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− | {{鉄道車両
| + | __NOINDEX__ |
− | | 車両名 = 新幹線E4系電車
| + | {{テンプレート:20180815sk}} |
− | | 背景色 = green
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− | | 文字色 = white
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− | | 画像 = E4 P11 Max Tanigawa 408 Omiya 20170325.jpg
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− | | 画像説明 = E4系P11編成<br />(2017年3月25日 [[大宮駅 (埼玉県)|大宮駅]])
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− | | 運用者 = [[東日本旅客鉄道]]
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− | | 製造所 = [[川崎重工業]][[川崎重工業車両カンパニー|車両カンパニー]]<br />[[日立製作所]][[日立製作所笠戸事業所|笠戸事業所]]
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− | | 製造年 = 1997年 - 2003年
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− | | 製造数 = 26編成208両
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− | | 運用開始 = 1997年12月20日
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− | | 投入先 = [[東北新幹線|東北]]・[[上越新幹線]]
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− | | 編成 = 8両編成 ([[MT比|4M4T]]<ref name="E4 spec">{{Cite book|和書|editor=日本機械学会|title=高速鉄道物語 -その技術を追う-|year=1999|publisher=成山堂書店|pages=p.61|id= ISBN 4-425-92321-9}}</ref>)
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− | | 軌間 = 1,435 mm
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− | | 電気方式 = [[交流電化|交流]]25,000V 50Hz<br />(一部編成は50Hz/60Hz、[[架空電車線方式]])
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− | | 最高運転速度 = 240 km/h<ref name="E4 spec" />
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− | | 設計最高速度 = 240 km/h<ref name="E4 spec" />
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− | | 起動加速度 = 1.65 km/h/s<ref name="E4 spec" />
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− | | 常用減速度 = 2.69 km/h/s
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− | | 非常減速度 = 4.04 km/h/s
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− | | 編成定員 = 計817名(54名)<ref name="E4 spec" /><br />()内はグリーン車
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− | | 車両定員 =
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− | | 自重 =
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− | | 編成重量 = 428.0 t<ref name="E4 spec" />
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− | | 編成長 = 201 m<ref name="E4 spec" />
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− | | 全長 = 25,700 mm(先頭車)<ref name="E4 spec" /><br />25,000 mm(中間車)<ref name="E4 spec" />
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− | | 全幅 = 3,380 mm<ref name="E4 spec" />
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− | | 全高 = 4,485 mm<ref name="E4 spec" />
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− | | 車体材質 = [[アルミニウム合金]]
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− | | 台車 = SUミンデン式ボルスタレス台車<br />DT208(電動車),TR7007(付随車)
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− | | 主電動機 = [[かご形三相誘導電動機|三相交流誘導電動機]] MT206
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− | | 主電動機出力 = 420 kW × 4基
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− | | 駆動方式 = [[WN駆動方式|WNドライブ]]
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− | | 歯車比 = 3.615<ref name="E4 spec" />
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− | | 編成出力 = 6,720 kW<ref name="E4 spec" />
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− | | 制御方式 = [[絶縁ゲートバイポーラトランジスタ|IGBT]][[半導体素子|素子]][[可変電圧可変周波数制御|VVVFインバータ制御]]
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− | | 制御装置 =
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− | | 制動装置 = [[回生ブレーキ|回生併用]][[電気指令式ブレーキ|電気指令式空気ブレーキ]]([[応荷重装置]]付)
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− | | 保安装置 = [[自動列車制御装置#ATC-2型(東北・上越・長野型)|ATC-2型]]、[[自動列車制御装置#DS-ATC|DS-ATC]]
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− | | 備考 =
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− | }}
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− | '''新幹線E4系電車'''(しんかんせんE4けいでんしゃ)は、1997年12月に東北新幹線で営業運転を開始した[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)の[[新幹線車両]]である。
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− | == 概要 ==
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− | 当系列は[[東北新幹線|東北]]・[[上越新幹線]]の開業時に大量増備された[[新幹線200系電車|200系]]初期車両の老朽取替と、[[新幹線E1系電車|E1系]]導入後も増え続ける通勤旅客需要に対応するために1997年から2003年にかけて製造された。
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− | E1系と同様に全車[[2階建車両]]「[[Max (鉄道車両)|Max]]」の[[車両愛称|愛称]]が与えられている。
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− | 8両編成を2本連結した16両編成時には定員1634名(ジャンプシート使用時)となり、1本の高速列車の中では世界最大となる<ref name=":0">{{Cite book|author=交友社|title=鉄道ファン 特集:近郊型電車進化論|date=1998年1月1日|year=1998|accessdate=2018年7月23日|publisher=交友社|author2=|author3=|author4=|author5=|author6=|author7=|author8=|author9=}}</ref>。
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− | == 構造 ==
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− | === 車両概観(登場時) ===
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− | 車体はE1系では[[炭素鋼|普通鋼]]製であったが、本系列は[[車内販売]][[ワゴン (荷台)|ワゴン]]用の[[エレベーター|昇降機]]の設置など重量増分を補うため大型押し出し型材による[[アルミニウム合金|アルミ合金]]製である。トンネルドンと呼ばれる[[トンネル微気圧波]]現象および高速走行時の騒音対策で先頭車両の前頭部はE1系よりロングノーズになった(ノーズ長E1系:9.4メートル、E4系:11.5メートル)。車体塗装は白(飛雲ホワイト)と青(紫苑ブルー)のツートーンでその境目に黄色の帯が入る。標識灯にはE3系に続いて、外側に電球、そして内側に[[HIDランプ]]を使用している。テールランプには、赤色LEDが長方形の形を作るように敷き詰められたものが使用されている。
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− | 先頭車には分割・併合装置が収められ、[[新幹線E3系電車|E3系]] L編成と連結運転、またはE4系同時の連結運転が可能である<ref group="注">400系との併結運転時では引張力・加減速特性等を400系と同じ性能に調整していた。</ref>。
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− | <gallery>
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− | File:E4_FrontView.jpg|前面形状
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− | File:E4 joint.jpg|カバーを開いた状態で見える自動分割・併合装置<!--「自動連結器」ではない--><br />(2007年11月 [[福島駅 (福島県)|福島駅]])
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− | File:E4-400-Coupling.JPG|[[新幹線400系電車|400系]]との連結状態<br />(2007年7月 [[東京駅]])
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− | File:E4+E3 1000 omiya.jpg|E3系1000番台を併結して運転されるE4系(大宮駅)
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− | File:JR_East_Shinkansen_E4.jpg|16両編成で運転される新幹線E4系(大宮駅)
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− | </gallery>
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− | === 主要機器 ===
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− | ==== 電源・制御機器 ====
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− | [[File:Tohoku Shinkansen, JR-EAST E4 - Flickr - Kentaro Iemoto@Tokyo.jpg|thumb|right|床上機器室]]
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− | 2階建車両で床下に各種機器を配置することが困難であるため、床下機器は水タンク、空気[[圧縮機]]、主電動機電動[[送風機]]にとどめ、主[[変圧器]]・[[主変換装置]]・補助電源装置は車端部の床上に搭載する。機器室は室内とは気密壁によって仕切り、気密外としている。
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− | 4両(T+M1+M2+T)で1ユニットを構成し、M1車に主変換装置・補助電源装置を、M2車に主変圧器・主変換装置を搭載する。
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− | 主回路制御には[[可変電圧可変周波数制御]](VVVF制御)が採用された。主変換装置 (CI9)は、[[絶縁ゲートバイポーラトランジスタ|IGBT]][[半導体素子|素子]]を使用した3レベルコンバータ+3レベルインバータで構成されている。E1系に対して編成中の電動車の絶対数が減少しているため(E1系:6両、E4系:4両)、故障などの非常時に冗長性を持たせることを目的に、モーター制御を従来の1両単位での制御から[[鉄道車両の台車|台車]]単位での制御に変更した。
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− | 主変圧器(TM209)は強制風冷式を採用し、4,150kVAの容量を備える<ref>[http://www.mitsubishielectric.co.jp/society/traffic/syaryou/suisin/syuhenatuki/henatuki_seihin.html 車両システム・推進制御システム・主変圧器--製品紹介--]三菱電機 車両システム</ref>。
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− | 主[[電動機]](MT206)は[[かご形三相誘導電動機]]を採用し、E1系よりも連続定格出力を増強した420kWとした<ref name="JRR 2010sum 9">ジェー・アール・アール『JR電車編成表』2010夏、[[交通新聞社]]、2010年、p.9</ref>。これによって、編成でのMT比が1:1でありながらも、[[起動加速度]]1.65[[メートル毎秒毎秒#キロメートル毎時毎秒|km/h/s]]とし、E1系より向上させた。
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− | 電動空気圧縮機はMH1128-C1200Eを採用する<ref name="JRR 2010sum 9" />。
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− | 空調装置は、集約分散式のAU815(冷房能力37,500kcal/h)を1両あたり2基搭載するが、先頭車両はAU815とAU218(冷房能力18,000kcal/h)を1基ずつ搭載する<ref name="JRR 2010sum 9" />。
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− | 保安装置は、[[自動列車制御装置#ATC-2型(東北・上越・長野型)|ATC-2型]]を搭載するが、2001年度落成車(P18編成以降)は当初からATC-2型と[[自動列車制御装置#DS-ATC|DS-ATC]]を搭載している<ref name="JRR 2010sum 9" />。それまでに落成した編成に関しては、2003年度にDS-ATC取り付け工事が行われた<ref name="JRR 2010sum 9" />。
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− | ==== 台車 ====
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− | [[鉄道車両の台車|台車]]は、ゴム併用板バネ式[[鉄道車両の台車史#ボルスタレス台車|ボルスタレス台車]]である。電動台車はDT208、付随台車はTR7007と称する。車輪径や軸距は200系やE1系と同値であり(それぞれ910mm、2,500mm)<ref name="E4 spec2">{{Cite book|和書|editor=日本機械学会|title=高速鉄道物語 -その技術を追う-|year=1999|publisher=成山堂書店|pages=p.62|id= ISBN 4-425-92321-9}}</ref>、台車枠や歯車装置はE1系と互換性を持たせている<ref name="E4 spec3">{{Cite book|和書|editor=佐藤芳彦|title=新幹線テクノロジー|year=2004|publisher=[[山海堂]]|pages=p.140|id= ISBN 9784381088277}}</ref>。また、車軸[[軸受]]には従来の[[潤滑#潤滑油|油浴潤滑]]に代えて[[潤滑#グリース|グリース潤滑]]が採用されている<ref name="E4 spec3" />。
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− | ブレーキシステムは[[回生ブレーキ]]併用[[電気指令式ブレーキ|電気指令式空気ブレーキ]]であり、高速域からの減速では電動車の回生ブレーキで付随車のブレーキ力も負担する[[遅れ込め制御]]を導入している。
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− | ==== 集電装置 ====
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− | [[集電装置]]は200系と同様の下枠交差型パンタグラフが採用された。PS201と呼称される。集電舟(架線と接触する部分)が可動式となった微動すり板を採用したことにより架線追従性が向上し、台枠をFRP製にすることで誘導障害の低減を図った<ref name="Fuji TEC200">{{cite web|url=http://www.fujielectric.co.jp/company/jihou_archives/pdf/55-06/FEJ-55-06-405-1982.pdf|title=日本国有鉄道200系新幹線電車用電気機器 富士時報 第55巻第6号(1982年)|publisher=富士電機|date=2012-09-12|accessdate=2012-09-16|format=PDF}}</ref>。また、降雪対策として押上げ力を5.5kgから7.5kgまで向上させた<ref name="Fuji TEC200"/>。
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− | 車体が車両限界ギリギリで作られているためパンタグラフカバーはなく、パンタグラフ設置部の屋根が一段低くなっている。
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− | === 性能 ===
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− | 最高速度は240[[キロメートル毎時|km/h]]。8両編成で定員は817人<ref group="注">定員はE2系J編成(10両編成、813人または814人)とほぼ同数である。</ref>。2本連結した16両の定員は1,634人で高速鉄道車両としては世界最大級。E1系の12両編成から8両編成としたのは需要の関係により必ずしも12両編成で運行する必要がないことがあり、逆に輸送需要の多い時間帯の列車については2本連結した16両編成として、需要の多寡に応じた運用を可能とするのと、[[東北新幹線]]の場合、「[[つばさ (列車)|つばさ]]」・「[[こまち (列車)|こまち]]」といった[[ミニ新幹線]]車両を併結する場合に[[プラットホーム]][[有効長]]などの地上設備が新幹線車両の標準である25m級車両16両分であることから、併結相手の車両運用についても[[冗長化|冗長性]]を持たせるためでもある。一部、[[北陸新幹線]]の急勾配区間走行に対応した編成や、それに加えて[[軽井沢駅]]以西の[[商用電源周波数]]60[[ヘルツ|Hz]]に対応した編成が存在する(後述)。
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− | 8両編成中の電動車1.5両(3台車分)をカットした状態で(2.5M5.5Tの状態)、25パーミル上り勾配での起動を可能としている。
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− | === 車内 ===
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− | [[File:E4 std upper non-reserved Sendai 20020824.jpg|200px|thumb|2号車2階席<br />通常、普通車自由席として使用される。]]
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− | [[File:E4 std lower reserved Sendai 20020825.jpg|200px|thumb|6号車1階席<br />通常、普通車指定席として使用される。]]
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− | [[File:TEC SeriesE4 Interior P3 GREEN.jpg|200px|thumb|7号車2階席<br />グリーン車指定席として使用される。]]
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− | ==== 客室内 ====
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− | [[File:E4 stairs.jpg|200px|thumb|デッキにある階段<br />階段の真中にワゴン用の昇降機がある。]]
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− | 客室天井はE1系と同一<ref name=":0" />で、1階席が1970mm・2階席グリーン車が1975mm・2階席普通車が1955mmとなっている<ref name=":0" />。なお、2・4・6号車の車端部に設置されている(ホーム高さと同じ)中2階席に関しては2000mm<ref name=":0" />となっている。
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− | 定員確保の観点から、[[普通車 (鉄道車両)|普通車]]はE1系と同様に[[東京駅|東京]]寄り3両(1 - 3号車)の階上部分の[[鉄道車両の座席|座席]]は横3列+3列の6[[アブレスト]]で、[[リクライニングシート|リクライニング]]機能や座席中央の肘掛が省略された[[鉄道車両の座席#回転クロスシート(回転腰掛)|回転クロスシート]]で、駅掲示編成表などでは「フラットシート」「フラット座席」「フラット席」などと呼称されている。[[座席#シートピッチ|シートピッチ]]は980[[ミリメートル|mm]]、座席幅は窓側・通路側420mm、中央席440mmで、いずれもE1系と同じ寸法である。過去に数度繁忙期にこの部分も[[座席指定席|指定席]]として供用されたことがあるが、基本的に[[自由席]]である。この3両の[[新潟駅|新潟]]寄りのデッキには「ジャンプシート」と称する通常は収納されている[[鉄道車両の座席#収容式座席|補助席]]が1両につき2席ずつ設置されている<ref>『新幹線のすべて』 川崎憲一郎、2013年7月18日。ISBN 978-4-7730-8667-6。</ref>。
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− | それ以外の普通車座席(1 - 3・7・8号車の階下席と4 - 6号車)は200系などと同様の横3列+2列の5アブレストで、中央には肘掛があるフリーストップ式リクライニング機能付回転クロスシートであり、座面スライド機構も備える。シートピッチは980mm。
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− | また、7・8号車の階上席([[グリーン車|グリーン席]])は2列+2列の4アブレストのリクライニングシートで、フットレストはないが各席レッグレストを装備。壁際席の足置き台のみは移動できる。リクライニングと連動して座面が沈むことで姿勢の維持を容易にしている。[[テーブル (家具)|テーブル]]はE1系では肘掛内蔵だったのに対しE4系では前席背面に設置されている。一部の編成では枕が上下可動式となっている。
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− | [[普通車 (鉄道車両)|普通車]]のシート[[モケット]]は階上席は紫色が、階下席はオレンジ色が用いられ、グリーン席のモケットには濃い緑色地に黄色の幾何学模様が描かれている。また普通車においては、階上席の天井[[デコラ]]は青色系、階下席は黄色系で統一されている。座席カバーは普通席は白であるがグリーン席は黄色である。照明の色も、普通席は白色の直接照明、グリーン席は電球色の半間接照明となっている。
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− | 車内販売はE1系では階段がある関係でワゴンが使用できないために[[籠|バスケット]]を使用していたが、各車両に昇降機が設けられたことで他編成と同様にワゴンを使用することが可能になった。
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− | バリアフリー設備としては、6号車1階席と8号車2階席に車椅子を固定することが可能な座席が用意されている<ref name=":0" />。
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− | このほかに車内にはFMラジオ放送とTVの音声を受信して、受信した電波を増幅して輻射する装置を搭載している<ref name=":0" />。
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− | ==== 空調装置 ====
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− | 空調装置は先代のE1系と同様に、1階と2階を個別に独立した温度管理で制御することが可能となっている<ref name=":0" />。全自動運転モードもあり、コンピューター内に収録されたカレンダーに基づいて<ref name=":0" />、季節に応じた温度管理をすることが可能となっている<ref name=":0" />。また、当系列からの新機能として「暑い」「寒い」の2ボタンを各車両の空調制御機に設けることにより<ref name=":0" />、利用者からの要望に対応出来るように配慮がなされている。
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− | === 車内設備 ===
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− | 設備は売店・洗面所・化粧室・カード専用公衆電話・エレベーター・ジャンプシートがある<ref name=":0" />。エレベーターは車いす対応の[[バリアフリー]]設備として8号車に設置されており、車内販売用ワゴンの移動用にも使用される<ref name=":0" />。出入口付近では駅停車時に「まもなく止まります。手すりにおつかまりください」という注意喚起のアナウンスが流れる。洗面所は鏡の両側がフロスト加工が施されたガラスとなっており、その部分に蛍光灯が入っている<ref name=":0" />。洗面台は全自動で陶器製のものが設置されている<ref name=":0" />。
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− | ====== 化粧室 ======
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− | 当系列には複数の化粧室(男性用小便所・多目的用・女性専用・男女兼用)が設置されている<ref name=":0" />。5号車と8号車にはバリアフリー設備として車いす対応の多機能トイレが設置されている<ref name=":0" />が、この多機能トイレ内にはベビーベッドも設けられている<ref name=":0" />。多目的用のドアは全自動引き戸となっており<ref name=":0" />、タッチスイッチに触れることによりドアが開閉する<ref name=":0" />。
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− | 男女兼用・女性専用・多目的用に設置されている便器はいずれもすべて洋式<ref name=":0" />で、真空式コンパクトトイレシステムを採用している<ref name=":0" />。また、便座は脱臭機能付きの暖房便座が設置<ref name=":0" />されており、便座シートを使用することも可能である<ref name=":0" />。
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− | 男性用小便所は臭気対策とメンテナンス性向上のため<ref name=":0" />、当系列より真空式のものが採用されている<ref name=":0" />。臭気対策のため、使用後の洗浄はセンサー感応式による自動で行われるが、毎回清水を流して洗浄するシステムが採用されている<ref name=":0" />。天井には空気清浄機としてオゾン発生装置が設置されており<ref name=":0" />、臭気対策が行われている<ref name=":0" />。
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− | ==== 車販 ====
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− | 5号車(E459形200番台)には売店が設置されている。ショーケースや冷蔵庫・コーヒーマシンを有しており<ref name=":0" />、円形の下がり天井が採用されている<ref name=":0" />ほか、光ファイバー方式のダウンライトが設けられている<ref name=":0" />。
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− | 自動販売機はワゴン販売が営業していることから、4号車(E458形)にのみ設置されている<ref name=":0" />。
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− | {{-}}
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− | == 形式および車種 ==
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− | 本系列に属する各形式名とその車種は以下のとおり。
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− | 奇数形式と偶数形式2両ずつ、計4両(電動車 (M) 2両と付随車 (T) 2両)のT+M<small>1</small>+M<small>2</small>+Tで1ユニットを構成する。
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− | 番台区分は2階部分が3列+3列の6アブレストとなっている1 - 3号車は「100番台」、売店のある5号車は「200番台」だが、その他の車両は「0番台」である。{{-}}
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− | {| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:70%;"
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− | |+E4系(P編成) 編成表
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− | |rowspan="3" style="background-color:#ccc; width:4em;"|
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− | |colspan="11"|{{TrainDirection|東京|新潟}}
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− | |- style="background-color:#F3A696; solid 4px;"
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− | |style="border-color:#F3A696; width:12em;"|
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− | |style="border-color:#F3A696; width:3em;"|
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− | |style="border-color:#F3A696; width:9em;"|
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− | |style="border-color:#F3A696; width:12em;"|
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− | |style="border-color:#F3A696; width:9em;"|
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− | |style="border-color:#F3A696; width:3em;"|
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− | |style="border-color:#F3A696; width:12em;"|
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− | |style="border-color:#F3A696; width:3em;"|
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− | |style="border-color:#F3A696; width:9em;"|
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− | |style="border-color:#F3A696; width:12em;"|
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− | |style="border-color:#F3A696; width:12em;"|
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− | |-
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− | |colspan="11" style="background-color:#275cac; solid 4px"|
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− | |-
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− | !号車
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− | |1(9)
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− | |colspan="2"|2(10)
| |
− | |3(11)
| |
− | |colspan="2"|4(12)
| |
− | |5(13)
| |
− | |colspan="2"|6(14)
| |
− | |7(15)
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− | |8(16)
| |
− | |-
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− | !形式
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− | |E453形<br /> (T1c)
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− | |colspan="2"|E455形<br /> (M1)
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− | |E456形<br /> (M2)
| |
− | |colspan="2"|E458形<br /> (T)
| |
− | |E459形<br /> (Tk)
| |
− | |colspan="2"|E455形<br /> (Mp)
| |
− | |E446形<br /> (M2s)
| |
− | |E444形<br /> (Tpsc)
| |
− | |-
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− | !番台
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− | |colspan="4"|100番台||colspan="2"|0番台||200番台||colspan="4"|0番台
| |
− | |-
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− | !rowspan="4"|座席
| |
− | |rowspan="2" style="border-top:solid 2px #999;"|普通車 3+3列(2階)
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− | |style="background-color:#999; border-top:solid 2px #999;"|
| |
− | |rowspan="2" colspan="2" style="border-top:solid 2px #999;"|普通車 3+3列(2階)
| |
− | |rowspan="4" style="border-top:solid 2px #999; border-bottom:solid 2px #999;"|普通車 3+2列 <br />(2階&1階)
| |
− | |style="background-color:#999; border-top:solid 2px #999;"|
| |
− | |rowspan="4" style="border-top:solid 2px #999; border-bottom:solid 2px #999;"|普通車 3+2列 <br />(2階&1階)
| |
− | |style="background-color:#999; border-top:solid 2px #999;"|
| |
− | |rowspan="4" style=""border-top:solid 2px #999; border-bottom:solid 2px #999;"|普通車 3+2列 <br />(2階&1階)
| |
− | |rowspan="2" colspan="2" style="background-color:#cf9; border-top:solid 2px #999;"|グリーン車 2+2列(2階)
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− | |-
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− | |rowspan="2"|普通車 <br /> 3+2列(F*)
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− | |rowspan="2"|普通車 <br /> 3+2列(F*)
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− | |rowspan="2"|普通車 <br /> 2+2列(F*)
| |
− | |-
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− | |rowspan="2" style="border-bottom:solid 2px #999;"|普通車 3+2列(1階)
| |
− | |rowspan="2" colspan="2" style="border-bottom:solid 2px #999;"|普通車 3+2列(1階)
| |
− | |rowspan="2" colspan="2" style="border-bottom:solid 2px #999;"|普通車 3+2列(1階)
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− | |-
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− | |style="background-color:#999; border-bottom:solid 2px #999;"|
| |
− | |style="background-color:#999; border-bottom:solid 2px #999;"|
| |
− | |style="background-color:#999; border-bottom:solid 2px #999;"|
| |
− | |-
| |
− | !定員
| |
− | |75||colspan="2"|133||119||colspan="2"|124||110||colspan="2"|122||91||43
| |
− | |-
| |
− | !ユニット
| |
− | |colspan="6"|1ユニット
| |
− | |colspan="5"|2ユニット
| |
− | |}
| |
− | <div style="font-size: 70%;">
| |
− | ※F:フラットシート(階段を使用せず着席可能座席)
| |
− | </div>
| |
− | | |
− | ; E444形 (Tpsc)
| |
− | : 普通席(1階)とグリーン席(2階)を備える[[制御車|制御]]付随車。P編成8号車として使用。新潟向き[[操縦席|運転台]]、トイレ、[[洗面器#洗面台・洗面所|洗面所]](ともに東京寄り)、車椅子対応設備を備え、[[圧縮機|空気圧縮機]]などを搭載する。定員43名。2011年4月29日より、[[東北地方太平洋沖地震]]([[東日本大震災]])の復興支援スローガンである「がんばろう日本! がんばろう東北!」のステッカーが貼付された<ref group="注">上越新幹線開業30周年ご当地Suicaペンギンラッピング編成(P7, P8, P17, P18編成)については、ラッピング施工時にステッカーを剥がしている。</ref>。
| |
− | ; E446形 (M2s)
| |
− | : 普通席(1階)とグリーン席(2階)を備える中間電動車。P編成7号車として使用。[[列車電話|公衆電話]](東京寄り)を備え、[[変圧器|主変圧器]]、主変換装置などを搭載する。定員91名。
| |
− | ; E453形 (T1c)
| |
− | : 普通席を備える制御付随車。P編成1号車として使用。東京向き運転台、トイレ、洗面所(ともに新潟寄り)を備え、空気圧縮機などを搭載する。定員75名。0番台は存在しない。2011年4月29日より、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の復興支援スローガンである「つなげよう日本」(1号車)のステッカーが貼付された。
| |
− | ; E455形 (M1,Mp)
| |
− | : 普通席を備える中間電動車。主変換装置を搭載する。
| |
− | :; 0番台 (Mp)
| |
− | :: P編成6号車として使用。車椅子対応座席を備え、[[集電装置]]を搭載する。定員122名。
| |
− | :; 100番台 (M1)
| |
− | :: P編成2号車として使用。定員133名。
| |
− | ; E456形 (M2)
| |
− | : 普通席を備える中間電動車。P編成3号車として使用。公衆電話(東京寄り)を備え、主変圧器などを搭載する。定員119名。0番台は存在しない。
| |
− | ; E458形 (T)
| |
− | : 普通席を備える中間付随車。P編成4号車として使用。トイレ、洗面所(ともに東京寄り)を備え、集電装置を搭載する。定員124名。
| |
− | ; E459形 (Tk)
| |
− | : 普通車を備える中間付随車。P編成5号車として使用。トイレ、洗面所(ともに新潟寄り・車椅子対応)を備える。定員110名。0番台は存在しない。
| |
− | | |
− | <div class="NavFrame" style="clear: both; border: 0px;">
| |
− | <div class="NavHead" style="text-align: left;">編成一覧表(E4系)</div>
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− | <div class="NavContent" style="text-align: left;">
| |
− | {| class="wikitable sortable" style="text-align:center; font-size:80%"
| |
− | |+
| |
− | |- style="background:#efefef"
| |
− | !編成番号!!落成日!!製造会社!!除籍日!!備考
| |
− | |-
| |
− | !P 1
| |
− | |1997年10月8日
| |
− | |川崎重工業
| |
− | |2016年4月2日
| |
− | 2017年6月19日
| |
− | |E444-1のみ2017年6月19日廃車。保存の為、譲渡
| |
− | |-
| |
− | !P 2
| |
− | |1997年10月20日
| |
− | |日立製作所
| |
− | |2013年7月3日
| |
− | |
| |
− | |-
| |
− | !P 3
| |
− | |1997年10月27日
| |
− | |川崎重工業
| |
− | |2013年7月26日
| |
− | |
| |
− | |-
| |
− | !P 4
| |
− | |1999年2月10日
| |
− | |日立製作所
| |
− | |2017年9月15日
| |
− | |
| |
− | |-
| |
− | !P 5
| |
− | |1999年2月22日
| |
− | |川崎重工業
| |
− | |2017年12月5日
| |
− | |
| |
− | |-
| |
− | !P 6
| |
− | |1999年3月15日
| |
− | | rowspan="2" |日立製作所
| |
− | |2018年1月13日
| |
− | |
| |
− | |-
| |
− | !P 7
| |
− | |1999年4月19日
| |
− | |
| |
− | |
| |
− | |-
| |
− | !P 8
| |
− | |1999年5月31日
| |
− | |川崎重工業
| |
− | |
| |
− | |
| |
− | |-
| |
− | !P 9
| |
− | |1999年6月21日
| |
− | |日立製作所
| |
− | |
| |
− | |
| |
− | |-
| |
− | !P10
| |
− | |1999年7月12日
| |
− | |川崎重工業
| |
− | |
| |
− | |
| |
− | |-
| |
− | !P11
| |
− | |2000年7月26日
| |
− | | rowspan="2" |日立製作所
| |
− | |
| |
− | |
| |
− | |-
| |
− | !P12
| |
− | |2000年8月28日
| |
− | |
| |
− | |
| |
− | |-
| |
− | !P13
| |
− | |2000年9月11日
| |
− | |川崎重工業
| |
− | |
| |
− | |
| |
− | |-
| |
− | !P14
| |
− | |2000年10月3日
| |
− | |日立製作所
| |
− | |
| |
− | |
| |
− | |-
| |
− | !P15
| |
− | |2000年10月16日
| |
− | |川崎重工業
| |
− | |
| |
− | |
| |
− | |-
| |
− | !P16
| |
− | |2000年11月27日
| |
− | |日立製作所
| |
− | |
| |
− | |
| |
− | |-
| |
− | !P51
| |
− | |2001年1月31日
| |
− | | rowspan="2" |川崎重工業
| |
− | |
| |
− | |軽井沢乗り入れ対応
| |
− | |-
| |
− | !P52
| |
− | |2001年2月20日
| |
− | |
| |
− | |軽井沢乗り入れ対応
| |
− | |-
| |
− | !P17
| |
− | |2001年3月21日
| |
− | |日立製作所
| |
− | |
| |
− | |
| |
− | |-
| |
− | !P18
| |
− | |2001年6月4日
| |
− | | rowspan="2" |川崎重工業
| |
− | |
| |
− | |
| |
− | |-
| |
− | !P19
| |
− | |2001年6月25日
| |
− | |
| |
− | |
| |
− | |-
| |
− | !P20
| |
− | |2001年7月26日
| |
− | |日立製作所
| |
− | |
| |
− | |
| |
− | |-
| |
− | !P21
| |
− | |2001年10月9日
| |
− | | rowspan="2" |川崎重工業
| |
− | |
| |
− | |
| |
− | |-
| |
− | !P22
| |
− | |2001年11月20日
| |
− | |
| |
− | |
| |
− | |-
| |
− | !P81
| |
− | |2003年7月30日
| |
− | |日立製作所
| |
− | |
| |
− | |長野乗り入れ対応
| |
− | |-
| |
− | !P82
| |
− | |2003年11月20日
| |
− | |川崎重工業
| |
− | |
| |
− | |長野乗り入れ対応
| |
− | |}
| |
− | </div></div>
| |
− | | |
− | == ラッピング ==
| |
− | 2008年(平成20年)7月19日からは、「ピカ乗りサマー2008」キャンペーンPRラッピングの一環としてP11・P21編成に[[ポケットモンスター|ポケモン]]の[[ラッピング車両|ラッピング]]が施された。
| |
− | | |
− | 2009年(平成21年)7月18日から、2008年同様「ピカ乗りサマー2009」キャンペーンPRラッピングの一環としてP9・P17編成にポケモンのラッピングが施された。
| |
− | | |
− | 2009年(平成21年)2009年9月10日から12月にかけて、「新潟デスティネーションキャンペーン」の開催に伴い、P11 - P14編成に「うまさぎっしり 新潟」のラッピングが施された。
| |
− | | |
− | 2010年(平成22年)7月17日から、2009年同様「ピカ乗りサマー2010」キャンペーンPRラッピングの一環としてP19・P21編成にポケモンのラッピングが施された。
| |
− | | |
− | 2012年(平成24年)11月上旬から当面の間、P81編成に朱鷺のラッピングが施された。これは、同年10月28日に営業運転を終了したE1系に代わり、本系列に施工された。E1系と同様、「Max」のロゴマークの右上に施工されている<ref>{{Cite press release|url=http://shinkansen-year2012.com/pdf/20120912_shinkansen_niigata.pdf|format=PDF|publisher=[[東日本旅客鉄道新潟支社]]|title=おかげさまで上越新幹線開業30周年!|date=2012-09-12|accessdate=2012-09-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20120920041820/http://shinkansen-year2012.com/pdf/20120912_shinkansen_niigata.pdf|archivedate=2012年9月20日|deadlinkdate=2017年10月}}</ref>。
| |
− | | |
− | 2012年(平成24年)11月15日には上越新幹線開業30周年を記念し、P7・P8・P17・P18編成に[[Suica]]ペンギンの「ご当地ラッピング」が施工された。
| |
− | | |
− | == 塗装変更 ==
| |
− | 2014年4月1日から同年6月30日まで開催される新潟デスティネーションキャンペーンに合わせて、塗装変更が順次実施された<ref>{{Cite press release|url=http://www.jrniigata.co.jp/press/20140326e4toshokuhennkou.pdf|format=PDF|publisher=東日本旅客鉄道新潟支社|title=上越新幹線(E4系)のエクステリアデザインが生まれ変わります!|date=2014-03-26|accessdate=2014-03-26|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140327085835/http://www.jrniigata.co.jp/press/20140326e4toshokuhennkou.pdf|archivedate=2014年3月27日|deadlinkdate=2017年10月}}</ref>。車体色は2012年に引退したE1系のリニューアル塗装に準じたもので、帯色が「朱鷺(とき)色」と称されるピンク色となり、ロゴマークには朱鷺3羽のイラストが加えられている<ref group="注">E1系とは異なり、「Max」の文字は小さくなる。</ref>。
| |
− | | |
− | 2015年度末までに8両編成24本全ての塗装変更が完了する予定と発表され、2014年4月7日の「Maxとき 491号」(長岡始発新潟行き)より新塗装車の運用を開始した。P5編成が塗装変更の第一編成となり、過渡期には旧塗装車と新塗装車の併結も見られた。
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− | | |
− | 2016年秋に全ての編成が新塗装に統一された。
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− | | |
− | <gallery>
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− | ファイル:E4 P5 Max Toki 316 Takasaki 20140407.JPG|P5編成 新塗装<br/>(2014年、高崎駅)
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− | ファイル:E4 P5 Max logo Takasaki 20140407.JPG|新塗装のロゴマーク(2014年、高崎駅)
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− | ファイル:ShinkansenE4NewColorAndOldColor.jpg|旧塗装と新塗装の併結(2014年、東京駅)
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− | </gallery>
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− | | |
− | == 編成 ==
| |
− | [[File:McE441-10.jpg|thumb|300px|連結状態(撮影:2004年10月4日)]]
| |
− | [[東北新幹線]]・[[上越新幹線]]専用のP1 - P22編成と、北陸新幹線の一部区間への乗り入れが可能なP51・P52編成、P81・P82編成がある。26編成すべてが[[自動列車制御装置#DS-ATC|デジタルATC]]に対応している。
| |
− | | |
− | P51・P52編成は30‰の急勾配区間走行に対応し、軽井沢駅まで入線可能である。P81・P82編成ではこれに加えて、軽井沢駅 - [[佐久平駅]]間の電源周波数切り替え装置(60Hz対応)を搭載し、[[長野駅]]まで入線可能となっている。ただし、関連機器はすべて50Hzでの使用を考慮しているため、長時間の運転や頻繁に入線することは不可能で、あくまで緊急時に長野駅に乗り入れるためとされている。
| |
− | | |
− | == 運用 ==
| |
− | 新製時は全ての編成が仙台総合車両所(現:[[新幹線総合車両センター]])に配置されていた。2016年4月から本格的な廃車が開始されたことにより、2018年3月現在はP7- P22・P51・P52・P81・P82編成の全20編成が[[新潟新幹線車両センター]]に配置される。
| |
− | | |
− | 2018年3月16日現在、上越新幹線の「Maxとき」もしくは「Maxたにがわ」にのみ使用される。
| |
− | | |
− | このほか、営業運転の実績はないが、[[試運転]]により東北新幹線・盛岡駅 - [[新青森駅]]間に入線したことがある<ref>[http://railf.jp/news/2010/06/13/094500.html E4系「MAX」が新青森へ初入線] - 『鉄道ファン』railf.jp鉄道ニュース(交友社) 2010年6月13日</ref>。
| |
− | | |
− | === 営業運転の変遷 ===
| |
− | * [[1997年]]([[平成]]9年)[[12月20日]]:東北新幹線で営業運転を開始。
| |
− | * [[1999年]](平成11年)[[4月29日]]:[[山形新幹線]]「[[つばさ (列車)|つばさ]]」との併結運転を開始。
| |
− | * [[2001年]](平成13年)
| |
− | ** [[5月7日]]:上越新幹線での営業運転を開始。
| |
− | ** [[7月22日]]:長野新幹線(当時)の[[臨時列車]]「[[あさま|Maxあさま]]」として、軽井沢駅 - 東京駅での営業運転を開始<ref group="注">乗客を乗せた状態で[[安中榛名駅]] - 軽井沢駅間の急勾配を登ることができない可能性があったため、上り列車のみの運用となった。</ref>。
| |
− | * [[2003年]](平成15年)[[9月15日]]:長野新幹線(当時)軽井沢駅 - 東京駅間における、臨時列車の営業運転から撤退。
| |
− | * [[2005年]](平成17年)[[12月10日]]:東北新幹線仙台駅以北での定期運用を終了。
| |
− | * [[2012年]](平成24年)
| |
− | ** [[3月17日]]:上越新幹線[[越後湯沢駅]]以北で本系列による16両編成での営業運転を開始<ref>{{Cite press release|url=http://www.jreast.co.jp/press/2011/20111211.pdf|format=PDF|publisher=[[東日本旅客鉄道]]|title=2012年3月ダイヤ改正について|date=2011-12-16|accessdate=2011-12-16}}</ref>、東北新幹線[[大宮駅 (埼玉県)|大宮駅]]以北で本系列による16両編成での営業運転が消滅<ref>[http://railf.jp/news/2012/03/20/085700.html E2系とE3系「つばさ」編成の併結運転が始まる] - 『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース(交友社) 2012年3月20日</ref>。
| |
− | ** [[9月28日]]:東北新幹線大宮駅以北での定期運用を終了。同時に、山形新幹線「つばさ」との併結も終了し、E4系同士の併結のみとなる<ref>{{Cite press release|url=http://www.jreast.co.jp/press/2012/20120708.pdf|format=PDF|publisher=東日本旅客鉄道|title=2012年9月ダイヤ改正について|date=2012-07-06|accessdate=2012-07-08}}</ref>。売店の定期的な営業も終了<ref group="注">ワゴンサービスが困難な多客期、および不定期に売店の営業は継続して行う。</ref>。
| |
− | * [[2017年]](平成29年)
| |
− | ** [[6月24日]]:東北新幹線の[[臨時列車]]として本系列による「東北新幹線開業35周年記念号」を仙台‐上野間で運転<ref>{{Cite press release|url=http://jr-sendai.com/upload-images/2017/04/20170420.pdf|format=PDF|publisher=[[東日本旅客鉄道仙台支社]]、[[びゅうトラベルサービス]]東北支店|title=「東北&山形新幹線開業」記念商品を発売します〜旅行商品のご案内〜|date=2017-04-20|accessdate=2017-05-08}}</ref>。
| |
− | *** 停車駅 : [[仙台駅]]、[[白石蔵王駅]]、[[福島駅 (福島県)|福島駅]]、[[郡山駅 (福島県)|郡山駅]]、[[新白河駅]]、[[大宮駅 (埼玉県)|大宮駅]]、[[上野駅]]
| |
− | | |
− | === 東北新幹線からの撤退 ===
| |
− | 2005年に東北新幹線仙台駅以北での定期運用終了後、動きがなかった本系列ではあるが、2011年春から投入が開始された[[新幹線E5系・H5系電車|E5系]]の増備に伴う高速化により、東北新幹線運用が減少し始めた。
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− | | |
− | まず、2012年3月17日実施のダイヤ改正で本系列充当列車20往復のうち、12往復が[[新幹線E2系電車|E2系]]に置き換えられ、山形新幹線「つばさ」を併結する「やまびこ」の運用を中心にE2系へ置き換えられた。同時に東北新幹線大宮駅以北にて、16両編成の定期運用が廃止された。
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− | | |
− | 2012年7月7日、JR東日本は9月29日実施のダイヤ改正で東北新幹線内の本系列充当列車を全てE2系へ置き換え、東北新幹線大宮駅以北での定期運用終了を発表した。
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− | | |
− | 上り定期運用最終列車は「Maxやまびこ150号」、下り定期運用最終列車は「Maxやまびこ155号」(いずれも東京駅 - 福島駅間は「つばさ」併結)であった。
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− | | |
− | 定期運用終了を記念し、2012年9月22日に仙台駅→東京駅間で団体専用列車「ありがとう!Maxやまびこ号」が運転された<ref>{{Cite press release|url=http://www.jr-sendai.com/wp-content/uploads/2012/08/press20120803-maxyamabiko.pdf|format=PDF|publisher=東日本旅客鉄道仙台支社|title=新幹線団体列車「ありがとう!Maxやまびこ号(E4系)で行く東京の旅」 発売について|date=2012-08-03|accessdate=2012-08-03}}</ref>。
| |
− | | |
− | {| class="wikitable" style="font-size:80%;"
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− | !運転日!!列車名!!運転区間(始発・終着時刻)!!途中停車駅!!使用<br />編成!!備考
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− | |-
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− | |9月22日||ありがとう!Maxやまびこ号||[[仙台駅|仙台]] 7:20発 → [[東京駅|東京]] 9:20着||[[福島駅 (福島県)|福島]]、[[郡山駅 (福島県)|郡山]]、[[新白河駅|新白河]]、[[大宮駅 (埼玉県)|大宮]]、[[上野駅|上野]]||P8||団体専用列車
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− | |}
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− | | |
− | === 今後の予定 ===
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− | [[2017年]][[4月4日]]付のJR東日本定例社長会見で、2018年度より上越新幹線に[[新幹線E7系・W7系電車|E7系]]12両編成<ref>車両は[[北陸新幹線]]と同じく、[[グランクラス]]連結となる。</ref>(11編成132両)を順次投入し、2020年度末までにE4系を全車置き換えて上越新幹線の車種をE7系とE2系に統一すると発表した<ref>{{Cite press release|url=http://www.jreast.co.jp/press/2017/20170402.pdf|format=PDF|publisher=[[東日本旅客鉄道]]|title=上越新幹線への新車投入について|date=2017-04-04|accessdate=2017-04-04}}</ref>。これによりE4系16両編成にした場合の定員1634人からE7系では924人に減るが、こちらについては「輸送力が必要な朝の通勤時間帯に増発するなど、対応を検討する」としている<ref>{{Cite web|title=JR東 E7系投入を正式発表 上越新幹線 2階建て20年度全廃|publisher=新潟日報モア|url=http://www.niigata-nippo.co.jp/railway/kennai/news/20170405316755.html|date=2017-04-05|accessdate=2017-05-23}}</ref>。
| |
− | | |
− | 本形式の廃車計画については過去[[2011年]][[3月9日]]付の[[毎日新聞]]において、[[2012年]]以降順次[[廃車 (鉄道)|廃車]]となり、[[2016年]]度を目処に全廃すると報じられていたが、実際には[[2013年]]から順次廃車されているものの、輸送力の問題から2016年度末(2017年3月末)の時点では半数以下が廃車されるに留まっている。
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− | | |
− | == 保存車両 ==
| |
− | 2016年3月まで運用に入り、同年4月に廃車されたP1編成の先頭車(E444-1)が、2017年6月19日に入って[[新潟市新津鉄道資料館|新津鉄道資料館]]に有償で譲渡され、[[2017年]][[7月15日]]から展示されている<ref>[http://rail.hobidas.com/news/info/article/post_809.html 新津鉄道資料館 新規実物車輌展示] 鉄道ホビダス 2017年6月7日</ref>。車内は車内公開イベント時にのみ開放されており、通常時立ち入ることはできない。通電されておらず、車内には家庭用エアコンが設置されているのみである。また、元車両は不明だが、旧塗装時代のロゴマークも同博物館に保存されている。
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− | <gallery>
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− | ファイル:上越新幹線 E4系 P1編成 Max たにがわ号.jpg|廃車になる直前のP1編成。先頭車両のグリーン車が保存されている(2016年3月16日)
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− | ファイル:Niitsu Tetudou Hakubutsukan E4kei.jpg|新津鉄道資料館にて展示されているP1編成の先頭車両(2017年7月15日)
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− | </gallery>
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− | | |
− | == ストリートビュー ==
| |
− | 当系列の車内は、Googleストリートビュー上で公開されている<ref name=":1">{{Cite web|url=https://www.google.com/maps/@36.9369333,138.8086577,2a,82.2y,140.25h,91.15t/data=!3m6!1e1!3m4!1sonWKr3xiHIEAAAQvOaNZYA!2e0!7i13312!8i6656|title=Google Maps|accessdate=2018-07-23|website=Google Maps|language=ja-US}}</ref>。位置情報は越後湯沢駅となっている<ref name=":1" />。
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− | | |
− | == 脚注 ==
| |
− | {{脚注ヘルプ}}
| |
− | === 注釈 ===
| |
− | {{Reflist|group="注"}}
| |
− | | |
− | === 出典 ===
| |
− | {{Reflist}}
| |
− | | |
− | == 関連項目 ==
| |
− | {{commonscat|Shinkansen E4}}
| |
− | * [[新幹線E1系電車]]
| |
− | * [[TGV Duplex]]
| |
− | {{-}}
| |
− | | |
− | == 外部リンク ==
| |
− | * [http://www.jreast.co.jp/train/shinkan/e4.html JR東日本・E4系新幹線 Maxとき/Maxたにがわ]
| |
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− | {{日本の新幹線}}
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