大同生命保険
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大同生命保険のデータ | |
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種類 | {{{種類}}} |
保険料等収入 |
7,908億円 [2017年(平成29年)4月1日~2018年(平成30年)3月31日] |
保有契約高 |
個人保険・個人年金保険 37兆6,622億円 [2018年(平成30年)3月末現在] |
SM比率 |
1,206.2% [2018年(平成30年)3月末現在] |
格付け |
AA- (JCR) AA- (R&I) A (S&P) [2018年(平成30年)7月1日現在] |
大同生命保険株式会社 (だいどうせいめいほけん、英称:Daido Life Insurance Company)は、日本の生命保険会社。太陽生命とともに組成した「T&D保険グループ」の中核会社である。「加入者本位」「堅実経営」を創業の精神としており、社名は故事の「小異を捨てて大同につく」に由来[1]。中小企業市場での生命保険販売(経営者保険)に圧倒的な強みを持つ。
概要
中小企業向けの経営者保険(法人契約)をメインに販売。経営者やその家族を中心とした個人向けの商品も取り扱う。中小企業や税理士・公認会計士を会員とする各種団体と提携し、中小企業向けの制度商品をメインに取り扱う。みどり会の会員企業である[2]。
特徴
- 他の生命保険会社の多くが家計市場(個人)をメインとしているのに対し、大同生命は中小企業市場(法人の経営者、個人事業主)に特化した営業活動を行なっている。
- 法人会や納税協会といった中小企業を会員とする団体や、TKC全国会や税理士協同組合などの税理士・公認会計士の加盟する団体と提携するなど、他の生命保険会社にはない営業基盤上の特色を持つ。
- 企業保障に最適な定期保険(低廉な保険料で大きな保障が得られ、税制上のメリットもある)の開発・改良に注力。近年では、企業向けの就業不能保障商品の開発・販売にも力を注いでいる。
- 企業市場からの契約(新契約高)が9割を超える。
沿革
- 1902年(明治35年)7月 - 朝日生命(現在の朝日生命とは別会社)・護国生命・北海生命の3社が合併、大同生命保険株式会社を設立。社名は「小異を捨てて(残して)大同につく」に由来[3]。
- 1947年(昭和22年)7月 - 大同生命保険相互会社として再発足。
- 1971年(昭和46年)4月 - AIU(現・AIG)と業務提携。
- 1971年(昭和46年)6月 - 法人会の経営者大型総合保障制度の取扱を開始。業界初の「生損保セット商品」「最高保障額1億円」を実現。
- 1971年(昭和46年)11月 - 納税協会の経営者大型総合保障制度の取扱を開始。
- 1974年(昭和49年)7月 - TKC全国会と業務提携。
- 1976年(昭和51年)3月 - TKC企業防衛制度の取扱を開始。
- 1987年(昭和62年)7月 - 創業85周年を機に、CIを導入。
- 1999年(平成11年)1月 - 太陽生命と業務提携。同年6月にT&D保険グループを結成。
- 2002年(平成14年)4月 - 相互会社から株式会社に組織変更。同時に東京証券取引所市場第一部・大阪証券取引所(現・大阪取引所)市場第一部市場に上場。
- 2002年(平成14年)7月 - 創業100周年。
- 2004年(平成16年)4月 - T&Dホールディングスを設立し、大同生命、太陽生命、T&Dフィナンシャル生命を子会社とする経営統合を実施。
- 2006年(平成18年)7月 - 東京本社を東京都港区海岸一丁目2番3号に移転
- 2011年(平成27年)4月 - AIU保険会社(現・AIG損害保険)の代理店業務を開始(同時にAIU保険会社も大同生命の代理店業務を開始)
- 2013年(平成25年)9月 - アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)と、法人会の会員向け「福利厚生制度」におけるがん保険の販売に関し業務提携。
- 2013年(平成25年)12月 - ドイツの上場保険グループ「ニュルンベルガー社」へ出資するとともに、同社と協働協定を締結。
- 2014年(平成26年)4月 - T&Dホールディングス設立10周年。
- 2015年(平成27年)3月 - 太陽生命と商品の相互供給・販売(クロスセル)を開始。
- 2015年(平成27年)10月 - 厚生労働省の「イクメン企業アワード2015グランプリ」を受賞。
- 2015年(平成27年)12月 - 東京本社を東京都中央区日本橋二丁目7番1号に移転。
- 2015年(平成27年)12月 - 平成27年度東京都スポーツ推進モデル企業に選定。
- 2016年(平成28年)6月 - 健康関連サービスの開発を目的にバリューHR社と業務提携。
- 2016年(平成28年)9月 - サイバーダイン社と業務提携。
- 2017年(平成29年)2月 - 「健康経営優良法人2017~ホワイト500~」に認定。
- 2017年(平成29年)4月 - 中小企業の「健康経営」実践支援ツール大同生命「KENCO SUPPORT PROGRAM」の提供開始。
- 2017年(平成29年)7月 - ロボットスーツ「医療用HAL(下肢タイプ)」による難病治療を保障する「HALプラス特約」を発売。
子会社等
- 株式会社大同マネジメントサービス
- T&Dコンファーム株式会社
- エー・アイ・キャピタル株式会社
- T&Dカスタマーサービス株式会社
- 株式会社全国ビジネスセンター
- 日本システム収納株式会社
- T&D情報システム株式会社
関連財団
協賛等
- 特別協賛等
- 障がい者スポーツの支援
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- 1992年(平成4年) - 創業90周年を機に全国知的障害者スポーツ大会(ゆうあいピック)への協賛を開始。(第1回東京大会)
- 2001年(平成13年) - 全国障害者スポーツ大会 への協賛を開始。
- 2015年(平成27年) - 公益財団法人日本障がい者スポーツ協会(JPSA)とオフィシャルパートナー契約を締結。
- 2015年(平成27年) - 平成27年度東京都スポーツ推進企業認定制度のモデル企業に選定。
- 2017年(平成29年) - 世界トップクラスの障がい者アスリート アーチェリー・永野美穂選手を採用/紹介映像。
CM
- 現在のCM
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- “HALプラス特約”篇 - 出演:波瑠 [4](2017年10月)
- “会社が元気な街”篇 - 出演:波瑠 [4](2017年4月)
- 広岡浅子“あきらめない”篇 - (2015年12月)
- 広岡浅子“きっかけ”篇 - (2015年10月)
- 過去のCM
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- “起き上がればいい。何度でも。”篇 - 出演:波瑠 [4](2016年)
- “私たちの願い”篇 - 楽曲:松田聖子「I Love You! 〜あなたの微笑みに〜」(2014年)
- “家族のように”篇 -(2014年)
- “家族と思う”篇 - 楽曲:原由子「ヘヴン」(2012年)
- “未来の社長へ”篇 - (2010年)
- “企業がつづくチカラ”篇 - 出演:本上まなみ (2007年)
- “パースペクティブ”篇 - 山村浩二 (アニメーション作家)(2003年)
- “Dear Presidents”篇 - 楽曲:平井堅「ため息キップ」(2005年)
- “風と、雨と、光と”篇 - 楽曲:柴咲コウ「分身」(2006年)
- “朝のオフィス”篇 - 鈴木京香 (女優)(2003年)
提供番組
- 現在の提供番組
- 過去の提供番組
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- ヒットの泉〜ニッポンの夢ヂカラ!〜(朝日放送制作・テレビ朝日系、2012年(平成24年)4月 - 2013年(平成25年)3月) - 創業110年記念事業の一環として1社提供
- 日経プラス10(BSジャパン、2014年(平成26年)10月 - 2017年(平成29年)3月)
- 日経スペシャル 夢織人〜小さなトップ企業〜(テレビ大阪・BSジャパン、2015年(平成27年)4月 - 2017年(平成29年)6月)
- 主治医が見つかる診療所(テレビ東京系、2017年(平成29年)4月 - 2018年(平成30年)3月)
- 日経スペシャル ガイアの夜明け(テレビ東京系、2017年(平成29年)10月 - 2018年(平成30年)3月)
- 大同生命PRESENTS「こんな会社があったのか!?常識破りの小さな巨人たち」(テレビ大阪・BSジャパン、2018年(平成30年)1月 - 2018年(平成30年)2月)
脚注
- ↑ 大同生命特設WEBサイト「三社合併による大同生命の創業」
- ↑ メンバー会社一覧 - みどり会
- ↑ 大同生命特設WEBサイト「三社合併による大同生命の創業」
- ↑ 4.0 4.1 4.2 平成27年度後期連続テレビ小説「あさが来た」(NHK)で、ヒロインのモデル白岡あさを波瑠が演じた。
関連項目
- 広岡久右衛門正秋 - 創業者の一人、初代社長
- 広岡信五郎 - 創業者の一人、広岡浅子の夫、広岡久右衛門正秋の兄
- 広岡浅子 - 創業者の一人、明治・大正の女性実業家、NHK連続テレビ小説 『あさが来た』 のヒロインのモデル
- 広岡恵三 - 第二代社長 (広岡信五郎・浅子の娘婿)
- 広岡久右衛門正直 - 第三代社長 (広岡久右衛門正秋の娘婿)
- 中川小十郎 - 加島屋の経営幹部として創業に尽力
- 加島屋久右衛門家 - 大同生命の礎を築いた大阪の豪商
- T&Dホールディングス - 持ち株会社
- 太陽生命保険 - グループ企業
- T&Dフィナンシャル生命保険 - グループ企業