抗原抗体反応

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抗原抗体反応(こうげんこうたいはんのう、: Antigen-antibody interaction)とは抗原抗体間に起こる結合のこと。反応の様式を指すこともあり、その場合は抗原上の一つのエピトープと抗体上の一つのパラトープとの可逆反応を表す場合が多い。抗原抗体反応では、質量作用の法則が成り立ち、結合の強さ(親和性=アフィニティー=affinity)を結合定数(association constant)や解離定数(dissociation constant)で表す。また抗体は基本的に複数の抗原結合部位を持つので、多価の抗体が抗原に示す親和力をアビディティー(avidity)と呼び、アフィニティーと区別する。