大阪経済大学

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大阪経済大学
大学設置 1949年
創立 1932年
学校種別 私立
設置者 学校法人大阪経済大学
本部所在地 大阪府大阪市東淀川区大隅2-2-8
キャンパス 大隅(大阪市東淀川区)
北浜(大阪市中央区
学部 経済学部
経営学部第1部
経営学部第2部
情報社会学部
人間科学部
研究科 経済学研究科
経営学研究科
経営情報研究科
人間科学研究科
ウェブサイト 大阪経済大学公式サイト
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大阪経済大学(おおさかけいざいだいがく、英語: Osaka University of Economics

大阪府大阪市東淀川区大隅2-2-8に本部を置く日本私立大学

1949年に設置。大学の略称大経(だいけい)、大経大(だいけいだい)、経大(けいだい)、大阪経大(おおさかけいだい)など。

概観

大学全体

ファイル:大阪経済大学 旧校舎群.jpg
1984年の大阪経大・大隅キャンパス旧校舎群。旧図書館・旧B館等。奥には今は無きダイエー。これらの校舎群はすべて建替により現存しない。

社会科学・人文系の私立大学で、1932年に設置された浪華高等商業学校を源流とする。ただ、浪華高等商業学校は紛争により1935年に閉校し、同年に浪華高等商業学校の講師陣や学生を引き継いで新たに開校した昭和高等商業学校を直接の前身とする大学である。

大阪市営地下鉄今里筋線瑞光四丁目駅からは徒歩7分。阪急京都線上新庄駅から徒歩約15分に位置し、4年制大学としては数少ない大阪市内に主要キャンパスを有する都市型大学である。

ファイル:Zuiko 4-chome stn.jpg
最寄駅の瑞光四丁目駅。副駅名が「大阪経大前駅」となっており、過去には車内放送でも流れていた。

また現在では関西の文系私大で唯一、夜間のみの通学で卒業可能な夜間学部とコース(経営学部第2部・経済学科イブニング履修)を設けている。大阪市内でも大阪市立大学と本学のみであり、学費も夜間主は昼間主と同額に設定されているのが普通になる中、関西私大で唯一、国公立大学の昼間主より安く設定している。また、昼間主の4年間の学費も関西の私立大学では最も安価に設定している。

2003年には無借金経営であることなどが評価され関西の学校法人としては、初めて株式会社格付投資情報センター(R&I)に 21段階中上位5番目にあたる「A+(Aプラス)」の財務格付けを取得する(この格付けは大学経営の安定性・健全性・教育の質が良好であることを示す)など、1999年から理事長に井阪健一東証元副理事長)、松谷嘉隆国際証券元社長)、真銅孝三倉敷紡績元社長)、勝田泰久りそな銀行元頭取)、佐藤武司(日本ジッコウ会長、前同窓会長)、藤本二郎ホーチキ元社長)を6代続けて卒業生や民間から招聘し改革に取り組んでいる。

2002年に人間科学部、2004年には関西で初めてとなる企業法務を重視したビジネス法学科を設置するなど、現在は4学部7学科を有する文科系複合大学である。

ファイル:Osaka University of Economics.jpg
大隅キャンパス 50周年記念館(E館)4階から。一番上の写真とほぼ同じ場所からの撮影。写真右手前の旧図書館は既に存在しない。(2009年撮影)
ファイル:Osaka University of Economics1.JPG
右はC館。左側の旧D館は既に存在しない。(2006年撮影)

理事長は藤本二郎ホーチキ元社長)。学長は徳永光俊[1]

大学のキャッチコピーは「つながる力。」

また、名称が良く似ている八尾市大阪経済法科大学とは全く関係は無い。

建学の精神

  • 建学の精神 「自由と融和
  • 教育の基本理念 「人間的実学

教育の特徴

  • 「ゼミの大経大」を自称しており、ゼミナール教育に力を入れている。その一環として、2010年より学内におけるプレゼンテーションの力を競い合うゼミ対抗イベント「ZEMI-1グランプリ」が開催されている。審査員には日本経済新聞ベネッセコーポレーション博報堂関西支社、日伝などの外部審査員を招へいしている。2010年に行われた日経ビジネス主催「アカデミック・サポート・プログラム西日本合同研究会」において、大阪経済大学のゼミがグランプリに輝いた[2]
  • インターンシップは全国屈指の規模で行われている。正規の科目として単位認定もしている。
  • 本学の教育の理念でもある人間的実学を軸にフィールドワークを重視した特別講義を開講しているのも特色である。各学部でトヨタ自動車デンソーダイキン工業など国内のトップ企業の経営戦略を調査する「工場見学」、海外の日系企業の工場を調査する「海外工場見学」などを実施している。
  • 経営学部では2000年から学部学生を対象にした起業家育成講座を、全国で立教大学に次いで2番目に開設し、2007年度から起業家育成を目的とした「アントレコース」も開設した。そのほか日本テクニカルアナリスト協会の協力による株価のテクニカル分析講座や、株式のバーチャル運用成績を評価する講座など実践的なカリキュラムである。起業家育成講座には大阪産業創造館との共同による産学連携講座、大阪外食産業協会の協力の講座、経営疑似体験講座などを設けている。
  • 文学部や外国語学部など人文科学系の学部はないが英語ドイツ語フランス語スペイン語中国語朝鮮語日本語(留学生対象)の7ヶ国語が選択必修で学べる(最近までロシア語も開講されていた)。なお、関西外国語大学との単位互換制度により同大学の外国語を中心とした科目も履修可能である。そのほかTOEICを一部学生を対象に無料で受験できる。また、人間科学部では英語の中学校・高等学校教諭一種免許状が取得可能となっている。

基本情報

所在地

象徴

学章

  • 大阪経済大学の学章(校章)は、縦書きの「經大」の字の篆書体がデザインされたものである。現在でも、各種式典時に使用される。

スクールカラー

シンボルマーク

  • シンボルマークは「Kindness」と「KEIZAI」の「K」の四方に大阪の「大」の字を配したものである。2008年4月に制定された。

イメージキャラクター

学歌・逍遥歌

  • 大阪経済大学学歌 - 作詞 秋本吉郎(元教授)/作曲 柴田南雄(元東京芸術大学教授)[3]
    • 4番まであり、それぞれが春夏秋冬を読み込みつつ、若さや青春・学生同士や学生と教師の融和・真理の追求・経済の実践と自治を歌っている。戦後間もない1949年に大学に昇格した直後の1950年に作られた口語の歌である。
    • 歌詞は脚注の公式ホームページを参照
  • 大阪経済大学逍遥歌 - 作詞 中村行男(16回卒)/作曲 松川圭一(15回卒)[4]
    • 9番まである。大阪経済専門学校時代の1948年に作られた文語体の歌である。
    • 歌詞は脚注の公式ホームページを参照
  • なお、以前は前身の昭和高等商業学校の校歌が「大阪経済大学学園歌」として歌い継がれていたが、歌詞に国粋主義的な内容を含むこともあり、現在はほとんど歌われていない。
大阪経済大学学園歌
作詞 黒正巌(創立者)/作曲 水野康孝(元教授)
1
商都の東北 澱江(でんこう=淀川)に
臨みて高く 聳(そそ)り立つ
我等が 昭和学園は
産業日本を 双肩に
担うて進む 若人の
心の糧の 広野原
2
一千余年の 其の昔
大隅の宮の 在りませし
聖(とうと)き跡の 学園は
忠孝日本を 心肝に
銘して学ぶ 若人の
教えの道の 道標(みちしるべ)
3
黒煙天を ひた蔽(おお)い
船車どよもす八衡(やちまた)を
静かに臨む 学園は
科学日本の 究明に
生命を注ぐ 若人の
心の花の 咲く園生(そのお)
4
都鄙(とひ)はいさかい 国せめき
なりわいの道 極むれど
我等が 昭和高商は
商業日本を 信と誼に
富み足らわさん 若人の
機略みなぎる 和田津海

沿革

略歴

1932年(昭和7年)に設置された浪華高等商業学校が起源である。同校は諸事情により改組されるが、当時京都帝国大学教授であった黒正巌博士らが私財を投じ、1935年昭和高等商業学校として再建され、1949年学制改革により大学へ昇格し現在に至る。

年表

沿革
1932 浪華高等商業学校を大阪市南区(現・中央区)瓦屋町に開設
1933 日本経済史研究所を開設
1935 浪華高等商業学校が内部紛争などの影響で廃止。同年に大阪の政界・財界・学界の支援の下、本庄栄治郎菅野和太郎らとともに黒正巌が私財を投じて昭和高等商業学校として現在の大隅キャンパス西校地の場所に再建され、浪華高等商業学校の人的資産を受け継ぐ。
1944 学徒動員のため、昭和高等商業学校の生徒募集中止。新たに大阪経済女子専門学校を設立
1946 昭和高等商業学校を男女共学の大阪経済専門学校に改称して、生徒の募集を再開。大阪経済女子専門学校を廃止。
1949 学制改革によって、大阪経済大学に移行し、経済学部経済学科第一部を設置
1951 学校法人昭和学園を設立。経済学部に経済学科第二部増設(夜間部)
1959 学校法人昭和学園を学校法人大阪経済大学に改称
1962 経済学部に経営学科第一部・第二部増設
1963 中小企業経営研究所を開設
1964 経済学部経営学科を改組、経営学部開設(経営学科第一部・第二部)
1966 大学院経済学研究科(修士課程)を設置
1968 大学院経済学研究科(博士課程)を設置
1991 経営学部第一部に経営情報学科を増設
1997 経営学部経営情報学科を改組。経営情報学部経営情報学科を開設
2002 教養部を改組し人間科学部人間科学科を開設、経済学部第一部に地域政策学科を増設
2003 大学院経営情報研究科(修士課程)を設置
2004 経営学部にビジネス法学科を増設。地域活性化支援センターを設置
2005 経営情報学科を改組し、ビジネス情報学科とファイナンス学科を増設。大学院経営学研究科(修士課程)を設置。経営・ビジネス法情報センターを設置
2006 大学院人間科学研究科(修士課程)を開設。経済学部経済学科に昼夜開講制を導入。心理臨床センターを開設
2010 経済学部経済学科の昼夜開講制を廃止
2012 経営情報学部を改組し情報社会学部情報社会学科を開設
2012 株式会社経大サービス設置
2013 株式会社経大サービスによりセブンイレブン大阪経済大学店、IC CAFE開店

組織

学部

大学院

  • 経済学研究科
    • 経済学専攻
  • 経営学研究科
    • 経営学専攻
  • 経営情報研究科
    • 経営情報専攻
  • 人間科学研究科

付属機関

  • 日本経済史研究所
  • 中小企業・経営研究所
  • 地域活性化支援センター
  • 経営・ビジネス法情報センター
  • 心理臨床センター
  • 株式会社経大サービス

研究

  • 私立大学学術研究高度化推進事業
    • オープン・リサーチ・センター整備事業「国際経済史・経営史研究文献センター」(2003年度採択)
  • 現代的教育ニーズ取組支援プログラム
    • 「地域に開かれた体験型環境・まちづくり教育」(2006年度採択)

関係者・出身者

著名な卒業生

参照: 大阪経済大学の人物一覧

卒業生組織

[5]

その他にも各職域会、各ゼミOB会・各クラブOB会など数多くのOB団体がある。

スポーツ

施設

キャンパスの大改造

創立70周年記念キャンパス総合整備事業
2002年度から順次、大隅キャンパスにあった旧A館・旧C館を以下の通り新校舎に建て替え、茨木グラウンドを整備した。

  • 70周年記念館(新A館)を新しく取得した飛び地キャンパス(大桐校舎敷地) に新築。 2002年3月竣工
  • NB館(新B館)を旧・A館跡地に新築。 2003年3月竣工
  • NC館(新C館)を現地にて建て替え新築。 2004年8月竣工
  • 茨木グラウンド整備
ファイル:Osaka Keizai University Ogimachi Center.JPG
大阪経済大学扇町センター(男子学生寮)

創立80周年記念キャンパス総合整備事業
2009年度から順次、大隅キャンパスにあった旧本館・旧図書館・旧学生会館・旧体育館を以下の通り新校舎に建て替えた。

  • 新学生会館新築。2010年9月竣工
  • 新体育館を旧学生会館跡地に新築。2010年9月竣工
  • J館(新事務・研究棟)を旧体育館跡地に新築。2012年2月竣工
  • 図書館新館(G館低層棟)をG館東側に新築、及びG館1〜3階、6階改修。2012年3月竣工
  • ND館(新D館・地上8階建、大講義室など)を旧図書館・本館跡地に新築。2013年9月竣工
  • 大階段、広場、3校地をつなぐペデストリアンデッキを新設。
  • 新・D館の完成により、講義棟最古の旧・D館は2013年9月から解体工事が行われ、跡地には立体駐輪場及び学生テラスができている。
  • 摂津キャンパスにクラブハウス棟を新設、及び人工芝グラウンドの芝張り替え。2014年3月竣工

キャンパス

大隅キャンパス
本学のメインキャンパスである。A館がある大桐校舎敷地とメイン校地に別れており、メイン校地は道路によってさらに西校地・東校地・南校地・F館校地に分かれている。前項の通り2002年~2004年にかけて1,000人規模のホールを備えたA館、カフェテリア・大学院専用フロアなどのあるB館、多目的ホール・屋上庭園・自習室などを備えたC館を整備し、2010年から2013年にかけてJ館、D館、体育館、学生会館、学生会館、体育館を整備した。情報教育設備はD館にある。またA~Fの各館には教室・ゼミ室・学生談話室等も備えている。そのほかE・F館には無線LANの環境を整備している。瑞光四丁目駅の開業や、阪急上新庄駅に快速も停車するようになったことから交通アクセスが良くなっている。

  • 70周年記念館(A館)
    メイン校地より南の大桐校舎敷地に、創立70周年を記念して建設された。教養部を改組し人間科学部人間科学科を開設するために建てられたこともあり、この建物で行われる授業の大半は人間科学部関係のものが多く、研究室も人間科学部所属の教員のみである。屋上の緑化や太陽光発電、雨水利用システムにより環境に優しい施設でもある。962名収容可能な「フレアホール」は可動式パネルで分割も可能なため様々な用途で使用でき、フレキシビリティの高いホールとなっている。また、市民も利用できるKEIDAIギャラリーや心理臨床センターもあり、地域交流の場にもなっている。70周年記念館が正式名称で、A館は愛称である。
    • かつてのA館は現在のB館の北西隅の位置にあった小規模な建物であった。
      ◎階数:地上5階、地下1階建
      ◎延床面積:9147.43m²[8]。 
      ◎施設:フレアホール、心理臨床センター、教室、大学院教室、実験室、研究室、駐車場など
ファイル:Osaka University of Economics B building.JPG
B館の上新庄駅側入口(2013年撮影)
  • B館
    西校地の西端に位置し、1階に進路支援センター、2〜4階は教室や談話室、5階には大学院専用フロアを備え、明るく大きなキャノピーは阪急上新庄駅方面からの玄関口とも言える。建物中心には5階までのびるアトリウム空間があり、2階のカフェテリアは一般市民にも開放されていたが2014年に閉店。学生が運営する軽食堂とすることが検討されている。1階にはセブン-イレブンが2013年9月に開店、大学グッズ等も販売されている。地下には音楽練習室を備える。
    • なお、かつてのB館は現在のE館を含む位置にあった旧制昭和商高時代からの建物で、時計台があり、学歌の3番で「聳え立つ白亜の殿堂」と歌われる白い建物であった。
      ◎階数:地上5階、地下1階建
      ◎延床面積:5276.93m²[8] 
      ◎施設:カフェテリア、進路支援センター、資格講座事務室、教室、大学院教室など
ファイル:大阪経済大学屋上より.jpg
C棟屋上から太子橋方面の景色。手前に見える校舎群はすべて現存しない。(2011年撮影)
  • C館
    東校地の正門付近に位置し、創立70周年記念キャンパス総合整備事業時に「大学内のシンボル的な建物を」という発注のもと建設された。1階は休講やレポート課題等の総合掲示板、数台のオープン端末PCがあり、2階は談話スペース、3~4階は各種講演会やセミナーのほか、講義にも使用される階段教室「多目的ホール(C31教室)」、5階は情報教室、6階は地域活性化支援センター、7階は屋上庭園スカイオアシスがある。
    • 建て替え前のC館は現在のC館と同じ場所に建つ白い建物だったが、建て替え後は赤煉瓦風の建物となり、大桐校舎敷地にある現A館を除き建物の色が統一された。
      ◎階数:地上7階
      ◎延床面積:3054.85m²[8] 
      ◎施設:多目的ホール、スカイオアシス、地域活性化支援センター、教室、会議室など
  • D館
    2013年9月に竣工した学内最大の延床面積である総合教育棟で、大教室を中心に中小様々な教室のほか、1階には各種イベント対応な「フォーラムルーム(D10教室)」を備え、2階にはITALICO JAPAN株式会社のニュースタイルカフェ「IC CAFE」があり市民にも一般開放されている。また、西校地のE館・J館及び南校地の学生会館・体育館とを結ぶ連絡通路が整備された。低層棟5階に情報処理センターとオープン端末室、高層棟4〜5階教室には情報教室も備える。
    ◎階数:地上8階
    ◎延床面積:12,192.63m²[8] 
    ◎施設:80周年記念ホール、フォーラムルーム、情報処理センター、オープン端末室、セルフラーニング室、階段教室、教室、情報教室、ゼミ室、学生ラウンジなど
    • 旧D館はC館のすぐ東側にあり、C館の各階とは橋状の廊下で結ばれていた。解体当時に残っていた全ての講義棟の中で最も古かった。5階までの全てが教室・ゼミ室のみの講義棟。300人収容可能な大規模階段教室から、少人数で行うゼミ室までを備えていた。入学試験でもG館と共に使用された。本館・図書館の跡地に建設された新D館の竣工により、2013年9月から解体工事が行われ、跡地は立体駐輪場及び学生テラスとなった。
      ◎階数:地上5階
      ◎延床面積:4706.77m² 
      ◎施設:階段教室、教室、ゼミ室など
  • 50周年記念館(E館)
    西校地。1983年から使用開始になった校舎であるが、旧D館解体後は最も古い校舎となった。情報教育設備を基本に構成されていたが、2014年度の内部全面改修工事で一般教室化された。1階に国際交流課と株式会社経大サービス、2階〜5階は教室、7階は同窓会ホール、同窓会事務室などを備える。1階の談話スペースは広くゆったりとくつろげられ、入試の時期は保護者控え室として利用される。7階は普段使用されていないが、同窓会などで利用される。50周年記念館が正式名称で、E館は愛称である。
    ◎階数:地上7階
    ◎延床面積:5048.29m²[8] 
    ◎施設:教室、国際交流課、同窓会事務室、同窓会ホール、ラウンジ、株式会社経大サービス本部など
  • F館(MIC館)
    MICはManagement Information Centerの略で、当初は主に経営情報学部の、現在は情報社会学部のホームグラウンドである。教室、ゼミ室で構成される。メインキャンパスの東端に位置する。かつてテニスコートがあった場所に建設され、東校地から道路を渡った所に位置する。
    ◎階数:地上3階
    ◎延床面積:1726.60m²[8] 
    ◎施設:教室など
  • G館
    東校地。地下1階は図書館書庫、1〜2階と3階東側は図書館の閲覧室がある。3階西側に日本経済史研究所、中小企業・経営研究所、4〜6階は教室、7階は研究室を備える。2012年3月、高層棟東側に新図書館が完成。G館高層棟と低層棟(アネックス棟)の閲覧室は接続されており、テラスやスタディエリア、グループ学習室などが新設された。新図書館の延べ床面積は現在の図書館より約1700m²増加し、また蔵書可能冊数も約50万冊増えて約110万冊に、座席数も約200席増えて約800席になった。
    • 高層棟
      ◎階数:地上7階、地下1階
      ◎延床面積:8161.47m² 
      ◎施設:日本経済史研究所、中小企業・経営研究所、図書館閲覧室、教室、研究室など
    • 低層棟(アネックス棟)
      ◎階数:地上3階、地下1階
      ◎延床面積:2101.97m² 
      ◎施設:図書館閲覧室、自動化書庫など
    • 全体
      ◎階数:地上7階、地下1階
      ◎延床面積:10,263.44m²[8]
  • J館(新事務・研究棟)
    西校地。B館とE館の間の旧体育館の跡地に建設された。旧本館の機能が移転し、下層階に事務フロア、上層階に研究室が設置されている。外観はC館で採用された縦縞デザインを踏襲している。複層ガラスを使用するなどエコロジーな建築物であることから建築物総合環境計画がSランク評価され、CASBEE大阪みらい(大阪市建築物総合環境評価制度)第7回表彰建築物 CASBEE大阪 OF THE YEAR 2012 商業施設その他部門賞を受賞した。[9] 2012年2月竣工。
    ◎階数:地上8階
    ◎延床面積:9,468.81m²[8] 
    ◎施設:各種窓口、教室、ゼミ室、研究室、会議室など
  • 学生会館
    メインキャンパスの南校地に位置する。1階は食堂「K's Kitchen」、2階は多目的フロア、3階は生協の書籍や物販フロア「Sun Pocket」がある。学生会館2階と体育館3階はデッキで接続されている。かつては現体育館の位置にあったが、2010年9月に新築移転。
    ◎階数:地上3階
    ◎延床面積:1987.24m²[8] 
    ◎施設:食堂、多目的フロア、生協など
  • 体育館
    南校地。メイン校地の南端に位置し、1階には小競技場や本格的なトレーニングルーム、部室、3〜4階は大競技場、地下1階には音楽練習室を備える。体育館3階と学生会館2階はデッキで接続されている。こけら落としマッチとして2010年10月、本学ハンドボール部と筑波大学の試合、本学バスケットボール部と大阪エヴェッサの試合が行われた。かつての体育館は現在のB館とE館の間にあり、建設当初は黒い外壁で学章が書かれた建物であったが、後に他の建物に合わせた煉瓦色の外壁に改装された。老朽化により、2010年9月に旧学生会館があった現在の場所に新築移転した。
    ◎階数:地上4階、地下1階
    ◎延床面積:6392.28m²[8] 
    ◎施設:大競技場、小競技場、トレーニングルーム、部室、音楽練習室など
  • 瑞光センター
    北に少し離れた瑞光校舎敷地にある。以前までは海外留学生のための寮を備えた、国際交流活動の拠点であった。談話室や和室、パソコンを備えた多目的室などがあったが、現在は女子寮である「瑞光センター」となっている。
    ◎階数:地上5階
    ◎延床面積:1481.88m²[8]
    • 旧・本館
      学生課や教務課などの各種窓口、学長室や多くの研究室などがあった。図書館と同様に最も古い建物であった。J館及び新図書館の竣工移転後は現図書館とともに解体された。
      ◎階数:地上4階
      ◎延床面積:5794.76m² 
      ◎施設:各種窓口、教室、研究室、会議室など
    • 旧・図書館
      1階はエクステンションセンターなど、2〜3階は図書館、4〜5階は研究室となっていた。図書館蔵書数は約55万冊。蔵書数の割に開架や閲覧室が小さく、対策としてG館2階に閲覧室を新設し、渡り廊下で接続した。当時、講義棟で最古だったD館よりも古く、他の建物と比較しても老朽化が著しかったため、新図書館の竣工移転後に解体された。
      ◎階数:地上5階
      ◎延床面積:4223.81m² 
      ◎施設:図書館、エクステンションセンター、研究室など
  • 交通アクセス

北浜キャンパス 大阪証券取引所ビルに開設した社会人大学院。経済学研究科・経営学研究科・経営情報研究科・経大イヴニングスクールを設けている。ファイナンス、株式公開不動産証券化会計などの講座には東証大証日本経済新聞社野村證券野村総研野村アセット大和証券SMBC宝印刷三菱UFJリサーチ&コンサルティング三菱地所などから講師を招へいしたり、また岡田晃三原淳雄、長坂健二郎(万有製薬会長)などの客員教授による講義など様々な業種のトップや専門家など多くの実務家が講師となっているのが特徴で社会人を対象に実践的な教育に力を入れている。

グラウンド

摂津キャンパス 面積約30,000m2[8] 約半分は人工芝グラウンド。2014年3月に竣工したクラブハウスには、一部の体育会系クラブ部室の他、公式試合できる弓道場も備える。

茨木グラウンド

  • 使用付属施設:70周年記念野球場、レクリエーションハウスなど
  • 交通アクセス

その他

公開講座

毎年、オープンカレッジや客員教授講演会として、無料で学生だけでなく一般市民にも開放する特別講座を開講している。この講座には経営者やエコノミスト専門家などを招いて行われている。

創立70周年記念事業の講演会やシンポジウムには政財界などから海部俊樹細川護熙与謝野馨岡田克也亀井静香藤井裕久小池百合子田村元太田房江磯村隆文福井俊彦中村邦夫山本卓眞宮内義彦北尾吉孝鶴田卓彦奥田務渡辺捷昭塙義一大竹美喜角川歴彦樋口廣太郎堀威夫土田正顕巽悟朗辻晴雄歌田勝弘佐藤光夫福川伸次寺澤芳男奥山章雄アマルティア・センジェラルド・カーティス岸本忠三江崎玲於奈奥島孝康小室直樹五木寛之米長邦雄小林秀雄平岡英信福島敦子など多くの各界の著名人、総勢約120名の方々を招いて開催され、約1,000人収容可能な大阪経済大フレアホールは連日満員で会場に入りきらないほどの来場者となった。この講演の内容の一部をまとめた本「21世紀の日本を拓く」が日本経済新聞社から出版され、講演の模様の一部がテレビ大阪で放送された。

70周年記念講演会以降も、「経済学オープンカレッジ」「地域政策オープンカレッジ」「客員教授講演会」が毎年開催され、2004年に日本経済新聞との連携企画講座「新聞を読み解く」なども開催されている。

対外関係

他大学との協定

  • 大学コンソーシアム大阪
    • 本学を含む大阪府内の30大学との間で単位互換制度を設けている。本学の徳永光俊学長が理事を務めている。
  • 関西社会人大学院連合
    • 社会人向けに講義を提供している。本学の徳永光俊学長が理事を務めている。
  • 旧制三高商
    • 大阪経済大学、松山大学東京経済大学の旧制三高商の間での国内留学制度があり学生派遣やスポーツ交流を実施している。また、陸上競技部は「東経戦」を行うなど交流は深い。
  • 関西外国語大学単位互換制度
    • 平成15年度から開始され、同大学の授業科目を履修することができる。
  • 神戸親和女子大学単位互換制度
    • 平成23年度より、同大学通信教育部の科目等履修生として所定の科目を履修することで小学校教諭(一種)免許状が取得できる。

高大連携

産学官連携

[10]

  • 東淀川区
  • 大阪シティ信用金庫
    • 大阪府内の中小企業に関する調査・研究などで連携・協力する協定を結んでいる。
  • 大阪中小企業診断士会
    • 大阪府内の中小企業に関する経営、法律に関する調査および研究に協力することを目的とした協定を結んでいる。
  • 十三信用金庫
    • 地域活性化支援センターと連携し地域活性化に取り組んでいる。
  • 関西を元気にする会
    • 当大学の井阪健一前理事長らが発起人として設立したNPO法人「関西を元気にする会」の会員になっていて、教員の派遣などを通じ、ベンチャー企業を支援している。
  • ECOまちネットワーク・よどがわ
    • 当大学を中心に「ECOまちネットワークよどがわ」を様々な団体と連携し結成して市民共同発電所作りや、国際的な環境支援交流などを通し、 地域活性化の取り組みをしている市民組織。この取り組みが「地域に開かれた体験型環境・まちづくり教育」として文部科学省の現代GP(現代的教育ニーズ取組支援プログラム)に採択されている。
  • 企画力開発講座
    • ホリプロと共同で開始した産学連携講座、「基盤能力開発講座」が前身で、学生がゼロから商品開発や企画・広報を行う講座で審査員の目に止まれば、そのまま事業化されることもある。
    • 企画力開発講座で学生が提案した企画をもとにホリプロ関西テレビと共同で船越英一郎主演の映画『おばちゃんチップス』が製作され、当大学でロケも行われた。またその学生の提案した商品企画が江崎グリコから評価され商品化もされた。学生も映画製作や商品化に加わり、最後のプレゼンテーション大会には堀威夫ホリプロ・創業者)が審査員として参加するなどし、2007年1月に公開・発売した。

国際交流(海外協定校)

テレビ番組

大阪経済大学ICカフェ内にて毎週収録していた。放送はテレビ大阪土曜深夜26時

女子弓道部が出演。体育会TV弓道部に勝利。

大学が舞台となった作品

  • SHI-NO -シノ- ライトノベル作品。主人公の「僕」が通う大阪市内の大学・2巻の「経済経営学部を主体とする大学」「建物の殆どが6階程度」等の記述・他にも模写が多い事から本学であると言われている。また、作者が在学中の大阪経済大学を舞台としている為、A館フレアホールが存在せず、棟の名称がずれ込んでいる等現在のものとは異なっている。

脚注

関連項目

外部リンク

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