妹尾地域

提供: miniwiki
移動先:案内検索
妹尾地域
せのお
地方 中国地方山陽地方
中国・四国地方
都道府県 岡山県
自治体 岡山市
行政区 南区
面積
6.35km²
世帯数
6,283世帯
総人口
14,893
登録人口、2018年7月31日現在)
人口密度
2,345.35人/km²
隣接地区 市内
 南区福田興除、北区吉備
市外
 都窪郡早島町
岡山市南区役所妹尾地域センター
東経133度51分37.26秒北緯34.610944度 東経133.86035度34.610944; 133.86035
所在地 〒701-0206
岡山県岡山市南区箕島1024-8
リンク 妹尾地域センター公式ページ
妹尾地域の位置
妹尾地域
テンプレートを表示

妹尾(せのお)は、岡山県岡山市南区にある広域地区である。旧・都窪郡妹尾町(せのおちょう)に相当し、現在は妹尾地域センター管内に当たる。

また興除地域センター管内に属する東畦周辺も妹尾駅が立地することなどから妹尾地区とされることがある。この項目では、妹尾地域センター管内全域、および興除地域センター管内のうち妹尾駅周辺について記述する。また、都宇郡・都窪郡妹尾町、およびその前身である妹尾村(せのおそん)についても述べる。

概要

岡山市南区役所妹尾地域センターが管轄する南区妹尾箕島が該当地域となっている。かつては都窪郡妹尾町であったが、1971年3月8日に岡山市へ編入合併された。

宇野線はかつて宇高連絡船との接続路線として栄えたが、現在は瀬戸大橋線として香川県と岡山方面の通勤路線となっている。また、国道2号や児島線など市街地に直結する道路も多数通行している。これにより妹尾は岡山市街のベッドタウンとしての役割を担っており、妹尾駅周辺では近年特にマンションの建設が盛んである。

また、国道2号岡山バイパスが地域内を通行している事から、ロードサイド店舗も複数立地している。

地理

北部は花崗岩からなる丘陵地で、それ以外の地区は干拓地となっている。丘陵地は古くから里山に利用されてきた。干拓地にはため池が多数存在する。

歴史

せのおちょう
妹尾町
廃止日 1971年3月8日
廃止理由 編入合併
妹尾町吉備町福田村岡山市
現在の自治体 岡山市
廃止時点のデータ
地方 中国地方山陽地方
中国・四国地方
都道府県 岡山県
都窪郡
団体コード 33424-5
面積 6.41km2.
総人口 9,880
(昭和45年国勢調査、1970年)
隣接自治体 都窪郡吉備町、福田村、早島町
児島郡興除村
 表示 

かつては備中国都宇郡妹尾村であった。地名は寿永年間(1180年代)に干拓地である当地に用水を引いた妹尾兼康に由来している。児島湾干拓事業前は現在の早島町域等を含む島の東部に位置する地域で、住民は漁業で生計を立てていた。現在の箕島付近は干潟であり、地区の北にある山の中でいくつかの貝塚が発見されている。江戸時代に当地を治めていた戸川氏の陣屋も存在した。

沿革

  • 1690年(元禄3年)代 - 妹尾村が東磯・西磯に分けられる。
  • 1876年(明治9年) - 東磯・西磯が合併して再び妹尾村が設置される。
  • 1889年(明治22年)6月1日 - 町村制施行により、都宇郡妹尾村・箕島村が発足。
  • 1896年(明治29年)2月26日 - 妹尾村が町制施行して妹尾町となる。
  • 1900年(明治33年)4月1日 - 都宇郡が窪屋郡と合併して都窪郡となり、都窪郡妹尾町・箕島村となる。
  • 1902年(明治35年)4月1日 - 妹尾町と箕島村が合併し、新・妹尾町が発足。
  • 1910年(明治43年)6月12日 - 妹尾町と隣接する児島郡興除村東疇に妹尾駅が開業。
  • 1939年(昭和14年)1月1日 - 備中箕島駅が開業。
  • 1971年(昭和46年)3月8日 - 妹尾町が岡山市に編入される。
  • 2009年(平成21年)4月1日 - 岡山市が政令指定都市に移行し、妹尾の行政区は南区となる。

行政

岡山市南区役所の出先機関である妹尾地域センターが岡山市南区箕島に存在し、戸籍関係(出生・死亡届等)等一般の業務を扱う総務民生課が置かれている。政令市移行前までは岡山市役所妹尾支所が置かれ、土木・農林を扱う産業建設課の業務も行っていたが、現在は南区役所で行われている。

交通

鉄道

瀬戸大橋線の快速マリンライナーが停車する妹尾駅があり(厳密には東畦に位置する)、同駅周辺にマルナカなどの商業施設や郵便局といった施設が立地し妹尾地区の中心地区となっている。箕島地区に備中箕島駅も存在するが、こちらは普通列車しか停車しない無人駅である。

道路

地区内に国道2号岡山バイパスが通行している。また、岡山市街地と児島方面を結ぶ主要地方道岡山県道21号岡山児島線も交通量が多い。

  • 国道
    • 国道2号岡山バイパス

主な施設

学校

参考文献

  • 岡山市と周辺市町村合併の記録(1971年)

関連項目

外部リンク