奴隷貿易

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奴隷貿易(どれいぼうえき;slave trade)

アフリカ住民を奴隷としてアメリカに売込んだ近代ヨーロッパの貿易形態。 16世紀以来新大陸の植民地化が進むにつれて,アフリカ黒人を捕獲して植民地の労働力として売ることが始った。アフリカ西岸を基地としてポルトガル,スペインがこの貿易に乗出し,17世紀からオランダが割込んだ。続いてイギリスが王立アフリカ会社を中心に本国,アフリカ,西インドを結ぶ三角貿易を進め,1731年ユトレヒト条約でアシエントを獲得するにいたった。奴隷は北アメリカ南部にも売込まれ,アフリカから運び去られた住民は,16世紀以後 300年間で 5000万人に達するという。またこの貿易の輸送船に乗船させられる黒人の待遇は拷問に等しく,輸送される全黒人の少くとも 20%は,航海中に死亡したといわれる。



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