大統領 (大韓民国)

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大統領
대한민국의 대통령
(大韓民國의 大統領)
(大韓民国の旗 大韓民国)
担当官庁 青瓦台청와대
任期 5年(1期限り。再選禁止)
創設 1948年7月20日
公式サイト 青瓦台(朝鮮語)
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大韓民国大統領(だいかんみんこくだいとうりょう、朝鮮語: 대한민국의 대통령)は、大韓民国(韓国)国家元首である。韓国の政治体制大統領制を採用しているため、国民直接選挙で選ばれる大統領に非常に強力な権限がある(概要参照)。

なお、アメリカの場合と異なり、1960年以降の韓国には副大統領が存在しない(副大統領参照)。

概要

現在の大韓民国憲法第六共和国憲法、1987年採択)の規定では、大統領は国家元首(第66条1項)、かつ韓国三軍空軍)の統帥権保有者(第74条1項)である。大統領は行政権を有する政府の首班(第66条4項)であるが、立法権(第53条2項)や司法権(第104条1項)の一部にも影響を与える権限を憲法で認められている。また、大統領には不逮捕特権(第84条)と非常措置権(第76条)が与えられているが、その発動には制約が加えられている(詳細は大統領の権限および義務参照)。一方で、韓国の大統領に国会の解散権はなく、公民権の停止も認められていない。

大統領の報酬(給料)は、韓国政府(人事革新処)の定める公務員の報酬・手当に関する規定にて年毎に改定され、2016年の年額給与は2億1200万ウォン[1]だった。それに加え、大統領秘書室によるサポート及び大統領警護室による警護を受ける(大韓民国大統領室も参照)。大統領秘書室には「特殊活動費」と呼ばれる予算の一部が割り当てられており、2016年の割当額は146億9200万ウォン[2]。特殊活動費はその内訳を開示する必要が無いため、いわゆる機密費的な性格を併せ持つほか、朴槿恵政権時代には大統領の衣服など私的な支出にも一部が流用されていたといわれる[2]

大統領の選出

大韓民国の大統領
各種表記
ハングル 대통령
漢字 大統領
発音 テトンニョン
日本語読み: だいとうりょう
アルファベット転写 Daetongnyeong
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韓国の大統領選出は、憲法67条の規定に従って行われる。大統領には、国会議員の被選挙権があり、選挙日の時点で満40歳に達している韓国国民が立候補することができる。大統領は、韓国国民の普通平等直接及び秘密選挙によって選出される。投票の結果、最高得票者が2人以上いる場合は、国会の在籍議員の過半数が出席した公開の会議において多数票を得た者が当選者となる。大統領候補者が1名しかいない場合でも選挙は実施され、選挙で得票した信任票数が有権者総数の3分の1以上でなければ、大統領として当選することは出来ない。

選挙は、現任大統領の任期が満了する場合には、任期満了日の70日前から40日前までの間に実施される。大統領が欠位となったとき、あるいは大統領当選者が死亡もしくは判決その他の事由によりその資格を喪失したときは、欠位・資格喪失から60日以内に後任の大統領を選挙しなければならない(68条)。

選挙終了後、大統領当選者の任期は韓国の公職選挙法한국어版第14条第1項に基づいて開始日が決定される[3]。選挙が現任大統領の任期満了前に行われる場合、現任者の任期満了日の翌日午前0時から次期大統領の任期が始まる。選挙が現任大統領の任期満了後に行われた場合、または大統領が欠位の状況下で選挙が行われる場合は、中央選挙管理委員会が選挙の当選者を確定させた瞬間から任期が始まる[4]。この規定により、2017年に選出された19代大統領の文在寅は、第六共和国体制下で初めて当選決定と同時に政権移行の準備期間も無く大統領職へ就くことになった[3]

直近の大統領選挙

民主化宣言以降、現行の選出方法によって行われた大統領選挙は下記の通りである。

  1. 1987年第13代大統領選挙
  2. 1992年第14代大統領選挙
  3. 1997年第15代大統領選挙
  4. 2002年第16代大統領選挙
  5. 2007年第17代大統領選挙
  6. 2012年第18代大統領選挙
  7. 2017年第19代大統領選挙

大統領の任期、及び欠位と職務代行

大統領の任期は5年で、重任(再選)は出来ない(第70条)。仮に、憲法改正により任期延長や重任解禁がなされたとしても、改憲提案時の現職大統領には適用されない(第128条第2項)。また、現行の第六共和国憲法(1987年採択)では任期途中の自発的な大統領の職務辞任について特に規定されておらず、韓国の憲法学者から第68条や第71条にある「欠位」と見なす意見が提起されているものの[5]、実例が無いため実際にどのような扱いになるかは未定である。

重任禁止規定は、朴正煕による長期間の独裁を招いた反省の上に作られた規定である[6]1963年樹立の第三共和国では、大統領の任期は4年で重任も1回のみとされていた。だが、朴正煕は本来禁止されていた三選を可能にする憲法改正(3選改憲)を実施したり、十月維新を通じて大統領の選出方法を国民の直接選挙から、統一主体国民会議の代議員による間接選挙へ変更する改憲(維新憲法制定)を強行したりして、結果的に16年弱にわたって政権を維持し続けた。

このような経緯から、長期独裁を許した反省として、重任禁止規定は全斗煥政権が制定した第五共和国憲法(1980年採択)で初めて導入され、民主化宣言を経て第六共和国憲法へと受け継がれた。以後、盧泰愚以降の歴代大統領はいずれも1期5年限りで退任している。しかし、重任が禁止されているために継続的な政策の実施が難しくなっているとの指摘もあり、民主化以降も重任禁止規定に関する改憲が議論に上ることがある[7][8]

なお、何らかの事情で任期途中の大統領職が欠位となるか、または大統領が事故で職務不能となった場合には、国務総理(首相)を第1位、法律で定められた国務委員(各国家行政機関の長)を第2位以下とする継承順で大統領の権限が代行される(第71条)。

建国以来、韓国では大統領の権限代行が下記の通りに起きている(詳細は下記参照のこと。)。

  1. 1960年許政内閣首班/国務総理[注 1] - 四月革命張勉副大統領、李承晩大統領・尹潽善副大統領代行が同時に辞任し、大統領職が欠位となったため。
  2. 1979年崔圭夏国務総理 - 朴正煕大統領暗殺事件朴正煕大統領が死亡し、大統領職が欠位となったため。
  3. 1980年朴忠勲박충훈)国務総理代理[注 2] - 粛軍クーデターの余波で崔圭夏大統領が辞任し、大統領職が欠位となったため。
  4. 2004年高建国務総理 - 盧武鉉大統領が国会の弾劾訴追を受けて職務停止となったため。
  5. 2016年2017年黄教安国務総理 - 朴槿恵大統領が国会の弾劾訴追を受けて職務停止となり、弾劾裁判で失職して大統領職が欠位となったため。

弾劾

任期中の大統領は内乱外患の罪を除いた一切の刑事訴追を免除される(第84条)が、憲法違反または公法違反の行為が認められた場合に、所定の手続きを経て弾劾される可能性がある。弾劾の手順は、現行憲法第65条、第111条、及び第113条に基づいて進められる。

韓国憲法は特定の公職者[注 3]を弾劾訴追する権限を国会にのみ認めているので、大統領を弾劾するには先ず国会が大統領の弾劾訴追を議決する必要がある(第65条第1項)。

その他公職者と異なり[注 4]、国会は在籍議員の過半数[注 5]の賛成を得て大統領の弾劾訴追を発議し、発議から24時間以降72時間以内に無記名投票を行う。投票の結果、国会在籍議員の3分の2以上[注 6]の賛成があれば弾劾訴追が議決される(同第2項)。議決を受けた大統領は、憲法裁判所による弾劾審判がある時まで職権行使が停止される(同第3項)。

国会による弾劾訴追の議決後、弾劾の審判は憲法裁判所한국어版が管掌する(第111条)。憲法裁判所は180日以内に審判を行い、6名以上の裁判官[注 7]の賛成があれば大統領に対する弾劾が成立する(第113条)。

弾劾が成立した場合、大統領は直ちに罷免され、警護・警備以外の大統領職経験者に対する礼遇が全て剥奪されると共に、罷免から5年間は公職につくことができなくなる。また、弾劾は大統領職からの罷免を決定するのみの行為であり、在職中の行為を免責する理由にはならない(同第4項)。そのため、弾劾追訴の事由によっては罷免後に民事刑事上の上の責任を負わされる可能性があり、この場合制度の趣旨から赦免の対象とならないとする見解が一般的である[9]。一方で弾劾訴追が棄却または却下された場合、訴追を受けた大統領は職務の特性上から直ちに復職する。

韓国の弾劾裁判は一審制のため、憲法裁の宣告と同時に弾劾可否の決定が確定する。ただし、「憲法裁の決定に影響を与える重大な事項が判断されていない場合」に限り再審ができるという法的解釈がある。それによると、再審を望む場合、当事者は再審の理由を認知してから30日以内か、弾劾決定から5年以内のいずれかの期間で請求する必要がある[9]

国会の弾劾決議から憲法裁判所による判断が下されるまでの最長180日間、訴追された大統領は引き続き大統領としての身分が維持される。大統領官邸「青瓦台」での生活が続けられる他、身辺警護・儀典等の礼遇や業務推進費を除いた給与も訴追前と同様に受けることができる。ただし、職務が停止されている間は「統治行為」と見られるすべての活動が停止されるため、「青瓦台」内の大統領執務室への出入りも制限されるが、例外的に非公式で業務連絡を受ける場合がある[10]

大統領が職務を停止されている間は、国務総理を第1位、法律で定められた国務委員(各国家行政機関の長)を第2位以下とする継承順で大統領の権限が代行される。

2017年3月現在、国会から弾劾訴追の決議を受けた大統領は下記のとおりである[11]

  1. 2004年盧武鉉大統領訴追(大統領代行:高建) - 弾劾裁判で棄却判決となり復職(2004/5/14憲法裁宣告)
  2. 2016年朴槿恵大統領訴追(大統領代行:黄教安) - 弾劾裁判で罷免判決となり失職(2017/3/10憲法裁宣告)

大統領の権限および義務

韓国大統領は、韓国行政の長(第66条第4項)として警察行政安全部警察庁)や検察法務部検察庁)、直属の情報機関国家情報院)を管轄し、かつ韓国司法の長である大法院院長の任命権(第104条第1項)、並びに国会が議決した法案に対する再議要求権(第53条第2項)を有する。その為、韓国大統領は行政権全般だけでなく立法権司法権の一部にも影響を与える程の権限を与えられており、そのことが大統領周辺で賄賂の授受を起こしやすい一因になっていると考えられている(韓国大統領の末路参照)。

主な権限

憲法に規定された大統領の職務権限は下記のとおりである。

  • 国会の臨時会開催を要求する権限(第47条)
  • 国会で議決された法案に対し異議がある場合、特定期間内に再議を請求できる権限(いわゆる拒否権、第53条)
  • 国の元首として、外国に対して国家を代表する(第66条)
  • 必要に応じて、外交国防朝鮮統一・その他国家の安危にかかわる重要政策を国民投票にかける(第72条)
  • 条約を締結・批准し、外交使節を信任・接受し、又は派遣し、宣戦布告及び講和を行う(第73条)
  • 憲法及び法律が定めるところにより、国軍を統帥する(統帥権、第74条)
  • 法律で制限された範囲における大統領令の発令(第75条)
  • 国会を開く余裕がない時の財政経済上の処分、及びこれに関連する範囲における法的効力を持った命令の発令(第76条)
  • 交戦時で国会開催が不可能な際の法的効力を持った大統領命令の発令(第76条)
  • 戒厳令の宣布(第77条)
  • 公務員の任免(第78条)
  • 恩赦の実施(第79条)
  • 勲章栄典の授与(第80条)
  • 国会に対し口頭・書簡で意見を述べる(第81条)
  • 内乱外患の罪を除く刑事訴追の免除(第84条)
  • 国会の同意に基づき、国務総理を任命する(第86条)
  • 国務総理が提請した国務委員を任命する(第87条)
  • 諮問機関として国家元老諮問会議を設置する(第90条)
  • 諮問機関として国家安全保障会議を設置する(第91条)
  • 諮問機関として民主平和統一諮問会議を設置する(第92条)
  • 諮問機関として国民経済諮問会議を設置する(第93条)
  • 国務総理の提請を受けて行政各部の長を任命する(第94条)
  • 国会の同意を得て監査院の院長任命する(第98条)
  • 国会の同意を経て大法院の院長を任命する(第104条)
  • 憲法裁判所の裁判官を任命する(第111条)
  • 中央選挙管理委員会の委員を3人任命する(第114条)
  • 国民経済の発展のために必要な諮問機構を設置する(第127条)
  • 発議にって憲法改正を提案する(第128条)

宣誓と義務

大統領職への就任に際し、就任する者は「私は、憲法を遵守し、国家を保衛し、祖国の平和的統一並びに国民の自由及び福利の増進並びに民族文化の暢達に努力し、大統領としての職責を誠実に遂行することを国民の前に厳粛に宣誓します」と宣誓する(第69条)。

また、大統領は憲法に従い在任中に以下のような義務を負う。

  • 国会が議決した法案を特定期間内に遅滞なく公布する責務(第53条)
  • 国の独立、領土の保全、国の継続性及び憲法を守護する責務(第66条)
  • 祖国の平和的統一のために誠実に努力する義務(第66条)
  • 法的効力を持つ大統領令を発令した際に発令事由を公布する義務(第76条)
  • 国会への戒厳令布告の報告、及び国会が出す戒厳令解除要求に従う義務(第77条)
  • 一般的な恩赦を実施する際に国会の同意を得る(第79条)
  • 国法上の職務行為を文書によって行う。その際、必ず国務総理及び関係国務委員の副署を得る。(第82条)
  • 法が定める職業との兼職の禁止(第83条)
  • 国務会議の議長となり(第88条)、憲法第89条が定める事項を必ず審議する
  • 提案された憲法改正案を20日以上公告する(第129条)
  • 確定した憲法改正を直ちに交付する(第130条)

大統領経験者への礼遇

大統領職退任後、大統領経験者は身分及び礼遇に関して法律で特別に定められる(第85条)ようになっており、2016年12月時点では「元大統領の礼遇に関する法律」(전직대통령 예우에 관한 법률)を根拠に大統領職経験者は下記の礼遇を受けられる[12]

  1. 本人・遺族に対する一定期間の身辺警護・警備
  2. 在任中の報酬年額の95%にあたる額の年金(元大統領本人に対し)
  3. 在任中の報酬年額の70%にあたる額の遺族年金(元大統領の死後、配偶者に対し)
  4. 秘書3人、運転手1人(元大統領本人に対し)
  5. 秘書1人、運転手1人(元大統領の死後、配偶者に対し)
  6. 本人と遺族に対する交通・通信・事務所提供等の支援
  7. 本人とその家族に対する医療[13]
  8. 民間団体が推進する元大統領の記念事業に対する支援

ただし、大統領経験者の年金・遺族年金を支給される者は、他の法律に基づく年金を支給されず、かつ公務員に就任すると退任するまで大統領の年金・遺族年金の支給が停止される。

なお、元大統領が次の項目のいずれかに該当する場合、本人・遺族に対する一定期間の身辺警護・警備を除く全ての礼遇が剥奪される。残された身辺警護・警備の礼遇についても、本来なら大統領警護室による身辺警護を通常10年(本人が希望すれば最長で15年)受けられる所を、通常5年(本人が希望すれば最長で10年)に短縮される[14]

  1. 任期途中で弾劾の決定により退任した場合
  2. 禁固以上の刑が確定した場合[12][13]
  3. 刑事処分を回避する目的で外国政府に避難所や保護を要求した場合
  4. 大韓民国の国籍を喪失した場合

2017年10月末時点で存命中の大統領職経験者は4人いるが、法に定められた礼遇を全て受けることができる人物は李明博ただ一人である。全斗煥盧泰愚は禁固以上の刑[注 8]が確定したことで、朴槿恵は任期途中で弾劾の決定により退任したことで、それぞれ警護・警備以外の礼遇を受ける資格を喪失している。

※李明博は2018年3月22日に逮捕された[15]が、禁固以上の有罪が確定するまでは法が定める全ての礼遇の支給対象であり続ける。ただし、身柄を司法当局に拘束され、大統領警護室による警護を受けられなくなった為、警護・警備の礼遇は中断されている。

韓国大統領一覧

以下表中、 は歴代大統領、 は何人目の大統領。

大統領の氏名 所属政党 在任期間 備考 政体
1 1 李承晩
イ・スンマン
이승만
李承晩 韓国民主党

自由党

無所属
1948年7月20日
- 1952年8月15日
国会議員による間接選挙にて選出。
憲法改正で大統領選挙を直接選挙制に変更(抜粋改憲)。




2 1952年8月15日
- 1956年8月15日
直接選挙により選出。
憲法改正により三選禁止を撤廃(四捨五入改憲)。
3 1956年8月15日
- 1960年4月26日
直接選挙により選出。
再選の為に大規模な不正選挙3.15不正選挙)を強行するも、4・19革命失脚米国へと亡命。革命後に3.15不正選挙の結果が無効とされる。
許政
ホ・ジョン
허정
許政 民主党 1960年4月27日
- 1960年8月12日
大統領権限を臨時代行
内閣首班[注 1]として代行(1960年4月27日 - 1960年6月15日
国務総理として代行(1960年6月15日 - 1960年8月12日)




4 2 尹潽善
ユン・ボソン
윤보선
尹潽善 民主党

新民党
1960年8月13日
- 1961年5月19日
憲法改正により国会議員による間接選挙によって選出[注 9]
1961年5月19日
- 1962年3月22日
5・16軍事クーデター国家再建最高会議が政権掌握。憲法停止。
朴正煕
パク・チョンヒ
박정희
100px 国家再建最高会議

民主共和党
1962年3月22日
- 1963年12月16日
国家再建最高会議議長による軍政
5 3 朴正煕
パク・チョンヒ
박정희
100px 民主共和党 1963年12月17日
- 1967年7月1日
新憲法の下で民政に復帰
直接選挙により選出




6 1967年7月1日
- 1971年7月1日
直接選挙により選出
憲法改正により三選禁止を撤廃(3選改憲
7 1971年7月1日
- 1972年12月26日
直接選挙により選出
1972年10月17日に非常戒厳令(十月維新
8 1972年12月27日
- 1978年12月26日
憲法改正により統一主体国民会議による間接選挙
新憲法下で「維新体制」を標榜し独裁を強化







9 1978年12月27日
- 1979年10月26日
統一主体国民会議による間接選挙
在任中に暗殺(朴正煕暗殺事件
崔圭夏
チェ・ギュハ
최규하
崔圭夏 無所属[注 10] 1979年10月26日
-1979年12月7日
国務総理兼任。朴正煕大統領の暗殺に伴い、大統領権限を臨時代行



10 4 崔圭夏
チェ・ギュハ
최규하
崔圭夏 無所属[注 10] 1979年12月8日
- 1980年8月16日
統一主体国民会議による間接選挙
粛軍クーデターで軍内部の実権を奪取した全斗煥盧泰愚らによる5・17クーデターによって、軍部に政権を掌握され、辞任。
朴忠勲
パク・チュンフン
박충훈
朴忠勲 無所属[注 10] 1980年8月16日
- 1980年9月1日
国務総理代理[注 2]として大統領権限を臨時代行




11 5 全斗煥
チョン・ドゥファン
전두환
全斗煥 民主正義党 1980年9月1日
- 1981年3月2日
統一主体国民会議による間接選挙
第五共和国憲法制定(憲法改正)
12 1981年3月3日
- 1988年2月24日
憲法改正により大統領選挙人団による間接選挙にて選出。
第六共和国憲法制定(憲法改正)。粛軍クーデターや光州事件等により、退任後に死刑判決(高裁で無期懲役に減刑され、後に特赦)。




13 6 盧泰愚
ノ・テウ
노태우
盧泰愚 民主正義党

民主自由党
1988年2月25日
- 1993年2月24日
憲法改正により直接選挙による選出。
粛軍クーデター・光州事件及び大統領在任中の不正蓄財により、退任後に軍刑法違反で懲役刑(後に特赦)。




14 7 金泳三
キム・ヨンサム
김영삼
金泳三 民主自由党

新韓国党

ハンナラ党
1993年2月25日
- 1998年2月24日
直接選挙による選出
15 8 金大中
キム・デジュン
김대중
金大中 新政治国民会議

新千年民主党
1998年2月25日
- 2003年2月24日
直接選挙による選出。
太陽政策を推し進め、2000年6月北朝鮮金正日総書記との南北首脳会談を実現。在任中にノーベル平和賞を受賞。
16 9 盧武鉉
ノ・ムヒョン
노무현
盧武鉉 新千年民主党

開かれたウリ党

大統合民主新党

民主党
2003年2月25日
- 2004年3月12日
直接選挙による選出。
国会大統領弾劾訴追により大統領権限停止。
権限停止期間
3月12日 - 5月14日
高建国務総理が大統領権限を臨時代行。
2004年5月14日
- 2008年2月24日
弾劾訴追の棄却により、職務に復帰。在任中の収賄疑惑により退任後に捜査を受け、投身自殺(公式発表による)。
- 高建
コ・ゴン
고건
高建 新千年民主党 2004年3月12日
- 2004年5月14日
国務総理兼任。盧武鉉大統領の職務停止に伴い、大統領権限を臨時代行。
17 10 李明博
イ・ミョンバク
이명박
李明博 ハンナラ党

セヌリ党
2008年2月25日
- 2013年2月24日
直接選挙による選出
退任後、在任期間中の裏金上納や賄賂授受の嫌疑によって逮捕された[15]
18 11 朴槿恵
パク・クネ
박근혜
朴槿恵 セヌリ党

自由韓国党
2013年2月25日
- 2016年12月9日
直接選挙による選出
朴正煕元大統領の娘。初の女性大統領及び親子2代での大統領。
国会大統領弾劾訴追により大統領権限停止。
権限停止期間
2016年12月9日 - 2017年3月10日
黄教安国務総理が大統領権限を臨時代行。弾劾訴追の結果、憲法裁判所한국어版が弾劾妥当の決定を下したことにより失職。退任後、在任中に国内最大の財閥・サムスングループから約束分も含めて日本円で43億円余りの賄賂を受け取ったとされる収賄疑惑によって逮捕された[16][17]
- 黄教安
ファン・ギョアン
황교안
黄教安 無所属[注 11] 2016年12月9日
- 2017年5月10日[4]
国務総理兼任。朴槿恵大統領の職務停止に伴い、大統領権限を臨時代行。
19 12 文在寅
ムン・ジェイン
문재인
文在寅 共に民主党 2017年5月10日[4]
- 現職
朴槿恵大統領の罷免に伴う前倒しの大統領選挙で当選し、引き継ぎ期間がない状態で大統領に就任。

韓国大統領の末路

個別事例

韓国の歴代大統領は、在任中に糾弾を受けて亡命を余儀なくされるか暗殺されたり、退任後に自身や身内が刑事手続によって逮捕収監起訴の上で有罪判決を受けたり、不正追及を苦に自殺したりして、不幸な末路を迎える例が極めて多い[18][19][20]

  • 李承晩1960年3月の直接選挙で自身の四選を図り大規模な不正行為を行わせた結果、不正に対する反発から発生した革命を受けて国外へ亡命[20]
  • 尹潽善クーデターで誕生した国家再建最高会議に対する抗議として任期満了前に辞任。民主救国宣言の発表により懲役5年の実刑判決を受けるも、2013年再審で無罪となる(有罪判決を受けた大統領経験者としては唯一、名誉が回復された存在である)。
  • 朴正煕:夫人の陸英修朝鮮総連の指示を受けた在日朝鮮人文世光によって1974年に暗殺、自身も部下のKCIA(韓国中央情報部)長官金載圭によって1979年に暗殺される。
  • 崔圭夏:朴正熙大統領の暗殺に伴って国務総理から棚ぼた式で大統領に就任するも、選出からわずか6日でクーデターが発生[21]し、軍部の圧力で任期満了前に辞任[22]。在任期間8ヶ月は歴代最短。退任直後には国会光州事件特別委員会の出席要求や任意同行命令などを拒否したため、国会侮辱罪等で刑事告発されるも起訴猶予処分となる[20]。なお、大統領経験者としては唯一、本人・親族ともに難を逃れた存在である。
  • 全斗煥:退任後に不正蓄財と民主化運動弾圧の罪で逮捕・投獄される。一審にて死刑判決と追徴金2259億5000万ウォン日本円で223億円相当)。2審では減刑されて無期懲役となり、最高裁判所の2審判決支持で刑が確定したが、判決確定から2年後の1997年12月に金泳三大統領によって特赦される[23][24]
  • 盧泰愚:退任後に不正蓄財と民主化運動弾圧の罪で逮捕・投獄。一審で懲役22年6ヶ月と追徴金2838億9600万ウォン(日本円で281億円相当)の判決。2審では減刑されて懲役12年となり、最高裁判所の2審判決支持で刑が確定したが、判決確定から2年後の1997年12月に後任の金泳三大統領によって特赦される[23][24]
  • 金泳三:次男の金賢哲が斡旋収賄と脱税で逮捕[25]。大統領在任期間である1997年5月に賢哲は拘束されたが、1999年8月に金大中大統領による特赦で赦免された[26][27]
  • 金大中:長男の金弘一・次男の金弘業(キム・ホンオプ)(김홍업)・三男の金弘傑(キム・ホンゴル)(김홍걸)の息子全員含む親族5人が権力を悪用した不正蓄財で刑事訴追[25]。三男の弘傑が2002年5月に各種利権依頼を受けて企業から36億円の賄賂を受け取った特別加重処罰法の斡旋収賄罪で、同年6月に次男の弘業は斡旋収賄、脱税で逮捕された。国会議員だった長男の弘一は党内人事のための賄賂を受け取っていたために2003年に父親の退任直後に斡旋収賄で在宅起訴された。次男と三男は2005年8月に盧武鉉大統領によって道路交通法違反の減点370万人を含む計422万人対象とした特赦で赦免された[26][27][28][29][30][31][32]
  • 盧武鉉:在任中に弾劾訴追を受けるが、罷免には至らず。退任後、兄の盧建平(ノ・ゴンビョン)(노건평)が斡旋収賄で逮捕。妻の権良淑も知人社長から1億500万円の賄賂を受け取った容疑で検察の調査を受ける。自身も後援者が提供した計640万ドルの資金への収賄容疑を受けて、2009年4月の訴追直前の出頭要請前に投身自殺[27][33][20]
  • 李明博:在任中に国会議員だった兄の李相得が斡旋収賄で逮捕[34][35][36]。保革交代した文在寅政権によって2018年[37]長男が聴取を受け[38]、本人も収賄裏金作りの嫌疑で逮捕される[15][39]
  • 朴槿恵:長年の知人・崔順実による国政介入を黙認した等として弾劾訴追を受け、罷免される。罷免後、収賄疑惑で逮捕・起訴され[16][17]、2018年4月の1審公判で懲役24年、罰金1180億ウォン(日本円で118億円相当)の有罪判決を受ける[40]

2016年11月5日朝鮮日報によると、1993年の文民政権[注 12]発足以後に誕生した5人全て(当時)の大統領が、任期末期から退任後にかけて「大統領になったことを後悔する」という趣旨の発言をしている[41]

原因分析

歴代大統領の多くが不幸な末路を迎える原因として、制度面・文化面から様々な分析がなされている。

韓国大統領は国民に直接選ばれる国家元首行政府の首班を兼ね[42]、かつ警察検察司法機関も含めた全ての国家権力機関の長を任命する権限を有している[43]。そのため、韓国の政治制度は大統領の賄賂を追及しにくい構造となっており[43]、2016年11月5日の朝鮮日報は文民政権誕生後も軍事政権(朴正煕、全斗煥、盧泰愚)時代と同様の不正蓄財事件を起こし続ける問題の原因として、現行の大統領制度が大統領の圧倒的な権力によって大統領の親類や側近が「虎の威を借る」ことを可能とする「帝王的大統領制English版」になっていると批判している[41]。またジャーナリスト辺真一は、韓国大統領は与えられた権限独裁者並みに有る一方で任期が5年で再選が禁止されているため、大統領当選者が「任期中にやりたい放題やってやる」との心境に陥ってしまうと推察している[44]

政権が腐敗し、大統領の退任後に疑獄として表面化する文化的な一因として、親族の結束を重視する朝鮮の儒教の影響が韓国社会に強く残っている点を指摘する意見がある。重村智計は「近くの他人よりも遠くの親戚」を重視する「身内意識」が権力者の家族に貢物をする文化をつくったと指摘し[44]池田信夫科挙の時代に見られた、一族が秀才を支援して彼が権力を握った後にその周辺で税金を食い物にする流れが現代でも繰り返されていると指摘している[45]

なお、2017年に発足した文在寅政権が進める政治的な腐敗の摘発について、政権の保革交代後に新政府が過去の与党側に対する政治報復として使用していると韓国の保守勢力は主張しているが、そうした主張は韓国国民に支持されていない。文在寅(共に民主党)政権が朴槿恵政権に続いて[46]李明博政権(いずれも与党は現在の自由韓国党)時代の要人についても不正行為疑惑の追及を強めると、李明博側は相次いで捜査が「政治報復」、「政治工作」であるとして反発し[47]、「文大統領が政治報復のループをずっと抱えて行くならば5年後に次の政権が文在寅政権を審判台に立たせるだろう」と主張した[37]。韓国語の保守系新聞である朝鮮日報も社説で李明博政権関係者に対する不正追及を文在寅政権の「標的捜査」であると非難しているが[48]、韓国国民は文在寅政権の「積弊清算」の姿勢を強く支持しており、保守派が主張する「政治報復」であるとは受け止めていない[43][49]

副大統領

大韓民国の副大統領
各種表記
ハングル 부통령
漢字 副統領
発音 プトンニョン
日本語読み: ふくとうりょう
アルファベット転写 Butongnyeong
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韓国の副大統領副統領(ふくとうりょう)と呼ばれ、建国直後の第一共和国体制で設置されていた。

概要

副大統領は、大統領が事故により職務を遂行できない事態に陥った場合に大統領の権限を代行することになっており(初代憲法第52条[50])、国務総理国会議員との兼務は認められていなかった(初代憲法第53条)。副大統領が大統領の権限を代行する期間は、当初は憲法上の規定がなかったが、1954年四捨五入改憲で「代行する大統領の残任期間」と明記され、副大統領も欠位となった場合は国務委員を権限代行者としながら欠位日から3か月以内に正・副大統領を選出する事と定められた。また、副大統領だけが欠位となった場合は直ちに後任者を選挙で決定し、後任者は前任者の残任期間分のみ就任する事になった(1954年改正憲法第55条[51])。また、副大統領はその他の職責として憲法委員会한국어版委員長(初代憲法第81条)と弾劾裁判所한국어版所長(初代憲法第47条)、及び参議院議長(1952年改正憲法第36条[52])を兼任することになっていた。だが、参議院は李承晩大統領が野党への牽制から開設に必要な法改正・議員選出選挙を行わなかったので設置されず、国務委員の一員でもない副大統領は平時における実質的な権限が無かった。

副大統領の選出方法は、大統領と同様の手法が採られた。建国当初は国会議員の無記名投票によって選出されていた(初代憲法第53条[50])が、1952年抜粋改憲によって国民普通平等直接秘密選挙による選出となった(1952年改正憲法第53条[52])。ただしその際、韓国では選出方式として、アメリカ大統領選挙のように大統領と副大統領をペアとして選出する方式を採らず、大統領と副大統領をそれぞれ別個の選挙で選出する方式を採った。そのため、与党への反発から1956年第三代大統領選挙)以降は正副大統領が与野党別々の政党から選出されると言うねじれ現象が発生し、高齢の李承晩大統領が職務を継続できなくなったら自動的に与野党が交代する事態が続いていた。1960年の選挙で与党・自由党が大規模な不正行為を起こしたのは、これも一因となっている。

1956年改正憲法で細部が整備された副大統領職だが、実際の非常事態では憲法が定める機能を果たすことができなかった。1960年四月革命が発生すると李承晩大統領に対する韓国社会からの辞任圧力が強まったが、野党民主党に属する張勉副大統領が革命の動きに賛同する形で辞任してしまい、非常時にもかかわらず大統領より先に副大統領が不在となってしまった。それに伴い、大統領権限代行順位が当時第2位であった外務部部長(国務委員)の許政副統領代行となり、次いで李承晩大統領の辞任を受けて内閣首班となって大統領の権限を担った。大統領職と副大統領職は許政暫定政府が進める第3次憲法改正の際に役割が見直され、第二共和国体制議院内閣制が導入されるのに伴い副統領職は不要な役職として廃止された。その後、韓国は第三共和国体制第5次憲法改正)で再び大統領制に戻るが、その際副大統領に相当する専門職は再設置されず、これ以降の憲法は大統領不在時に国務総理(首相)大統領権限代行を務める形式になっている。

韓国副大統領一覧

以下表中、 は歴代副大統領、 は何人目の副大統領。

副統領の氏名 所属政党 在任期間 備考 政体
1 1 李始栄
イ・シヨン
이시영
李始栄 大韓独立促成国民会

民主国民党
1948年7月24日
- 1951年5月9日
国会議員による間接選挙にて選出。
国民防衛軍事件発生に抗議しての辞任。




許政
ホ・ジョン
허정
許政 民主国民党 1951年5月10日
- 1951年5月16日
国務委員社会部한국어版[注 13]部長)として権限代行。
2 2 金性洙
キム・ソンス
김성수
金性洙 民主国民党 1951年5月17日
- 1952年5月29日
釜山政治波動の政府対応に抗議しての辞任。
張沢相
チャン・テクサン
장택상
張沢相 自由党 1952年5月30日
- 1952年8月14日
国務総理として権限代行。
3 3 咸台永
ハム・テヨン
함태영
咸台永 無所属 1952年8月15日
- 1956年8月14日
憲法改正により直接選挙での選出に変更。
4 4 張勉
チャン・ミョン장면
張勉 民主党 1956年8月15日
- 1960年4月25日
4・19デモに賛同して辞任。
許政
ホ・ジョン
허정
許政 無所属 1960年4月25日
- 1960年6月14日
国務委員(外務部部長)として権限代行。
憲法改正により役職廃止。

脚注

注釈
  1. 1.0 1.1 1960年3月末時点の第一共和国では大統領が職務を遂行できない事態に備えて副大統領職が設置されており、副大統領も職務を遂行できない場合には法が定める順位で国務委員が大統領の権限を代行することになっていた。だが、四月革命が進む中で張勉副大統領が最初に辞任し、国務委員の中で代行順位が一番高い外務部長官の許政が副大統領を代行している間に李承晩大統領も辞任してしまったため、許政が急きょ外務部長官を兼任しながら「内閣首班」として大統領権限を代行することになった。「内閣首班」による大統領権限の代行は国務総理職が復活する1960年6月15日まで続き、同日以降は許政が国務総理として大統領権限を代行した。
  2. 2.0 2.1 憲法上、国務総理は大統領の任命後、国会から同意を得た上で就任しなくてはならない。だが、実際には国会の同意を得ずに一方的に国務総理へと就任した事例があり、そのようにして国務総理に就任した者を国務総理代理(朝鮮語:국무총리 서리/國務總理 署理)と称している。
  3. 憲法65条に記された国会が弾劾訴追できる公職者は、大統領、国務総理(首相)国務委員(国務大臣)行政各庁の長、憲法裁判所한국어版裁判官、法院裁判官、中央選挙管理委員会委員、監査院の長と委員、及びその他法律が定める公務員である。
  4. 大統領は、国会が弾劾訴追できるその他公職者と比べて弾劾訴追の成立要件が厳しく設定されている。大統領以外の公務員を弾劾訴追するには、国会在籍議員の3分の1以上の賛成による発議と、国会在籍議員の過半数の賛成による決議があれば良い(憲法第65条第2項)。
  5. 韓国国会は定数300人なので150人以上。但し、欠員や欠席が生じた場合は反対票とみなされる。
  6. 韓国国会は定数300人なので200人以上。但し、欠員や欠席が生じた場合は反対票とみなされる。
  7. 韓国の憲法裁判所の裁判官は9名なので全体の3分の2以上。但し、退任や欠員が生じた場合は反対票とみなされる。
  8. 両者は大統領就任前に引き起こした粛軍クーデター光州事件等を巡る裁判で有罪判決を受けた。
  9. 新憲法下で議院内閣制に移行した為、政治的な実権は国務総理張勉が握っていた。
  10. 10.0 10.1 10.2 政権与党は民主共和党
  11. 政権与党はセヌリ党(党名変更後は自由韓国党
  12. 現行の第六共和国体制は1988年に始まったが、1988年 - 1993年の大統領である盧泰愚全斗煥と共に粛軍クーデターを主導して第五共和国を発足させた人物である為、一般的に盧泰愚が率いた政権は「文民政権」とはみなされない。
  13. 社会部は、1948年から1955年にかけて存在した国家行政機関。組織改編によって1994年以降は保健福祉部になっている。
出典
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関連項目

外部リンク


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