に新逗子駅を設置。北口は旧京浜逗子駅舎をそのまま流用、南口は新設した。南口駅舎はダンスホールもあったかつての旧湘南逗子駅舎の形を模している。
  • 1991年平成3年)3月15日 - 駅ビル「ニート新逗子」が北口に開業し、旧京浜逗子駅の駅舎は解体された。
  • 1999年(平成11年)7月31日 - 京急線の白紙ダイヤ改正により、京急蒲田駅 - 当駅間の急行を廃止。
  • 2008年(平成20年)11月21日 - 駅メロディを導入。
  • 2010年(平成22年)5月16日 - ダイヤ改正により、新設されたエアポート急行の発着駅となる。

駅構造

8両編成対応の単式ホーム1面1線を有する地上駅。逗子線は全線複線だが、駅構内では単線となっている。

#歴史で記述の通り、2駅を統合した駅のため、改札口は南北二か所の旧駅付近に設置されている。北口の駅ビル「ニート新逗子」2階の改札からは約100m程の高架連絡橋を経由してホームに達する。また、南口はホーム端から直接出入りが可能である。1面1線の単式ホームながら、LED発車標には「1番線」と番号が付番されている。また、ホームには4両・6両・8両編成の最後部付近に車掌用の発車用スイッチがある。これは、踏切信号機、電子電鈴装置と連動している。

のりば

番線 路線 行先
1 KK 逗子線 横浜品川方面

接近メロディ

2008年11月21日から、逗子市出身の音楽ユニットキマグレンの楽曲「LIFE」が接近メロディとして使用されている[1]

なお、キマグレンはメロディ導入後の2015年7月に解散しているが、その後もメロディは変更されていない。

利用状況

2017年度の1日平均乗降人員25,315人であり[2]、京急線全72駅中26位。近接する東日本旅客鉄道(JR東日本)横須賀線逗子駅の約4割程の乗降人員である。

近年の1日平均乗降人員と乗車人員の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[3]
年度 1日平均
乗降人員[4]
1日平均
乗車人員[5]
出典
1995年(平成07年) 13,353 [* 1]
1998年(平成10年) 11,739 [* 2]
1999年(平成11年) 11,399 [* 3]
2000年(平成12年) 11,202 [* 3]
2001年(平成13年) 11,064 [* 4]
2002年(平成14年) 21,740 11,023 [* 5]
2003年(平成15年) [6]22,118 11,097 [* 6]
2004年(平成16年) [7]21,982 11,026 [* 7]
2005年(平成17年) [8]22,172 11,142 [* 8]
2006年(平成18年) 22,331 11,222 [* 9]
2007年(平成19年) 22,594 11,280 [* 10]
2008年(平成20年) 22,969 11,418 [* 11]
2009年(平成21年) 22,805 11,319 [* 12]
2010年(平成22年) 23,143 11,477 [* 13]
2011年(平成23年) 22,990 11,378 [* 14]
2012年(平成24年) 23,318 11,574 [* 15]
2013年(平成25年) 24,184 12,004 [* 16]
2014年(平成26年) 23,857 11,854 [* 17]
2015年(平成27年) 24,518 12,156 [* 18]
2016年(平成28年) 25,128 12,478 [* 19]
2017年(平成29年) 25,315

駅周辺

逗子市の市街地が広がる。南口から15分程歩くと逗子海岸海水浴場に達する。

バス路線

京浜急行バスより運行されている。逗子市内各地や横須賀線鎌倉駅田浦駅方面、さらに鉄道のない葉山町横須賀市西部方面へ向けて多くの系統が発着する。

バス停は北口付近と南口付近にそれぞれ設置され、方面別に停留所が分かれている。南口の南方向行バス停は旧逗子海岸駅の敷地跡を使用しており、バスターミナルのようになっている(北方向へは県道24号上の停留所発着)。なお、当駅を経由するバスはすべてJR逗子駅を起・終点としており、ターミナル機能は持たない。

特記以外はすべて逗子営業所の担当路線である。路線の詳細については各営業所記事を参照。

北口(逗子橋側踏切渡りすぐ)

田浦線 - 葉桜・イトーピア・東逗子・グリーンヒル・田浦駅方面/逗子駅行

北口(逗子市役所真向かいすぐ)

ハイランド線 - 久木五丁目・ハイランド循環
亀ヶ岡団地循環線 - 久木西小路・緑ヶ丘入口・亀ヶ岡団地循環
名越線 - 久木西小路・緑ヶ丘入口・名越・鎌倉駅方面(鎌倉営業所
小坪線 - 久木西小路・小坪・材木座・鎌倉駅方面(鎌倉営業所)

南口

長井線 - 葉山大道・大楠芦名口・湘南なぎさの丘・佐島マリーナ入口・長井方面
海岸線 - 元町・森戸海岸・葉山・南郷中学校方面
湘南国際村線 - 長柄橋・葉山大道・湘南国際村方面(一部三浦半島中央道路経由)
逗子線 - 長柄橋・葉山大道・池上十字路・衣笠駅方面(衣笠営業所、一部逗子営業所担当)
逗子駅行き(上記各線、北方向行)

駅名表記

駅名標や車両の方向幕(一部車両を除く)などでは、「新逗子」のの字のしんにょうの点の数が1点ではなく2点になっている。方向幕では長らく一点しんにょうが使われたが、2000年代に入ってからは二点しんにょうに変更されている。なお、一点しんにょうと二点しんにょうはどちらを使っても構わないとされており、どちらも間違いではない。

新逗子駅として統合される以前の逗子海岸行の方向幕は「逗子」の表示だった。

ギャラリー

隣の駅

Keikyu logo small.svg.png 京浜急行電鉄
KK 逗子線
特急・エアポート急行・普通(いずれも逗子線内は各駅に停車)
神武寺駅 (KK52) - 新逗子駅 (KK53)

脚注

出典

神奈川県県勢要覧

関連項目

外部リンク

テンプレート:京急逗子線