子供銀行券

子供銀行券（こどもぎんこうけん）は、日本銀行券を模した玩具である。

概要

主にお店屋さんごっこなど、子供がお金の使い方を学ぶために使用される。また、トランプなどのパーティグッズを模した物もある。玩具店の他100円ショップで売られていたり、お菓子のおまけでついていることもある。

発祥は明らかになっていないが、1950年前後に発売されたと考えられる玩具「貯金あそび」で、既に「子供銀行券」の表記が登場している。

カードぐらいのサイズで作られたり、意匠のデフォルメされているものも多いが、本物の紙幣に紛らわしいものは、製造業者に通貨及証券模造取締法の適用の可能性がある。

必ずしも子供向けとは言えないが、「贅沢銀行券」なる10000円札のデザインを改変した「付箋」が盛岡市のイオンで使用される事件があった。裏面は白紙で、金額も人物の表情も変えてあったが、大きさや色合いがそっくりのため、実際の使用を許したものである。