「学校 (映画)」の版間の差分

提供: miniwiki
移動先:案内検索
 
(1版 をインポートしました)
(相違点なし)

2018/8/5/ (日) 20:12時点における版

学校』(がっこう)は、山田洋次監督の映画シリーズ作品。1993年から2000年までに全4作が制作された。

学校

学校
監督 山田洋次
脚本 山田洋次
朝間義隆
原案 松本 創
製作 中川滋弘
深澤宏(プロデューサー)
出演者 西田敏行
竹下景子
田中邦衛
裕木奈江
萩原聖人
中江有里
音楽 冨田勲
撮影 高羽哲夫
長沼六男
編集 石井巌
製作会社 松竹日本テレビ放送網住友商事
配給 松竹
公開 日本の旗 1993年11月6日
上映時間 128分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
配給収入 7億円[1]
テンプレートを表示

1993年11月6日(土)公開の日本映画。製作は松竹・日本テレビ放送網・住友商事。松竹創業百周年記念作品。日本テレビ放送網開局四十年記念作品。芸術文化振興基金助成作品。文部省特選。

幅広い年代の生徒が集まる夜間中学校を舞台に、挫折や苦境から立ちあがる人々を描いた。焼肉店を経営する在日コリアンのオモニ、中年になるまで文字が読めなかったイノさん(田中邦衛)などが登場する。

下敷きになったのは、松崎運之助(みちのすけ)『青春 夜間中学界隈』(教育史料出版会1985年)である。イノさん(猪田)のモデルは実在の井上という生徒であり、映画のエピソード(競馬の話、医学部生に夜間中学を紹介された話、急病で死去した話など)もほぼ実話である。

この映画によって、夜間中学校は一挙に知名度が高まった。

俳優の渥美清は『男はつらいよ』以外での最後の出演作品となった。

ストーリー 

夜間中学校に勤める黒井はある日校長に呼び出され「そろそろ異動を」と薦められていた。しかし黒井は「私は夜間に根を生やして『古狸』と呼ばれたいんです」とつっぱねる。黒井のクラスには働きながら夜間に通うカズ、中1で不登校になったえり子、不良のみどり、日本の社会になかなか馴染めない中国人の張、焼肉屋を経営するオモニ、脳性麻痺で言葉の不自由な修、そして長年の肉体労働で身体を酷使した競馬好きのイノさんがいた。それぞれに違った環境でそれぞれの悩みを抱えつつ夜間に通う生徒たち。

イノさんが体調不良で田舎に戻り、療養中(教室には不在)であるところから物語は始まる ....。

出演

黒井先生
演 - 西田敏行
作中のクラス担任。夜間中学校に情熱を持つ。『黒ちゃん(黒さん)』の愛称で慕われる。
イノさん
演 - 田中邦衛
黒井の生徒の一人。向学心が人一倍強い。田島に好意を寄せる。趣味は競馬。
カズ
演 - 萩原聖人
清掃会社に勤務。少々不真面目だがクラスのムードメーカー。えり子に恋愛感情を持つ。
えり子
演 - 中江有里
元不登校児。優等生タイプで朗らかで優しい人柄。以前は無口で暗い女の子だった。
オモニ
演 - 新屋英子
56歳の時に入学。クラスではみんなの母親的存在で、時として黒井を叱ることもある。
張(チャン)
演 - 翁華栄
中国と日本のハーフ。日本で差別的な扱いを受けながらも仕事を探す。がめつい性格。
修(おさむ)
演 - 神戸浩
ほんわかした雰囲気が特徴で年下のカズからは、いじられキャラとなっている。イノさんと仲がいい。
みどり
演 - 裕木奈江
不良娘。やや短気だが根は仲間思い。根気よく親身に接してくれる黒井のことを信頼している。
田島先生
演 - 竹下景子
英語教師。教師として黒井に憧れる。離婚歴のある独身の子持ち。
校長
演 - すまけい
別の中学校への異動の話が決まり黒井に伝える。
土屋
演 - 笹野高史
学校の職員。イノさんの叔母さんからの電話を受けて、黒井につなぐ。
自動車解体工場の社長
演 - 小倉久寛
チャンが以前働いていた工場の社長。
リネン工場の社長
演 - 坂上二郎
チャンが再就職を希望するクリーニング工場の社長。
えり子の父
演 - 大和田伸也
自身は寡黙な性格だが、ベラベラ余計なことまで話す妻の言動を内心嫌がっている。
えり子の母
演 - 浅利香津代
えり子が中学校にまともに通えなくなったことを不憫に思っている。
イノさんの叔母さん
演 - 園佳也子
山形県在住。療養中のイノさんの状況を黒井に電話で伝える。
八百屋の親父
演 - 渥美清特別出演
黒井の家の大家で、近所で八百屋を営む。黒井の家に訪れた田島との様子を伺う。
河合茂
演 - 大江千里
若い医者。勉強を教わりたいイノさんと出会い、夜間中学校に一緒に赴き黒井と出会う。

スタッフ

受賞

脚注
  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 男はつらいよ 寅次郎の縁談』と合わせての受賞。
  2. 釣りバカ日誌6』と合わせての受賞。
  3. 子連れ狼 その小さき手に』、『虹の橋』と合わせての受賞。
  4. 4.0 4.1 教祖誕生』、『月はどっちに出ている』と合わせての受賞。
  5. 5.0 5.1 5.2 『夢の女』と合わせての受賞。

学校II

学校II
監督 山田洋次
脚本 山田洋次
朝間義隆
製作 中川滋弘
深澤宏(プロデューサー)
出演者 西田敏行
吉岡秀隆
永瀬正敏
いしだあゆみ
神戸浩
音楽 冨田勲
撮影 長沼六男
編集 石井巌
製作会社 松竹日本テレビ放送網住友商事
配給 松竹
公開 日本の旗 1996年10月19日
上映時間 122分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
配給収入 6億円[2]
テンプレートを表示

1996年10月19日(土)公開の日本映画。製作は松竹・日本テレビ放送網・住友商事。芸術文化振興基金助成作品。文部省選定。

高等養護学校を舞台に、重い障害を持つ生徒と軽い障害を持つ生徒の交流・葛藤、就職問題等を入学から卒業までの、3年間の出来事を描いた作品。

ストーリー

留別(りゅうべつ)高等養護学校では、様々な障がいを持つ生徒たちが寮生活を送りながら教育を受けている。2年前この学校に入学してきたのは、いじめに遭って以来一言も話さなくなった高志や言語障害と歩行障害がある佑矢たち。彼らを受け持つのは、クラス担任の竜平とそれをサポートする玲子、それに新人教師・小林の3人。佑矢は特に手のかかる生徒で、すぐに暴れ回るため小林はつきっきりでその対応に追われる。竜平たちは長い月日をかけて生徒との関係を築いていく。しかし3年生になった高志はある日、佑矢を連れて「買い物へ行く」と寮を出たまま失踪する。

出演

青山竜平
演 - 西田敏行
クラス担任。愛称は『竜先生』。生徒たちの気持ちを尊重したやり方で指導する。
緒方高志
演 - 吉岡秀隆
軽度の知的障がいがある。中学生の頃のいじめにより傷つき無口で暗い性格になる。
久保佑矢
演 - 神戸浩
障がいにより気持ちを上手く表現できず、すぐに暴れる。高志を『お兄ちゃん』と慕う。
小林大輔
演 - 永瀬正敏
若い新米教師。重い障害のある佑矢の担当。佑矢との関係が上手く築けずに悩む。
北川玲子
演 - いしだあゆみ
竜平のクラスの補助的な教師を担当。生徒たちに精一杯の愛情を持って支える。

失踪した高志と佑矢が出会う主な人物

滝川駅員
演 - 梅垣義明
失踪後に駅に訪れた高志と佑矢を目撃し、竜平にその時の状況を伝える。
ホテルのマネージャー
演 - 笹野高史
養護学校の高志の先輩である木村が働くホテルのマネージャー。
高志の先輩
演 - 大沢一起
ホテルの調理場に勤務。障がいを持ちながらも懸命に働く。時間に細かい性格。
熱気球仲間
演 - 山村レイコ油井昌由樹
高志と佑矢が道端に座り込んでいた所を偶然車で通りかかり乗せてあげる親切な人。

高志の同級生たち

いとう
演 - 小籔千豊
紺色の野球帽がお気に入りで授業中でもいつも被っている。挨拶するのが好き。
ゆりこ
演 - 鈴木美恵
相手に色々と質問したり、自分が知っている知識を相手に教えるのが癖。
あんどう
演 - 真野きりな
かなりの潔癖症。ちょっとしたことで教室に備え付けの手洗い器に手を洗いに行く。
むかいけんいち
演 - 向 健一
指と声で銃で撃つ(撃たれる)マネをして相手や自分が死んだふりをする遊びが好き。
おおはらもとこ
演 - 大原資子
おかっぱ頭の女の子。内気で大人しいが心優しい性格。

その他の主な人物

由香
演 - 浜崎あゆみ
竜平の娘。母と祖母と3人で暮らす。進路をめぐり母と意見が合わずに悩む。
小宮山勇吉
演 - 中村富十郎 (5代目)
養護学校の校長。高志と佑矢が一緒に過ごす内に変化が起きたことに気づく。
緒方綾子
演 - 泉ピン子
高志の母。高志がいじめを受けて急に暗く無口な性格になりショックを受ける。
久保文枝
演 - 原日出子
佑矢の母。佑矢が自ら希望して養護学校に入学したが、これからの生活に不安を覚える。
クリーニング工場の社長
演 - 鶴田忍
高志が就職を目指して職場体験(作中では現場実習と呼ばれる)をする工場の社長。
クリーニング工場の先輩
演 -
高志が職場体験した工場の若い先輩従業員。高志に細かく指導する。ロン毛の男。
安室奈美恵 with SUPER MONKEY'S
演 - 安室奈美恵 with SUPER MONKEY'S
本人役でライブシーンで登場。他にも本作では安室奈美恵の楽曲が何度か使用されている[3]
コンクールの司会者
演 - 豊田順子(日本テレビアナウンサー)
作中に催される北海道の新聞社主催の高校弁論作文コンクールの司会者。

スタッフ

受賞

学校III

学校III
監督 山田洋次
脚本 山田洋次
朝間義隆
原作 山田洋次
鶴島緋佐子
製作 中川滋弘
大谷信義(製作代表)
氏家齊一郎(製作代表)
宮原賢次(製作代表)
角川歴彦(製作代表)
渡邉恒雄(製作代表)
深澤宏(プロデューサー)
出演者 大竹しのぶ
黒田勇樹
余貴美子
小林稔侍
音楽 冨田勲
主題歌 中島みゆき瞬きもせず(MOVIE THEME VERSION)
撮影 長沼六男
編集 石井巌
製作会社 松竹日本テレビ放送網
住友商事角川書店読売新聞社
配給 松竹
公開 日本の旗 1998年10月17日
上映時間 133分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
配給収入 4.3億円[4]
テンプレートを表示

1998年10月17日(土)公開の日本映画。製作は松竹・日本テレビ放送網・住友商事・角川書店・読売新聞社。日本テレビ開局45年記念作品。文部省選定。

自閉症の息子を持つシングルマザーの女性を中心に、人生の再出発をかけて集った人々の リストラ・再就職問題を職業訓練校(ビル設備・ビルメンテナンス半年コース、東京都立)を舞台に、心の交流を描いた作品。

ストーリー

零細企業の経理係で働く紗和子は、自閉症があるが新聞配達をする息子・富美男と団地で二人暮らし。しかし突然会社からリストラされてしまい、生活していくため正社員として働き口を探す。職業安定所には紗和子が望むような募集がなく、資格取得のため職業訓練校(本作では、技術専門校のビル管理科)に入校する。ビル管理科のクラスは、不景気でリストラされたり経営していた店が潰れた40代以上の男たちばかり。皆同じような境遇で紅一点の紗和子とも親しくなるが、周吉だけは他の生徒と交わろうとしない。紗和子が慣れない資格の勉強に奮闘する中、富美男が新聞配達の仕事中にトラブルを起こしてしまう。

出演

小島紗和子
演 - 大竹しのぶ
失業したため、技術専門校に通い資格取得を目指す。富美男と団地で二人暮らし。
高野周吉
演 - 小林稔侍
ビル管理科の生徒。わがままで協調性のない人物。リストラに遭い技術専門校に渋々通う。
小島富美男(トミー)
演 - 黒田勇樹
紗和子の一人息子。16歳。自閉症で会話はできるが常に独り言を話す。新聞配達をしている。

技術専門校の関係者

井上幸男
演 - 田中邦衛
生徒。板金関係の工場の元経営者。自然とビル管理科クラスのまとめ役のような存在。
鬼塚健
演 - ケーシー高峰
生徒。以前はゲイバーのバーテンダーらしい水商売をしていて退職後もオネェ言葉を話す。
金栄洙(キム・ヨンス)
演 - 笹野高史
生徒。電気製品の小売店の元店主。物覚えが良くボイラーの仕組みを紗和子たちに説明する。
斉藤先生
演 - 寺田農
ビル管理科のクラスの主な担当講師。ビル管理の仕事に対する心構えや必要な知識を教える。
演 - さだまさし
技術専門校の事務担当。ある時講師が遅れた時にボイラーについてユーモアを交えて話す。

紗和子の関係者

倉本節
演 - 余貴美子
紗和子と同じ団地に住む仲の良いおばさん。紗和子たちとは家族ぐるみで付き合う。
倉本健吉
演 - 伊藤淳史
節の息子。富美男と仲が良く、一緒にいる時は色々と助言したり面倒を見ている。
紗和子の伯母
演 - 中村メイコ
普段は自宅兼不動産屋で働いている。よく喋るおばさん。紗和子親子の生活を心配する。

周吉の関係者

高野藤子
演 - 秋野暢子
周吉の妻。周吉がこれまで仕事一筋で家庭をあまり顧みなかったためやや冷めた間柄。
高野肇
演 - 伊崎充則
周吉の息子。大学進学を目指す予備校生。周吉の寝酒の量が増えたので心配している。
高野の会社社長
演 - 鶴田忍
大きな規模の会社の社長。周吉を含めて支店長クラスの50歳以上の社員に勇退勧告する。

その他の主な人物

山本
演 - 吉岡秀隆
富美男が働く新聞配達の仕事仲間。口数は多くないが富美男を手助けする優しい性格。
団地の主婦
演 - 松金よね子
富美男の新聞配達先の団地の住人の1人。富美男の障がいについて偏見を持った発言をする。
村上
演 - 小林克也
経営コンサルタント。紗和子が勤めていた会社の経営状態が悪く社長の代わりに解雇を告げる。
紗和子の同僚
演 - 角替和枝
自分たちへの解雇通告を直接伝えない社長に文句を言う。

その他

ビル管理主任
演 - 園田裕久
橋本久
演 - 笠井一彦
工藤秀勝
演 - 小林繁

スタッフ

主題歌

受賞

十五才 学校IV

十五才 学校IV
監督 山田洋次
脚本 山田洋次
朝間義隆
平松恵美子
原案 松本創
製作 迫本淳一
中川滋弘(プロデューサー)
深澤宏(プロデューサー)
出演者 金井勇太
麻実れい
赤井英和
丹波哲郎
音楽 冨田勲
主題歌 ゆずシャララン」「境界線」
撮影 長沼六男
編集 石井巌
製作会社 松竹日本テレビ放送網
住友商事角川書店博報堂
配給 松竹
公開 日本の旗 2000年11月11日
上映時間 120分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 10.5億円[5]
テンプレートを表示

2000年11月11日(土)公開の日本映画。製作は松竹・日本テレビ放送網・住友商事・角川書店・博報堂。

本作の舞台は学校ではなく、全国各地でのロケをメインにしている初めての作品である。

学校に行かない少年の横浜から鹿児島県の屋久島までのヒッチハイクの旅を描いたロードムービーである。

ストーリー

東京に住む中学3年生・大介は、ある日家族に行き先を告げないまま家出をした。実は、もう半年前から朝になると謎の腹痛に襲われるため、不登校生活を送っている。学校を休むと昼頃に腹痛は収まるが、医者やカウンセラーに診てもらうも原因はわからない。そんな大介が家出をしたのは、屋久島にある樹齢7,000年とも言われる縄文杉に触れてみたいという思いからだった。大介の母・彩子は心配するが父・秀雄は意気地なしの大介がそんな遠くに行けるわけがないとまともに取り合わない。そんな親の心配もよそに大介は、一人旅をしながら道中で様々な人に出会い屋久島を目指す。

出演

川島大介
演 - 金井勇太
中学3年生。不登校だが理由は自身もわからない。屋久島の縄文杉を目指して一人旅をする。

大介の家族

川島秀雄
演 - 小林稔侍
大介の父。不登校になった大介に手を焼き、最近は彩子に面倒を任せっぱなし。
川島彩子
演 - 秋野暢子
大介の母。家出をした大介を心配しているが、自身に対応を押し付ける秀雄に不満を持つ。
川島舞
演 - 児玉真菜

大介の妹。兄想いで、大介を見下す発言をする秀雄に反論する。

大介を車に乗せる人たち

児玉
演 - 笹野高史
冒頭でヒッチハイクで大阪に行きたいという大介を車に乗せてあげる。
宮本
演 - 梅垣義明
同乗している車に大介を乗せてあげる(運転するのは佐々木)。長男の進路に悩んでいる。
佐々木康
演 - 赤井英和
長距離トラック運転手。大阪弁を話す。大介を車に乗せる。過去に家出をしたことがある。
大庭すみれ
演 - 麻実れい
女性の長距離トラック運転手。宮崎県在住。母子家庭で子供を育てている。登と境遇が似ている大介に親近感を覚える。

すみれの家族

大庭薫
演 - 真柄佳奈子
すみれの娘。中学生。父はおらず、母が仕事で家を空けることもあり率先して家事をする。
大庭登
演 - 大沢龍太郎
すみれの息子。薫の兄。ほとんどの時間を自室で過ごす。ジグソーパズルにハマっている。
すみれの母
演 -桜むつ子
すみれの実母か義母かは不明。畑仕事をするぐらい元気だが、時々デイサービスを利用している。

大介が屋久島で出会う人たち

金井真知子
演 - 高田聖子
大介が屋久島で偶然出会った女性。大介と同じく縄文杉などを目指して一人旅をしている。
畑鉄男(バイカルの鉄)
演 - 丹波哲郎
屋久島で独り暮らしをする老人。大介を家に泊めてあげる。頑固でぶっきらぼうな性格。
周吉
演 - 犬塚弘
鉄男の戦友仲間。第二次世界大戦でシベリア抑留を経験。なぜか常にアゴにマスクをつけている。
正夫
演 - 桜井センリ
鉄男の戦友仲間。ただし、鉄男とのカラオケなどの付き合いに乗り気ではなく渋々同行する。
薬屋のおかみ
演 - 余貴美子
商品を買いに来た大介に使い方を説明する。世話好きな性格。

その他

黒井先生
演 - 中村梅雀
大介の担任。彩子からの連絡を受けて、大介のクラスメイトと共に行きそうな場所を考える。
木下泉
演 - 皆川香澄
大介のクラスメイト。不登校生活を送る大介を気にかける。実は大介が好意を寄せる相手。
大角(おおすみ)
演 - 蛭子能収
すみれの地元の市役所勤務。薫曰く「こんにゃく玉みたいな顔の人」。妻とは死別で独身。
畑満男
演 - 前田吟
鉄男の息子。福岡在住。高齢なのに同居を断って独り暮らしを続ける鉄男を心配する。
スナックの主人
演 - 佐藤蛾次郎
鉄男が常連で通うカラオケ・ショーパブ『しゃくなげ』でショーの司会などをしている。
志乃
演 - 野村恵里
若い社員
演 - 北山雅康

スタッフ

  • 監督:山田洋次
  • 製作:松竹・日本テレビ放送網・住友商事・角川書店・博報堂
  • 録音:岸田和美

主題歌

受賞

脚注

  1. 「1993年邦画作品配給収入」、『キネマ旬報1994年平成6年)2月下旬号、キネマ旬報社1994年、 156頁。
  2. 大高宏雄 『日本映画逆転のシナリオ』 WAVE出版、2000-04-24、56。ISBN 978-4-87290-073-6。
  3. 作中では『GOOD-NIGHT』や『Don't wanna cry』など安室奈美恵の楽曲が、CDやラジオから流れる曲として使用されている。
  4. 「1998年日本映画配給収入」、『キネマ旬報1999年平成11年)2月下旬号、キネマ旬報社1999年、 175頁。
  5. テンプレート:映連興行収入

関連項目

外部リンク

テンプレート:日本アカデミー賞最優秀作品賞


テンプレート:山田洋次の監督作品