「和光 (商業施設)」の版間の差分

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{{基礎情報 会社
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{{テンプレート:20180815sk}}
|社名 = 株式会社和光
 
|英文社名 = Wako Co., Ltd.
 
|ロゴ = [[ファイル:170312 Ginza Tokyo Japan01s3.jpg|300px|銀座和光本店]]
 
|種類 = [[株式会社]]
 
|略称 =
 
|国籍 = {{JPN}}
 
|郵便番号 = 104-8105
 
|本社所在地 = [[東京都]][[中央区 (東京都)|中央区]][[銀座]]4-5-11
 
|設立 = [[1881年]](小売部門独立は[[1947年]])
 
|代表者 = [[代表取締役]][[社長]] 村上斉
 
|業種 = 小売業
 
|事業内容 = 高級装飾品や食品の販売
 
|売上高 =
 
|主要株主 = [[セイコーホールディングス|セイコーホールディングス株式会社]] 100%
 
|関係する人物 = [[服部金太郎]]
 
|外部リンク = http://www.wako.co.jp/
 
|特記事項 =
 
}}
 
[[File:WAKO2011.jpg|right|thumb|250px|夕暮れの和光]]
 
'''和光'''(わこう、英称:Wako)は、'''株式会社和光'''が展開する店舗名であり、[[日本]]の[[商業施設]]である。
 
 
 
== 概要 ==
 
本店・本館は[[東京都|東京]][[銀座]]の中心にあり、「'''銀座和光'''」とも呼ばれる。建物の設計は[[渡辺仁]]。[[プライベートブランド]](セイコー製)の時計や[[宝飾品]]に加え、日本国内外の[[腕時計]]、宝飾品、[[陶磁器]]、[[バッグ]]など高級装飾品を扱うこと、や著名人が多く訪れる高級専門店として有名である。アートギャラリーの「和光ホール」が6階にあり、様々な催事が常時行われている。
 
 
 
本館の時計塔は、銀座のシンボル的存在である。[[時計台]]には[[鐘楼]]があり、店舗営業時間中の毎時0分に[[ウェストミンスターの鐘]]を演奏し[[時刻]]数の鐘を鳴らす。
 
 
 
銀座には本館の他には「インテリアショップ」、2011年8月にオープンした「アクリスショップ」また、2012年9月に新たにオープンした「和光アネックス」がある。かつては、「並木館」、「時計サロン」、「ギフトショップ」、「メガネショップ」、「チョコレートサロン」、「ベビーギフトショップ」、「チョコレートショップ」などの店舗が存在したが、2012年9月5日現在では上記の4店舗のみが営業している(並木館は2008年1月にオープンしたが、不採算部門であるレストラン事業からの撤退を決め、9階の「WAKO CAFE」と10階の「レストラン THE WAKO」が2011年2月に閉店。並木館全体も同年9月に閉館した)。
 
 
 
本館は2008年に改装工事を行い、同年[[11月22日]]にリニューアルオープンした。
 
 
 
小売業でありながら、かつては[[日曜日]]・[[祝日]]は休館であった。しかし、2010年10月から、本館と並木館では日曜、祝日も営業するようになり、2011年2月のレストラン THE WAKOの閉店で銀座地区の全店舗が無休となった。
 
2008年に[[セイコーホールディングス|セイコーホールディングス(セイコーHD)]]から20億5000万円の[[増資]]を受ける。セイコーHDによれば、2010年時点において17億円の債務超過の状態にある<ref>[[MSN産経ニュース]] [http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100515/biz1005151801008-n2.htm 【ドラマ・企業攻防】名門セイコーの“病巣” 血族たらい回しで統治機能マヒ(2/3ページ)] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20100518071416/http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100515/biz1005151801008-n2.htm |date=2010年5月18日 }}</ref>。
 
 
 
== 歴史 ==
 
[[1881年]]12月、服部金太郎が「[[服部時計店]]」(現:[[セイコーホールディングス]])として創業。[[1947年]]4月に小売部門が独立し、現在に至る。終戦直後は[[進駐軍]]向けの[[PX]](基地内売店)として機能していた。[[1894年]]にできた服部時計タワーは現在の和光がある場所に立っていたが、[[1921年]]に改築のために取り壊された。
 
 
 
現在の和光本館として使われている[[ネオ]][[ルネサンス]]調ビルディング([[渡辺仁]]設計)は、[[関東大震災]]後の[[1932年]]に「服部時計店ビル」として建てられたものである。時計台は[[カリヨン]]を備え、毎正時<ref>[http://www.wako.co.jp/clock_tower/index.html 銀座・和光 時計塔の歴史]</ref>([[2012年]]からは[[3月11日]]14時46分に、[[東日本大震災]]の犠牲者を悼んで特別に11回、その1分後に2回)、有名な「[[ウェストミンスターの鐘]]」と時数分のゴングを鳴らしている<ref>[http://www.wako.co.jp/news/731 ニュース>3月11日 鎮魂と希望の鐘] 和光2016年3月1日</ref>。
 
 
 
[[コマーシャルメッセージ|テレビコマーシャル]]の第1号とされる、精工舎(現・セイコーホールディングス)の午後7時の時報の終わりに、時計台の映像が採用されている。
 
 
 
== 支店・ブティック ==
 
[[東京国際空港|羽田空港]]、[[大阪]][[心斎橋|西心斎橋]]の[[ホテル日航]]大阪1階に支店があり、ブティックも[[ホテルオークラ]]店(東京)、[[名古屋観光ホテル]]店、[[松坂屋]]名古屋店、ホテルオークラ新潟店、札幌パークホテル店、[[大丸]]福岡天神店などに展開する。
 
 
 
== ゴジラ ==
 
[[1954年]](昭和29年)公開の『[[ゴジラ (1954年の映画)|ゴジラ]]』第1作で、時計塔の鐘の音に怒ったゴジラに叩き壊された。助監督の[[梶田興治]]によれば、このシーンはあまりに真に迫っていたので、映画を観たあとで本当にこの時計ビルが壊されているか確かめに来る人々が多かったという。和光は劇中での時計塔破壊に激怒し、「銀座のステータス・シンボルを台無しにされた」として、[[東宝]]に猛抗議を入れてきた。梶田は「東宝も[[日本劇場|日劇]]をゴジラに壊されておりますので……」となだめにかかったが、和光側は「それは東宝さんのほうの事情でしょう」と納得せず、以後2年間、東宝作品での情景使用を絶対に認めなかったという<ref>『キングコング対ゴジラ』DVDでの梶田助監督のコメンタリーより</ref>。[[1995年]](平成7年)公開の『[[ゴジラvsデストロイア]]』では第1作へのオマージュとして41年ぶりにゴジラと「再会」するイメージシーンが描かれ、[[2016年]](平成28年)公開の『[[シン・ゴジラ]]』でもゴジラに破壊された。
 
 
 
== ギャラリー ==
 
<gallery>
 
File:Ginza Wako-1.jpg|入口外観(2008年11月30日撮影)
 
File:Ginza Wako-2.jpg|入口(2008年11月30日撮影)
 
File:Ginza Wako-3.jpg|エントランスホール(2008年11月30日撮影)
 
File:Ginza Wako-4.jpg|エントランスホール(2008年11月30日撮影)
 
File:Ginza Wako-5.jpg|階段室(2008年11月30日撮影)
 
</gallery>
 
 
 
== 脚注 ==
 
<references/>
 
 
 
== 関連項目 ==
 
* [[セイコーホールディングス]]
 
 
 
== 外部リンク ==
 
{{Commonscat|Ginza Wako}}
 
* [http://www.wako.co.jp/ 銀座和光公式サイト]
 
* {{Facebook|ginzawako|銀座・和光}}公式アカウント
 
 
 
{{Coord|35.671607|N|139.765027|E|type:landmark|format=dms|display=title}}
 
{{DEFAULTSORT:わこう}}
 
[[Category:セイコー]]
 
[[Category:時計台]]
 
[[Category:日本の小売業者]]
 
[[Category:東京都中央区の企業]]
 
[[Category:東京都中央区の建築物]]
 
[[Category:銀座]]
 
[[Category:占領軍に接収された日本の建築物]]
 
[[Category:1932年竣工の建築物]]
 
[[Category:1947年設立の企業]]
 
[[Category:西洋館]]
 
[[Category:アール・デコ建築]]
 

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