小野武彦

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小野 武彦(おの たけひこ、1942年8月1日[1] - )は、日本俳優。旧芸名:黒木 進。本名は同じ[1]

東京府[1]狛江市出身。シス・カンパニー所属。1981年頃は六月劇場に所属していた[1]玉川大学文学部中退[1]。身長173cm、体重74kg。血液型A型

来歴・人物

1942年、現在の東京都狛江市に生まれる。

俳優座養成所(15期生[1]卒業後、文学座に入団。1960年代後半から主に脇役として活動した後、1970年代中盤より『大都会シリーズ』(大内刑事役)や『前略おふくろ様II』(木下明役)などのレギュラー出演で知名度を高める。

1980年代は再び脇役での出演が多くなるが、1990年代以降は『王様のレストラン』『ラヂオの時間』『踊る大捜査線』(袴田健吾役)などの助演でブレイクを果たす。特に『踊る大捜査線』で共演した北村総一朗斉藤暁とは「スリーアミーゴス」を名乗り、舞台公演やCM・バラエティーにも多数出演した。

名門・俳優座及び文学座で学び、長きにわたりさまざまな役を演じてきただけに、演劇界から「大ベテラン」と認められる存在である。後輩(特に新人)役者と共演した際には、ドラマの本読み(読み合わせ)の時点で「こいつはダメだな(=大成しない、役者としては短命であろう、など)」と直感し、ほとんどの場合は予想通りだったと『チューボーですよ!』にゲスト出演した際には堺正章に語った(「今だから言えるけどね」とも)。

旧芸名である「黒木進」時代は、所属事務所の先輩俳優である黒部進とたびたび混同され、出演料が誤って入金されたこともあったという。

地井武男村井国夫に振られて平泉成のモノマネをした際には、公の場で披露している末吉くんに劣らぬほどの技量を見せた(フジテレビ放送番組『ボクらの時代』11月9日放送分での3人の対談より)。

2010年4月、活動屋からシス・カンパニーに移籍した[2]

親族

戦前に読売新聞文芸部長を務め、演芸記者から小唄作家・小説家になった小野金次郎は祖父。武彦によれば金次郎は「チャールズ・チャップリン1932年に初来日した時に通訳を務めた人物」であった。武彦の自宅には祖父が残したチャップリンのサイン入り写真が飾られていることを明らかにしている[3]

出演

テレビドラマ

NHK

日本テレビ系

〈黒木進 名義〉

〈小野武彦 名義〉

TBS系

〈黒木進 名義〉

  • キイハンター
    • 第57話「脱走(とんずら)行進曲」(1969年)
    • 第254話「それ行け! 新婚珍道中」(1973年)
  • 待ってますワ!(1969年)
  • ただいま同居中(1970年) - 志村二郎 役
  • ザ・ガードマン(1971年)
    • 第340話「おんな風呂殺人事件」
    • 第348話「今晩ワ! 私は死のセールスマン」
  • 水戸黄門
    • 第3部 第22話「消えた姫君 -下関-」(1972年)
    • 第5部 第1話「水戸黄門 -江戸-」、第2話「仇討ち甲州路 -青梅-」(1974年) - ニセ格さん・小六 役
  • 東芝日曜劇場 第926回『りんりんと』(1974年、北海道放送)

〈小野武彦 名義〉

フジテレビ系

〈黒木進 名義〉

〈小野武彦 名義〉

テレビ朝日系

〈黒木進 名義〉

〈小野武彦 名義〉

テレビ東京系

  • 大江戸捜査網※〈黒木進 名義〉
    • 第49話「御金蔵破りの謎」(1971年) - 弥平 役
    • 第61話「帰って来た狼」(1972年) - 富岡清太郎 役
    • 第97話「御神火太鼓に男が燃える」(1973年) - 文次 役
    • 第138話「復讐は俺にまかせろ!」(1974年) - 伊助 役

〈小野武彦 名義〉

Dlife

Web配信

映画

舞台

劇場アニメ

吹き替え

バラエティ

CM

脚注

外部リンク