新幹線E2系電車

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新幹線E2系電車(しんかんせんE2けいでんしゃ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)の新幹線車両1997年平成9年)3月22日東北新幹線で「こまち」と連結する速達「やまびこ」で営業運転を開始した。

概要

1997年開業の北陸新幹線高崎駅 - 長野駅間「あさま」、および秋田新幹線「こまち」を併結する東北新幹線「やまびこ」用として開発された。

1995年(平成7年)の製造当初より、JR東日本の新幹線標準型車両として位置づけられており、200系の置き換えも念頭において増備されている。2017年(平成29年)4月現在、東北新幹線「やまびこ」の大半と「なすの」の約半数の列車(10両編成と17両編成の1 - 10号車)、東北新幹線「はやて」(東京駅 - 盛岡駅間)・上越新幹線とき」・「たにがわ」で運用されている。 また、2017年3月末で長野新幹線の開業時から20年間に渡って運用されてきた0番台N編成が運用から離脱した。

大きな特長としては、J編成の両先頭車とグリーン車フルアクティブサスペンションを搭載したことが挙げられる。これにより振動の少ない快適な乗り心地を実現している。

構造

両先頭車が付随車、中間車はすべて動力車となっている。北陸新幹線「あさま」として運用される8両N編成と東北新幹線・上越新幹線で運用される10両J編成の2種類があったが、N編成は2017年3月31日をもって運用を終了し、翌月4月で全廃となり、J編成のみとなった。

車両概観

高速運転時の騒音・環境対策として、トンネル進入時の微気圧波低減のため先頭車両形状の最適化が行われた。車体はアルミニウム合金製である。シングルスキン構造を主体に側構体にダブルスキン構造を用いた編成もある。客用扉にはプラグドアの採用して車体表面を極力平滑化することにより空力音を低減した。

車体側面には行き先・列車種別・座席表示を兼ねたLED行先表示器が設置されている。

塗装

ファイル:Logo Asama.jpg
N編成のロゴマーク

車体の下半分を紫苑ブルー、上半分を飛雲ホワイトとし、境目に真紅レッド(N編成)/つつじピンク(J編成)を配する。車体側面にはエンブレムが配されている。N編成はそよ風を、J編成はりんごをモチーフとしている。

なお、10両編成化される前のJ編成は、N編成と同じカラーリング(真紅レッドの帯とそよ風をイメージしたエンブレム)であった。

主要機器

M1+M2ユニットを採用し、M1車(E215形・E225形)には主変換装置・補助電源装置・空気圧縮機が、M2車(E226形)には主変圧器・主変換装置・集電装置が搭載される。床下の平滑化による騒音の低減と着雪障害の防止のため、床下機器機器類を収納する簡易ふさぎ板が設けられている。

電源・走行機器

架線からの単相交流25kVを主変圧器で降圧した上で、主変換装置で単相交流から直流、さらに三相交流へと変換して交流電源とした。その交流電源で主電動機を駆動する。

主変圧器(TM206A)は強制風冷式を採用し、2,875kVAの容量を備える[1]。主変換装置との兼ね合いで、二次巻線は4線備える[2]。補機類の電源となる三次巻線は単相交流400V 50/60Hzを出力する[3]

主変換装置には、GTOサイリスタ素子もしくはIGBT素子を使用したコンバータ2群とインバータ1群で構成されている[2]

主変圧器オイルポンプ、電動空気圧縮機は主変圧器三次巻線を電源としている[4]。それ以外の補機類の電源として使用される補助電源装置は、主変圧器三次巻線(単相交流400V、50/60Hz)を電源とし、三相交流440V、60Hz、単相交流100V、60Hz、直流100Vを出力する[3]。主変圧器・主変換装置・主電動機冷却用電動送風機、冷房装置、連続換気装置はそれを電源としている[5][3]。編成中に3台搭載され常に結んで協調運転をすることにより、1台が故障したとしても他に2台から給電できるようになっている[5]

主電動機に1時間定格出力300kWのMT205形かご形三相誘導電動機電動車1両に4基搭載し、この電動機をVVVFインバータにより制御している。許容回転数を6,120rpmに設定し、歯車比を3.04とすることで高速化と急こう配への対応を図っている[6]

定速運転機能および急勾配区間対応の抑速ブレーキを搭載しており、東北新幹線への入線を考慮しないN編成では北陸新幹線(先行開業区間)の曲線や勾配の関係から最高速度は260km/h(高崎駅以北のみ、上越新幹線では新潟まで全線で240km/h)とされている。

北陸新幹線(先行開業区間)特有の、延長数10kmに及ぶ下り30‰連続勾配[7]においては、抑速回生ブレーキを使用することで最高速度210km/hでの走行が可能である。また、30‰勾配での高速走行を行うため、抑速回生ブレーキ使用中に1編成中6両ある電動車のうち3両が回生失効状態に陥った時には非常ブレーキが作動し、その後は110km/hでの走行となる。非常ブレーキはすべての動力車両が回生失効になっても210km/hから停止できる性能を有している。

台車

ボルスタレス台車で軸箱支持方式は2枚支持板方式、軸受はつば付円筒ころ軸受 JC38 を採用する[8]。高速直進安定性の為ヨーダンパーを装備する[9]。軽量化のため、歯車装置と軸箱前後蓋はアルミニウム製である[8]。車輪径は200系E1系から縮小され、300系400系と同じく860mmとなった[9]

量産先行車はDT206(電動車)、TR7004(付随車)を装着し、空気ばね径が500mmの可変絞り付きであることが特徴であったが[8]、量産車では固定絞りとなった上に軸ばねなどが変更され、乗り心地が改善されたDT206A(電動車)、TR7004A(付随車)となった。

基礎ブレーキは1軸2枚のディスクブレーキのみであり、付随車には100系300系700系電車で採用された渦電流式ディスクブレーキは装備されていない。

ブレーキ

システムとしては、制御応答性に優れる回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ方式を採用する[6]。基礎ブレーキ摩耗低減のため、電動車2両に隣接する先頭車を加えた3両を制御単位として遅れ込め制御を行っている[6]。高速域からの減速は回生ブレーキを用い、制動力が不足する場合には空気ブレーキによる補足が入る[6]

集電装置

基本番台車両には200系と同様の下枠交差形パンタグラフ (PS205) と大型パンタカバーを組み合わせており、4号車と6号車に搭載する。

最高速度

E2系の営業最高速度は275km/hである。ただし、試運転では362km/hでの走行実績がある(後述)。

東北新幹線の盛岡駅 - 八戸駅 - 新青森駅間の最高速度を現行の260km/hから向上することができない背景には、騒音対策と高速化の費用対効果に加えて、JR東日本が線路保有者の鉄道建設・運輸施設整備支援機構に支払う「貸付料」の額を、高速化が左右しかねないという整備新幹線ならではの事情がある[10]。なお北陸新幹線用のE2系N編成はその動力車の一部がJ編成に編入され東北新幹線で275km/hで走行しており、N編成に車両性能上の制約があるわけではない。

北陸新幹線では軽井沢駅 - 佐久平駅間で50/60Hzの周波数切替があるため、営業列車ではN編成が使われる。なお、お召し列車では1000番台以外のJ編成を使用する場合がある。

内装・設備

グリーン車はシートピッチが1,160 mm間隔で、通路を挟んで左右に2列ずつ座席が配置される。長野・新青森・新潟寄り車端の1か所に客用扉・デッキを設ける。

普通車はシートピッチが980 mm間隔であり、通路を挟んで左右に2列+3列に座席が配置される。車端2か所に客用扉・デッキを設ける。

便所は2両に1箇所(奇数号車の長野・新青森・新潟寄り)に設置されており、大便所2箇所(洋式便器2箇所)と小便所1箇所、洗面所2箇所という構成である。ただし、グリーン車であるE215形は、多目的室を併設するため洗面所が1箇所になっている。

1000番台での変更点

車体
左:1000番台と同等の外観のE225形100番台(7号車)
右:E226形300番台(6号車)

アルミニウム合金製であることに変わりはないが、側構体や屋根構体に中空トラス断面大型形材を使用したダブルスキン構造を採用している[11]。妻構体は引き続きシングルスキン構造を採用するが、奇数号車の後位には開口部を設け、便所・洗面所ユニットを搬入後にフサギ板を取り付ける構造としている[3]。普通車の窓の寸法は、眺望性の観点から座席2列分に拡大された[11]。乗降扉はプラグドアから従来の引き戸方式に変更されたが、騒音対策として乗降扉周辺の形状も変更している[11]

2010年増備編成(J70編成以降)、車体側面のLED行先表示器はフルカラー式に、車内案内表示器も同じくフルカラー・2段表示にそれぞれ変更されている。

乗り心地の改善のため、前述したが先頭車両およびグリーン車に空気アクチュエータ式フルアクティブサスペンション、その他の車両に減衰力調整式のセミアクティブサスペンションが装備されている。また、J編成基本番台の車両にも後付の形で装備された。車両妻面の下部同士をオイルダンパで連結する、車体間ダンパを装備して、車体のヨー方向の振動の低減を図っている。

主要機器

主変圧器(TM210)は強制風冷式を採用し、2,900kVAの容量を備える。主変換装置の変更により、二次巻線を4線から2線に減らすことで軽量化が図られている[3]

主変換装置は、IGBT素子を使用したコンバータ1群+インバータ1群で構成されており、コンバータを半減させることで軽量化を図っている[3]

0番台では補助電源装置を電源としていた機器のうち、主変圧器・主変換装置・主電動機冷却用電動送風機は主変圧器の三次巻線(単相交流400V、50Hz)から直接電源を取るように変更された[3]。連続換気装置は専用インバータを介して出力される三相交流440V、60Hzを電源とすることで、0番台との互換性を図っている[3]。この変更により補助電源装置の負荷が軽減されるため、容量の及び搭載台数の減少(編成中3台→2台)が行われている[3]

台車は、基本番台(3次車)のものをベースに台車枠の強化、軸箱後蓋の鋼製化や踏面清掃装置の変更、ダンパ・キャリパーの改良を施した、DT206C(電動車)、TR7004B(付随車)である[12][3]

集電装置は、E3系で採用されたシングルアーム式 PS206 をベースに作動機構を小型カバーで覆い、それを支持する碍子を翼断面形状にし、パンタグラフカバーを廃した PS207 を採用している。このパンタグラフはJR東日本と東洋電機製造が共同開発したものであり[13]九州新幹線800系にもPS207Kとして採用された。

これらの改良により、走行時の消費電力を200系比約70パーセントにまで減少させることが可能になった[9]。  

形式および車種

2016年4月1日現在、本系列に属する各形式名とその車種は以下のとおり[14]

基本的に電動車は奇数形式(M1車)と偶数形式(M2車)でペアを組み、両端の付随車をあわせて編成を構成する。

新製車両

E215形 (M1s)
グリーン席を備える中間電動車。N編成7号車、J編成9号車として使用。東京寄りに車掌室、新青森・長野・新潟寄りに車椅子対応設備、多目的室、ベビーベッドを備え、主変換装置、空気圧縮機などを搭載する。


ファイル:JRE Shinkansen Series E2 E223-0.jpg
E223形0番台 (E223-9)
東日本大震災復興推進キャンペーン
ステッカー貼付
E223形 (T1c)
普通席を備える制御付随車
0番台
N・J編成1号車として使用。東京向き運転台、便所、洗面所を備え、空気圧縮機、LCXアンテナなどを搭載する。
1000番台
J編成1号車として使用。東京向き運転台、便所、洗面所を備え、空気圧縮機、LCXアンテナなどを搭載する。車椅子スペースを設けたため、0番台よりも座席数が1名分少ない。
1100番台
J51編成1号車として使用。東京向き運転台、分割併合装置、便所、洗面所を備え、空気圧縮機、LCXアンテナなどを搭載する。車椅子スペースを設けたため、0番台よりも座席数が1名分少ない。
E224形 (T2c)
普通席を備える制御付随車。
0番台
N編成8号車として使用。新青森・長野・新潟向き運転台、車椅子対応座席、公衆電話を備える。
100,1100番台
J編成10号車として使用。新青森・長野・新潟向き運転台、分割併合装置、車椅子対応座席、公衆電話を備える(J編成は後に撤去)。
E225形
普通席を備える中間電動車。
0番台 (M1)
N・J編成3号車として使用。便所、洗面所、自動販売機(現在使用停止)を備え、主変換装置、空気圧縮機などを搭載する。
100,1100番台 (M1)
J編成7号車として使用。便所、洗面所、業務用室、多目的室、自動販売機(現在使用停止)を備え、主変換装置、空気圧縮機などを搭載する。
400,1400番台 (M1k)
N・J編成5号車として使用。便所、洗面所、車内販売準備室を備え、主変換装置、空気圧縮機などを搭載する。
E226形 (M2)
普通席を備える中間電動車。
100,1100番台
N・J編成2号車として使用。公衆電話(撤去済)を備え、主変圧器、主変換装置などを搭載する。
200,1200番台
N・J編成4号車として使用。公衆電話を備え、集電装置、主変圧器、主変換装置などを搭載する。
300,1300番台
N・J編成6号車として使用。公衆電話(撤去済)を備え、集電装置、主変圧器、主変換装置などを搭載する。
400,1400番台
J編成8号車として使用。公衆電話を備え、主変圧器、主変換装置などを搭載する。
形式 番台 車両番号 定員 製造数 総数 備考
E215形 0番台 1 - 28 51名 28両 53両
1000番台 1001 - 1025 25両
E223形 0番台 1 - 28 55名 28両 53両
1000番台 1101 54名 1両 大窓、分割併合装置を備える
1002 - 1025 24両 大窓
E224形 0番台 7 - 19 64名 13両 53両
101 - 106
120 - 128
15両 分割併合装置を備える
1000番台 1101 - 1125 25両 大窓、分割併合装置を備える
E225形 0番台 1 - 28 85名 28両 145両
101 - 114 14両 大窓
401 - 428 75名 28両 車販準備室付き
1000番台 1001 - 1025 85名 25両 大窓
1101 - 1125 25両 大窓
1401 - 1425 75名 25両 大窓、車販準備室付き
E226形 0番台 101 - 128 100名 28両 198両
201 - 228 28両
301 - 328 28両
401 - 414 14両 大窓
1000番台 1101 - 1125 25両 大窓
1201 - 1225 25両 大窓
1301 - 1325 25両 大窓
1401 - 1425 25両 大窓


E2系 編成表

E2系 編成表
 
← 東京
新青森・長野・新潟 →
号車 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
N編成 形式 E223形
(T1c)
E226形
(M2)
E225形
(M1)
E226形
(M2)
E225形
(M1k)
E226形
(M2)
E215形
(M1s)
E224形
(T2c)
 
ユニット 1ユニット 2ユニット 3ユニット
J編成 形式 E223形
(T1c)
E226形
(M2)
E225形
(M1)
E226形
(M2)
E225形
(M1k)
E226形
(M2)
E225形
(M1)
E226形
(M2)
E215形
(M1s)
E224形
(T2c)
ユニット 1ユニット 2ユニット 3ユニット 4ユニット


編成

2018年6月1日現在、以下の編成が存在する。

  • J編成:10両編成29本290両(基本番台J11、J12、J14、J15、1000番台J51 - J75)

N編成

2017年3月31日をもって運用を終了。翌月4月に全廃。

増備概況(N編成)

1995年6月6日にN編成の量産先行車としてS6編成が落成した[15]。1997年3月から9月にかけて、1次車となるN2 - N13編成が落成した[15]。S6編成は1996年(平成8年)12月11日に車両番号等の変更を、1997年9月26日に量産化改造を行い、N1編成を名乗る[15]

  • S6編成の車両番号変更
    • E223-1 → E223-7
    • E226-101 → E226-107
    • E225-1 → E225-7
    • E226-201 → E226-207
    • E225-401 → E225-407
    • E226-301 → E226-307
    • E215-1 → E215-7
    • E224-1 → E224-7

その後しばらくは編成内での変化は見られなかったが、2002年(平成14年)8月から9月にかけて、N5・N10・N12編成の電動車両(2 - 7号車)がJ7・J9・J10編成の電動車両(8両編成時の2 - 7号車)と交換された[15]。そのため、編成内で内装の違いがみられるようになった[注 2]。さらに、同年10月にはJ1編成がN21編成として編入された[15]。N21編成は、同時にDS-ATCの取り付けも行っている[15]。他編成は2005年(平成17年)9月から2006年(平成18年)6月にかけて取り付けられた[15]。この時点で8両14本112両(基本番台N1 - N13・N21編成)が揃ったことになる[16]

ファイル:JReastE2 N21 E926-13 omiya 20131112.jpg
E926-13を組み込んだN21編成
(2013年11月12日 大宮駅)

N21編成に関しては、1 - 2号車間に軌道検測車E926-3 (13) を組み込んで検測を行うことが可能であった。E926形が検査などで使用できないときにN21編成による検測を見ることがあった[17]。またJ1編成から編入されたため、分割併合装置を長野・新潟寄り先頭車(8号車)に備えていた。

2015年3月14日の北陸新幹線金沢開業後も、定期列車としては東京 - 長野間運転の「あさま」の一部で使用され、営業運転での長野以西への乗り入れ[注 3]は行われていない[18][19]


廃車(N編成)

2014年(平成26年)4月からE7系への置き換えにより廃車が始まり、同年4月2日のN12編成を皮切りに2014年度上半期で8本64両(N1・2・4・6・8・9・11・12編成)が廃車された[20]。2014年12月・2015年(平成27年)1月にもそれぞれN3・N21編成2本16両が廃車[21]。さらに2015年11月からE7系・W7系をそれぞれ1編成ずつ増備し、当系列を置き換えることとなった。同年12月24日をもって毎日運転するE2系「あさま」の定期運用は終了し、2016年1月3日の「あさま」614号・615号が定期列車におけるE2系の北陸新幹線での最終運用となった[22]。これを受けて、2016年1月・2月にそれぞれN7・N10編成2本16両が廃車された[23]。 2016年4月1日時点で現存する車両はN5・N13編成の2編成のみとなる[24]。2017年3月25日に『ありがとうE2系あさま』(長野7:48→上野9:28)が運転され、N13編成が充当された。そして、3月31日で臨時としての運用も終了した[25][26]。その後、翌月4月にN5・N13編成も廃車となった。

E2系N編成 編成表
 
← 東京
長野・新潟 →
号車 1 2 3 4 5 6 7 8
編成番号 E223形
(T1c)
E226形
(M2)
E225形
(M1)
E226形
(M2)
E225形
(M1k)
E226形
(M2)
E215形
(M1s)
E224形
(T2c)
座席 普通車 グリーン車 普通車
編成 N1 - N13 (0番台) (100番台) (0番台) (200番台) (400番台) (300番台) (0番台) (0番台)
N21 1 101 1 201 401 301 1 101

J編成

J4編成(大宮駅
J8編成(大宮駅)
J60編成(大宮駅)
J74編成(大宮駅)
J67編成(右)とE3系R25編成(左)
東京駅
J6編成(8両編成)による「あさま」
1998年(平成10年)2月18日 軽井沢駅
E2系1000番台先行製造車
(J51編成)

東北新幹線と上越新幹線で運用されており、2018年6月1日現在、新潟新幹線車両センターに0番台10両編成4本と1000番台10両編成9本が、新幹線総合車両センターに1000番台10両編成16本が所属する。分割併合装置を新青森・新潟寄り先頭車(10号車)に備え、東北新幹線ではE3系との併結運転を行っている。

また、2012年(平成24年)3月17日ダイヤ改正からは本系列の1000番台車両(J51 - J75編成)が一部のE4系「Maxやまびこ」を置き換える形で、山形新幹線つばさ」を併結する「やまびこ」の運用(2012年9月29日以降は全列車)にも充当されるようになった。該当列車は、新幹線では最長の17両編成[注 5]での運転となるとともに、最高速度も275km/hに引き上げられた。

さらに、2013年(平成25年)1月26日からは一部の200系K編成を置き換える形で、上越新幹線「とき」・「たにがわ」の運用に充当されるようになった。2004年(平成16年)3月のダイヤ改正までは上越新幹線高崎以北での定期運用が設定されていたため、約9年ぶりの復活となった(詳細は下記参照)。

当初は長野新幹線(現・北陸新幹線)「あさま」や上越新幹線「あさひ」、東北新幹線「はやて」(盛岡駅 - 新青森駅間に入線)などでも運用されていたが[27]、現在は東北新幹線(東京駅 - 盛岡駅間)と上越新幹線のみの運用となっている。鉄道雑誌などではJ編成を「E2'(E2ダッシュ)系」と呼称することもあったが、2001年に1000番台車が製造されたこともあり、2017年現在はこの呼称はほとんど使われていない。

増備概況(J編成)

1995年4月14日にJ編成の量産先行車としてS7編成が落成した[28]。1996年12月から1997年3月にかけて1次車となるJ2 - J6編成が落成した[29]1998年(平成10年)10月から12月にかけて2次車となるJ7 - J10編成が落成した[29]。1次車からの変更点は、東京寄り先頭車両に分割併合装置準備工事が施されている。1999年(平成11年)9月から11月にかけて3次車となるJ11 - J15編成が落成した[29]。S7編成は1996年12月11日に車両番号等の変更を、1997年7月16日に量産化改造を行い、J1編成を名乗った[28]

E2系(東北新幹線用)

  • S7編成の車両番号変更
    • E223-2 → E223-1
    • E226-102 → E226-101
    • E225-2 → E225-1
    • E226-202 → E226-201
    • E225-402 → E225-401
    • E226-302 → E226-301
    • E215-2 → E215-1
    • E224-102 → E224-101

この増備によって「こまち」を連結する「やまびこ」はすべてJ編成に置き換えられた。東北新幹線で最高速度275km/hで走行可能である(8両時はN編成の上位互換)。

2002年(平成14年)8月から9月にかけて、N5・N10・N12編成の電動車両(2 - 7号車)がJ7・J9・J10編成の電動車両(8両編成時の2 - 7号車)と交換された[29][28]。さらに、同年10月にはJ1編成がN21編成として転出した[28]

2001年1月には東北新幹線八戸開業用として1000番台車の先行製造車であるJ51編成が8両編成で落成した[29]。このJ51編成は編成の前後に分割併合装置を持ちE4系のように8両編成2本併結の16両編成での営業運転も想定されていたが、2002年の八戸開業にあわせ設定される「はやて」は全車指定席とすることとなり座席定員確保のため、量産車からは10両編成となった。

1000番台(J52編成以降)の増備とともにJ編成10両化が行われた。10両化に伴い増備され、7・8号車に組み込まれたE225形100番台、E226形400番台は外観と車内は1000番台と同様であるが、制御機器などの基本仕様は基本番台と共通となっており50/60Hz対応である。また、客用ドアの開閉時には告知アナウンスが流れるなど、他の号車とは異なる部分がある。

2005年(平成17年)のJ69編成[注 6]を最後に増備が一旦終了していたが、東北新幹線の新青森駅延伸開業を控えた2010年(平成22年)に再開され、J70 - J75編成が製造された[30][16]。この時点で、J編成は10両39本390両(基本番台J2 - J15編成、1000番台J51 - J75編成)が揃ったことになる[16]

なおJ編成は基本番台と1000番台で大きく仕様が異なるが、基本番台と1000番台それぞれの中においても仕様が異なる。基本番台においてはJ2 - J6編成の東京寄り先頭車E223形に分割併合装置はないが、J7 - J15編成では準備工事としてあるので前頭カバーの形状が異なる。またJ2 - J10編成とJ11 - J15編成で台車など足回りが異なる。1000番台においては、J51編成のみ、両先頭車に分割併合装置が搭載されている。J51 - J53編成ではユニット間の特高圧渡りに直線ジョイントを採用しているが、J54編成以降は4 - 5号車間に傾斜ケーブルヘッドが設置され、緊急時に特高圧引通し回路を切断することが容易になっている。さらに、J70編成以降は車内案内表示器の大型フルカラーLED化、グリーン車の全席と普通車の窓際・最前・最後部に電源コンセントを設置、最前・最後部のテーブルを拡大、読書灯の設置、防犯カメラの設置、車掌と通話可能な非常通報装置の導入、ドア開閉表示灯の点滅機能の追加など、E3系2000番台E5系に準じた設備に変更されている。

2013年12月6日から北陸新幹線延伸区間へ乗り入れての試運転が行われ、当日はJ5編成が使用された[31]

廃車(J編成)

2013年10月より廃車が発生し、同年10月2日に本系列で初めてJ2編成が廃車となった。同年10月30日にはJ3編成も廃車となっている[32]。続いて2014年5月にJ6編成が、同年6月にJ5編成が廃車されている[20]。2016年2月にはJ4編成が、同年4月にJ9編成が[23]、2017年2月にはJ10編成が、同年8月にJ7編成が廃車された[33]。2018年4月にはJ13編成、同年5月にJ8編成が廃車された。

E2系J編成 編成表[16]
 
← 東京
新青森・新潟 →
号車 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
編成番号 E223形
(T1c)
E226形
(M2)
E225形
(M1)
E226形
(M2)
E225形
(M1k)
E226形
(M2)
E225形
(M1)
E226形
(M2)
E215形
(M1s)
E224形
(T2c)
座席 普通車 グリーン車 普通車
編成 J2 - J15 (0番台) (100番台) (0番台) (200番台) (400番台) (300番台) (100番台) (400番台) (0番台) (0番台)
J51 1101 1101 1001 1201 1401 1301 1101 1401 1001 1101
J52 1002 1102 1002 1202 1402 1302 1102 1402 1002 1102
: : : : : : : : : :
J74 1024 1124 1024 1224 1424 1324 1124 1424 1024 1124
J75 1025 1125 1025 1225 1425 1325 1125 1425 1025 1125

速度試験

2003年(平成15年)3月19日から4月5日のうちの9日間、上越新幹線の浦佐駅 - 新潟駅間で実施された[34]。車両にはJ56編成が充当され、高速走行を行うための改造(歯車比の変更やATCの変更など)の他に、新型パンタグラフカバーや吸音型台車カバーなどの効果測定も行われた。最終的に最高速度362km/hを記録し、この試験を終了した。

同年5月には、東北新幹線の盛岡駅 - 八戸駅間で最高速度320km/hでの高速走行試験が1000番台車両で行われた[35]。この試験では高速走行を行うための改造は特に行われなかった[35]

上越新幹線(高崎駅以北)における運用

投入開始

1998年(平成10年)12月8日から速達「あさひ」2往復に投入。J編成8両編成、またはN編成8両編成が充当された。「あさま型車両」で運転と案内されており、当初は「ニューあさひ」とも呼ばれていた。2002年(平成14年)11月30日まで運用された。

2002年(平成14年)12月1日からは「はやて型車両」のJ編成10両編成で運用開始。一部の「とき」「たにがわ」で2004年(平成16年)3月12日まで運用された。

当時の上越新幹線は環境対策の関係で高崎駅以北(新潟方面)で最高速度210km/h以上で運転できる列車の本数に制限があったため、その性能を生かしきれないダイヤで運転される列車にも使用された。

上越新幹線ではE2系が投入される以前、高崎駅以北においても200系高速対応車(F90 - F93編成)が速達「あさひ」下り列車(長岡駅停車)の上毛高原駅 - 浦佐駅間の下り勾配区間で275km/h運転を実施していたが、E2系は全速度域でのランカーブ、加減速性能が200系より優れるため、最高速度が245km/h(注:240km/hと表記されることもある)であっても、東京駅 - 新潟駅間の所要時間は200系高速対応車より若干短縮されていた(注:長岡駅を通過する場合に限る)。

上越新幹線からの撤退・運用再開

JR東日本は新幹線の線区別に使用車両を統一する方針であり、少数のE2系を投入することで運用が複雑になることから2004年(平成16年)3月をもって高崎駅以北での運用を一旦終了した。このため最速達タイプ列車も200系・E4系を使用することに伴いE2系に比べて加速性能が劣ることから東京 - 新潟間をノンストップに変更し所要時間をE2系運行時と同じにした。

しかし、2011年(平成23年)春から東北新幹線にE5系が順次導入されることに伴い、東北新幹線で余剰となるE2系の上越新幹線での活用が検討されていた。

その後、2012年(平成24年)11月16日付けのプレスリリースにおいて、2013年(平成25年)1月26日から「とき」4往復・「たにがわ」3往復を200系からE2系に置き換え、最高速度240km/hでの営業運転開始が正式に発表された[36]。上越新幹線の高崎駅以北では約9年ぶりのE2系復活となった。

2013年(平成25年)3月16日のダイヤ改正により、前日に定期運用を引退した200系をE2系に置き換えた。また、上越新幹線における最速達列車(東京 - 新潟間ノンストップ)がE4系からE2系への車両変更に伴い、再び大宮停車に変更された。

東北新幹線における高速化実施について

JR東日本では、2010年(平成22年)末までにE954形「FASTECH 360 S」をベースに設計した本系列の次世代車両(E5系[37]を導入し、東北新幹線大宮駅 - 宇都宮駅間の最高速度を240km/hから275km/hに、宇都宮駅 - 盛岡駅間の最高速度を275km/hから300km/hに向上させることを2007年(平成19年)11月6日に発表した[38]。そして、2012年(平成24年)末にはE955形「FASTECH 360 Z」をベースに設計したE3系の次世代車両 E6系も加わり320km/hを目指すことになる。この高速化に合わせて2011年3月以降200系、E1系を廃車、E2系はE4系と共に上越新幹線へ転出することが報じられた[39]

2011年3月5日よりE5系が営業運転に投入され、最高速度300km/h運転が開始されたが、直後の3月11日に東日本大震災が発生する。その際、試運転中のE2系が仙台駅北側本線上にて脱線する。2013年3月16日実施のダイヤ改正で、最高速度320km/h運転が開始され、東京駅 - 新青森駅間の所要時間は2時間59分となった。一方、新青森駅発着の定期列車がE5系に統一され、盛岡駅以北における本系列の定期運用は終了した[40]

さらに、2013年9月28日実施のダイヤ改正ではE3系「こまち」と本系列の併結による定期運用も終了した[41][42]

2016年3月26日実施のダイヤ改正によるE5系3本の追加増備に伴い、同日付で基本番台10両編成3本(J8・11・13編成)が、新幹線総合車両センターから新潟新幹線車両センターへ転属した[43]。他の基本番台編成は既に全て転属しており、新幹線総合車両センターは1000番台のみの配置となった。

今後の予定

2017年3月31日を以て、北陸新幹線あさま」に充当されていたN編成の運用を終了した[44]

この他、2018年度以降に上越新幹線に充当されるE4系E7系に置き換えた後、本系列もE7系に置き換え、車両をE7系に統一する予定との報道がある[45]

E2系ベースの車両技術の中国への譲渡

2004年、中華人民共和国鉄道部は第6次在来線スピードアップで最高速度250km/hで運用する車両として、フランスアルストム社からのペンドリーノベースの車両(CRH5)とカナダボンバルディア社からの車両(CRH1) のほか、日本川崎重工業など6社による企業連合からE2系ベースの車両を60編成(うち完成品3編成、部品6編成分と一部精密部品。残りは現地生産、以降は知的財産権を中国側に譲渡)を納入することを決定した。300km/h走行対応準備車。中国向けのE2系は、CRH2と呼称されている。

日本の新幹線ベースの車両の国外進出としては、台湾高速鉄道700T型に次ぐものである。

2006年3月1日に、第一陣となる車両が神戸港から輸出された。2006年7月31日より青島四方機車車輛にて国産化が開始された。なお中国国内で生産された物については中国にて国家科学技術進歩一等賞を受賞している[46]

ストリートビュー

当系列はGoogle Mapのストリートビュー内にて車内が公開されている[47][48]。位置情報はいずれも新潟駅[47]

脚注

注釈

  1. 東北新幹線開業30周年ご当地Suicaラッピング編成(J53,J60,J61,J66編成)、北陸新幹線(先行)開業15周年ご当地Suicaラッピング編成(N1,N8,N10,N21編成)については、ラッピング施工時にステッカーを剥がしている。
  2. 元N編成の車両は1次車、元J編成の車両は2次車であるため、ロールカーテンの取っ手形状が異なる。
  3. 富山県内における北陸新幹線の建設促進看板にはN編成のイラストが使用されている。
  4. 4.0 4.1 N1編成(元S6編成)、N21編成(元S7→J1編成)の1 - 5号車は日本車輛製造、6 - 8号車は川崎重工業が製造した。
  5. 17両編成の運転は、200系K編成+400系またはE3系1000番台の併結運用が消滅した2001年(平成13年)9月以来。同時に「やまびこ」・「つばさ」として運用されるのも11年ぶりである。
  6. このJ69編成は上越新幹線脱線事故で被災した200系K25編成の代替として製造されている。
  7. 7.0 7.1 7.2 10両編成化の際に組み込まれた7・8号車は日立製作所が製造した。
  8. 10両編成化の際に組み込まれた7・8号車は日本車輛製造が製造した。
  9. J51編成の1 - 3号車は川崎重工業、4・5号車は日立製作所、6・9号車は日本車輛製造、7・8・10号車は東急車輛製造が製造した。なお、7・8号車は10両編成化の際に組み込まれた。

出典

  1. 車両システム・推進制御システム・主変圧器--製品紹介--三菱電機 車両システム
  2. 2.0 2.1 『Rolling stock & Machinery』第9巻第3号、p.14
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 3.6 3.7 3.8 3.9 『Rolling stock & Machinery』第9巻第3号、p.18
  4. 『Rolling stock & Machinery』第3巻第7号、p.14
  5. 5.0 5.1 『新幹線テクノロジー -0系から800系九州新幹線の高速車両技術-』 佐藤芳彦、山海堂、2004年、p.134。ISBN 9784381088277。
  6. 6.0 6.1 6.2 6.3 『Rolling stock & Machinery』第3巻第7号、p.17
  7. 九州新幹線鹿児島ルートには35‰勾配があるが連続10km未満
  8. 8.0 8.1 8.2 『Rolling stock & Machinery』第3巻第7号、p.16
  9. 9.0 9.1 9.2 引用エラー: 無効な <ref> タグです。 「E2 spec」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません
  10. “盛岡以北「260キロ」のまま/東北新幹線”. 東奥日報 (東奥日報社). (2007年11月7日). オリジナル2007年11月9日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20071109115051/http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20071107103000.asp 
  11. 11.0 11.1 11.2 『Rolling stock & Machinery』第9巻第3号、p.17
  12. 『鉄道ファン2001年4月号』 交友社、2001年、p.67。
  13. E2形1000番代新幹線車両用パンタグラフ (PDF) 東洋電機製造技報第108号
  14. ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2016夏 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2016年、p.14-15。ISBN 9784330682167。
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  16. 16.0 16.1 16.2 16.3 『JR電車編成表 2011冬』 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2010年、pp.10, 11。ISBN 9784330184104。
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  22. 信濃毎日新聞 (2015年12月19日). “「長野新幹線」あさま「引退」へ E2系車両、臨時列車に”. 信濃毎日新聞 (信濃毎日新聞株式会社). オリジナル2015年12月22日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20151222164020/http://www.shinmai.co.jp/news/20151219/KT151218FTI090020000.php . 2015閲覧. 
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  24. イカロス出版『新幹線EX(エクスプローラー)Vol.39』p.34。
  25. E2系 TYO大作戦”. 東日本旅客鉄道. 2017年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2017年4月2日閲覧.
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  29. 29.0 29.1 29.2 29.3 29.4 『JR電車編成表 2011夏』 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2011年、p.12。ISBN 9784330212111。
  30. 『鉄道ファン2010年7月号付録「車両のデータバンク」』 交友社、2010年、p.36。
  31. 速報!「やまびこ」使用車両が黒部宇奈月温泉駅に到着! - 北陸新幹線「富山県」開業PRブログ きときと君日記(2013年12月6日)
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  33. ジェー・アール・アール編『JR電車編成表』2017夏 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2017年、p.357。ISBN 9784330787176。
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  42. 繁忙期にはE2系とE3系0番台との併結で運用されることがある。
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  47. 47.0 47.1 Google Maps” (ja-US). Google Maps. . 2018閲覧.
  48. Google Maps” (ja-US). Google Maps. . 2018閲覧.

参考文献

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  • 照井英之(JR東日本鉄道事業本部運輸車両部)「JR東日本 E2系1000番代新幹線電車の概要」、『Rolling stock & Machinery』第9巻第3号、日本鉄道車両機械技術協会、2001年3月、 14 - 19頁。

関連項目

外部リンク