富士通カワサキレッドスピリッツ

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富士通カワサキレッドスピリッツ
原語表記 富士通カワサキレッドスピリッツ
ホームタウン 神奈川県川崎市
創設年 1979年
所属リーグ V.LEAGUE Division2
チーム所在地 神奈川県川崎市
体育館所在地 神奈川県川崎市
代表者 窪田隆一
監督 勝田祥平
ホームページ 公式サイト
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富士通カワサキレッドスピリッツ(ふじつうカワサキ レッドスピリッツ)は、神奈川県川崎市を本拠地とする富士通の男子バレーボールチームである。2018年7月現在、V.LEAGUE Division2に所属。

概要

1979年、神奈川県川崎市にある富士通川崎工場の9人制バレーボール部(全国タイトルを歴代最多35回獲得した強豪と知られる)から派生する形で6人制バレーボール部が誕生した[1]

チーム名は、本拠地である川崎市に根付いたチームを目指すとしての「カワサキ」と、コーポレートカラーでもある「赤」を使って、燃え上がる様な熱い精神・魂・元気などを統合したものとしての「レッドスピリッツ」を合わせた[1]。チームエンブレムにはリスを起用し、中型で機動力のあるバレーボールを身上とするチームを、リスの愛らしくすばしっこい動きに喩えている[1]

練習場は川崎工場の近くにある富士通川崎総合体育館であり、練習見学も可能である[2]。ホームゲームは川崎市内の体育館(カルッツかわさき(元川崎市体育館)、宮前スポーツセンター)などで開催される。

歴史

1979年、富士通川崎工場の9人制バレーボール部から派生する形で発足。口コミで集まった経験者を中心に活動を始めた[1]

1984年より地域リーグに出場。初出場となる第4回大会から、しばらくは東部リーグ2位以内に入れず、プレーオフに進出できなかった。1998年の第18回大会で15シーズン目にして初めてプレーオフ進出を果たす。プレーオフでは上位2位に入れず、V1リーグ(現・Vチャレンジリーグ)昇格はならなかった。第20回、第21回大会でもプレーオフに進出したが、2位以内に入れなかった。2003年、第23回地域リーグプレーオフにて初優勝を果たし、初めてV1リーグ出場決定入替戦に出場となった。しかし、入替戦では敗れV1リーグ昇格はならず。続く第24回、第25回大会も入替戦出場を果たしたが、昇格はならなかった。そして、ちょうどV1リーグがV・チャレンジリーグに改称される時期であった2006年に、第26回地域リーグプレーオフで準優勝を果たし、入替戦でも勝って、遂に念願のV・チャレンジリーグ昇格を果たした。

初参戦となる2006/07V・チャレンジリーグでは5位、2007/08大会では6位に入り、中位の成績を残す。2008/09V・チャレンジリーグで、準優勝。遂に、V・プレミアリーグをかけて、V・チャレンジマッチ(入替戦)に出場する。NECブルーロケッツに連敗しプレミアリーグ昇格はならなかったが、2試合で1セットずつ取る健闘を見せた。2009/10V・チャレンジリーグでも準優勝を果たすが、V・チャレンジマッチで大分三好ヴァイセアドラーから1セットも取れずに連敗し、昇格ならず。

2010年、V・プレミアリーグ昇格に向けて、チーム名が「富士通カワサキレッドスピリッツ」となる。

2010/11V・チャレンジリーグでも2位で終えるが、東日本大震災の影響によるリーグ中断でV・チャレンジマッチも中止となり、そのまま残留となった。2011/12V・チャレンジリーグでは、上位リーグで4勝1敗の成績を挙げながらもセット率でつくばユナイテッドSun GAIAジェイテクトSTINGSに競り負けて3位となり、V・チャレンジマッチ出場はならなかった。2012/13V・チャレンジリーグは、つくばとジェイテクトに加え、警視庁フォートファイターズにも苦戦し、4位で終える。

V・プレミアリーグ昇格のために、チーム一丸となって、まずはV・チャレンジリーグ全勝優勝を目標として、次のシーズンに臨む[1]。2015/16のチャレンジリーグIでは、大分三好を抑えて、悲願の初優勝を果たした[3]

成績

主な成績

チャレンジリーグ、チャレンジリーグIV.LEAGUE Division2
黒鷲旗全日本選抜大会
  • 優勝 なし
  • 準優勝 なし

年度別成績

大会名 順位 参加チーム数 試合数
V・チャレンジリーグ 2006/07シーズン 5位 9チーム 16 7 9
2007/08シーズン 6位 10チーム 18 9 9
2008/09シーズン 準優勝 12チーム 18 12 6
2009/10シーズン※ 準優勝 11チーム 15 11 4
2010/11シーズン 準優勝 11チーム 17 15 2
2011/12シーズン※ 3位 11チーム 15 13 2
2012/13シーズン 4位 11チーム 20 14 6
2013/14シーズン 4位 11チーム 20 15 5
2014/15シーズン 準優勝 12チーム 22 17 5
V・チャレンジリーグI 2015/16シーズン 優勝 8チーム 21 19 2
2016/17シーズン 準優勝 8チーム 21 17 4
2017/18シーズン 優勝 8チーム 21 17 4
V・LEAGUE Division2 2018/19シーズン

(注)※印のシーズンはレギュラーラウンドと上位リーグの合計。

選手・スタッフ

選手

2017年8月15日版[4][5]

背番号 名前 シャツネーム 国籍 P 備考
1 中川剛 NAKAGAWA 日本の旗 日本 OP キャプテン
2 松坂洸汰 MATSUSAKA 日本の旗 日本 MB
3 田中紀幸 TANAKA 日本の旗 日本 WS/L
4 柳田百織 YANAGIDA 日本の旗 日本 OP
5 横田圭佑 YOKOTA 日本の旗 日本 MB
7 加藤大雄 KATO 日本の旗 日本
8 後藤滉貴 GOTO 日本の旗 日本
9 手塚奨 TEZUKA 日本の旗 日本 MB
10 岡村義郎 OKAMURA 日本の旗 日本 MB
11 浅野卓雅 ASANO 日本の旗 日本 WS
12 芳賀広大 HAGA 日本の旗 日本 L
13 杉本匠 SUGIMOTO 日本の旗 日本 WS
14 岩井浩二 IWAI 日本の旗 日本 WS
15 丸谷将大 MARUTANI 日本の旗 日本 WS
16 新貴裕 SIN 日本の旗 日本 S 副キャプテン
20 志波京介 SHIBA 日本の旗 日本 S

スタッフ

2017年8月15日版[4][5]

役職 名前 国籍
部長 窪田隆一 日本の旗 日本
総監督 山本道彦 日本の旗 日本
総務 平澤徹 日本の旗 日本
監督 勝田祥平 日本の旗 日本
コーチ 廣本遥 日本の旗 日本
トレーナー 清野良 日本の旗 日本
マネージャー 中川睦美 日本の旗 日本
マネージャー 小川直紀 日本の旗 日本
広報 三芳健斗 日本の旗 日本

脚注

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 富士通カワサキレッドスピリッツ(公式サイトトップページ)”. 富士通カワサキレッドスピリッツ. . 2013閲覧.
  2. 練習場所”. 富士通カワサキレッドスピリッツ. . 2013閲覧.
  3. Vリーグ機構. “2015/16V・チャレンジリーグⅠ男子,2015/16V・チャレンジリーグⅡ男子,全日程終了、最終結果のお知らせ”. . 2016閲覧.
  4. 4.0 4.1 選手・スタッフ紹介”. 富士通カワサキレッドスピリッツ. . 2017閲覧.
  5. 5.0 5.1 チーム登録選手”. Vリーグ機構. . 2017閲覧.

関連項目

以下富士通川崎工場が関与するスポーツクラブ

外部リンク