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| − | {{Otheruses|愛知県の安城市|[[大韓民国]][[京畿道]]にある安城市|安城市 (京畿道)}}
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| − | {{日本の市
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| − | |画像=[[File:Ansho Castle 08.jpg|300px]]<br />[[File:Denpark1.JPG|300px]]
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| − | |画像の説明=上段：[[安祥城|安祥城址]]<br>下段：[[安城産業文化公園デンパーク]]
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| − | |市章=[[File:Flag of Anjo, Aichi.svg|center|100px]]安城[[市町村旗|市旗]][[File:Emblem of Anjo, Aichi.svg|center|75px]]安城[[市町村章|市章]]
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| − | |市章の説明 = 1960年5月5日制定
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| − | |自治体名 = 安城市
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| − | |都道府県 = 愛知県
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| − | |コード = 23212-2
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| − | |隣接自治体 = [[岡崎市]]、[[碧南市]]、[[刈谷市]]、[[豊田市]]、<br />[[西尾市]]、[[知立市]]、[[高浜市]]
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| − | |木 = [[クロマツ]]
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| − | |花 = [[サルビア]]
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| − | |シンボル名 = 他のシンボル
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| − | |郵便番号 = 446-8501
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| − | |所在地 = 安城市桜町18-23<br /><small>{{ウィキ座標度分秒|34|57|31.4|N|137|4|49.2|E|region:JP-23_type:adm3rd|display=inline,title|name=安城市}}</small><br>[[ファイル:AnjoCity Office.JPG|250px|安城市役所]]
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| − | |外部リンク = [http://www.city.anjo.aichi.jp/ 安城市]
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| − | |位置画像 = {{基礎自治体位置図|23|212}}
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| − | |特記事項 =
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| − | }}
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| − | '''安城市'''（あんじょうし）は、[[愛知県]][[西三河]]地方の[[市]]。
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| − | == 概要 ==
| + | '''安城市'''（あんじょうし） |
| − | [[愛知県]][[西三河]]地方に位置する自治体であり、愛知県では8番目の人口を有する。1906年に[[碧海郡]]安城村と周辺8村で[[町村制|町制]]を施行、1952年に愛知県で13番目に[[市制]]を施行した。毎年夏には[[安城七夕まつり]]が開催される。
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| − | [[明治時代]]の[[明治用水]]の開通により大規模な開墾が行われ、農業の先進的な取り組みが行われたことから、1920年代から1930年代にかけて、農業先進国の[[デンマーク]]になぞらえて「日本デンマーク」と呼ばれた<!--（現在では「日本のデンマーク」と書いている文書も多くあるが、当時はこの呼称が用いられた）-->。現在は、[[自動車工業]]を中心とする機械工業が盛んである。 | + | [[愛知県]]中部，矢作川右岸にある市。 1952年市制。江戸時代，岡崎平野の大部分を占める安城ヶ原は原野であったが，1880年[[明治用水]]が完成し，水田地帯となった。 91年東海道本線が開通し駅前に集落が発達。米とムギの二毛作に養鶏などが加わった多角経営が採用されて，大正末頃から日本のデンマークといわれ，協同組合組織も広く普及し典型的な農村型都市となっていた。第2次世界大戦後，特に工場誘致を積極的に進め，名古屋，刈谷方面から自動車，機械工業を中心として多数の工場が進出。県内では豊田，名古屋に次ぎ，刈谷に並ぶ工業出荷額がある。 |
| − | | |
| − | == 地理 ==
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| − | [[File:Anjo city center area Aerial photograph.1987.jpg|thumb|200px|安城市中心部周辺の空中写真。<br/>1987年撮影の6枚を合成作成。{{国土航空写真}}。]]
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| − | [[名古屋市]]の南東約30kmに位置し、南北に14.7km、東西に10.0kmの市域を有する。
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| − | | |
| − | [[岡崎平野]]の中央、[[矢作川]]の西岸に位置し、市域の大半を[[藤岡町 (愛知県)|旧藤岡町]]から[[三河湾]]へと続く[[洪積台地]]がなだらかな傾斜を描いて縦断している。一方、市南東部は矢作川や[[矢作古川]]によって形成された[[沖積平野]]が広がっている。そのため、市内の最高標点が27.7m、最低標点が0.5mと高低差は極めて小さい。
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| − | | |
| − | 河川は[[猿渡川]]、[[高浜川 (愛知県)|高浜川]]、矢作川の水系から成る。市内には、[[一級河川]]が3、[[二級河川]]が9、[[準用河川]]が29河川ある。市の東には西鹿乗川が流れ、市南東部で[[鹿乗川]]と合流する。また、市の各所には[[明治時代]]に開削された[[明治用水]]の4本の幹線・支線が流れ、それぞれ[[刈谷市]]、[[知立市]]、[[西尾市]]などの近隣都市まで続く。市南西部の[[碧南市]]との市境には[[汽水湖]]の[[油ヶ淵]]があり、長田川や稗田川、朝鮮川などが流れ込む。
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| − | | |
| − | 市街地は[[安城駅]]を中心とする市北部に形成されており、それ以外の地域には集落が点在している。交通は、[[国道1号]]や[[国道23号]]といった幹線道路が東西を横断し、[[東海道新幹線]]や[[東海道本線]]・[[名鉄名古屋本線]]という県内の東西を結ぶ鉄道路線も通る。
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| − | | |
| − | 土地利用では、2017年の統計によると、面積86.01km²のうち、田が31.48km²と市全体の約40%弱を占め、畑は6.00km²で約7%になり、市域の半分弱が田畑に利用されていることになる。しかし、近年は宅地の造成が進んでおり、田畑の減少に代わって宅地の土地利用が増えている。宅地面積は23.21km²で27%を超えている<ref name="a">[http://www.city.anjo.aichi.jp/shisei/tokei/anjonotoukei.html 安城市ホームページ - 安城の統計]</ref>。
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| − | === 気候 ===
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| − | 1987年から2016年までの30年間での1年の平均気温は16.1℃で、最高気温は37.2℃、最低気温は-3.5℃程度を記録し、県内の他市に比べて、夏は暑く、冬は冷え込む内地性の気候である。また、年間平均降水量は1,346mmである。
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| − | | |
| − | 1922年以降に市内で記録された最高気温は40.0℃（1995年8月5日）、最低気温は-10.5℃（1989年12月28日）で、1日あたりの最大降水量の記録は364.5mm（1971年8月30日）である<ref name="a" />。
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| − | === 人口 ===
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| − | {|class="wikitable" style="font-size:smaller; float:right"
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| − | ! colspan=6| 愛知県の人口上位自治体（1921年末）<ref>安城市史編集委員会『新編安城市史 3 通史編 近代』安城市、2008年、p.311。おおもとの出典は『愛知県統計書』。</ref>
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| − | |-
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| − | ! # !! 自治体 !! 人口 !! # !! 自治体 !! 人口
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| − | |-
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| − | | 1 || [[名古屋市]] || align=right| 633,274 || 11 || [[渥美郡]][[高師村]] || align=right| 14,405
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| − | |-
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| − | | 2 || [[豊橋市]] || align=right| 65,033 || 12 || [[丹羽郡]][[古知野町]] || align=right| 13,965
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| − | |-
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| − | | 3 || [[岡崎市]] || align=right| 41,684 || 13 || [[渥美郡]][[田原市|田原町]] || align=right| 13,831
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| − | |-
| |
| − | | 4 || [[一宮市]] || align=right| 30,558 || 14 || [[海部郡 (愛知県)|海部郡]][[津島市|津島町]] || align=right| 13,772
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| − | |-
| |
| − | | 5 || [[東春日井郡]][[瀬戸市|瀬戸町]] || align=right| 23,092 || 15 || [[中島郡]][[祖父江町]] || align=right| 13,300
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| − | |-
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| − | | 6 || [[碧海郡]]'''安城町''' || align=right| 19,607 || 16 || [[西加茂郡]][[豊田市|挙母町]] || align=right| 12,317
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| − | |-
| |
| − | | 7 || [[知多郡]][[半田市|半田町]] || align=right| 17,141 || 17 || [[渥美郡]][[福江町]] || align=right| 12,256
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| − | |-
| |
| − | | 8 || [[幡豆郡]][[西尾市|西尾町]] || align=right| 15,511 || 18 || [[宝飯郡]][[蒲郡市|蒲郡町]] || align=right| 12,120
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| − | |-
| |
| − | | 9 || [[知多郡]][[亀崎町]] || align=right| 15,170 || 19 || [[東春日井郡]][[小牧市|小牧町]] || align=right| 12,101
| |
| − | |-
| |
| − | | 10 || [[幡豆郡]][[一色町]] || align=right| 15,114 || 20 || [[碧海郡]][[矢作町]] || align=right| 11,345
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| − | |-
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| − | |}
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| − | *1906年に安城町が発足した際の人口は15,000人に満たなかった。製糸工場の進出により、町制施行後5年間の人口増加率が10%を超え、1920年代には製糸業が隆盛で特に女性人口が増加した<ref>『安城市史』p.1091</ref>。製糸産業の衰退で人口は減少に転じるが、紡績業の隆盛で再び人口が増加した。1940年代には軍需工場の進出に加えて都市部からの[[疎開]]で、[[太平洋戦争]]後には周辺市町村の合併などにより人口を伸ばした。[[高度経済成長]]期には工場の進出が相次いだ。[[自動車工業]]の興隆や、[[名古屋市]]への通勤圏に含まれていることもあり、人口増加を続けている。
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| − | *2015年度[[国勢調査 (日本)|国勢調査]]によれば、人口は184,140人と5年で3%増えた。[[昼間人口]]192,557人で、昼夜間人口比率は104.6%となっている。また、2017年10月1日の統計では、市内の[[外国人登録|登録外国人]]は6,632人おり、国籍別では[[日系ブラジル人|ブラジル]]が2,050人と最も多く、次いで[[在日フィリピン人|フィリピン]]（1,764人）、[[在日中国人|中国]]（1,035人）が続く<ref name="a" />。
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| − | ;人口推移
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| − | <span style="font-size: smaller;">{{Color|green|緑色}}で示したものが、安城町及び安城市の人口<br />また、{{Color|blue|青色}}を加えたものが現在の市域の人口<br />括弧内の数字は合併前の安城町・市の人口<br />＜参考 - [[#市域の変遷]]＞</span>
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| − | {|
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| − | |-
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| − | |1920年
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| − | |{{Bar10|g}}{{Bar5|g}}{{Bar3|g}}{{Bar1|g}}{{Bar10|b}}{{Bar5|b}}{{Bar3|b}} 36,959 （18,520）
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| − | |-
| |
| − | |1925年
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| − | |{{Bar10|g}}{{Bar10|g}}{{Bar1|g}}{{Bar10|b}}{{Bar5|b}}{{Bar3|b}} 39,309 （21,033）
| |
| − | |-
| |
| − | |1930年
| |
| − | |{{Bar10|g}}{{Bar10|g}}{{Bar3|g}}{{Bar10|b}}{{Bar5|b}}{{Bar3|b}}{{Bar1|b}} 42,421 （22,965）
| |
| − | |-
| |
| − | |1935年
| |
| − | |{{Bar10|g}}{{Bar10|g}}{{Bar3|g}}{{Bar1|g}}{{Bar10|b}}{{Bar10|b}} 44,413 （24,206）
| |
| − | |-
| |
| − | |1940年
| |
| − | |{{Bar10|g}}{{Bar10|g}}{{Bar5|g}}{{Bar1|g}}{{Bar10|b}}{{Bar10|b}} 46,737 （26,355）
| |
| − | |-
| |
| − | |1945年
| |
| − | |{{Bar30|g}}{{Bar3|g}}{{Bar10|b}}{{Bar10|b}}{{Bar5|b}} 58,264 （33,344）
| |
| − | |-
| |
| − | |1950年
| |
| − | |{{Bar30|g}}{{Bar5|g}}{{Bar10|b}}{{Bar10|b}}{{Bar5|b}}{{Bar1|b}} 61,037 （35,188）
| |
| − | |-
| |
| − | |1955年
| |
| − | |{{Bar50|g}}{{Bar3|g}}{{Bar10|b}}{{Bar1|b}}{{Bar1|b}} 64,495 （52,820）
| |
| − | |-
| |
| − | |1960年
| |
| − | |{{Bar50|g}}{{Bar5|g}}{{Bar1|g}}{{Bar1|g}}{{Bar10|b}} 66,793 （56,787）
| |
| − | |-
| |
| − | |1965年
| |
| − | |{{Bar50|g}}{{Bar10|g}}{{Bar5|g}}{{Bar1|g}}{{Bar10|b}} 76,152 （66,088）
| |
| − | |-
| |
| − | |1970年
| |
| − | |{{Bar50|g}}{{Bar30|g}}{{Bar10|g}}{{Bar5|g}}{{Bar1|g}} 94,307
| |
| − | |-
| |
| − | |1975年
| |
| − | |{{Bar100|g}}{{Bar10|g}}{{Bar1|g}} 111,047
| |
| − | |-
| |
| − | |1980年
| |
| − | |{{Bar100|g}}{{Bar10|g}}{{Bar10|g}}{{Bar3|g}}{{Bar1|g}} 123,843
| |
| − | |-
| |
| − | |1985年
| |
| − | |{{Bar100|g}}{{Bar30|g}}{{Bar3|g}} 133,059
| |
| − | |-
| |
| − | |1990年
| |
| − | |{{Bar100|g}}{{Bar30|g}}{{Bar10|g}}{{Bar1|g}}{{Bar1|g}} 142,251
| |
| − | |-
| |
| − | |1995年
| |
| − | |{{Bar100|g}}{{Bar30|g}}{{Bar10|g}}{{Bar5|g}}{{Bar3|g}}{{Bar1|g}} 149,464
| |
| − | |-
| |
| − | |2000年
| |
| − | |{{Bar100|g}}{{Bar50|g}}{{Bar5|g}}{{Bar3|g}}{{Bar1|g}} 158,824
| |
| − | |-
| |
| − | |2005年
| |
| − | |{{Bar100|g}}{{Bar50|g}}{{Bar10|g}}{{Bar10|g}} 170,250
| |
| − | |-
| |
| − | |2010年
| |
| − | |{{Bar100|g}}{{Bar50|g}}{{Bar10|g}}{{Bar10|g}}{{Bar5|g}}{{Bar3|g}}{{Bar1|g}}{{Bar1|g}} 178,738
| |
| − | |-
| |
| − | |}
| |
| − | ;人口統計
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| − | {{人口統計|code=23212|name=安城市}}
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| − | | |
| − | ===町名===
| |
| − | [[安城市の町名]]を参照。
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| − | === 隣接している自治体 ===
| |
| − | ;{{flagicon|愛知県}}[[愛知県]]
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| − | *[[岡崎市]]
| |
| − | *[[碧南市]]
| |
| − | *[[刈谷市]]
| |
| − | *[[豊田市]]
| |
| − | *[[西尾市]]
| |
| − | *[[知立市]]
| |
| − | *[[高浜市]]
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| − | | |
| − | == 歴史 ==
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| − | === 原始・古代 ===
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| − | [[File:160312 Whole view of Futago Kofun.jpg|thumb|二子古墳]]
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| − | 現在の市域に陸地ができたのは、東部の[[沖積平野]]が[[完新世]]、中西部の台地は[[更新世]]最後に海面低下と台地の相対的な上昇が起きたことによる<ref>『安城市史』 20頁</ref>。古代の市域南部は、現在の[[油ヶ淵]]から桜井町付近まで深く海が入り込んでいた。このことは、堀内貝塚や東端貝塚の存在から確認することができる。また、[[矢作川]]は[[矢作古川]]が本筋であり、今日の[[西尾市]]とは陸続きになっていた。
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| − | | |
| − | 現在の市域で、初めて人の行動が確認できるのは晩期[[日本の旧石器時代|旧石器時代]]で、市内15か所の遺跡から30点の[[尖頭器|有舌尖頭器]]が出土しているが、定住地というよりは[[狩猟]]の場となっていたと考えられている<ref>『新編安城市史1 原始・古代・中世』 11頁</ref>。晩期[[縄文時代]]の遺跡では、堀内貝塚や東端貝塚が確認されている。
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| − | | |
| − | [[弥生時代]]中期中葉頃から、[[豊田市]]の川原遺跡や西尾市の岡島遺跡など、矢作川流域に大規模な集落が見られるようになる<ref>『新編安城市史1 原始・古代・中世』 50頁</ref>。市内で集中的に遺跡が確認されているのは市域東部の[[沖積平野]]で、全長2.5km、幅0.75kmの[[鹿乗川流域遺跡群]]と呼ばれる弥生時代後期から[[古墳時代]]前期にかけての遺跡群がある<ref>『新編安城市史1 原始・古代・中世』 63頁</ref>。また古墳時代には、市南東部に[[二子古墳]]や[[姫小川古墳]]などの大規模な[[古墳]]も建造され、それらを含めた19基の古墳が2.4kmの範囲に集中する[[桜井古墳群]]がある<ref>『新編安城市史1 原始・古代・中世』 94頁</ref>。
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| − | | |
| − | [[律令制]]が敷かれると、市域は[[三河国]]の[[碧海郡]]となった。『[[和名類聚抄]]』には、碧海郡内には15、16の[[郷]]があったと記述されているが、そのうち桜井郷（桜井町）、小河郷（小川町）、大岡郷（大岡町）が、現在も地名として残っているため市内と比定されている<ref>『新編安城市史1 原始・古代・中世』 185頁</ref>。このほか、和志取郷なども市内と推定されている。また、別郷廃寺・寺領廃寺といった古代寺院の跡地も確認できる<ref>『新編安城市史1 原始・古代・中世』 227頁</ref>。
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| − | | |
| − | === 中近世 ===
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| − | [[File:Ansho Castle 08.jpg|thumb|安祥城址]]
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| − | 11世紀には、[[寄進地系荘園]]の志貴荘や碧海荘が誕生した。志貴荘は[[藤原氏]]や[[平氏]]などによって支配され、今日の安城市域のほとんどと[[碧南市]]・[[高浜市]]域や[[岡崎市]]域の一部を領地としていた<ref>『新編安城市史1 原始・古代・中世』 296頁</ref>。一方、碧海荘は[[豊田市]]南部から岡崎市西部・南部にかけて支配下に置き、一部が安城市域にかかっていたとみられている<ref>『新編安城市史1 原始・古代・中世』 301頁</ref>。
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| − | | |
| − | 13世紀後半の[[鎌倉時代]]には、[[浄土真宗]]が伝えられた<ref>『新編安城市史1 原始・古代・中世』 378頁</ref>。[[矢作川]]流域には、[[円善]]の嫡子や弟子による和田門徒と呼ばれる集団が形成され、各地に道場を創設した<ref>『新編安城市史1 原始・古代・中世』 388頁</ref>。[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]には、[[蓮如]]の布教により[[本願寺派]]に改宗する寺院が急増し、信徒を増やした<ref>『新編安城市史1 原始・古代・中世』 472頁</ref>。
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| − | | |
| − | [[室町時代]]中期の1440年には、[[安祥城]]が[[畠山氏|畠山一族]]の[[和田親平]]によって築城されたが、1471年に[[松平信光]]が攻め取り、三男・[[松平親忠|親忠]]を置いた。親忠と[[松平長親|長親]]・[[松平信忠|信忠]]の安祥松平家（徳川本家）3代に渡る経営により、加茂郡南部・額田郡・碧海郡・幡豆郡北部を支配権とする体制を確立した。安祥松平家時代の家臣は、[[安祥譜代]]と呼ばれ徳川最古参の家臣とされている。また、長親の子は[[福釜松平家|福釜]]・[[桜井松平家|桜井]]・[[藤井松平家|藤井]]といった市域の村々を領した。この頃、松平親忠に臣従した玄海、大行日吉法印によって[[三河萬歳|三河万歳]]が創作・伝承されている。1524年には[[松平清康|清康]]は、安祥城から[[山中城 (三河国)|山中城]]そして[[岡崎城]]へ居城を移す<ref>『新編安城市史1 原始・古代・中世』 551-563頁。但し、「徳川実紀」（内藤耻叟 校訂 『徳川実紀』 徳川実紀出版事務所、1896年、〔第1冊〕第一巻、10 - 11頁）では、松平清康が岡崎城を受け取った後も安祥を本拠にしていたとする記述がある。</ref>。安祥城は、1540年に[[今川氏|今川]]・[[松平氏|松平]]連合軍と織田氏との争奪戦（[[安城合戦|安祥合戦]]）が繰り広げられた結果、織田氏の手に落城し、織田氏の三河進出の前線根拠地となったが、1549年に再び今川・松平によって奪取されている。そして、織田氏と徳川氏の間で[[清洲同盟]]が結ばれた後の1562年に廃城となったとされる。
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| − | [[File:本證寺 (安城市)02.jpg|thumb|本證寺]]
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| − | 1563年には、三河における浄土真宗3か寺のひとつだった[[本證寺 (安城市)|本證寺]]が[[三河一向一揆]]の拠点となり[[徳川家康]]と戦い、家康を苦しめた。
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| − | | |
| − | [[江戸時代]]には、主に市域の東部は[[岡崎藩]]領、西部に[[刈谷藩]]領となった。残りは、[[旗本]]や[[御家人]]の知行地で、寺社領も一部あった。しかし、江戸時代を通して同じ領主に支配され続けた村はほとんどなく、領主の変動は激しかった。市域の村は東部の沖積平野に3分の2が集中し、台地上の村々は集落間の距離が長かった<ref>『安城市史』 390頁</ref>。また、1575年に[[今川氏|今川家]]の家臣によって[[東海道]]と大浜街道の交点には大浜茶屋が設けられた<ref>『安城の地名』 272頁</ref>。
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| − | | |
| − | [[碧海台地]]上には[[ため池|溜池]]が多く作られ、各地で[[新田]]開発が進んだ。1605年には矢作新川（現在の[[矢作川]]）の開削が行われて[[油ヶ淵]]が造成され、1666年に伏見屋新田が開発された<ref>『新編安城市史3 近代』 400頁</ref>。17世紀後半から18世紀にかけては[[綿作]]が発展した<ref>『新編安城市史3 近代』 522頁</ref>。
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| − | | |
| − | 18世紀後半になると、[[寛政一揆]]の影響で、市域西部の8村が一部を除き刈谷藩から[[福島藩]]に領地替えされ、[[重原陣屋]]により支配された。18世紀末になると、東海道の人馬の往来が盛んになり、[[池鯉鮒宿]]や[[岡崎宿]]の[[助郷]]を担当している村々の負担が厳しくなった<ref>『安城市史』 577頁</ref>。
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| − | | |
| − | 19世紀には、和泉村の豪農・[[都築弥厚]]によって、安城が原に矢作川から用水路を引いて土地を開墾する計画が立てられ幕府の許可を得て測量まで着手されたが、村々・領主の反対や都築の病死により頓挫した<ref>『安城市史』 616頁</ref>。同時期には、[[鹿乗川]]延長工事が竣工した。また、五箇野ヶ原の一部が検地されて石井新田が開発された。
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| − | | |
| − | === 近代 ===
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| − | 1869年の[[版籍奉還]]により、[[重原藩]]や[[静岡藩]]が成立した。[[廃藩置県]]を経て1871年に[[額田県]]が成立し、市域の村々が初めて同じ支配下に入った。
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| − | | |
| − | 明治時代に入ると、石井新田の岡本兵松が都築弥厚の計画を再び実現に向けて動き出した。一方で、阿弥陀堂村（現在の[[豊田市]]）の伊豫田與八郎が、現在の豊田市南部の低湿地の水害対策として矢作川から衣浦へ至る排水計画を練っていた。それぞれの計画は、[[愛知県]]の誕生した後の1875年に一本化。1878年1月には建設が着手され、4月に一部開通した。用水路は1881年に[[明治用水]]と命名された。明治用水は1885年までに280kmが開削され、それまで生産性の低かった[[碧海台地]]が大きく開墾されることとなった<ref>『明治用水通水120年記念誌』 15頁</ref>。
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| − | また、1889年には[[東海道本線]]の[[岡崎駅]]と[[刈谷駅]]の中間に位置した安城村内に[[安城駅]]が誘致され、駅前集落が形成された<ref>『新編安城市史3 近世』 310頁</ref>。安城駅は、近隣の箕輪村や榎前村などと道路で結ばれ、それまで結びつきの弱かった村とのつながりが生まれた<ref>『新編安城市史3 近代』 129頁</ref>。安城村長となる[[岡田菊次郎]]が誘致した結果、1901年には安城村に愛知県立農林学校（現・[[愛知県立安城農林高等学校]]）が開校。1906年には安城村と周辺8村を合併して町制が施行され、[[碧海郡]]で人口最大の都市となった。このことから、[[知立市|知立町]]から1910年に警察署、1914年に郡役所が移転し、郡の行政中心地としての機能を持つようになる<ref>『新編安城市史3 近代』 294頁</ref>。また、1923年に愛知電気鉄道（現・[[名鉄名古屋本線]]）が開通し、今村駅（現・[[新安城駅]]）が開業。1926年には、碧海電気鉄道（現・[[名鉄西尾線]]）が開通した。1934年、[[都市計画法]]が小都市にも適用されることとなり、安城町全域が適用範囲となった。
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| − | | |
| − | 安城町には農林学校の他にも、多くの農業指導機関が移転・設置され、農業の多角化・共同化が実施されたことから、日本の農業先進地域として[[1920年代]]から1930年代にかけて「日本デンマーク」と呼ばれた。また、1910年頃より製糸工場が次々と建てられたことから、[[製糸業]]が発展したが、製糸業の衰退とともに工場も廃業していった。替わって1930年代に紡績業が隆盛したが、1940年代に紡績工場は軍需工場へと転換していった。
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| − | | |
| − | 1943年には[[明治村 (愛知県碧海郡)|明治村]]（現在の市南西部）に[[大日本帝国海軍|海軍]]の[[明治航空基地]]が設置された。また、[[矢作町]]（現在の岡崎市。一部は安城市に編入）から[[上郷町 (愛知県)|上郷村]]（現在の豊田市南部）にかけては[[岡崎海軍航空隊|岡崎航空基地]]が設置された。[[太平洋戦争]]中の1944年には[[東南海地震]]が、1945年には[[三河地震]]が発生し、[[桜井町 (愛知県)|桜井町]]や明治村では大きな被害を出した<ref>『新編安城市史4 近代』 676頁</ref>。また、戦争末期には岡崎と明治の航空基地の中間地点に安城が位置していたことから、たびたび銃撃や[[焼夷弾]]を落とされることはあったものの、被害はほとんどなく、大都市からの[[疎開]]児童数は安城町内で515人に達した<ref>『安城市史』 1054頁</ref>。戦災を逃れて工場を移転する企業もあった。
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| − | | |
| − | === 現代 ===
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| − | 戦後は、戦災被害のなかった安城町には工場が移転してきたが、軍需工場の閉鎖などにより不況が訪れた。そこで安城町は復興のために、1951年に[[名古屋大学]]農学部、[[倉敷紡績]]を誘致した。名古屋大学は1966年に名古屋市に移転している。
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| − | | |
| − | 1952年には人口が3万5千人に達し、市制を施行した。その後、「[[昭和の大合併]]」により、1955年に[[明治村 (愛知県碧海郡)|明治村]]・[[依佐美村]]の一部を、1960年に岡崎市の一部を編入合併し、同年5月5日に市章を制定した<ref>『図典 日本の市町村章』 134頁</ref>。しかし、合併した村の赤字を引き継いだことや、合併した地域のインフラを安城市と同等にまで引き揚げようとした結果、1960年に[[地方財政再建促進特別措置法]]の適用を受け、[[財政再建団体]]となった。安城市は4ヶ年計画を提出したが、同年に施行された工場誘致条例による工場増加などで[[市町村民税|市民税]]・[[固定資産税]]が大幅に増加し、1962年に計画より2年早く財政再建を果たした<ref>『安城市史』 1148頁</ref>。1967年には[[桜井町 (愛知県)|桜井町]]を合併し、現在の市域が確定している。
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| − | | |
| − | 工場誘致条例で多数の工場が誘致されたことにより、安城市は[[工業都市]]として発展していくこととなる。また、都市化の流れを受けて、農村人口が減少する一方で、都市人口が増加するようになった。農地も次々と潰され、[[公営住宅|市営住宅]]や市内企業の[[社宅]]などが建てられた。都市化は[[国道1号]]や[[名鉄名古屋本線]]、[[東海道本線]]が通る市北部で急速に進み、人口増加は「北高南低」だった<ref>『安城市史』 1164頁</ref>。人口は増加の一途を辿り、1972年に10万人を突破した。
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| − | | |
| − | 1969年の[[都市計画法]]の改正を受け、安城市でも安城駅周辺から今村（市北部）、二本木（市西部）に至る範囲を[[市街化区域]]とし、根崎、東端（市南西部）を工業用市街化区域とした<ref>『新編安城市史4 現代』 345頁</ref>。これを受けて、市は1971年に[[安城駅]]前の駅前改造事業を行い駅前を整備、1988年には市西部に[[東海道新幹線]]の[[三河安城駅]]が開業した。市では、安城駅前を中心市街地とし、三河安城駅を広域拠点、[[新安城駅]]や[[桜井駅 (愛知県)|桜井駅]]周辺を地域拠点として[[土地区画整理事業]]を進めるなどの開発を進めている。
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| − | | |
| − | === 市名の由来 ===
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| − | 地名は安祥→安静→安詳→安城（読みはいずれも「あんじょう」）と変わったという<ref name="b">『安城の地名』 258頁</ref>。[[存覚]]の『袖日記』によれば、1255年に[[朝円]]が[[親鸞]]の肖像画を書き、「参河国安城照空房」が所蔵していた。これが「安静御影（[[安城御影]]）」と呼ばれることから、既に[[鎌倉時代]]初頭には安静（安城・安祥）と呼ばれていたことが分かる。
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| − | | |
| − | 地名の由来は定かになっていないが、一説には京都の[[安祥寺 (京都市)|安祥寺]]の[[荘園]]があったからと言われている<ref>『安城の地名』 259頁</ref>。
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| − | | |
| − | === 市域の変遷 ===
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| − | *1906年（明治39年）5月1日 - [[碧海郡]]安城村・里村・箕輪村・福釜村・赤松村・今村・古井村・平貴村の各村と、長崎村篠目を合併し、'''安城町'''が発足する。
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| − | *1952年（昭和27年）5月5日 - 安城町が[[市制]]を施行し'''安城市'''となる。
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| − | *1955年（昭和30年）4月1日 - 碧海郡[[明治村 (愛知県碧海郡)|明治村]]のうち大字東端、根崎、榎前、和泉、城ケ入及び石井の区域、および[[依佐美村]]のうち大字井杭山、二本木及び高棚の区域を編入。
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| − | *1960年（昭和35年）1月1日 - [[岡崎市]]の一部（宇頭西地区、河野町）を編入する。
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| − | *1967年（昭和42年）4月1日 - 碧海郡[[桜井町 (愛知県)|桜井町]]を編入。
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| − | | |
| − | {| class="wikitable" style="font-size:x-small"
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| − | |-
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| − | ! 郡
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| − | ! colspan="2" | 明治22年以前
| |
| − | ! 明治22年10月1日
| |
| − | ! colspan="2" | 明治23年 - 明治45年
| |
| − | ! 大正1年 - 大正15年
| |
| − | ! colspan="2" | 昭和1年 - 昭和64年
| |
| − | ! 平成1年 - 現在
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| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" rowspan="40" | '''[[碧海郡|碧<br />海<br />郡]]'''
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 安城村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 安城村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 安城村
| |
| − | | style="background-color:#6ff;" rowspan="16" | 明治39年5月1日<br />合併・町制 '''安城町'''
| |
| − | | style="background-color:#6ff;" rowspan="16" | 安城町
| |
| − | | colspan="2" rowspan="16" | 昭和27年5月3日<br />市制 '''安城市'''
| |
| − | | rowspan="40" | '''安城市'''
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 今村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 今村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 今村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 里村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 里村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 里村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 箕輪村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 箕輪村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 箕輪村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 福釜村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 福釜村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 福釜村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 赤松村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 赤松村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 赤松村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 古井村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 古井村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 古井村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 山崎村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" rowspan="8" | 平貴村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" rowspan="8" | 平貴村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 北山崎村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 大岡村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 西別所村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 東別所村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 別郷村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 高木村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 上条村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 篠目村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 合併 長崎村（一部）
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 長崎村（一部）
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 野田村<br />（一部）
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | （二本木）
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 野田村（一部）
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 野田村（一部）
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" rowspan="3" | 明治39年5月1日<br />合併 '''[[依佐美村]]'''（一部）
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" rowspan="3" | 依佐美村（一部）
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" rowspan="3" | 依佐美村（一部）
| |
| − | | rowspan="8" | 昭和30年4月1日<br />'''安城市'''に編入
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 高棚村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" rowspan="3" | 高棚村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 高棚村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" rowspan="2" | 榎前村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | （井杭山）
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" rowspan="2" | 明治23年10月20日<br />分立 '''榎前村'''
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | （榎前）
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" rowspan="5" | 明治39年5月1日<br />合併 '''[[明治村 (愛知県碧海郡)|明治村]]'''（一部）
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" rowspan="5" | 明治村（一部）
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" rowspan="5" | 明治村（一部）
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 東端村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 東端村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 東端村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 根崎村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 根崎村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 根崎村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 城ヶ入村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 城ヶ入村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 城ヶ入村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 和泉村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 和泉村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 和泉村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 桜井村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" rowspan="4" | 桜井村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" rowspan="4" | 桜井村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" rowspan="11" | 明治39年5月1日<br />合併 '''桜井村'''
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" rowspan="11" | 桜井村
| |
| − | | style="background-color:#6ff;" rowspan="11" | 昭和31年10月15日<br />町制 '''[[桜井町 (愛知県)|桜井町]]'''
| |
| − | | rowspan="11" | 昭和42年4月1日<br />'''安城市'''に編入
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 東町村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 堀内村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 姫小川村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 小川村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 小川村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 小川村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 木戸村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" rowspan="4" | 三ツ川村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" rowspan="4" | 三ツ川村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 藤井村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 寺領村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 野寺村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 村高村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" rowspan="3" | 藤野村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" rowspan="2" | 藤野村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 川島村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 河野村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 明治24年8月8日<br />分立 '''志賀須香村'''（一部）
| |
| − | | style="background-color:#6ff;" rowspan="5" | 明治39年5月1日<br />合併 '''[[矢作町]]'''（一部）
| |
| − | | style="background-color:#6ff;" rowspan="5" | 矢作町（一部）
| |
| − | | rowspan="5" | 昭和30年4月1日<br />'''[[岡崎市]]'''に編入
| |
| − | | rowspan="5" | 昭和35年1月1日<br />'''安城市'''に編入
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 橋目村<br />（一部）
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | （茶臼）<br />（中茶臼）<br />（宮東）<br />（新居林）<br/ >（北茶屋浦）<br />（郷前）
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 合併 長瀬村（一部）
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" | 長瀬村（一部）
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 尾崎村
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" rowspan="3" | 志貴村（一部）
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" rowspan="3" | 志貴村（一部）
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 柿碕村
| |
| − | |-
| |
| − | | style="background-color:#9cf;" colspan="2" | 宇頭茶屋村
| |
| − | |}
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| − | | |
| − | ==行政・司法==
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| − | 安城市政の特徴は、農業関係者が大きく関与していることである。
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| − | | |
| − | 1952年の市制施行時、市議会議員に占める農業関係者の割合は77%で、当時の市の人口に占める割合の32%を大きく上回っていた。1970年代頃から減少するも、1999年でも43%が農業関係者だった<ref name="c">『新編安城市史4 現代』 4頁</ref>。また、歴代市長も6人中4人が[[愛知県立安城農林高等学校]]およびその前身校の出身者で、残る2人も岩月が農業補習学校、神谷が[[東京農業大学]]出身であり、歴史的に農政関係者が市長に就任している<ref name="c" />。
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| − | ;歴代市長
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| − | {| class="wikitable"
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| − | |-
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| − | !代!!氏名!!在任期間
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| − | |-
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| − | |初代||[[大見為次]]||1952年5月5日 - 1959年2月14日
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| − | |-
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| − | |style="text-align: center;"|2代||石原一郎||1959年2月15日 - 1967年2月14日
| |
| − | |-
| |
| − | |style="text-align: center;"|3代||杉浦彦衛||1967年2月15日 - 1979年2月14日
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| − | |-
| |
| − | |style="text-align: center;"|4代||岩月収二||1979年2月15日 - 1991年2月14日
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| − | |-
| |
| − | |style="text-align: center;"|5代||[[杉浦正行]]||1991年2月15日 - 2003年2月14日
| |
| − | |-
| |
| − | |style="text-align: center;"|6代||[[神谷学]]||2003年2月15日 - 現在（4期目）
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| − | |}
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| − | ;財政
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| − | 税収は西三河地方の[[自動車産業]]を中心とした好景気を背景に[[市町村民税|市民税]]収入が増加して高水準を維持しており、[[歳入]]に占める自主財源の比率が高く、[[地方交付税]]の普通交付税不交付団体である。
| |
| − | | |
| − | [[地方債|市債]]の残高は、2001年度に653億6800万円ほどに達したものの、それをピークに減ってきており、2016年度には402億3150万円にまで減少し、[[公債費比率]]は1.1%になっている<ref>[http://www.city.anjo.aichi.jp/shisei/zaisei/yosan/zaiseikohyo.html 安城市ホームページ - 財政公表・財政の概要]</ref>。
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| − | | |
| − | 2016年度の一般会計決算では、[[歳入]]739億2468万円に対して、[[歳出]]694億8038万円を計上した<ref>[http://www.city.anjo.aichi.jp/shisei/koho/20111201/index.html 『広報あんじょう』2011年12月1日号] - 財政公表</ref>。
| |
| − | *[[財政力指数]]：1.26（2016年度）
| |
| − | *[[経常収支比率]]：77.7%（2016年度）
| |
| − | *[[ラスパイレス指数]]：98.7%（2016年度）
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| − | ;政策
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| − | 2015年度に策定された、2016年度から2023年度における第8次安城市[[総合計画]]では「幸せつながる健幸都市 安城」を目指す都市像に据え、“豊かさ”とともに“幸せ”を実感できる5つの要素「5K」として以下の5つをあげている。
| |
| − | *健康 “生涯にわたり心身ともに健康にすごせるまち”
| |
| − | *環境 “くらしの質を高める持続可能なまち”
| |
| − | *経済 “地域の魅力、潤いと活力あふれるまち”
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| − | *きずな “人々が優しくつながり、支え合う安全安心なまち
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| − | *こども “子どもたちを社会で豊かに育むまち”
| |
| − | :
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| − | ;広域行政
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| − | [[知立市]]、[[刈谷市]]、[[碧南市]]、[[高浜市]]と本市の5市で衣浦東部広域行政圏を構成し、協議会では事業の連携についての計画が策定された。現在実施している事業は以下の2つ。
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| − | * 2003年に[[広域連合]]の[[衣浦東部広域連合]]が発足し、[[消防]]業務を委託している。本部は刈谷市に置かれている。
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| − | * 2008年に、農業共済事業を行う公益法人として西三河農業共済組合が発足した。本部は本市にある。これは、1990年に発足した[[一部事務組合]]の衣浦東部農業共済事務組合が岡崎額田地区・豊田三好地区の一部事務組合及び西尾幡豆地区の広域連合の農業共済部門と合併し、より広域化したものである。
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| − | | |
| − | ===司法===
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| − | [[File:Anjo Summary Court 20080616.jpg|thumb|200px|[[安城簡易裁判所]]]]
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| − | 市内には、安城簡易裁判所、安城区検察庁が設置されている。以前は、[[名古屋法務局]]安城出張所があったが、統廃合で名古屋法務局刈谷支局に移転した。
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| − | | |
| − | [[地方裁判所]]・[[家庭裁判所]]は、[[名古屋地方裁判所]]岡崎支部・[[名古屋家庭裁判所]]岡崎支部の管轄になっている。
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| − | ===県の機関===
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| − | *愛知県衣浦東部保健所 安城分室
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| − | *西三河県税事務所 安城徴収課・安城間税課
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| − | *西三河水道事務所・安城浄水場
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| − | *愛知県総合教育センター 農業教育共同実習所
| |
| − | *愛知県農業総合試験場 安城農業技術センター
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| − | *[[愛知県畜産総合センター#組織|愛知県畜産総合センター種鶏場]]
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| − | *財団法人愛知水と緑の公社 三河事務所・安城処理場
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| − | | |
| − | ==議会==
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| − | ;安城市議会
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| − | {{Main|安城市議会}}
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| − | *定数：28人
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| − | *任期：2015年5月1日 - 2019年4月30日<ref>[https://anjo-shigikai.jp/info/gichofuk.html 議員定数、任期、議長・副議長の役割｜市議会ってなに？｜安城市議会サイト]</ref>
| |
| − | *定例会：3・6・9・12月の年4回
| |
| − | *議長：野場慶徳（安城創生会）
| |
| − | *副議長：大屋明仁（安城創生会）
| |
| − | | |
| − | {| class="wikitable"
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| − | !会派名!!議席数!!議員名（◎は代表者）
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| − | |-
| |
| − | || 安城創生会
| |
| − | | style="text-align: right;" | 15 ||◎石川孝文、二村守、杉山朗、深津修、小川浩二郎、早川建一、杉浦秀昭、野場慶徳、<br />大屋明仁、武田文男、近藤之雄、鈴木浩、石川博雄、石川博英、松本佳栄
| |
| − | |-
| |
| − | || みらいの風
| |
| − | | style="text-align: right;" | 3 ||◎神谷昌宏、坂部隆志、辻山秀文
| |
| − | |-
| |
| − | || [[公明党|公明党安城市議団]]
| |
| − | | style="text-align: right;" | 3 ||◎今原康徳、法福洋子、宗文代
| |
| − | |-
| |
| − | || 志
| |
| − | | style="text-align: right;" | 2 ||◎白山松美、永田敦史
| |
| − | |-
| |
| − | || [[日本共産党|日本共産党安城市議団]]
| |
| − | | style="text-align: right;" | 2 ||◎宮川金彦、深谷惠子
| |
| − | |-
| |
| − | || 進会
| |
| − | | style="text-align: right;" | 2 ||◎松尾学樹、神谷清隆
| |
| − | |-
| |
| − | || 新社会
| |
| − | | style="text-align: right;" | 1 ||石川翼
| |
| − | |-
| |
| − | !計!! style="text-align: right;" | 28!!
| |
| − | |}
| |
| − | ;愛知県議会
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| − | {{Main|2015年愛知県議会議員選挙}}
| |
| − | * 選挙区：安城市選挙区
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| − | * 定数：2人
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| − | * 任期：2015年4月30日 - 2019年4月29日
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| − | {| class="wikitable"
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| − | |-
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| − | !氏名
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| − | !会派名
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| − | !当選回数
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| − | |-
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| − | |嶋口忠弘
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| − | |[[新政あいち]]県議団
| |
| − | |style="text-align:center"|1
| |
| − | |-
| |
| − | |今井隆喜
| |
| − | |[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]愛知県議員団
| |
| − | |style="text-align:center"|1
| |
| − | |}
| |
| − | ;衆議院
| |
| − | * 選挙区：[[愛知県第13区|愛知13区]] （[[碧南市]]、[[刈谷市]]、安城市、[[知立市]]、[[高浜市]]）
| |
| − | * 任期：2017年10月22日 - 2021年10月21日
| |
| − | {| class="wikitable"
| |
| − | |-
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| − | !氏名
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| − | !党派名
| |
| − | !当選回数
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| − | !備考
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| − | |-
| |
| − | |[[大西健介]]
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| − | |[[国民民主党 (日本 2018-)|国民民主党]]
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| − | |style="text-align:center"|4
| |
| − | |選挙区
| |
| − | |-
| |
| − | |[[大見正]]
| |
| − | |[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]
| |
| − | |style="text-align:center"|3
| |
| − | |比例復活
| |
| − | |}
| |
| − | | |
| − | ==国家機関==
| |
| − | ===農林水産省===
| |
| − | *[[東海農政局]] 新矢作川用水農業水利事業所
| |
| − | ===法務省===
| |
| − | ;検察庁
| |
| − | *[[名古屋地方検察庁]]岡崎支部 安城区検察庁
| |
| − | | |
| − | ==施設==
| |
| − | [[File:Anjo Police Station 080526.jpg|thumb|200px|[[安城警察署]]]]
| |
| − | [[File:Anjo Kosei Hospital 090711.jpg|thumb|right|200px|安城更生病院]]
| |
| − | [[File:Anjo post office ac.JPG|thumb|200px|[[安城郵便局]]]]
| |
| − | [[File:Anjo City Museum of History 2008.jpg|thumb|200px|[[安城市歴史博物館]]]]
| |
| − | [[File:Anforet exterior 2017-06 ac (3).jpg|thumb|200px|[[アンフォーレ]]（[[安城市図書情報館]]）]]
| |
| − | [[File:Mermaidpalace1.JPG|thumb|200px|[[マーメイドパレス]]]]
| |
| − | ===警察===
| |
| − | 1948年に[[自治体警察 (旧警察法)|自治体警察]]の[[安城市警察|安城町警察]]（1952年の市制施行以後は、安城市警察）が発足して、警察署には[[国家地方警察愛知県本部]]碧海地区警察署が併設されたが、1954年の警察法改正で[[愛知県警察]]に吸収された。
| |
| − | 現在は市内全域と[[知立市]]が愛知県警[[安城警察署]]の管轄となっており、市内には交番が8軒、駐在所2軒ある。
| |
| − | ;本部
| |
| − | *[[愛知県警察]] [[安城警察署]]
| |
| − | ;交番
| |
| − | *安城北交番（安城市東栄町2丁目）
| |
| − | *競技場前交番（安城市新田町）
| |
| − | *[[安城駅]]前交番（安城市昭和町）
| |
| − | *桜井交番（安城市東町）
| |
| − | *[[三河安城駅]]前交番（安城市二本木町）
| |
| − | *明祥交番（安城市根崎町）
| |
| − | *大岡交番（安城市大岡町）
| |
| − | *作野交番（安城市住吉町）
| |
| − | ;駐在所
| |
| − | *福釜警察官駐在所（安城市福釜町）
| |
| − | *高棚警察官駐在所（安城市高棚町）
| |
| − | ===消防===
| |
| − | 1959年に安城市消防本部が組織されて消防業務が行われてきたが、2003年に碧海5市により「[[衣浦東部広域連合]]」が発足。消防が50万人の人口を擁する組織となった。[[広域連合]]の[[衣浦東部広域連合|衣浦東部消防局]]によって運営されている。
| |
| − | 市域は[[東海地震]]・[[東南海地震]]による被害を受けるとされており、2002年に[[大規模地震対策特別措置法]]の「地震防災対策強化地域」、2003年に「東南海・南海地震防災対策推進地域」に指定された。市としても、2004年の[[新潟県中越地震]]を契機に[[東海北陸自動車道]]の全通を見据えて、日本海側の[[富山県]][[砺波市]]および[[石川県]][[加賀市]]と[[災害時応援協定|災害時相互応援協定]]を結んだ。
| |
| − | [[治水]]面では、都市化に伴う保水力の低下を補うために、[[調整池]]や[[遊水池]]の整備がされている<ref>[http://www.city.anjo.aichi.jp/shisei/joreikeikaku/sogokeikaku/index.html 「第7次安城市総合計画」] 146頁</ref>。
| |
| − | ;本部
| |
| − | *[[衣浦東部広域連合|衣浦東部消防局]]
| |
| − | ;消防署
| |
| − | *安城消防署（安城市横山町浜畔上111）
| |
| − | ;分署
| |
| − | *北分署（安城市東栄町馬捨場26-6）
| |
| − | *南文書（安城市石井町石原31-1）
| |
| − | ;出張所
| |
| − | *西出張所（安城市福釜町細湫40）
| |
| − | ===医療===
| |
| − | 安城市では、JA愛知厚生連が運営する[[安城更生病院]]が市民病院として位置づけられている。市も積極的に財政支援を行い、2002年に新築移転した。また、市は更なる医療の充実を図るため、市北部に位置する八千代病院を第2市民病院と位置付けて財政支援を行い、2005年に[[マキタ]]第3工場跡地に新築移転した<ref>「中日新聞」 2003年2月27日朝刊、西三河版 18頁</ref>。
| |
| − | ;救急指定病院
| |
| − | *愛知県厚生農業協同組合連合会 [[安城更生病院]]
| |
| − | *特定医療法人財団新和会 八千代病院
| |
| − | ===郵便局===
| |
| − | [[市外局番]]は「0566」である。また、[[郵便番号]]は旧桜井町域および旧明治村域が「444」なのを除いて「446」である。郵便の集配業務は、「446」地域は[[安城郵便局]]、「444」地域は桜井郵便局と明治郵便局が請け負っている。
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| − | ;主な郵便局
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| − | *[[安城郵便局]]
| |
| − | *[[桜井郵便局]]
| |
| − | *[[明治郵便局]]
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| − | ===文化施設===
| |
| − | ;公民館
| |
| − | *安城市民会館
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| − | *安城市文化センター（中央公民館）
| |
| − | ;博物館･資料館
| |
| − | *[[安城市歴史博物館]]
| |
| − | *安城市埋蔵文化財センター・安城市民ギャラリー
| |
| − | ;図書館
| |
| − | *[[アンフォーレ]]（[[安城市図書情報館]]）
| |
| − | ===運動施設===
| |
| − | *[[安城市総合運動公園]]
| |
| − | **[[安城市スポーツセンター]]
| |
| − | **[[安城市体育館]]
| |
| − | *[[マーメイドパレス]]（安城市レジャープール）
| |
| − | | |
| − | === 水道 ===
| |
| − | 北部・南部の各浄水場と中部配水場によって、それぞれの地域に水が送られる。愛知県水道用水供給事業で供給された水と、浄水場の敷地内の深井戸で取水した水を給水している。上水道の人口普及率は99.89%（2009年度）。
| |
| − | *北部浄水場 - 場内の7本の深井戸と豊田浄水場（水源：[[矢作ダム]]）の水を給水する。
| |
| − | *中部配水場 - [[尾張東部浄水場]]（水源：[[牧尾ダム]]、[[阿木川ダム]]、[[味噌川ダム]]）の水を給水する。
| |
| − | *南部浄水場 - 場内の4本の深井戸から取水した水を給水する。
| |
| − | === 下水道 ===
| |
| − | 市内を3つに区分けし、[[矢作川]]、[[境川 (境川水系・愛知県)|境川]]、衣浦東部の各処理区の流域下水道として処理される。それとは別に、福釜町や榎前町などの福釜東部地区では農業集落排水が行われている。また、各処理区によって[[マンホール]]のフタの意匠が異なっている。
| |
| − | | |
| − | 現在の人口あたりの下水道普及率は78.5%で、整備面積は2,320haである（いずれも2016年度）。
| |
| − | *矢作川処理区（マンホール：[[安城七夕まつり]]）
| |
| − | *境川処理区（マンホール：[[三河萬歳|三河萬歳（みかわまんざい）]]）
| |
| − | *衣浦東部処理区（マンホール：[[鴨]]と[[モモ]]の花）
| |
| − | *福釜東部処理区（マンホール：[[イチジク]]）
| |
| − | ===処理施設===
| |
| − | 安城市のごみ処理量は人口の増加にともない急増し、1997年に1日240トンのごみ処理能力を持つ環境クリーンセンターを開設して以来、リサイクルプラザや資源化センター、また市内各所にリサイクルステーションを設置するなどして[[3R]]によるごみ減量に取り組んできた。しかし、近い将来にごみ処理量が限界を迎えることが予測され、市民1人当たり20%のごみ減量を呼びかけている<ref>[http://www.city.anjo.aichi.jp/kurasu/gomi/recycl/gomigenryo.html 安城市ホームページ - 環境保全課・ごみ減量推進室]</ref>。
| |
| − | | |
| − | == 姉妹都市・提携都市 ==
| |
| − | ===海外===
| |
| − | ; {{Visible anchor|姉妹都市}}
| |
| − | * {{Flagicon|USA}} [[ハンティントンビーチ (カリフォルニア州)|ハンティントンビーチ]]市（[[アメリカ合衆国]][[カリフォルニア州]]）
| |
| − | *: 1982年7月4日姉妹都市提携 - 安城市の市制30周年を記念して姉妹都市協定を締結。毎年、中学生の[[ホームステイ]]や市民団の派遣を行っている。
| |
| − | *{{Flagicon|AUS}} [[:en:City of Hobsons Bay|ホブソンズ・ベイ]]市（[[オーストラリア連邦]][[ビクトリア州]]）
| |
| − | *: 1994年10月15日姉妹都市提携 - 1988年より前身の[[:en:City of Altona|アルトナ]]市と姉妹都市として交流してきたが、新市発足に伴い改めて協定を締結。毎年、中学生のホームステイや市民団を派遣している。
| |
| − | * {{Flagicon|DEN}} [[コリング]]市（[[デンマーク王国]][[ヴァイレ県]]）
| |
| − | *: 2009年1月21日姉妹都市提携 - [[安城産業文化公園デンパーク|デンパーク]]の開場を記念して1997年4月24日に友好都市協定を締結。2009年に姉妹都市提携を結んだ。
| |
| − | ; {{Visible anchor|フレンドシップ相手国}}
| |
| − | 2005年に開催された[[2005年日本国際博覧会|愛知万博]]で、愛知県内の市町村（名古屋市を除く）が120の万博公式参加国をそれぞれ「一市町村一国フレンドシップ事業」としてフレンドシップ相手国として迎え入れた<ref>[http://www.pref.aichi.jp/kokusai/friendship/city/n_mikawa/index.html 「あいちフレンドシップ交流アルバム」]（あいちフレンドシップ交流アルバム）</ref>。
| |
| − | * {{flagicon|USA}} [[アメリカ合衆国]]
| |
| − | * {{flagicon|AUS}} [[オーストラリア連邦]]
| |
| − | * {{flagicon|CIV}} [[コートジボワール共和国]]
| |
| − | * {{flagicon|DEN}} [[デンマーク王国]]
| |
| − | | |
| − | === 国内 ===
| |
| − | ;{{Visible anchor|姉妹都市}}
| |
| − | * {{flagicon|長野県}}[[根羽村]]（[[長野県]][[下伊那郡]]）
| |
| − | *: 1991年4月姉妹都市提携 - 「矢作川水源の森」分収育林契約締結<ref>[http://www.city.anjo.aichi.jp/shisei/koho/20050501/index.html 『広報あんじょう』2005年5月1日号] - 「特集 矢作川水源の森を歩く」</ref>
| |
| − | *:[[矢作川]]上流域の根羽村とは、1983年に安城市茶臼山高原野外センターを設けて以来、同センターで市内中学校の体験キャンプを行うなど、友好関係にあった。1991年に[[森林法]]の森林整備協定に基づいて、[[茶臼山 (愛知県・長野県)|茶臼山]]麓の森林の共同経営を行う契約を結んだ。
| |
| − | ;その他
| |
| − | *{{flagicon|JPN}}[[市町村サミット#その他|TASKIプロジェクト（中部環境先進5市サミット）]]
| |
| − | *:Tajimi､Anjo､Shinshiro､Kakegawa､Iidaの5都市の頭文字から｢TASKIプロジェクト｣と呼ばれる。中部地方での先進的な環境対策を取り組んでいく。
| |
| − | | |
| − | == 経済 ==
| |
| − | [[トヨタ自動車]]の工場が集積する[[豊田市]]に隣接することや交通が至便なことなどから、[[自動車工業]]を中心とした[[第二次産業]]が市の中心産業となっている。多くの大工場が集積し、[[中京工業地帯]]を構成する都市のひとつである。製造品出荷額等は、1986年から県内の自治体で上位5番以内に入っており<ref>[http://www.city.anjo.aichi.jp/shisei/joreikeikaku/sogokeikaku/index.html 「第7次安城市総合計画」] 220頁</ref>、2014年は1兆7995億6514万円だった。
| |
| − | | |
| − | 一方、安城の発展に大きく寄与した[[農業]]もさかんで、県下有数の農業地帯となっている。[[イネ|水稲]]のほかにも、[[果樹]]や[[花き]]の生産、[[畜産]]などの多角的な農業が営まれている。しかし、農業人口や農地面積の減少が続いており、農業生産も減少傾向にある。2006年の農業産出額は96億7000万円だった<ref>[http://www.maff.go.jp/tokai/tokei/sokuhou/soku2007.html 東海農政局ホームページ - 平成19年度 農林水産統計]</ref>。
| |
| − | ===第一次産業===
| |
| − | ;農業
| |
| − | [[明治用水]]開通以前、[[碧海台地]]は安城ヶ原や五箇野ヶ原、猿町ヶ原、長洗原などと呼ばれるやせ地で、台地を流れる川の谷間に水田が作られていた。台地上に水田は2,300haあり、このうち延べ488haの[[ため池|溜池]]を利用した水田の面積は約1,200haだった<ref>『明治用水通水120年記念誌』 14頁</ref>。主な農作物は[[木綿]]や[[サツマイモ]]だったという<ref>『新編安城市史3 近代』 48頁</ref>。
| |
| − | | |
| − | 1879年に明治用水の開通した3年後の1883年に水田面積は4,300ha、1907年には8,100haに拡大した。安城町には農業関連機関が集中し、[[愛知県立安城農林高等学校|愛知県立農林学校]]、愛知県立農事試験場、愛知県立農業補習学校、満鉄飼料研究所、愛知県立種鶏場などが置かれた。農業関連機関の集中は安城町の発展に大きく寄与した。また、農林学校校長兼農事試験場長の[[山崎延吉]]により農業の多角化・共同化が提唱され、実施されたことから1920年から30年代にかけて農業先進国の[[デンマーク]]にあやかり「日本デンマーク」と呼ばれた。この背景には、明治以降に切り開いた土地だったために[[寄生地主制]]がそれほど強くなく<ref>『安城市史』 931頁</ref>、[[自作農]]、特に大経営の農家が多かったことがあげられる<ref>『安城市史』 936頁</ref>。ただし、農業の多角化といっても[[米]][[ムギ|麦]]・[[蔬菜]]・[[養鶏]]の三角形栽培が最も多く、[[ナシ|梨]]や[[スイカ|西瓜]]の栽培も多かった<ref>『安城市史』 936頁</ref>。農業の共同化は失敗したものの<ref>『安城市史』 956頁</ref>、協業経営は成功して[[産業組合]]が設立され企業化されるに至ったものまであった。1923年、碧海郡購買販売組合連合会（丸碧）が設立され、米や鶏卵の協同販売に乗り出した。そのほか、安城町農会が文化活動に積極的に関与し、農村文化の向上のために啓蒙誌『安城』の発刊や<ref>『新編安城市史3 近代』 522頁</ref>、[[安城市図書情報館|安城農業図書館]]を設置した<ref>『新編安城市史3 近代』 518頁</ref>。また、丸碧により碧海郡唯一の総合病院として[[安城更生病院|更生病院]]が設立された。こうして、産業組合・農会・農民が一体となって町を発展させていった。
| |
| − | | |
| − | しかし、[[昭和恐慌]]によって大都市市場は縮小。さらに[[満州事変]]に端を発する戦争の悪化で、不要不急の作物として果実栽培や養鶏などの統制が始まり、多角形農業から米作中心の普通作物に重点を置く農業へ転換された<ref>『新編安城市史3 近代』 597頁</ref>。丸碧は解散<ref>『新編安城市史3 近代』 608頁</ref>、産業組合も統合されていった<ref>『新編安城市史3 近代』 616頁</ref>。戦後の高度経済成長期に入ると農地の工場敷地・宅地化が進み、[[専業農家]]が減少していった<ref>『安城市史』 1078頁</ref>。1996年、安城市農協が合併し、[[あいち中央農業協同組合]]となった。
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| − | | |
| − | 2000年の統計では2,980戸の農家が存在し、うち専業農家が255戸で9割以上が[[兼業農家]]となっている<ref>[http://www.city.anjo.aichi.jp/zigyo/nogyo/anjonogyo/genjo.html 安城市ホームページ - 安城市の農業の現状]</ref>。農業従事者は減少が続いており、2015年の統計では従事者数2,086人で、2000年の7,525人から大きく減らしている。また耕地面積も縮小傾向にあり、2015年で2,447haだった<ref>[http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/menseki/ 農林水産省ホームページ - 面積調査]</ref>。2006年度の農業産出額は96億7000万円で県下第6位である。
| |
| − | ;主な生産作物
| |
| − | （作付面積、県内順位は2004年度のデータ）
| |
| − | *[[水稲]] - 1,940ha（県下第2位）
| |
| − | *[[コムギ|小麦]] - 1,370ha（県下第1位）
| |
| − | *[[大豆]] - 930ha（県下第1位）
| |
| − | *[[キュウリ]] - 31ha（県下第1位）
| |
| − | *[[イチジク]] - 57ha（県下第1位）
| |
| − | *[[ナシ]] - 80ha（県下第3位）
| |
| − | ===第二次産業===
| |
| − | ;工業
| |
| − | [[江戸時代]]以前は、三河[[木綿]]を利用した綿糸業と、製瓦業が行われているのみだった<ref>『安城市史』 884頁</ref>。[[明治時代]]になると、[[ガラ紡]]を利用した製綿が行われたが、[[明治用水]]の完成による綿花栽培の減少によって衰退していった<ref>『安城市史』 886頁</ref>。その後、碧海郡が[[繭]]の生産地だったことから、1910年に愛三製糸が、1911年には安城山丸製糸場が設立され、[[製糸業]]が発達した<ref>『新編安城市史3 近代』 211頁</ref>。1920年・21年には三州社、帝国製糸がそれぞれ工場を置き、製糸業は隆盛を極めることとなるが、[[大正]]末期には衰退していき、工場の閉鎖が相次いだ。中心産業を失った安城町は[[昭和]]初期に一時的に景気が停滞するものの、1933年に内外綿（現・[[新内外綿]]）を、1934年に辻紡績を誘致し、[[紡績]]業を中心産業に据えることに成功した<ref>『安城市史』 1043頁</ref>。また、1936年に森永食品（現・[[森永製菓]]）、1939年に中央精機、1941年に[[明治乳業]]など、食品・機械の工場も進出した<ref>『新編安城市史3 近代』 591頁</ref>。しかし時局の悪化を受けて、内外綿は大同製鋼（現・[[大同特殊鋼]]）に、辻紡績は[[愛知航空機]]となり、軍需工場への転換が進んだ<ref>『新編安城市史3 近代』 656頁</ref>。1945年には[[名古屋市]]の[[空襲]]激化とともに、牧田電機製作所（現・[[マキタ]]）などが市内へ移転した。
| |
| − | | |
| − | 戦後の1950年には[[倉敷紡績]]の誘致に成功し、再び紡績業を中心に発展していく<ref>『安城市史』 1043頁</ref>。更に、1960年に既存工場の設備増強と誘致を目的に工場誘致条例が制定され、[[国道1号]]や[[東海道本線]]といった大動脈が通過する地理的条件も加わり安城市には多数の工場が設立された<ref>『安城市史』 1153頁</ref>。この頃から繊維工業に代わり、[[機械工業]]を中心に発展していくことになる。特に、1967年に日本電装（現・[[デンソー]]）安城製作所が進出してから、[[トヨタグループ|トヨタ系企業]]を中心とする[[自動車工業]]の集約が顕著となった<ref>『新編安城市史4 現代』 309頁</ref>。
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| − | {{Col-begin}}
| |
| − | {{Col-break}}
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| − | ;工業事業所数
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| − | （上位3位のみ、2010年・[[経済産業省]]工業統計調査）
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| − | *1 輸送用機械器具製造業 - 108
| |
| − | *2 生産用機械器具製造業 - 93
| |
| − | *3 金属製品製造業 - 56
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| − | {{Col-break}}
| |
| − | ;工業製造品出荷額等
| |
| − | （上位3位のみ、2010年・経済産業省工業統計調査）
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| − | *1 輸送用機械器具製造業 - 8814億3833万円
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| − | *2 電気機械器具製造業 - 1867億6820万円
| |
| − | *3 食料品製造業 - 1068億3979万円
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| − | {{Col-end}}
| |
| − | ===第三次産業===
| |
| − | ;商業
| |
| − | 商業は、[[明治|明治時代]]に[[安城駅]]が設置されてから、駅の南にできた商店街を中心として発展をしてきた。安城町制施行後に中心部と周辺町村を結ぶ放射道路が整備されたことや、愛知電気鉄道（現・[[名鉄名古屋本線]]）や碧海電気鉄道（現・[[名鉄西尾線]]）の開通などにより[[商圏]]を拡大した<ref>『安城市史』 898頁</ref>。戦後は1954年から[[安城七夕まつり]]が商店街で開かれ、商店街には1968年に西川屋（現・[[ユニー]]）が、1973年に[[ダイエー]]が進出した<ref>『安城市史』 1202頁</ref>。
| |
| − | | |
| − | 1990年代頃から市内外に郊外型の大型商業施設が次々と開業した。市内では、1996年に[[ザ・モール (ショッピングセンター)|ザ・モール]]安城、1997年に[[イトーヨーカドー]]安城店、2006年に[[アピタ]]安城南店が開業している。これにより、中心市街地の集客力は低下し、中心市街地の[[総合スーパー|大型スーパー]]は次々と撤退。1998年に[[トポス (ディスカウントストア)|トポス]]安城店（旧ダイエー安城店）<ref>「中日新聞」 1998年10月27日朝刊、西三河版西三河 18頁</ref>、2003年にユニー安城駅前店が閉店している<ref>「中日新聞」 2003年4月29日朝刊、西三河 18頁</ref>。それに加えて2002年の[[安城更生病院|更生病院]]が郊外に移転し、空洞化はより深刻なものとなった。現在は、2017年のアンフォーレの開業や区画整理事業により居酒屋を中心に店舗数が増加し、空き店舗は減少傾向にある<ref>「中日新聞」 2003年12月12日朝刊、西三河総合 19頁</ref>。
| |
| − | | |
| − | 2014年の統計では、[[日本の年間商品販売額一覧|年間商品販売額]]は6182億8600万円である<ref>[http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syougyo/dms/2009/ 経済産業省ホームページ - 2009 平成21年版 我が国の商業]</ref>。
| |
| − | ;市内の大型商業施設
| |
| − | [[File:THE MALL ANJO 090711.jpg|thumb|ザ・モール安城]]
| |
| − | *ショッピングセンター<ref>社団法人日本ショッピングセンター協会・[http://www.jcsc.or.jp/data/index.html 全国都道府県別SC一覧]より抜粋。</ref>
| |
| − | **アンディショッピングセンター（[[ドミー (チェーンストア)|ドミー]]新安城店、[[ヤマナカ]]新安城店）
| |
| − | **[[ザ・モール (ショッピングセンター)|ザ・モール]]安城
| |
| − | **さるびあプラザ（[[イトーヨーカドー]]安城店）
| |
| − | **[[ユニー|ピアゴ]]福釜店
| |
| − | **アピタ安城南店
| |
| − | **スーパーマーケット[[バロー (チェーンストア)|バロー]]安城日の出店
| |
| − | | |
| − | *レジャー施設
| |
| − | **安城[[コロナワールド]]
| |
| − | === 本社を置く企業 ===
| |
| − | {{See also|Category:安城市の企業}}
| |
| − | {{右|
| |
| − | [[File:Hekikai Shinkin Bank 2008.jpg|thumb|碧海信用金庫本店]]
| |
| − | [[File:Sugi Pharmacy headquarters.2008.jpg|thumb|スギホールディングス本社]]
| |
| − | }}
| |
| − | *製造業
| |
| − | **[[マキタ]] 本社
| |
| − | **[[アイシン・エィ・ダブリュ]] 本社
| |
| − | **[[アンデン]] 本社
| |
| − | **[[中央精機]] 本社事業所
| |
| − | **[[アイシン精機]] 安城工場・小川工場
| |
| − | **[[デンソー]] 安城製作所／高棚製作所
| |
| − | **[[豊田自動織機]] 安城工場
| |
| − | **[[愛三工業]] 安城工場
| |
| − | **[[イノアックコーポレーション]] 安城事業所／桜井事業所
| |
| − | **[[倉敷紡績]] 安城工場
| |
| − | **[[ニチバン]] 安城工場・中央研究所
| |
| − | **[[日本水産]] 安城工場／安城冷凍工場
| |
| − | **[[森永製菓]] 中京工場
| |
| − | **[[山崎製パン]] 安城工場
| |
| − | **[[ユーハイム]] 中央工場
| |
| − | *金融業
| |
| − | **[[碧海信用金庫]] 本店
| |
| − | **[[あいち中央農業協同組合]] 本店
| |
| − | *その他
| |
| − | **[[スギホールディングス]] 本店
| |
| − | **[[三河日産自動車]] 本社
| |
| − | **[[東祥]] 本社
| |
| − | **[[ABホテル]] 本社
| |
| − | **[[カリツー]] 本社
| |
| − | | |
| − | ==マスメディア==
| |
| − | ===情報通信===
| |
| − | [[ケーブルテレビ]]（CATV）は、[[刈谷市]]に本社を置く[[キャッチネットワーク]]（KATCH）の管内である。また[[コミュニティFM]]においては、KATCH系列の[[エフエムキャッチ]]（Pitch FM）の放送エリアとなっている。
| |
| − | | |
| − | == 交通 ==
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| − | {{右|
| |
| − | [[File:Mikawa-Anjo Station 140629.JPG|thumb|200px|三河安城駅]]
| |
| − | [[File:Anjo Station 2008.jpg|thumb|200px|安城駅]]
| |
| − | [[File:MT-Shin Anjō Station-Elevator only TicketGate.JPG|thumb|200px|新安城駅]]
| |
| − | [[File:Meitetsu Sakurai Station 090709.jpg|thumb|200px|桜井駅]]
| |
| − | }}
| |
| − | [[File:AnkuruBus TakatanaLine.JPG|thumb|200px|[[あんくるバス]]]]
| |
| − | [[File:Toyota-Anjo Cycling Road in Daito-cho.jpg|thumb|200px|豊田安城自転車道（大東町内）]]
| |
| − | [[公共交通機関]]が発達していないため、市内や近隣市町村への連絡は[[自動車]]が多く利用される。
| |
| − | | |
| − | 市ではこうした現状に対し、「エコサイクルシティ」構想を発表し、公共交通の充実とともに[[自転車]]の利用を促進している<ref>[http://www.city.anjo.aichi.jp/shisei/joreikeikaku/ecocyclecity/ 安城市ホームページ - エコサイクルシティ計画]</ref>。
| |
| − | === 鉄道 ===
| |
| − | 鉄道は[[東海道新幹線]]や[[東海道本線]]、[[名鉄名古屋本線]]といった[[幹線]]が通っている。また、[[名鉄西尾線]]が市東部を南北に縦断しているが、一部単線で運行本数が少ないために十分な市内移動の手段とはなっていない。
| |
| − | | |
| − | 1899年、現在の東海道本線に[[安城駅]]が開業、1906年には愛知電気鉄道岡崎線（現・名鉄名古屋本線）の今村駅（現・[[新安城駅]]）が開業した。1926年には碧海電気鉄道（現・名鉄西尾線）が今村〜[[米津駅|米津]]間で開業した。1988年には、東海道新幹線の[[三河安城駅]]が開業し、東海道本線にも駅が開設された。また、2008年には名鉄が輸送力増強のため名鉄西尾線の[[桜井駅 (愛知県)|桜井駅]]付近で高架複線化を実施し、藤井町付近の工場群の通勤ラッシュによる道路渋滞の緩和のため[[南桜井駅 (愛知県)|南桜井駅]]が設けられた<ref>「朝日新聞」 2007年2月27日朝刊、愛知全県第2地方面 34頁</ref>。
| |
| − | | |
| − | [[名古屋市]]に直通している新幹線を除く路線は[[東海道本線]]と[[名鉄名古屋本線]]の2本あり、両線の[[安城駅]]と[[新安城駅]]の各駅が市の中心駅となっている。名鉄は市北部、JRは市中部を通っており、両駅の間は離れている。現在、名鉄は[[名鉄名古屋駅|名鉄名古屋]]〜新安城間が550円、金山〜新安城間は500円の[[運賃]]体系なのに対し、JRは[[名古屋駅|名古屋]]・[[金山駅 (愛知県)|金山]]〜三河安城・安城間に特定区間運賃を採用し、運賃を従来の580円から470円にしている。
| |
| − | | |
| − | *[[名古屋駅|名古屋]]〜[[安城駅|安城]]間及び[[名鉄名古屋駅|名鉄名古屋]]〜[[新安城駅|新安城]]間の[[優等列車]]による輸送の比較
| |
| − | :{| class="wikitable"
| |
| − | !路線!!列車種別!!最短所要時間!!本数（日中）!!運賃
| |
| − | |-
| |
| − | |rowspan="2"|JR東海道本線
| |
| − | |[[新快速#JR東海の新快速 (New Rapid Train)|新快速]]
| |
| − | |22分
| |
| − | |毎時2本
| |
| − | |rowspan="2"|460円
| |
| − | |-
| |
| − | |[[快速列車|快速]]
| |
| − | |24分
| |
| − | |毎時2本
| |
| − | |-
| |
| − | |rowspan="3"|名鉄名古屋本線
| |
| − | |[[名鉄特急|特急]]（一部特別車）
| |
| − | |25分
| |
| − | |毎時2本
| |
| − | |rowspan="3"|540円
| |
| − | |-
| |
| − | |急行（西尾線直通）
| |
| − | |29分
| |
| − | |毎時2本
| |
| − | |-
| |
| − | |急行
| |
| − | |31分
| |
| − | |毎時4本（途中快速特急または特急の待避あり）
| |
| − | |}
| |
| − | ;[[File:JR logo (central).svg|20px]] [[東海旅客鉄道]](JR東海)
| |
| − | *[[File:Shinkansen jrc.svg|15px|■]] [[東海道新幹線]]：（豊橋市）- [[三河安城駅]] -（名古屋市中村区）
| |
| − | *{{JR海駅番号|CA}} [[東海道本線]]：（岡崎市）- [[安城駅]] - [[三河安城駅]] -（刈谷市）
| |
| − | ;[[File:Meitetsu_logomark_2.svg|20px]] [[名古屋鉄道]]
| |
| − | :{{名鉄駅番号|NH}} [[名鉄名古屋本線|名古屋本線]]：（知立市）- [[新安城駅]] -（岡崎市）
| |
| − | :{{名鉄駅番号|GN}} [[名鉄西尾線|西尾線]]：新安城駅 - [[北安城駅]] - [[南安城駅]] - [[碧海古井駅]] - [[堀内公園駅]] - [[桜井駅 (愛知県)|桜井駅]] - [[南桜井駅 (愛知県)|南桜井駅]] -（西尾市）
| |
| − | :
| |
| − | ;廃止路線
| |
| − | ;[[File:Meitetsu_logomark_1.svg|20px]] 名古屋鉄道
| |
| − | :（1961年廃止）{{Color|black|■}} [[名鉄安城支線|安城支線]]
| |
| − | :*[[南安城駅]] - [[安城駅]]
| |
| − | | |
| − | === バス ===
| |
| − | [[安城駅]]を中心として[[名鉄バス]]の路線が整備されているが、2000年頃より始まった名鉄バスの路線再編を受けて、現在は[[新安城駅]]と[[安城更生病院]]を南北に結ぶ安城線、[[東岡崎駅]]の東部方面へ向けた岡崎・安城線が運行されているのみで、決して便利とはいえない状況にある。そのため、2000年より名鉄バスが廃止を表明した安城・高棚線を引き継いだうえに新たに市街地を回る市街地線を加える形で市運営の[[コミュニティバス]]「[[あんくるバス]]」の運行が開始された<ref>『新編安城市史4 現代』 366頁</ref>。その後、名鉄バス安城線への補助を打ち切って南部線を開設するなど運行系統・本数は順次拡大され、現在は10路線が運行されている。北部線以外の路線は、すべて安城更生病院へ向かうため、[[交通弱者]]のための病院への足として重要な役割を担っている。2009年からは、[[碧南市]]の「[[くるくるバス]]」が、市内の榎前町にバス停を設置し、あんくるバスとの乗り継ぎを行っている。一方、現行の名鉄バス路線も、赤字から廃止が言及されており、市が補助金を出して支援を行っている<ref>「中日新聞」 2008年2月9日朝刊、西三河版 20頁</ref><ref>[http://www.city.anjo.aichi.jp/shisei/zaisei/yosan/syuyojigyo.html 安城市ホームページ - 平成20年度の主要事業概要]</ref>。
| |
| − | | |
| − | [[高速バス]]は、2005年の[[中部国際空港]]開業に合わせて[[知多乗合]]（知多バス）が[[南安城駅]]から[[リムジンバス|空港連絡バス]]を運行している。また、2009年に[[新宿駅バスのりば|新宿駅]]から[[東名高速道路]]を経由して[[名古屋バスターミナル|名古屋駅]]を結ぶ「[[中央ライナー (高速バス)|新宿ライナー三河・なごや号]]」（2012年から「[[ドリームなごや号|ドリームなごや・三河号]]」）が[[JRバス関東]]と[[JR東海バス]]の共同運行により始まり、三河安城駅に停車している。
| |
| − | ;[[名鉄バス]]
| |
| − | *安城線 新安城駅 - 池浦 - JR安城駅 - 安城更生病院
| |
| − | *岡崎安城線 東岡崎駅 - 康生町 - 矢作 - JR安城駅
| |
| − | ;[[あんくるバス]]（10路線）
| |
| − | ====高速バス====
| |
| − | ;[[知多乗合|知多バス]] 安城・中部空港線（毎日1往復）
| |
| − | *南安城駅 - 安城駅 - 三河安城駅 - 高棚 - （高浜市） - （半田市） - [[中部国際空港]]
| |
| − | ;[[JRバス関東]]・[[JR東海バス]] 「[[ドリームなごや号|ドリームなごや・三河号]]」（毎日1往復）
| |
| − | *[[東京駅バスのりば|東京駅]] - 三河安城駅 - [[名古屋バスターミナル|名古屋駅]]
| |
| − | ====廃線====
| |
| − | ;名鉄バス
| |
| − | *安城線 [[若林駅 (愛知県)|若林駅前]] - [[デンソー|デンソー前]] - 新安城 - 池浦 - 安城駅前 - [[安城産業文化公園デンパーク|デンパーク]] - [[マーメイドパレス]] - 東端
| |
| − | *:新安城 - 篠目 - 安城駅前 - 安城更生病院
| |
| − | *:新安城 - 豊臣機工前
| |
| − | *安城・新川線 新安城 - 池浦 - 安城駅前 - 安城市役所前 - 榎前 - [[北新川駅|北新川駅前]]
| |
| − | *安城・高棚線 安城駅前 - 安城市役所前 - 榎前 - 高棚
| |
| − | | |
| − | ===道路===
| |
| − | 市内を東西に貫く道路は、[[国道1号]]やその[[バイパス道路]]の[[国道23号]]といった[[幹線道路]]がそれぞれ市の北端・南端を通っており、市の中心部は[[愛知県道48号岡崎刈谷線]]が整備されている。
| |
| − | | |
| − | 一方で、市内の南北を結ぶ主要道路では慢性的な[[渋滞]]が発生し、特に朝夕の通勤・帰宅ラッシュ時には大渋滞となる。そのため、一部の道路では国道1号や名鉄名古屋本線との[[立体交差]]事業を進め、渋滞緩和に向けて道路環境整備が行われている。
| |
| − | ====国道====
| |
| − | *[[File:Japanese National Route Sign 0001.svg|25px]][[国道1号]]
| |
| − | *[[File:Japanese National Route Sign 0023.svg|25px]][[国道23号]]・[[名豊道路]]（[[名豊道路#岡崎バイパス|岡崎バイパス]]、[[名豊道路#知立バイパス|知立バイパス]]）
| |
| − | *:（[[西尾市]]）- 藤井IC - 安城西尾IC - 和泉IC - 高棚福釜IC - 高棚北IC -（[[刈谷市]]）
| |
| − | ==== 県道 ====
| |
| − | ;主要地方道
| |
| − | *[[愛知県道12号豊田一色線]]
| |
| − | *[[愛知県道44号岡崎西尾線]]
| |
| − | *[[愛知県道45号安城碧南線]]
| |
| − | *[[愛知県道46号西尾知多線]]
| |
| − | *[[愛知県道47号岡崎半田線]]
| |
| − | *[[愛知県道48号岡崎刈谷線]]
| |
| − | *[[愛知県道56号名古屋岡崎線]]
| |
| − | *[[愛知県道76号豊田安城線]]
| |
| − | *[[愛知県道78号安城幸田線]]
| |
| − | ;一般県道
| |
| − | *[[愛知県道230号鴛鴨安城線]]
| |
| − | *[[愛知県道285号安城八ツ田知立線]]
| |
| − | *[[愛知県道286号安城桜井線]]
| |
| − | *[[愛知県道288号豊田安城自転車道線]]
| |
| − | *[[愛知県道292号幸田石井線]]
| |
| − | *[[愛知県道293号桜井岡崎線]]
| |
| − | *[[愛知県道294号西尾小川線]]
| |
| − | *[[愛知県道295号道場山安城線]]
| |
| − | *[[愛知県道296号小垣江安城線]]
| |
| − | *[[愛知県道298号安城知立線]]
| |
| − | *[[愛知県道299号南中根小垣江線]]
| |
| − | *[[愛知県道509号新幹線三河安城停車場線]]
| |
| − | *[[愛知県道510号三河安城停車場線]]
| |
| − | ==== 自転車の利用 ====
| |
| − | 自転車専用道路として明治用水緑道が市内を通っている。[[明治用水]]の水路を地下に暗渠化し、その上部利用として自転車道（歩道も並走）として整備したもので、全長22kmの[[愛知県道288号豊田安城自転車道線|豊田安城自転車道]]など5つの道が設置されている<ref>[http://kanko.anjo-tanabata.jp/spot/town_cycling.html 安城市観光協会ホームページ - サイクリングロード]</ref>。鉄道・道路はほとんど[[立体交差]]しているため分断されることが少なく、幅員もゆったりしているため、使いやすい緑道として普段は中高生の通学や[[ジョギング]]などにも利用されている。[[オートバイ|バイク]]は通行不可の看板があり、自動車の危険から隔離された[[安全地帯 (交通)|安全地帯]]となっている。
| |
| − | | |
| − | また、安城市内外の人に無料で[[レンタサイクル]]を行っている<ref>[http://www.city.anjo.aichi.jp/kurasu/dorokotsu/jitensya/rentasaikuru.html レンタサイクル] 安城市</ref>。[[安城駅]]南口、安城市役所、[[安城産業文化公園デンパーク|デンパーク]]、桜井公民館など9ヶ所に貸し出し拠点があり、どのサイクルポートでも返却可能。自転車はノーパンクタイヤを使用しており、かごには[[スポンサー]]企業広告が掲示されている。
| |
| − | | |
| − | == 教育 ==
| |
| − | [[File:Anjo Norin High School2017.7.28.jpg|thumb|200px|[[愛知県立安城農林高等学校]]]]
| |
| − | [[File:DENSO Technical College 110201.jpg|thumb|200px|[[デンソー工業学園]]]]
| |
| − | 戦前には、[[愛知県立安城農林高等学校|愛知県立農林学校]]をはじめとした多くの農業指導機関が設置された。農林学校内に設置された農業補習学校教員養成所は、青年学校教員養成所などをへて1944年に[[愛知青年師範学校]]となった。戦後に青年師範学校は県内にあった他の師範学校2校と合併し、[[愛知教育大学|愛知学芸大学]]安城分校となるが、1952年に[[岡崎市]]の本部に統合、廃止された。
| |
| − | | |
| − | 一方で、1951年に[[名古屋大学]]農学部が、安城町の積極的な誘致により、統合計画のあった愛知学芸大学の敷地内に開設され、東山キャンパス（[[名古屋市]][[千種区]]）へ移転する1966年まで安城キャンパスとして使用された<ref>[http://nua.jimu.nagoya-u.ac.jp/booklet/digitalbook.html 名古屋大学大学文書資料室「名大史ブックレット」] - 11.「農学部の誕生と安城キャンパス －学部の誕生と草創期①－」</ref>。また、[[愛知学泉短期大学]]（旧・安城学園女子短期大学）が1950年から1978年にかけて小堤町に、1978年から2007年にかけては桜井町にそれぞれキャンパスを構えていた。
| |
| − | | |
| − | 小中学校数は、市制施行時には小学校4校、中学校2校だったが、その後の合併や人口増加により、現在は小学校21校、中学校8校まで増えている。また、ブラジル人の子どもの学校として、エスコーラ・サンパウロ安城校がある。
| |
| − | ===専修学校===
| |
| − | ;私立
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| − | <!-- 専門課程と高等課程に限る。 -->
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| − | *安城生活福祉高等専修学校
| |
| − | *安城文化服装専門学校
| |
| − | *更生看護専門学校
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| − | *慈恵きものファッションカレッジ
| |
| − | ===高等学校===
| |
| − | ;県立
| |
| − | *[[愛知県立安城農林高等学校]]
| |
| − | *[[愛知県立安城高等学校]]
| |
| − | *[[愛知県立安城東高等学校]]
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| − | *[[愛知県立安城南高等学校]]
| |
| − | ;私立
| |
| − | *[[安城学園高等学校]]
| |
| − | ===中学校===
| |
| − | ;市立
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| − | *安城南中学校
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| − | *安城北中学校
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| − | *明祥中学校
| |
| − | *安城西中学校
| |
| − | *桜井中学校
| |
| − | *東山中学校
| |
| − | *安祥中学校
| |
| − | *篠目中学校
| |
| − | ===小学校===
| |
| − | ;市立
| |
| − | {{Col-begin}}
| |
| − | {{Col-break}}
| |
| − | *安城中部小学校
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| − | *安城南部小学校
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| − | *安城西部小学校
| |
| − | *安城東部小学校
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| − | *安城北部小学校
| |
| − | *錦町小学校
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| − | *高棚小学校
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| − | {{Col-break}}
| |
| − | *明和小学校
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| − | *志貴小学校
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| − | *桜井小学校
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| − | *作野小学校
| |
| − | *[[安城市立祥南小学校|祥南小学校]]
| |
| − | *丈山小学校
| |
| − | *里町小学校
| |
| − | {{Col-break}}
| |
| − | *桜町小学校
| |
| − | *二本木小学校
| |
| − | *桜林小学校
| |
| − | *新田小学校
| |
| − | *[[安城市立今池小学校|今池小学校]]
| |
| − | *[[安城市立三河安城小学校|三河安城小学校]]
| |
| − | *梨の里小学校
| |
| − | {{Col-end}}
| |
| − | ===特別支援学校===
| |
| − | ;県立
| |
| − | *[[愛知県立安城特別支援学校]]
| |
| − | ===インターナショナルスクール===
| |
| − | *[[ブラジル学校#中部地方|エスコーラ・サンパウロ 安城校]]
| |
| − | ===その他の教育施設===
| |
| − | ;職業能力開発校
| |
| − | *[[デンソー工業学園]]
| |
| − | | |
| − | == 観光 ==
| |
| − | [[堀内公園]]や[[安城産業文化公園デンパーク]]などが年間約50万人の利用者がある観光施設となっている<ref name="d" />。
| |
| − | === 名所・史跡 ===
| |
| − | ;主な城郭
| |
| − | *[[安城古城]]
| |
| − | *[[安祥城]] - 安城町にある城跡。[[平山城]]で[[松平氏]]の居城であった。現在は、公園として整備されている。
| |
| − | *[[上条城 (三河国)|上条城]]
| |
| − | ;主な寺院
| |
| − | *[[本證寺 (安城市)|本證寺]] - 野寺町にある寺院。[[鎌倉時代]]創建で、[[三河一向一揆]]の拠点にもなった。全国的にも珍しい城郭寺院の遺構とされ、境内地は愛知県指定史跡に指定されている。[[重要文化財]]の「聖徳太子絵伝」「善光寺如来絵伝」を所有している。
| |
| − | ;主な神社
| |
| − | *三河三白山神社<ref>[https://www.city.anjo.aichi.jp/shisei/shisetsu/kyoikushisetsu/maibun-sites-3hakusan.html 三河三白山神社]</ref> - [[徳川家康]]ゆかりの大岡白山神社・上条白山媛神社・桜井神社の総称。
| |
| − | *[[明治川神社]]
| |
| − | ;主な遺跡
| |
| − | *[[二子古墳]] - 前方後方墳。4世紀初頭の築造。国の史跡に指定されている。愛知県埋蔵文化センターなどの調査で、三河国造の本拠地とされる。
| |
| − | ===観光スポット===
| |
| − | ;主な公園
| |
| − | *[[安城公園]] - 桜町にある公園。園内には約200本の[[ソメイヨシノ]]が植えられており、花見の名所となっている。また、小動物園やバードハウスなどもある。
| |
| − | *[[堀内公園]] - 堀内町にある公園。園内には[[遊園地]]があり、[[観覧車]]や[[メリーゴーラウンド]]などの遊具が50円〜100円で楽しめる。
| |
| − | *[[安城産業文化公園デンパーク]] - 赤松町にある[[農業公園]]。園内には[[温室]]や花壇などがあり、色とりどりの花や草木が植えられている。また、[[道の駅デンパーク安城|道の駅]]も併設されていて、地元の農産物を買うことができる。
| |
| − | *丈山苑 - 和泉町にある庭園。石川丈山が過ごした[[京都市]][[左京区]]・[[一乗寺 (京都市の地名)|一乗寺]]の[[詩仙堂]]を再現し、丈山の作庭した3庭園の様式を織り交ぜた本格的な庭園がある。
| |
| − | ;主な文化施設
| |
| − | *丈山文庫 - 和泉町にある資料館。[[京都]]にあった[[石川丈山]]の書斎「学甫堂」を移築した。丈山のゆかりの品々を公開している。
| |
| − | {{Gallery
| |
| − | |title=
| |
| − | |footer=
| |
| − | |width=200
| |
| − | |height=150
| |
| − | |lines=
| |
| − | |File:Ansho Castle 08.jpg | [[安祥城]]址
| |
| − | |File:Anjo-Honshoji-4.jpg | [[本證寺 (安城市)|本證寺]]
| |
| − | |File:Oookahakusanjinja.jpg|大岡白山神社
| |
| − | |File:Joujouhakusanjinja.jpg|上条白山媛神社
| |
| − | |File:Sakuraijinja.jpg|桜井神社
| |
| − | |File:Meijigawa Shrine 1.jpg|[[明治川神社]]
| |
| − | |File:160312_Whole view of Futago Kofun.jpg|[[二子古墳]]
| |
| − | |File:Anjo Park ac (2).JPG|[[安城公園]]
| |
| − | |File:Horiuchi Park 140613.JPG | [[堀内公園]]
| |
| − | |File:Anjo-Denpark-1.jpg | [[安城産業文化公園デンパーク]]
| |
| − | |File:Jozanen.jpg|丈山苑
| |
| − | }}
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| − | | |
| − | ==祭事・催事==
| |
| − | [[File:安城七夕祭り.jpg|thumb|200px|[[安城七夕まつり]]]]
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| − | 毎年8月の第一金土日曜日に開催される[[安城七夕まつり]]は、安城市で最大の観光資源となっており、開催期間の3日間で100万人を超す人が訪れる。2007年の愛知県の観光統計では、行事・催事としては県全体で4位、[[三河国|三河地方]]では最も多くの動員を記録している<ref name="d">[http://www.pref.aichi.jp/kanko/toukei/H19/toukei_h19.html 愛知県ホームページ - 平成19年観光統計]</ref>。[[仙台七夕|仙台]]、[[湘南ひらつか七夕まつり|平塚]]と並ぶ日本三大七夕まつりのひとつとされている。
| |
| − | ;主な祭事
| |
| − | *[[安城七夕まつり]]
| |
| − | | |
| − | ==文化==
| |
| − | ===特産品===
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| − | 特産は県下で最大の生産高をあげる[[イチジク]]が有名である。イチジクは1930年頃から[[碧南市]]などとともに出荷目的での栽培が始まり、昭和40年代後半から水田の転作用作物として急速に栽培されるようになった<ref>[http://www.city.anjo.aichi.jp/shisei/koho/20070915/index.html 『広報あんじょう』2007年9月15日号] - 「特集 安城のイチジク」</ref>。1985年頃からは[[ジャム]]や[[ワイン]]などに製品化がされている。このほか、[[ナシ]]が市全域で栽培されている。
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| − | また、市南西部の和泉町で作られる「和泉[[素麺|そうめん]]」が手延べ半生めんとして有名。
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| − | ===伝統芸能===
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| − | 1995年に、[[西尾市]]・[[幸田町]]とともに[[三河萬歳]]（三河万歳）が国の[[重要無形民俗文化財]]を受けた。安城市内の三河万歳は東別所町や西別所町で伝わる「別所万歳」と呼ばれるものが[[室町時代]]から伝えられてきた。[[明治|明治時代]]に入ると、榎前町辺りで[[尾張萬歳]]の系統の万歳が興った。戦後、別所万歳は万歳師が少なくなって衰退していったのに対し、榎前町では盛んになっていった。1967年には三河万歳保存会が発足。しかし、衰退していた別所万歳が由緒正しき三河万歳であると発覚したことから、保存会会員が[[茨城県]]在住の別所万歳伝承者に指導を受け、2つの万歳が合わさったものが現在の安城市の三河万歳の形となった<ref>[http://www.city.anjo.aichi.jp/shisei/koho/20060101/index.html 『広報あんじょう』 2006年1月1日号] - 「あんじょうみてあるき その22 安城の三河万歳」</ref>。現在、別所系の「神道三河万歳」、尾張系の「御殿万歳」「三曲万歳」の3つの演目が主に演じられている。
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| − | このほか、桜井町下谷に伝わる[[棒の手]]が1964年に県指定無形民俗文化財に指定されている。桜井町下谷の棒の手は、1560年の[[桶狭間の戦い]]で総崩れになった[[今川氏|今川方]]の式部太夫某という侍が、桜井に留まって村人に棒の手を教えたことが発祥と伝えられており、「式部流」と呼ばれる<ref>[http://www.city.anjo.aichi.jp/shisei/koho/20041101/index.html 『広報あんじょう』2004年11月1日号] - 「特集 桜井の棒の手」</ref>。式部流は26種の演目から成り立ち、すべて[[口伝]]による伝承が行われてきた。1956年に保存会が立ち上がり、現在は下谷の小学生高学年が下谷の八幡社や桜井神社の祭礼に向けて指導を受けている。
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| − | ===スポーツ===
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| − | [[File:Anjo City Sports Center ac (2).JPG|thumb|200px|[[安城市スポーツセンター]]]]
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| − | [[File:Anjo Comprehensive Sports Park softball field ac.JPG|thumb|200px|[[安城市総合運動公園]]ソフトボール場]]
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| − | 1950年に開催された[[第5回国民体育大会|愛知国体]]では[[ソフトボール]]の会場に、また1994年の[[第49回国民体育大会|わかしゃち国体]]では、[[バスケットボール]]と[[ソフトボール]]の会場となった。
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| − | 愛知国体がきっかけで、安城市ではソフトボール熱が高まり、倉敷紡績安城工場ソフトボール部が国体や全日本大会で優勝。また、[[安城学園高等学校]]も1958年の[[第13回国民体育大会|富山国体]]で優勝するなどした<ref>『新編安城市史4 現代』 168頁</ref>。現在は、[[日本ソフトボールリーグ]]女子1部の試合が[[安城市総合運動公園]]内のソフトボール場でほぼ毎年開催されている<ref>[http://www.softball.or.jp/info_league/w01/result/w1_r2008.html 日本ソフトボール協会ホームページ - 日本女子ソフトボールリーグ1部 過去の戦績]</ref>。
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| − | バスケットボールでは、実業団の[[アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス]]（[[バスケットボール女子日本リーグ機構|Wリーグ]]）と[[アイシン・エィ・ダブリュ アレイオンズ安城]]（[[ジャパン・バスケットボールリーグ|B3.LEAGUE]]）が本拠を置いており、[[安城市体育館]]や[[アイシン・エィ・ダブリュ]]本社敷地内の体育館でも試合が行われる。
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| − | ;男子
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| − | {| class="sortable wikitable" style="text-align:center;font-size:85%;"
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| − | |-
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| − | ! 名称
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| − | ! 競技種目
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| − | ! 所属リーグ
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| − | ! 本拠地
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| − | ! 運営会社・団体
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| − | ! 設立
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| − | |-
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| − | ! style="background-color:#156F5C" | [[アイシン・エィ・ダブリュ アレイオンズ安城|<span style="color:red">アイシン・エィ・ダブリュ アレイオンズ安城</span>]]
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| − | | [[バスケットボール]]
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| − | | [[ジャパン・バスケットボールリーグ|B3リーグ]]
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| − | | [[安城市スポーツセンター]]
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| − | | [[アイシン・エィ・ダブリュ]]
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| − | | [[1978年]]
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| − | |}
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| − | ;女子
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| − | {| class="sortable wikitable" style="text-align:center;font-size:85%;"
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| − | |-
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| − | ! 名称
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| − | ! 競技種目
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| − | ! 所属リーグ
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| − | ! 本拠地
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| − | ! 運営会社・団体
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| − | ! 設立
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| − | |-
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| − | ! style="background-color:red" | [[デンソー女子ソフトボール部|<span style="color:white">デンソーブライトペガサス</span>]]
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| − | | [[ソフトボール]]
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| − | | [[日本ソフトボールリーグ|JSL]]
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| − | | [[安城市総合運動公園]]ソフトボール場
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| − | | [[デンソー]]
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| − | | [[1960年]]
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| − | |-
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| − | ! style="background-color:red;" | [[アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス|<span style="color:white">アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス</span>]]
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| − | | [[バスケットボール]]
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| − | | [[バスケットボール女子日本リーグ機構|Wリーグ]]
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| − | | [[安城市体育館]]
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| − | | [[アイシン・エィ・ダブリュ]]
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| − | | [[1979年]]
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| − | |}
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| − | == 出身著名人 ==
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| − | ;歴史上の人物
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| − | *[[松平長親]] - 安城松平家2代目
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| − | *[[松平清康]] - 安城松平家4代目
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| − | *[[浅井道忠]] - 戦国武将
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| − | *[[石川丈山]] - [[江戸時代]]の文人
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| − | | |
| − | ;政界・財界・学界
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| − | *[[大見為次]] - 初代安城市長
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| − | *[[神谷学]] - 安城市長
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| − | *[[大見正]] - [[衆議院]]議員、元[[愛知県議会]]議員
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| − | *[[石山志保]] - [[福井県]][[大野市]]長
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| − | *[[高野鎮雄]] - [[日本ビクター]]元副社長、「[[VHS]]の父」
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| − | *[[佐々木月樵]] - 仏教学者、[[大谷大学]]学長
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| − | *[[林徹 (経営学者)|林徹]] - 経営学者
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| − | *[[福山透]] - 化学者
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| − | ;スポーツ選手
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| − | *[[谷本歩実]] - [[柔道]]選手、[[アテネオリンピック (2004年)|アテネオリンピック]]・[[北京オリンピック]]金メダリスト。
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| − | *[[谷本育実]] - [[柔道]]選手
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| − | *[[松本昌広]] - 柔道選手
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| − | *[[中野弘幸]] - 陸上競技選手
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| − | *[[河村美幸]] - バスケットボール選手
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| − | *[[森勇人]] - サッカー選手、[[ガンバ大阪]]MF
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| − | *[[森晃太]] - サッカー選手、[[ヴァンフォーレ甲府]]FW
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| − | *[[宮崎有妃]] - [[プロレスラー]]
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| − | *[[オカダ・カズチカ]] - [[プロレスラー]]
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| − | *[[鶴田竜二]] - レーシングライダー
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| − | *[[深谷知広]] - [[競輪選手]]
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| − | ;その他
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| − | *[[山本正之]] - [[シンガーソングライター]]
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| − | *[[御舘透]] - [[武道家]]
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| − | *[[城戸光晴]] - 俳優
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| − | *[[柚木涼香]] - [[声優]]
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| − | *[[桜木さゆみ]] - [[漫画家]]
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| − | *[[近藤龍人]] - [[撮影監督]]
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| − | *[[日下実男]] - 科学評論家
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| − | *[[寺田真二郎]] - [[料理研究家]]
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| − | *[[田村響]] - [[ピアニスト]]、[[ロン＝ティボー国際コンクール]]ピアノ部門優勝（2007年）。
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| − | *[[黒江美咲]] - タレント
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| − | *[[鈴原あいみ]] - [[モデル (職業)|モデル]]・[[タレント]]
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| − | *[[おおみちとせ]] - ナレーター
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| − | *[[山本靖貴]] - [[アニメーター]]
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| − | *[[加藤誉樹]] - バスケットボール審判員
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| − | *[[東海オンエア | ゆめまる]] - [[YouTuber]]、『[[東海オンエア]]』のメンバー
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| − | ===マスコットキャラクター===
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| − | *[[きーぼー]] - [[安城七夕まつり]]により[[2009年]]より正式に採用された[[マスコットキャラクター]]である。
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| − | == 参考文献 ==
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| − | *安城市史編さん委員会編『安城市史』 安城市、1971年。
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| − | *安城市史編集委員会編『新編安城市史 通史編』 安城市、2006・2007年。
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| − | *安城の歴史を学ぶ会編『安城の地名』 安城市教育委員会、1985年。
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| − | *明治用水通水120周年記念特別委員会編『明治用水通水120年記念誌』 明治用水土地改良区、1999年。
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| − | == 脚注 ==
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| − | {{Reflist|2}}
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| − | ==関連項目==
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| − | *[[ブラジリアンタウン]]
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| − | *[[工業都市]]
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| − | == 外部リンク ==
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| − | {{commonscat|Anjo, Aichi}}
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| − | *{{official|http://www.city.anjo.aichi.jp/}}
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| − | {{安城市の町・字}}
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| − | {{愛知県の自治体}}
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| − | {{Normdaten}}
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| | + | JR東海道新幹線，名古屋鉄道名古屋本線，西尾線が通る。二子古墳，姫小川古墳は国の史跡に指定されている。県指定の無形文化財の三河万歳は有名。面積 86.05km<sup>2</sup>。人口 18万4140（2015）。 |
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| | + | {{テンプレート:20180815sk}} |
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| | [[Category:愛知県の市町村]] | | [[Category:愛知県の市町村]] |
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